JPS6244454A - 印刷機 - Google Patents

印刷機

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JPS6244454A
JPS6244454A JP60184798A JP18479885A JPS6244454A JP S6244454 A JPS6244454 A JP S6244454A JP 60184798 A JP60184798 A JP 60184798A JP 18479885 A JP18479885 A JP 18479885A JP S6244454 A JPS6244454 A JP S6244454A
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JP
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pulse
stepping motor
printing
blanket cylinder
rotation
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JP60184798A
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Kyoichi Iijima
恭一 飯島
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転版胴式による印刷機に関し、特に印刷動
作中に於ける印刷位置の高精度可変を可能にするととも
に、紙送り動作の繰り返し精度を高めた印刷機に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、名刺あるいは葉書等の厚みを有するカード紙を比
較的多量に印刷する場合には、回転版胴方式によるオフ
セット印刷機が用いられている。
ここで、上記オフセット印刷機は、剛板が巻き付けられ
る版胴と、この版胴が押し付けられて回転するブランケ
ット胴と、このブランケット胴に被印刷紙を押し付けて
回転する圧胴とを有しており、メインモーターによって
ブランケット胴が回転すると、このブランケット胴にギ
ヤ連結された版胴および圧胴が回転されるようになって
いる。そして、ブランケット胴に巻き付けられている印
仮に水を供給した後にインキローラによってインキを一
様に供給すると、剛板は非印字部分が親水性となってい
ることから、印字部分にのみインキが付着してブランケ
ット胴の周面に転写される。次に、ブランケット胴と圧
胴との間に被印刷紙としてのカード紙を供給すると、こ
のカード紙は圧胴によってブランケット胴に押し付けら
れることから、ブランケット胴の周面に付着しているイ
ンキがカード紙の表面に転写されて印刷が行なわれる。
ここで、ブランケット胴と圧胴との間にカード紙を順次
供給するのが紙送り装置であって、ブランケット胴にチ
ェノ連結されたカム機構を駆動することにより、紙送り
爪を往復動させて印刷紙ストッカーに収容されているカ
ード紙を下側から順次押し出すように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記紙送り機構を有する印刷機は、カム
機構によって紙送り爪を往復駆動するものであることか
ら、ブランケット胴に対する給紙位置が半固定となって
しまう。この結果、被印刷紙に対する印刷位置を調整す
るには、ブランケット胴に対する版胴の回転位置を修正
しなければならないが、この作業は印刷動作を一世停止
させた後に行なう必要があることから、極めて繁雑な作
業となってしまう。これに対して、カム機構に紙送り位
置調整機構を設けることも考えられるが、構造が極めて
複雑化することから、小型で簡易な印刷機に対する紙送
り機構としては不適である。
また、上記構成による紙送り装置に於いては、紙送り機
構がブランケット胴の回転軸にチェノを介して連絡され
ていることおよびカム機構を用いていることから、紙送
り動作の繰り返し精度が低(、これに伴なって印刷位置
にずれが生じて、色かさね印刷時に色ずれが生ずる問題
を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明による印刷機は、ブランケット胴の単位
角回転毎にパルスを発生する回転角検出部とブランケッ
ト胴の基準点を検出する基準位置検出部とを設け、回転
角検出部から発生されるパルスを中央演算制御部に於い
て基準位置検出部の出力検出時から計数し、この計数値
が印刷位置に応じて設定される印刷位置指定値に一致し
た時に、ステッピングモーターの駆動を開始させ、ホー
ムポジションに位置する紙送り爪を往復動させて再びホ
ームポジションに戻す動作を行なわせるものである。そ
して、このステッピングモーターの駆動は、前記回転角
検出部の出力パルスを逓倍する逓倍部から発生されるパ
ルスを中央演算制御部によって指定される値に分周して
幅の狭いパルスを発生する分周部の出力に応じて前記ス
テッピングモーターをワンステップ回転駆動し、前記中
央演算制御部は前記分周部の出力発生毎にアドレスをシ
フトして分周値テーブルが記憶されているメモリの内容
を読み出した値を分周部に分周値として供給することに
より、前記ステッピングモーターの回転速度特性を台形
状に制御するものである。
また、中央演算制御部は、紙送り爪の後退時にホームポ
ジションの多少手前となる送りステップ数に於いて最低
速となるようにステッピングモーターを制御し、ホーム
ポジション検出部から出力信号が発生された時点に於い
てステッピングモーターの回転を停止させる制御4行な
うものである。
〔作用〕
この様に構成された印刷機に於いては、回転角検出部の
出力パルスを基準位置検出部の出力発生時から、印刷位
置に応じて設定される印刷位置指定値に達するまで計数
した時点に於いて、紙送り爪駆動用のステッピングモー
ターの駆動を開始するものであることから、印刷位置指
定値の設定を可変するのみで、印刷中であっても印刷位
置の可変が高精度に行なえることになる。また、従来の
様にカム機構およびチェン連結a構を用いないことから
、紙送りの操り返し精度が大幅に高められて、色かさね
印刷時における色ずれが防止される。
更に、ステッピングモーターの速度制御を台形状として
いることから、脱調が防止されてステッピングモーター
による紙送り動作の確実性が計れることになる。また、
紙送り爪の後退時に、ホームポジションの多少手前とな
る送りステップ数に於いてステッピングモーターの回転
速度を最低速とし、ホームポジションの検出時に停止制
御を行ななっていることから、ステッピングモーターが
例え脱調したとしても、紙送り爪を常にホームポジショ
ンに停止させることが可能となるものである。
〔実施例〕
第1図は、本発明による印刷機の一実施例を示す要部側
面図であって、図示しないシャーシ間にはブランケット
胴1が軸支されて回転自在となっている。そして、この
ブランケット胴1は、その回転軸に装着されている図示
しないギヤとメインモーター(ACインダクションモー
ター)2の回転輪に装着されている図示しないギヤとの
間にチェ73が掛けられることによって、矢印方向に回
転駆動されるようになっている。なお、4はメインモー
ター2の回転スピードをコントロールするスピードコン
トロール部である。また、上記ブランケット胴1の上部
後方側と下部側には、偏心軸5,6によって支持される
とともに、印刷モード時に於ける偏心軸5,6の回動に
伴なってブランケット胴1の周面に押し付けられる版胴
7および圧胴8が設けられている。そして、この版胴7
の周面には図示しない剛板が巻き付けられて、保持され
るようになっている。また、ブランケット胴1の回転軸
には、回転検出部9が設けられている。この回転検出部
9は例えば第2図に示すように、ロータリーエンコーダ
ー10と光センサ−11とからなる回転角検出部12と
、1個のスリットを有するスリット円板13と光センサ
−14とからなる基準位置検出部15とによって構成さ
れている。16は紙送り機構であって、ブランケット胴
1と圧胴8との接線部分に沿って水平となるようにテー
ブル17が設けられている。そして、このテーブル17
の一部にはブランケット胴lと圧胴8との接線部分に向
う方向、つまり紙送り方向に沿う方向の溝が複数本設け
られていて、この溝内を一体として移動するスライダー
18が装着されている。ここで、スライダー18は、紙
送り方向端かられずかに後退した部分以後がテーブル1
7かられしかに突出する段部となることによって紙送り
爪19を構成し、その突出量は後述する被印刷紙として
のカードの紙厚に対して172程度となっている。そし
て、このスライダー18に於ける紙送り爪19の前方は
、下向きに傾斜することによってカードの案内を行なう
ようになっており、また後端の一部には後方に延在する
プレート20が設けられて、スライダー18がホームポ
ジションに位置する時に、光センサ−21の光を遮光す
るようになっている。つまり、このプレート20と光セ
ンサ−21とによって、ホームポジション検出部22を
構成していることになる。
23は箱状をなした印刷紙ストッカーであって、そのブ
ランケット胴1例の側壁は、その中に収容されるカード
24の厚みに対して1.5倍程度の間隙をテーブル17
の表面との間に有することによよって、カードを1枚ず
つ排出するためのゲート23aを構成している。また、
印刷紙ストッカー23に於ける紙送り方向後方側の側壁
下端部には、スライダー18に対する逃部分を構成する
切欠部25が設けられている。26はテーブル17の紙
送り方向先端部下側部分に設けられたタイミングプーリ
、27はテーブル17の紙送り方向後端部下側部分に設
けられたギヤ減速構成によるステッピングモーター28
の回転軸に装着されたタイミングプーリであって、この
両タイミングブーl726,27間にはタイミングベル
ト29が掛は渡されている。そして、このタイミングベ
ルト29の一部には、スライダー1日から下方に延在す
るアーム18aが固定されている。30は制御部であっ
て、回転検出部9を構成する回転角検出部12と基準位
置検出部13およびホームポジション検出部22の出力
信号を入力として、ステッピングモーター28の回転を
制御することにより、紙送り動作を制御する。ここで、
制御部30は第3図に示すように、回転角検出部12が
ら出力される回転角パルスAを逓倍する逓倍部31を有
している。この逓倍部31は、回転角パルスAのデユー
ティ−がロータリーエンコーダーlOに設けられている
スリットの関係がら、正確に50となっていることに着
目して2逓倍回路31aにより周波数まず2倍に上げる
。これは、入力信号のデユーティ−が50である場合に
は、積分回路とゲート回路を利用した簡単な回路によっ
て、入力信号の立ち上りと立ち下りに同期したパルスを
容易に作り出すことが出来ることと、この2逓倍回路3
2に続くフェーズロックループ回路(以下PLL回路と
称す)33の逓倍数を下げて動作を安定化するために用
いられている。なお、PLL回路33は一般に周知の様
に、電圧制御可変周波数発振器(以下VCOと称す)3
3aと、このVCO33aの出力信号をn分周する分周
器33bと、この分周器33bの出力信号と2逓倍回路
32の出力信号とを入力とし、両者の位相差に応じた出
力信号を周波数制御信号としてVCO33aに供給する
位相比較器33Cとによって構成されている。従って、
回転角パルスAの周波数をfoとすると、2逓倍回路3
2から発生されるパルスの周波数は2foとなり、PL
L回路33から発生されるパルスの周波数は2nf0と
なる。ここで、’P L L回路33に於ける分周器3
3bの分周値nを32とすると、逓倍部31からは回転
角パルスAを64逓倍したパルスが発生されることにな
る。次に34はマイクロコンピュータ構成による中央演
算制御部であって、入カポ)P+ 〜P3を介して回転
角検出部12を構成する光センサ−11から発生される
回転角パルスA、基準位置検出部15を構成する光セン
サ−14から発生される基準位置パルスBおよびホーム
ポジション検出部22を構成する光センサ−21から発
生されるホームポジション検出パルスCをそれぞれ入力
としている。35はキーボードであって、基準位置パル
スBの発生位置を基準とする紙送り位置、つまり印刷位
置の設定を行なって中央演算制御部34の入カポ−)P
sに供給する。36はステッピングモーター28に対し
て、スロースタートおよびスローダウン制御を行なうた
めの階段状分周値が分周値テーブルとして記憶されてい
る読み出し専用メモリ (以下ROMと称す)であって
、中央演算制御部34の出力ポート01から供給される
アドレス信号によって指定される番地の分周値が読み出
されて入力ボートP4に供給される。37は可変分周器
としてのプログラマブルカウンタであって、中央演算制
御部34の出力ポート0□から出力される分周値を出力
ポート03から出力されるロード信号によって読み込む
ことにより内部設定するとともに、逓倍部31から供給
されるパルス信号りの計数値が分周値に達する毎に出力
パルスEを発生して中央演算制御部34の入カポ−1−
P6に供給する。38はドライブ回路であってプログラ
マブルカウンタ37からパルス信号Eが発生される毎に
中央演算制御′J1部34の出力ポート04から発生さ
れるモーター駆動信号Fに応じてステッピングモーター
28を1ステ7プ分回動させる。なお、中央演算制御部
34は、プログラマブルカウンタ37からパルス信号E
が発生される毎にROM36に対する読み出しアドレス
をシフトするように構成されている。
この様に構成された印刷機に於いて、図示しない電源ス
ィッチを投入すると、メインモーター2がスピードコン
トロール部4の指示に応じた速度で右方向に回転する。
そして、このメインモーター2の回転は、チェノ3を介
してブランケット胴1の回転軸に伝達されることにより
、ブランケット胴1が右方向に回転するとともに、ギヤ
結合されている版胴7および圧胴8が左方向に回転する
ただし、この時点に於いては偏心軸5.6によって版胴
7および圧胴8はブランケット胴Iから離されて印刷待
機モードとなっている。
一方、ブランケット胴1の回転軸に装着されている回転
検出部9は、ブランケット胴lの回転と同時に第2図に
示すロータリーエンコーダー10およびスリット円板1
3が回転することから、回転角検出部12を構成する光
センサ−11からはブランケット胴1の単位角回転毎に
デユーティ−50の回転角パルスAが発生され、また基
準位置検出部15を構成する光センサ−14からはスリ
ット円板13に設けられているスリット13aを検出す
る毎に基準位置パルスBを発生する。ただし、スリット
円板13に設けられているスリン1−13 aの位置は
、ブランケット胴1に於ける印刷最前位置またはそれよ
りも前方となっている。
なお、制御部30は、印刷待機モードでは不動作となっ
ている。
次に、印刷紙ストッカー23に印刷紙としてのカード2
4を収容して、ウェイI−23bを乗せることによって
用紙のセットが完了する。そして、図示しない印刷開始
スイッチをオンすると、図示しないプランジャーによっ
て偏心軸5,6が回動されることにより、版胴7および
圧胴8がブランケット胴1の周面に押し付けられて回転
する。ここで、版胴7に巻き付けられている印仮は、図
示しない水供給ローラとインキローラによって水および
インキが一様に供給されることから、一般に周知の様に
版の印刷部分にのみインキが付着することになる。印仮
に付着したインキは、版胴7の回転に伴なってブランケ
ット胴1の周面に転写される。
次に、印刷モードに於いては制御部30が動作を開始す
る。以下、制御部30の具体例を示す第3図の回路動作
を、第4図に示すフローチャートを用いて説明する。ま
ず、第3図に示す回路に於いて、逓倍部31を構成する
2逓倍回路32は、回転検出部9の回転角検出部12か
ら供給されるデユーティ−50の回転角パルスAを2逓
倍することによって2toのパルスを発生している。こ
こで、2逓倍回路32は、入力される回転角パルスへの
デユーティ−が50であることから、積分回路とゲート
回路の組み合せによって構成される一般に周知の簡易回
路によって、入力信号を両方向微分して2逓倍すること
により、後段のPLL回路33に対する逓倍数を少なく
して、動作の安走化を計っている。次に、PLL回路3
3に於いては、分周器33bがVCO33aの出力パル
スDを1分1周した後に位相比較器33cに供給してい
る。位相比較器33cは2逓倍回路32から供給される
パルスと分周器33bから供給されるパルスあ位相を比
較し、その位相差に応じたレベルの信号を周波数制御信
号としてVCO33aに供給することにより、VCO3
3aから入力パルス信号に同期しかつn倍に逓倍したパ
ルス信号りを発生している。つまり、分周器33bの分
周値nを32とすると、逓倍部31からは回転角パルス
Aを64倍に逓倍したパルス信号りが発生されることに
より、ブランケット胴1の回転がより高精度に検出され
ることになる。
次に、印刷モードが開始されると、中央演算制御部34
ばスタートして第4図に示すステップSlに移行する。
ステップS1に於いては、キーボード35に設けられて
いるテンキーの操作によって指定される印刷枚数がセッ
トされる。次にステップS2に於いては、キーボード3
5に設けられているアップ・ダウンキーの操作を計数す
るアップダウンカウンタに印刷開始位置データをセット
した後にステップS3に移行する。ステップS3に於い
ては、入力ポートP2に基準位置パルスBが供給される
まで判断がNoとなって判別を繰り返すことにより待機
し、基準位置パルスBが供給させると判断がYESとな
ってステップS4へ移行する。ステップS4に於いては
、回転角パルスAを計数した後にステップS、に移行し
て、ステップS4に於ける計数値がステップS2に於い
てセットされた印刷開始位置データとの一致を検出する
。ここで、ステップS5に於ける判断がNOである場合
には、ステップS4に戻る動作を繰り返す。そして、こ
のステップS、に於ける判断がYESになると、ステッ
プS6に移行することにより、リセット状態にあるアド
レスカウンタを1カウントアツプさせる。次にステップ
S7に於いては、ステップS6に於いてカウントアツプ
されたアドレスカウンタにより指定されるアドレス信号
をROM36に供給することにより、分周値テーブルの
対応する番地に記憶されている値を読み出し、ステップ
SIlに於いては中央演算制御部34の出力ポート03
からライト信号を出力することにより、ステップS7に
於いて読み出された分周値を可変分周器としてのプログ
ラマブルカウンタ37にセットする。従ってプログラマ
ブルカウンタ37は逓倍部31がら発生されるパルス信
号りを順次計数し、その計数値がプリセット値に達する
とパルス信号Eを発生して入力ポートPbに供給するこ
とになる。次にステップs9に於いては、パルス信号E
が発生されるまで繰り返し動作を行なうことによって待
機しており、パルス信号Eが供給されると、その判断が
YESとなってステップS1゜に移行する。ステップ3
1Gに於いては、出力ポート04からドライブ回路38
にステチッピングモーター駆動信号を供給することによ
り、ステッピングモーター28を正転方向に1ステップ
駆動させる。この場合、スライダー18がホームポジシ
ョン、つまりプレート2oが光センサ−21の光を遮光
する位置に停止しているものとすると、ステッピングモ
ーター28の1ステップはギヤにより減速された後にタ
イミングプーリ27を駆動することから、このタイミン
グプーリ26との間に掛は渡されたタイミングベルト2
9により左方向に微小移動されることになる。
次にステップSl+に於いては、ホームポジション検出
部22を構成する光センサ−21からホームポジション
検出信号Cが入力ポートP3に供給すること、つまりホ
ームポジション検出信号eが“H”から“L”に返転す
ることを判別する。ここで、ステッピングモーター28
の回転は、スライダー18を前進、つまりプレート17
が光センサ−21から離れる方向であるために、ステッ
プS、の判断はNoとなってステップS6に戻る動作を
繰り返す。そして、ステップS6に於いては、動作が繰
り返される毎にアドレスカウンタが1加算されることか
ら、ROM36に記憶されている読み出し番地が順次シ
フトされることにより、分周値テーブルが順次読み出さ
れてプログラマブルカウンタ37に出力信号Eが発生さ
れる毎にプリセットされることになる。
ここで、ROM36に記憶する分周値テーブルの値を例
えば277.234,206,186゜171.159
,150,142・・・・・・67.66゜65.64
,64.64.64・・・・・・とすると、最初は逓倍
部31から発生されるパルス信号りを277カウントし
た後にステッピングモーター28が1ステンプすること
になり、次は234カウントした後に1ステンプするこ
とになる。この場合、逓倍部31は回転角パルスAを6
4倍していることから、ステッピングモーター28は極
めて遅い回転から徐々にスピードを上げることになり、
分周値が64となった時点に於いては回転角パルスAの
1パルス毎にステッピングモーター28が1ステンプす
ることにより最高速となって、ステッピングモーター2
8の回転速度特性は第5図に時点t1〜t2間に示す様
になってスロースタート制御が行なえることになる。そ
して、分周値テーブルに最小分周値としての分周値64
を所定ステップにわたって設定した後に、これに続くス
テップに順次大きくなる分周値を設定すると、第5図に
時点1.−13に示すようにステッピングモーター28
の速度特性を台形状、つまりスロースタート・スローダ
ウン制御が行なえることになり、これに伴なって紙送り
にステッピングモーター28を用いた場合に於ける脱調
が防止される。
この様にして、ステッピングモーター28が回転駆動さ
れると、第1図に示すスライダーエ8がテーブル17に
案内されてホームポジションから紙送り方向に移動され
る。そして、ステッピングモーター28の回転が最高速
となった時点に於いて、紙送り爪19がカード24に当
接して紙送り方向に押圧する。この場合、紙送り爪19
はテーブル17の表面に対して、カード24の厚み以下
の範囲(例えば1/2)にわたって突出していることか
ら、1枚のカード24のみを押圧することになる。また
、印刷紙ストッカー23を構成する前側の側壁とテーブ
ル17の表面との間に設けられているゲート23aは、
カード1枚分の厚みより広くかつ2枚分よりは狭い寸法
(例えばカード24の厚みに対して1.5倍)となって
いることから、カード24は1枚ずつ押し出されてブラ
ンケット胴1と圧胴8との間に供給されることになる。
ここで、ブランケット胴1および圧胴8の周速は、スラ
イダー18による最高給紙速度よりもわずかに早く設定
されていることから、ブランケット胴1と圧胴8間にカ
ード24の先端が供給されると、引き込まれる状態で取
り込まれることにより、ブランケット胴1の周面に付着
しているインキがカード24の表面に押し付けられるご
とにより転写されて印刷が完了する。なお、スライダー
18の移動量はステッピングモーター28に対するステ
テップ駆動量に一致することから、紙送り爪19のカー
ド24への当接時が最大連となるように分周テーブルを
設定する必要があることは言うまでもない。 次に、ス
ライダー18が最先端に達するステップ数の直前に於い
て減速することにより停止させたならば、ステッピング
モーター28に対する回転方向を切替えた後に、戻り方
向に対する分周値テーブルを順次アドレスすることによ
り、ステッピングモーター28の1ステップ毎に分周値
を変えてスロースタート・スロ・−ダウン制御を行なっ
てスライダー18を後退させる。そして、光センサ−2
1がスライダー18の後端に設けられているプレート2
0を検出すると、ホームポジション検出パルスCを発生
して中央演算制御部34の入力ポートP zに供給する
。すると、第4図に示すステップS11の判断がYES
となってステップS1□に移行することから、ステッピ
ングモーター28の駆動が中止されてスライダー18は
ホームポジションに停止する。ステップS12に於いて
は、ゲー)23aから送り出されるカード24を検出す
る図示しない祇スイッチの出力信号をカウントしてステ
ップS13に移行する。ステップSL3に於いては、ス
テップS1□に於いて計数した印刷枚数がステップS1
に於いてセットされた値と一致するか否かの判断を行な
い、その結果がNoである場合には印刷枚数が不足する
ものとしてステップS2に戻る動作を繰り返す。また、
ステップS13に於ける判断がYESである場合には、
目標とする枚数の印刷が完了したものとしてストトップ
となる。
ここで、ステッピングモーター28の回転速度。
基準位置パルスBおよびホームポジション検出信号Cの
関係を示すと第6図(al、 (bl、 (C1に示す
ようにな□す、第6図(b)に示す基準位置パルスBの
発生時点t1から、第6図(alに示すステッピングモ
ーター28の回転開始時点t2間の値が印刷位置指定値
に対応したものとなる。つまり、基準位置パルスBの発
生時点からステッピングモーター28の駆動を開始させ
るまでに回転角パルスAを計数する数によって給紙位置
、つまり印刷位置が変えられることになる。例えば、印
刷位置指定値を小さくすると、ステッピングモーター2
8の回転特性は第6図(dlに示すように、ステッピン
グモーター28の回転開始時点が基準位置パルスBの発
生時点に近すいて印刷位置がカード24の紙送り方向後
端側に移動することになる。また、紙送りの開始が早め
られたことから、スライダー18のホームポジションへ
の復帰も早められて、ホームポジション検出信号Cの発
生が第6図(e)に時点t3で示すようになる。
この様な紙送り動作は、ブランケット胴lの単位角回転
を検出する回転角検出パルスBを基として作動している
ことから、スピードコントローラー4を調整して、印刷
スピードを可変してもこれらの関係は何ら変わることは
なく、常に印刷位置指定値に応じた位置に正確な印刷が
行なえることになる。ここで、第6図(a)、 (d)
に示すステッピングモーター28の回転特性に於いては
、スライダー18がホームポジションに達する直前に於
いて分周値を最大とすることにより、ステッピングモー
ター28の回転を最低速状態のままとし、ホームポジシ
ョン検出信号Cによって停止させているが、これは何か
の原因によってステッピングモーター28が脱調した場
合に、ホームポジションの手前に於いて停止してしまう
ことにより、次の紙送り動作が誤作動となるのを防止す
るものである。
なお、上記実施例に於いては、回転検出部9を構成する
回転角検出部12.基準位置検出部15およびホームポ
ジション検出部22を光学構成とした場合についてのみ
説明したが、磁気等の他の原理を利用したものであって
も良いことは言うまでもない。更に、上記実施例に於い
ては、印刷開始位置を制御するのに、回転角パルスAの
計数を行なったが、逓倍回路31の出力信号または2逓
倍回路32の出力信号を計数することにより、印刷開始
位置の調整がより精密に行なえることになる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明による印刷機は、ブランケット
胴の回転軸に装着された基準位置検出部の出力発生時か
らブランケット胴の回転軸に装着されたブランケット胴
の単位角回転を検出する回転角検出部の出力パルスを計
数し、その計数値が印刷位置指定値に達した時点に於い
て、紙送り爪駆動用のステッピングモーターの駆動を開
始するものであることから、印刷位置指定値の設定を可
変するのみで、印刷中であっても印刷位置の可変が高精
度に行なえる。また、紙送り爪はステッピングモーター
によって直接的に駆動されるものであることから、従来
の様にチェン連結機構およびカム機構を使用した場合に
於ける繰り返し精度の低下が防止され、これに伴なって
色かさね印刷を行なった場合に於ける色ずれが防止され
る。更にステッピングモーターの速度制御を台形状とし
ていることから、脱調が防止されて紙送り動作の確実性
が計れる。また、紙送り爪の後退時に、ホームポジショ
ンの多少手前となる送りステップ数に於いてステッピン
グモーターの回転速度を最低速とし、ホームポジション
の検出時に停止制御を行なっていることから、ステッピ
ングモーターが何かの原因によって脱調したとしても、
紙送り爪はホームポジションに常に正確に停止される等
の種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による印刷機の一実施例を説明するため
の要部構成図、第2図は第1図に示す回転検出部の具体
例を示す側面図、第3図は第1図に示す制御部の具体例
を示す回路図、第4図は第3図に示す回路の動作を示す
フローチャート図、第5図はステッピングモーターの台
形速度制御を説明するための図、第6図(al〜(el
はステッピングモーターの回転速度特性と基準位置パル
スBおよびホームポジション検出パルスCの関係を示す
波形図である。 1・・・ブランケット胴、 2・・・メインモーター、 4・・・スピードコントローラー、 5.6・・・偏心軸、 7・・・版胴、 8・・・圧胴、 12・・・回転角検出部、 15・・・基準位置検出部、 16・・・紙送り機構、 18・・・スライダー、 19・・・紙送り爪、 22・・・ホームポジション検出部、 28・・・ステッピングモーター、 30・・・制御部、 31・・・逓倍部、 32・・・2逓倍回路、 33・・・フェーズロックループ回路(P L L回路
)、34・・・中央演算制御部、 35・・・キーボード、 36・・・読み出し専用メモリ (ROM)、37・・
・プログラマブルカウンタ(分周器)、38・・・ドラ
イブ回路。 特許出願人 シナノケンシ株式会社 代理人 弁理士 太  1) 晃  弘、%″゛1層 ビ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メインモーターにより回転駆動されるブランケッ
    ト胴と、周面に印板が巻き付けられるとともに前期ブラ
    ンケット胴の回転軸に連結されて回転され、かつ前期ブ
    ランケット胴の周面に押し付けられることにより印板の
    印刷部分に付着したインキが転写される版胴と、前期ブ
    ランケット胴の回転軸に連結されて回転するとともに、
    供給される印刷紙を前記ブランケット胴に押し付けて印
    刷する圧胴と、印刷紙ストッカーに収容されている印刷
    紙を紙送り爪により押し出して前記ブランケケット胴と
    圧胴との間に1枚ずつ供給する紙送り機構と、前記ブラ
    ンケット胴の単位角回転毎に回転角パルスを発生する回
    転角検出部と、前記ブランケット胴の基準位置を検出す
    る基準位置検出部と、前記紙送り爪のホームポジション
    を検出するホームポジション検出部と、前記紙送り爪を
    駆動するステッピングモーターと、前記基準位置検出部
    から発生される基準位置パルスの検出時点から前記回転
    角検出パルスを計数し、この計数値が印刷位置指定値に
    達した時点に於いて前記ステッピングモーターの駆動を
    開始させるとともに、その回転速度特性を台形状に変化
    させることにより前記紙送り爪を前進させ、前進端に達
    するステップ数の駆動を行なったならば回転方向を切替
    えて回転速度特性を台形状に変化させて戻し、前記ホー
    ムポジション検出部の出力発生時に前記ステッピングモ
    ーターの回転を停止させる制御を実行する制御部とによ
    って構成されることを特徴とする印刷機。
  2. (2)ステッピングモーターは、ギヤ減速機構を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印刷機。
  3. (3)制御部は、回転角パルスを逓倍する逓倍部と、ス
    テッピングモーターの回転速度特性を台形状に変化させ
    るための分周値テーブルが記憶されているメモリと、前
    記逓倍部の出力パルスを分周する可変分周器と、基準位
    置検出部から発生される基準位置パルスの検出時から前
    記回転角パルスを計数し、その計数値が印刷位置指定値
    に達すると前記メモリの分周値テーブルを読み出して前
    記可変分周器に分周値をセットし、この可変分周器から
    分周出力が発生されると分周値テーブルの次の番地を読
    み出して前記可変分周器にセットする動作を繰り返すと
    ともに、紙送り爪が予め定められた前進端に達するステ
    ップ数の分周値が読み出されたならば方向反転を指令す
    る中央演算制御部と、可変分周器から出力信号が発生さ
    れる毎に前記中央演算制御部から供給されるステップ駆
    動信号に応じて前記ステッピングモーターを1ステップ
    駆動するとともに、前記中央演算制御装置の指示により
    前記ステッピングモーターの回転方向を反転するドライ
    バー回路とによって構成されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の印刷機。
  4. (4)中央演算制御装置は、ホームポジションに戻る直
    前のステップ数に達すると、ステッピングモーターの回
    転速度が予め定められた最低速となる分周値を可変分周
    器に指定し続けることにより、ステッピングモーターの
    脱調時に於ける紙送り爪のホームポジションへの戻りを
    確実にしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の印刷機。
  5. (5)逓倍回路はデューティー50の回転角パルスの立
    ち上りおよび立ち下り部分を両方向微分することにより
    周波数を2倍にする2逓倍回路と、この2逓倍回路の出
    力をn倍に逓倍するフェーズロックループ回路とによっ
    て構成されることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の印刷機。
JP60184798A 1985-08-22 1985-08-22 印刷機 Granted JPS6244454A (ja)

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JPH0460431B2 JPH0460431B2 (ja) 1992-09-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327976B1 (en) * 1998-01-30 2001-12-11 Koenig & Bauer Aktiengesellschaft Method for detecting a rotation angle position of moveable cylinder of a printing machine
US7540239B2 (en) * 2004-07-13 2009-06-02 Manroland Ag Web-fed rotary printing unit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54103197A (en) * 1978-01-27 1979-08-14 Rengo Co Ltd Paper sheet feeder

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