JPS6243743B2 - - Google Patents

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JPS6243743B2
JPS6243743B2 JP23647084A JP23647084A JPS6243743B2 JP S6243743 B2 JPS6243743 B2 JP S6243743B2 JP 23647084 A JP23647084 A JP 23647084A JP 23647084 A JP23647084 A JP 23647084A JP S6243743 B2 JPS6243743 B2 JP S6243743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rough
splitting
plate
oscillating
coarse
Prior art date
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Expired
Application number
JP23647084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61114750A (ja
Inventor
Tatsuo Hagiwara
Takashi Imai
Shigenori Nagaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP23647084A priority Critical patent/JPS61114750A/ja
Priority to US06/688,889 priority patent/US4637562A/en
Priority to CA000471611A priority patent/CA1229077A/en
Priority to EP85300140A priority patent/EP0148780B1/en
Priority to DE8585300140T priority patent/DE3577406D1/de
Priority to MX203993A priority patent/MX161441A/es
Publication of JPS61114750A publication Critical patent/JPS61114750A/ja
Publication of JPS6243743B2 publication Critical patent/JPS6243743B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製鉄、製鋼過程で生じる各種炉滓の
処理に於いて、鉄分含有率が50〜60%以上と高
く、しかもその寸法が300〜500mm以上の大塊状の
炉滓を、効率良く粗割又は変形することのできる
揺動式粗割機の運転方法に関する。
(従来技術とその問題点) 製鉄、製鋼過程で生じる高炉滓、転炉滓、電気
炉滓等の大部分は投棄処理されていたが、近年埋
立地の減少と資源有効利用の観点から炉滓中の鉄
分の回収と鉱滓の骨材としての利用が行われてい
る。
これは炉滓を破砕する過程に於いて、磁気によ
り鉄分を製鉄、製鋼用精鉱として回収しようとす
るものであり、更に製鉄、製鋼用精鉱としての鉄
分含有率を高める目的で、ロツドミル、自生粉砕
ミルで磨鉱を行う工夫もなされている。
ところで、300mm以上の寸法で鉄分含有率の高
い炉滓は、未処理のまま山積みされているものが
多く、その処理は専問業者に委託され、次の方法
により行われている。
(イ) 2〜5トン程度の重錘を落下させる。
(ロ) ガス切断する。
(ハ) ドリルで穴を穿けてダイナマイト処理する。
(ニ) ドリルで穴を十文字状に多数穿け、鋼製の棒
を打込んでいく。
従つて、専問業者による300mm以上の寸法で鉄
分含有率の高い塊状炉滓の処理は、人力を要する
非能率的な作業であり、また炉滓や鉄片等の飛散
する危険性の高い作業であつた。
このようなことから、本出願人は先に鉄分含有
率が50〜60%以上と高く、しかもその寸法が300
〜500mm以上の大塊状の炉滓を、効率良く粗割又
は変形することのできる揺動式粗割機を開発し
た。(特願昭59−2320号) その揺動式粗割機を第1図及び第2図によつて
説明すると、1はケーシング2の左側壁に垂直に
固定された固定粗割板、3は固定粗割板に相対向
して傾斜している揺動粗割板で、該揺動粗割板3
は偏心軸4を支点として上下動しながら前後に揺
動運動するジヨー5に固定されている。偏心軸4
はその軸端が回転軸6に直結されて一体となつて
おり、回転軸6にはVプーリ7が固設され、この
Vプーリ7と図示せぬ電動機の出力軸上のVプー
リとの間にVベルト8が装架されている。9は固
定粗割板1と揺動粗割板3との間に形成された粗
割室である。
固定粗割板1と揺動粗割板3の相対向する表面
形状は、粗割機入口即ち粗割室9の上端の入口1
1の輻方向で山11と谷12が向い合う波形状に
なされている。そして一方の粗割板表面の山11
の数が3つ、他方の粗割板表面の山11の数が4
つになされている。
前記粗割室9の下端の出口13における相対向
する固定粗割板1と揺動粗割板3との間の寸法
は、粗割室9の上端の入口10における相対向す
る固定粗割板1と揺動粗割板3との間の寸法の1/
5〜2/5になされ、揺動粗割板3の背面側には該揺
動粗割板3が一定の圧縮力を保ちことができると
共に圧縮力に打ち勝つ反力が生じた際後退し得る
油圧機構14が設けられている。
この油圧機構14は、ケーシング2の右側下部
に設けた油圧シリンダー15と、該油圧シリンダ
ー15のピストンロツドの先端に取付けられたス
ライドブロツク16と、該スライドブロツク16
とスイングジヨー5の下部背面との間に張装した
トツグルプレート17とより成る。尚18はトツ
グルプレート17の前後両端縁を当接したトツグ
ルシートである。
スイングジヨー15の下端部には水平な摺動杆
20の前端が枢支され、この摺動杆20が基台2
1を貫通して摺動可能に設けられ、摺動杆20の
後端に設けたばね受22と基台21との間で摺動
杆20にスプリング23が嵌装されている。
かように構成された揺動式粗割機に於いて、粗
割室9の入口10から投入された300〜500mm以上
で鉄分含有率50〜60%以上の塊状炉滓Sは、揺動
運動する揺動粗割板3により固定粗割板1に押し
付けられ、両者の波形表面の山11に挾まれて第
2図の如く三点曲げの形式で繰返し圧縮力が加え
られ、油圧機構14の油圧シリンダー15には圧
力が発生する。この油圧シリンダー15の圧力が
油圧系統の保持力以下で塊状炉滓Sを粗割する
と、揺動粗割板3が固定粗割板1側から遠のいた
際、粗割された炉滓は重力により下降し、再び揺
動粗割板3により圧縮力を受けて粗割され、これ
が数回繰返されて、粗割室9の出口13の通常の
間隙W′以下の寸法となると、出口13より排出
落下する。
一方、塊状炉滓Sの圧縮時、揺動粗割板3の圧
力が油圧系統の保持力を超えると、即ち揺動粗割
板3の圧縮力に打ち勝つ反力が塊状炉滓Sに生じ
ると、油圧シリンダー15内の圧油が油圧ユニツ
トに戻り、油圧系統の保持力で塊状炉滓Sを圧縮
したまま揺動ストローク分だけ揺動粗割板3が後
退し、出口13の間隙Wが拡がる。従つて、塊状
炉滓Sは自重により落下し、再び揺動粗割板3の
圧縮力を受けて少量の変形或いは部分的な剥離が
なされる。こうして粗割できない炉滓は、徐々に
変形或いは部分的な鉄分の少ない鉱滓の剥離によ
り、出口13を排出落下する。
かくして300〜500mm以上の寸法で鉄分含有率50
〜60%の塊状炉滓Sは、連続的に効率良く粗割又
は変形せしめられて300〜500mm以下の寸法とな
り、且つ鉄分含有率が90%以上に高められる。
ところで上記の揺動式粗割機の運転に於いて、
確実に粗割室9に噛込まれた塊状炉滓Sは、前述
の如く粗割されたり、揺動ストローク分だけ揺動
粗割板3が後退しながら変形を受けたりするが、
塊状炉滓Sの形状と性状によつては粗割室9に確
実に噛込まれず、粗割室9内で上方に逃げてしま
うものも多々ある。このような塊状炉滓Sは、そ
のまま揺動粗割板3を揺動運動させても圧縮力が
効果的に負荷されず、長時間粗割室9に滞留して
しまう現象が生じる。このような場合には一旦運
転を停止し、塊状炉滓Sを上方に吊り下げて排出
するか、油圧機構14を利用して粗割室9の出口
寸法を大きく拡げて下方へ排出するしかなく、従
つて揺動式粗割機の運転時間が大幅に減少すると
いう問題点があつた。
(発明の目的) 本発明は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、塊状炉滓を粗割室に滞留させることなく、確
実に粗割することのできる揺動式粗割機の運転方
法を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の揺動式粗割機の運転方法は、被粗割物
に一定の圧縮力を加え粗割を行つている最中に、
圧縮力に打ち勝つ反力が生じなくても粗割室の下
端の出口における相対向する粗割板間の寸法を、
初期設定値の1/10〜1/5の割合で段階的に拡大し
たり、縮小したりすることを特徴とするものであ
る。
本発明の揺動式粗割機の運転方法に於いて、粗
割室下端の出口寸法を、初期設定値の1/10〜1/5
の割合で段階的に拡大したり、縮小したりする理
由は、粗割室内に投入された塊状炉滓を下方へ段
階的に落下していきながら粗割板との接触位置を
変化させ、塊状炉滓を粗割又は変形させる為で、
1/10未満では粗割板との接触位置の変化が少な
く、平滑な滑り面の範囲を広げるだけであり、1/
5を超えると粗割板の接触位置は変化するが、そ
の変化の回数を多くとれない為、塊状炉滓が上方
へ逃げ出すような噛込みから確実な噛込みを示す
位置を見い出すまでに時間がかかり過ぎ、結果的
には途中で粗割機の運転を一旦止めざるを得ない
ものである。
粗割室下端の出口寸法を、初期設定値の1/10〜
1/5の割合で段階的に拡大したり、縮小したりす
ることにより、その出口寸法の変化量は揺動粗割
板のストローク量と略同一となり、粗割板側から
見ると塊状炉滓は全く異なる位置で接触し始める
ものである。
(実施例〕 本発明の揺動式粗割機の運転方法の実施例につ
いて説明する。第1図に示す揺動式粗割機の粗割
室9の入口10から300〜500mm以上の寸法で鉄分
含有率50〜60%以上の塊状炉滓Sを投入すると、
揺動運動する揺動粗割板3により固定粗割板1に
押し付けられ、両者の波形表面の山11に挾まれ
て第2図の如く三点曲げの形式で繰返し圧縮力が
加えられ、油圧機構14の油圧シリンダー15に
は圧力が発生する。このように塊状炉滓Sに一定
の圧縮力を加え粗割を行つている最中に、揺動粗
割板3の塊状炉滓Sに対する圧縮力に打ち勝つ反
力が油圧機構14に生じなくとも、粗割室9の下
端の出口13における相対向する粗割板1,3の
寸法、つまり出口間隙W′を、初期設定値の1/10
〜1/5の割合で、本例では1/7の割合で段階的に拡
大したり、縮小したりした。
その結果、前記粗割室9に投入された塊状炉滓
Sは、出口間隙W′を段階的に拡大している間に
順次下方に下降していき乍ら粗割板1,3との接
触位置が変化していき、その内に粗割板1,3に
確実に噛込まれ、揺動する粗割板3の圧縮力を受
けて粗割され、粗割室9の出口13より排出落下
した。そしてこの運転操作でも粗割板1,3との
接触位置が変化せず、従つて粗割板1,3に噛込
まれず上方に逃げて粗割されなかつた塊状炉滓S
は、出口間隙W′を段階的に縮小することによ
り、粗割板1,3との接触位置が変化していき、
その内に粗割板1,3の間に確実に噛込まれ、揺
動する粗割板3の圧縮力を受けて粗割され、粗割
室9の出口13より排出落下した。
かくして300〜500mm以上の寸法で鉄分含有率50
〜60%の塊状炉滓Sは、粗割機の運転を停止する
ことなく、連続的に効率良く粗割せしめられて
300〜500mm以下の寸法となり、且つ鉄分含有率が
90%以上に高められた。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の揺動式粗割機
の運転方法は、粗割室の出口間隙を初期設定値の
1/10−1/5の割合で段階的に拡大したり、縮小し
たりするので、塊状炉滓は粗割板との接触位置が
変化し、その内に相対向する粗割板の間に確実に
噛込まれ、揺動する粗割板の圧縮力を受けて確実
に粗割されて粗割室に滞留させることがない。従
つて、揺動式粗割機の運転を停止することなく、
塊状炉滓を連続的に効率良く粗割できて、製鉄、
製鋼用精鉱の回収能率が著しく向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は揺動式粗割機の縦断面図、第2図はそ
のA−A線横断平面図である。 1……固定粗割板、2……ケーシング、3……
揺動粗割板、4……偏心軸、5……ジヨー、6…
…回転軸、7……Vプーリ、8……Vベルト、9
……粗割室、10……入口、11……山、12…
…谷、13……出口、14……油圧機構、15…
…油圧シリンダー、16……スライドブロツク、
17……トツグルプレート、18……グルシー
ト、20……摺動杆、21……基台、22……ば
ね受、23……スプリング、S……塊状炉滓、W
……入口の間隙、W′……出口の間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被粗割物に圧縮力を加える固定粗割板と揺動
    粗割板の表面形状が幅方向で山と谷が向い合う波
    形状になされ、この両粗割板間に形成された粗割
    室の下端の出口における相対向する粗割板間の寸
    法が粗割室の上端の入口における相対向する粗割
    板間の寸法の1/5〜2/5になされ、揺動粗割板の背
    面側には該揺動粗割板が一定の圧縮力で保つこと
    ができると共に圧縮力に打ち勝つ反力が生じた際
    後退し得る油圧機構が設けられている揺動式粗割
    機の運転に於いて、被粗割物に一定の圧縮力を加
    え粗割を行つている最中に、圧縮力に打ち勝つ反
    力が生じなくても粗割室の下端の出口における相
    対向する粗割板間の寸法を、初期設定値の1/10〜
    1/5の割合で段階的に拡大したり、縮小したりす
    ることを特徴とする揺動式粗割機の運転方法。
JP23647084A 1984-01-10 1984-11-09 揺動式粗割機の運転方法 Granted JPS61114750A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23647084A JPS61114750A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 揺動式粗割機の運転方法
US06/688,889 US4637562A (en) 1984-01-10 1985-01-04 Rocking slag breaker
CA000471611A CA1229077A (en) 1984-01-10 1985-01-07 Rocking slag breaker
EP85300140A EP0148780B1 (en) 1984-01-10 1985-01-09 Rocking slag breaker
DE8585300140T DE3577406D1 (de) 1984-01-10 1985-01-09 Hin- und hergehende schlackenbrecher.
MX203993A MX161441A (es) 1984-01-10 1985-01-09 Mejoras a triturador oscilatorio de escoria de hornos por ejemplo de hierro y acero

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JPS61114750A JPS61114750A (ja) 1986-06-02
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