JPS6244307Y2 - - Google Patents
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- JPS6244307Y2 JPS6244307Y2 JP4369682U JP4369682U JPS6244307Y2 JP S6244307 Y2 JPS6244307 Y2 JP S6244307Y2 JP 4369682 U JP4369682 U JP 4369682U JP 4369682 U JP4369682 U JP 4369682U JP S6244307 Y2 JPS6244307 Y2 JP S6244307Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- inner bag
- bag
- powder
- filled
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、冷蔵庫等の断熱材として使用可能な
真空断熱材パツクに関するものである。
真空断熱材パツクに関するものである。
従来、真空断熱材パツクの製造にあたつて問題
であつたのは、真空断熱材パツクの厚みが増すに
つれて真空脱気時間が指数的に増え、生産性を著
しく低下させることであつた。つまり、通常50μ
以下の無機質発泡等の粉末を中袋に充填し、これ
をプラスチツク−金属箔のラミネートフイルム袋
を挿入した後、真空脱気して真空断熱材パツクを
製造するのであつた。しかし、無機質発泡等の粉
末が非常に微粉末であるため各粉末の充填空隙は
不連続の微細孔となつており、この結果、前記中
袋の厚みを増して厚い真空断熱材パツクを作ろう
とすると中心部の排気抵抗は非常に大きなものと
なり中袋の外面から真空脱気しても中心部の真空
度を減少させることは非常に効率の悪い作業であ
つた。又中心部に残留する水分及び空気が真空断
熱材パツクをシールした後、拡散し真空度を低く
して断熱性の劣化を併なう等、作業効率のみなら
ず品質上不安定さを残す問題があつた。
であつたのは、真空断熱材パツクの厚みが増すに
つれて真空脱気時間が指数的に増え、生産性を著
しく低下させることであつた。つまり、通常50μ
以下の無機質発泡等の粉末を中袋に充填し、これ
をプラスチツク−金属箔のラミネートフイルム袋
を挿入した後、真空脱気して真空断熱材パツクを
製造するのであつた。しかし、無機質発泡等の粉
末が非常に微粉末であるため各粉末の充填空隙は
不連続の微細孔となつており、この結果、前記中
袋の厚みを増して厚い真空断熱材パツクを作ろう
とすると中心部の排気抵抗は非常に大きなものと
なり中袋の外面から真空脱気しても中心部の真空
度を減少させることは非常に効率の悪い作業であ
つた。又中心部に残留する水分及び空気が真空断
熱材パツクをシールした後、拡散し真空度を低く
して断熱性の劣化を併なう等、作業効率のみなら
ず品質上不安定さを残す問題があつた。
本考案は上記点を考慮し、改良した真空断熱材
パツクを提供するものである。
パツクを提供するものである。
以下、図面により本考案の一実施例を説明す
る。図において、1は真空断熱材パツクで、パー
ライト等の無機質発泡等の粉末2と、この粉末を
充填した中袋3と、プラスチツク−金属箔ラミネ
ート等のフイルム袋4を備えている。
る。図において、1は真空断熱材パツクで、パー
ライト等の無機質発泡等の粉末2と、この粉末を
充填した中袋3と、プラスチツク−金属箔ラミネ
ート等のフイルム袋4を備えている。
前記フイルム袋4には少なくとも2個以上の中
袋3が入つており、その中袋3中には無機質粉末
2の必要量が分割されてそれぞれ充填されてい
る。なお、前記中袋3は通気性を有するポリエチ
レン繊維を含む不織紙等で形成され、無機質粉末
2を充填した後、開口面4′をそれぞれヒートシ
ールで封止している。
袋3が入つており、その中袋3中には無機質粉末
2の必要量が分割されてそれぞれ充填されてい
る。なお、前記中袋3は通気性を有するポリエチ
レン繊維を含む不織紙等で形成され、無機質粉末
2を充填した後、開口面4′をそれぞれヒートシ
ールで封止している。
5は前記真空断熱材パツク1を収容する真空包
装機で、6は真空包装機5に取付られた開口面
4′をシールする自動ヒートシール機である。
装機で、6は真空包装機5に取付られた開口面
4′をシールする自動ヒートシール機である。
このように無機質発泡粉末2の全必要量を分割
して3つの中袋3に充填し、さらにこれらの中袋
3を1個のフイルム袋4に挿入し真空包装機7中
に入れて真空脱気するものである。したがつて、
従来の如く無機質発泡粉末2の必要量を1つの中
袋3に充填しフイルム袋4に挿入真空脱気するの
と異なり中袋3の表面積が比例して増し、かつ無
機質粉末2の中心部から中袋3までの距離が短か
くなるため、排気抵抗は大巾に減少し、かつ通気
性のある中袋3を使用するため、中袋3を通つて
排気でき真空脱気時間を短縮することができるの
である。さらに無機質発泡粉末2の中心部に残留
し、後で拡散し断熱性を劣化せしむる水分、空気
も十分脱気することができるため品質安定に寄与
するのである。
して3つの中袋3に充填し、さらにこれらの中袋
3を1個のフイルム袋4に挿入し真空包装機7中
に入れて真空脱気するものである。したがつて、
従来の如く無機質発泡粉末2の必要量を1つの中
袋3に充填しフイルム袋4に挿入真空脱気するの
と異なり中袋3の表面積が比例して増し、かつ無
機質粉末2の中心部から中袋3までの距離が短か
くなるため、排気抵抗は大巾に減少し、かつ通気
性のある中袋3を使用するため、中袋3を通つて
排気でき真空脱気時間を短縮することができるの
である。さらに無機質発泡粉末2の中心部に残留
し、後で拡散し断熱性を劣化せしむる水分、空気
も十分脱気することができるため品質安定に寄与
するのである。
本考案は、上述の如く、無機質粉末を、少なく
とも2個以上の通気性のある中袋にそれぞれ充填
し、これらの中袋をプラスチツク−金属箔ラミネ
ート等のフイルム袋で被覆すると共に周縁をシー
ルして内部を減圧したものであるから、従来の如
く無機質粉末の全必要量を1つの中袋に充填しフ
イルム袋で被覆して減圧するものと異なり、中袋
の表面積が比例して増し、かつ無機質粉末の中心
部から中袋までの距離が短かくなるため中袋を通
しての排気抵抗は大巾に減少し真空脱気時間を短
縮することができる。
とも2個以上の通気性のある中袋にそれぞれ充填
し、これらの中袋をプラスチツク−金属箔ラミネ
ート等のフイルム袋で被覆すると共に周縁をシー
ルして内部を減圧したものであるから、従来の如
く無機質粉末の全必要量を1つの中袋に充填しフ
イルム袋で被覆して減圧するものと異なり、中袋
の表面積が比例して増し、かつ無機質粉末の中心
部から中袋までの距離が短かくなるため中袋を通
しての排気抵抗は大巾に減少し真空脱気時間を短
縮することができる。
さらに無機質粉末の中心部に残留し後で拡散し
断熱性を劣化せしむる水分、空気も十分脱気する
ことができるため品質の安定に寄与することがで
きるのである。
断熱性を劣化せしむる水分、空気も十分脱気する
ことができるため品質の安定に寄与することがで
きるのである。
第1図は、本考案の一実施例を示す真空断熱材
パツクの断面図、第2図は真空断熱材パツクの真
空状態を示す断面図である。 1……真空断熱材パツク、2……無機質粉末、
3……中袋、4……フイルム袋。
パツクの断面図、第2図は真空断熱材パツクの真
空状態を示す断面図である。 1……真空断熱材パツク、2……無機質粉末、
3……中袋、4……フイルム袋。
Claims (1)
- 無機質粉末を、少なくとも2個以上の通気性の
ある中袋にそれぞれ充填し、それらの中袋をプラ
スチツク−金属箔ラミネート等のフイルム袋で被
覆すると共に周縁をシールして内部を減圧せしめ
た真空断熱材パツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4369682U JPS58145489U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 真空断熱材パツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4369682U JPS58145489U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 真空断熱材パツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145489U JPS58145489U (ja) | 1983-09-30 |
JPS6244307Y2 true JPS6244307Y2 (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=30054773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4369682U Granted JPS58145489U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 真空断熱材パツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145489U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0451357Y2 (ja) * | 1986-03-04 | 1992-12-03 | ||
US20170096284A1 (en) * | 2014-06-03 | 2017-04-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Vacuum heat insulating body, and heat insulating container and heat insulating wall employing same |
JPWO2015186358A1 (ja) * | 2014-06-04 | 2017-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 真空断熱体及びこれを用いた断熱容器、断熱壁 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4369682U patent/JPS58145489U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58145489U (ja) | 1983-09-30 |
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