JPS6243603B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243603B2 JPS6243603B2 JP18546281A JP18546281A JPS6243603B2 JP S6243603 B2 JPS6243603 B2 JP S6243603B2 JP 18546281 A JP18546281 A JP 18546281A JP 18546281 A JP18546281 A JP 18546281A JP S6243603 B2 JPS6243603 B2 JP S6243603B2
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- Japan
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- conductor
- spiral
- metal layer
- magnetic metal
- coaxial cable
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/20—Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/203—Leaky coaxial lines
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車等の移動体との無線通信等の
用途に使う無線結合用螺旋同軸ケーブルに関する
ものである。
用途に使う無線結合用螺旋同軸ケーブルに関する
ものである。
従来のこの種の無線結合用螺旋同軸ケーブル
は、第１図に示すように、フエライトゴム等より
なる可撓性磁性芯材１の外周に螺旋状に絶縁導体
２を装着して螺旋状内部導体３を形成し、その外
周に絶縁層４を同軸状に設け、その外周に金属テ
ープ等の縦添え等により長手方向に連続したスリ
ツト５を有するスリツト付外部導体６を設け、そ
の外周に外部絶縁シース７を設けた構造となつて
いた。
は、第１図に示すように、フエライトゴム等より
なる可撓性磁性芯材１の外周に螺旋状に絶縁導体
２を装着して螺旋状内部導体３を形成し、その外
周に絶縁層４を同軸状に設け、その外周に金属テ
ープ等の縦添え等により長手方向に連続したスリ
ツト５を有するスリツト付外部導体６を設け、そ
の外周に外部絶縁シース７を設けた構造となつて
いた。
このようなケーブルは、螺旋状内部導体３とス
リツト付外部導体６との間に電圧を印加すると、
螺旋状導体の存在により第２図に示すように螺旋
状内部導体３とスリツト付外部導体６の内面とに
互に逆向きの周方向電流が流れ、このスリツト付
外部導体６の内面に流れる電流がスリツト５の箇
所からこの導体６の外面に流れ出てこの外部導体
６の外面を周方向に流れ、この外部導体６の外面
の周方向電流によりケーブルの外周に外部電磁界
が発生し、この外部電磁界により移動体と無線結
合が行われるようになつている。この場合、伝送
モードは内外導体３，６間のTEMモードが主態
であるが、結合は表面波TEモードである。ま
た、螺旋状内部導体３に流れる電流に基く電界
と、スリツト付外部導体６の内面に流れる電流に
基く電界とは、互に逆向きなので打ち消し合う。
更に、螺旋状内部導体３とスリツト付外部導体６
に流れる長手方向成分も互に逆向きなので、それ
に基く電界も互に打ち消し合う。従つて、外部電
磁界のみが生じて、効率よく通信を行うことがで
きる。
リツト付外部導体６との間に電圧を印加すると、
螺旋状導体の存在により第２図に示すように螺旋
状内部導体３とスリツト付外部導体６の内面とに
互に逆向きの周方向電流が流れ、このスリツト付
外部導体６の内面に流れる電流がスリツト５の箇
所からこの導体６の外面に流れ出てこの外部導体
６の外面を周方向に流れ、この外部導体６の外面
の周方向電流によりケーブルの外周に外部電磁界
が発生し、この外部電磁界により移動体と無線結
合が行われるようになつている。この場合、伝送
モードは内外導体３，６間のTEMモードが主態
であるが、結合は表面波TEモードである。ま
た、螺旋状内部導体３に流れる電流に基く電界
と、スリツト付外部導体６の内面に流れる電流に
基く電界とは、互に逆向きなので打ち消し合う。
更に、螺旋状内部導体３とスリツト付外部導体６
に流れる長手方向成分も互に逆向きなので、それ
に基く電界も互に打ち消し合う。従つて、外部電
磁界のみが生じて、効率よく通信を行うことがで
きる。
このような無線結合用螺旋同軸ケーブルの外部
電磁界を大きくし、且つケーブル長手方向の減衰
量を小さくするには、可撓性磁性芯材１の透磁率
μを大きくする必要がある。従来、可撓性磁性芯
材１として使用されていたフエライトゴムの透磁
率μは２〜10程度であり、これより透磁率μを大
きいものとしては磁性芯材として鉄を使用するこ
とが考えられる。鉄は透磁率μが1000程度であ
り、フエライトゴムを用いるよりも透磁率が著し
く大きい利点はあるが、ケーブルの可撓性が悪化
してしまう欠点がある。
電磁界を大きくし、且つケーブル長手方向の減衰
量を小さくするには、可撓性磁性芯材１の透磁率
μを大きくする必要がある。従来、可撓性磁性芯
材１として使用されていたフエライトゴムの透磁
率μは２〜10程度であり、これより透磁率μを大
きいものとしては磁性芯材として鉄を使用するこ
とが考えられる。鉄は透磁率μが1000程度であ
り、フエライトゴムを用いるよりも透磁率が著し
く大きい利点はあるが、ケーブルの可撓性が悪化
してしまう欠点がある。
本発明の目的は、可撓性を悪化させないで外部
電磁界を大きくでき、且つケーブル長手方向の減
衰量を小さくすることができる無線結合用螺旋同
軸ケーブルを提供するにある。
電磁界を大きくでき、且つケーブル長手方向の減
衰量を小さくすることができる無線結合用螺旋同
軸ケーブルを提供するにある。
本発明に係る無線結合用螺旋同軸ケーブルは、
螺旋状内部導体を構成する絶縁導体として導体素
線の表面に磁性金属層を被覆し、その表面に絶縁
層を被覆した磁性金属層付絶縁導体を用いたこと
を特徴とするものである。
螺旋状内部導体を構成する絶縁導体として導体素
線の表面に磁性金属層を被覆し、その表面に絶縁
層を被覆した磁性金属層付絶縁導体を用いたこと
を特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第３図は本発明に係る無線結合用螺旋同
軸ケーブルの第１実施例を示したものである。本
実施例の無線結合用螺旋同軸ケーブルは、フエラ
イトゴム等よりなる可撓性磁性芯材１の外周に螺
旋状に磁性金属層付絶縁導体８を複数条装着して
螺旋状内部導体３を形成し、その外周に絶縁層４
を同軸状に設け、その外周にスリツト５を長手方
向に有するスリツト付外部導体６を設け、その外
周に外部絶縁シース７を設けた構造となつてい
る。磁性金属層付絶縁導体８は、銅線よりなる導
体素線８ａの表面に磁性金属層８ｂを被覆し、そ
の表面に絶縁層８ｃを設けた層構造となつてい
る。磁性金属層８ｂは例えば鉄メツキ層、フエラ
イト粉層、希土類磁性材粉層等により形成する。
明する。第３図は本発明に係る無線結合用螺旋同
軸ケーブルの第１実施例を示したものである。本
実施例の無線結合用螺旋同軸ケーブルは、フエラ
イトゴム等よりなる可撓性磁性芯材１の外周に螺
旋状に磁性金属層付絶縁導体８を複数条装着して
螺旋状内部導体３を形成し、その外周に絶縁層４
を同軸状に設け、その外周にスリツト５を長手方
向に有するスリツト付外部導体６を設け、その外
周に外部絶縁シース７を設けた構造となつてい
る。磁性金属層付絶縁導体８は、銅線よりなる導
体素線８ａの表面に磁性金属層８ｂを被覆し、そ
の表面に絶縁層８ｃを設けた層構造となつてい
る。磁性金属層８ｂは例えば鉄メツキ層、フエラ
イト粉層、希土類磁性材粉層等により形成する。
このように導体素線８ａの表面に磁性金属層８
ｂを有する磁性金属層付絶縁導体８を用いると、
導体素線８ａの層と可撓性磁性芯材１との間に磁
性金属層８ｂが同軸状に存在することになり、こ
れは可撓性磁性芯材１の表面に透磁率の著しく大
きい磁性金属層８ｂが存在することを意味し、可
撓性磁性芯材１の実効透磁率を著しく大きくした
のと等価になる。従つて、無線結合用螺旋同軸ケ
ーブルの外部電磁界を従来に比べて大きくするこ
とができる。また、磁性金属層付絶縁導体８を用
いると、近接効果が導体素線の表面に絶縁層のみ
を有する絶縁導体に比べて半分以下に小さくな
り、従つて実効抵抗が小さくなり、ケーブルの長
手方向の減衰量を小さくすることができる。
ｂを有する磁性金属層付絶縁導体８を用いると、
導体素線８ａの層と可撓性磁性芯材１との間に磁
性金属層８ｂが同軸状に存在することになり、こ
れは可撓性磁性芯材１の表面に透磁率の著しく大
きい磁性金属層８ｂが存在することを意味し、可
撓性磁性芯材１の実効透磁率を著しく大きくした
のと等価になる。従つて、無線結合用螺旋同軸ケ
ーブルの外部電磁界を従来に比べて大きくするこ
とができる。また、磁性金属層付絶縁導体８を用
いると、近接効果が導体素線の表面に絶縁層のみ
を有する絶縁導体に比べて半分以下に小さくな
り、従つて実効抵抗が小さくなり、ケーブルの長
手方向の減衰量を小さくすることができる。
第４図は本発明に係る無線結合用螺旋同軸ケー
ブルの第２実施例を示したものである。本実施例
では、外部導体９を導体素線１０ａの表面に絶縁
層１０ｂを有する複数本の絶縁導体１０を絶縁層
４の外周に螺旋状に装着して形成した点で第１実
施例と相違しているが、その他の点は第１実施例
と同様の構成となつている。なお、絶縁導体１０
の螺旋巻き方向は、内側の磁性金属層付絶縁導体
８の螺旋巻き方向とは逆の方向となつている。
ブルの第２実施例を示したものである。本実施例
では、外部導体９を導体素線１０ａの表面に絶縁
層１０ｂを有する複数本の絶縁導体１０を絶縁層
４の外周に螺旋状に装着して形成した点で第１実
施例と相違しているが、その他の点は第１実施例
と同様の構成となつている。なお、絶縁導体１０
の螺旋巻き方向は、内側の磁性金属層付絶縁導体
８の螺旋巻き方向とは逆の方向となつている。
このような螺旋同軸ケーブルでも第１実施例と
同様の効果を得ることができる。
同様の効果を得ることができる。
以上説明したように本発明に係る無線結合用螺
旋同軸ケーブルでは、可撓性磁性芯材の外周で螺
旋状中心導体を構成する絶縁導体として、導体素
線の表面に磁性金属層を有しその外周に絶縁層を
有する磁性金属層付絶縁導体を用いたので、可撓
性磁性芯材の実効透磁率を著しく大きくすること
ができ、ケーブルの外部電磁界を従来に比べて大
きくでき、且つケーブル長手方向の減衰量を小さ
くすることができる。従つて、本発明によれば、
ケーブルの可撓性を悪化させずにケーブルの外部
電磁界を大きくでき、且つケーブルの長手方向の
減衰量を小さくすることができる。
旋同軸ケーブルでは、可撓性磁性芯材の外周で螺
旋状中心導体を構成する絶縁導体として、導体素
線の表面に磁性金属層を有しその外周に絶縁層を
有する磁性金属層付絶縁導体を用いたので、可撓
性磁性芯材の実効透磁率を著しく大きくすること
ができ、ケーブルの外部電磁界を従来に比べて大
きくでき、且つケーブル長手方向の減衰量を小さ
くすることができる。従つて、本発明によれば、
ケーブルの可撓性を悪化させずにケーブルの外部
電磁界を大きくでき、且つケーブルの長手方向の
減衰量を小さくすることができる。
第１図は従来の螺旋同軸ケーブルの横断面図、
第２図はその動作原理の説明図、第３図及び第４
図は本発明に係る螺旋同軸ケーブルの第１、第２
実施例の横断面図である。 １…磁性芯材、３…螺旋状内部導体、４…絶縁
層、５…スリツト、６…スリツト付外部導体、７
…絶縁シース、８…磁性金属層付絶縁導体、８ａ
…導体素線、８ｂ…磁性金属層、８ｃ…絶縁層、
９…螺旋状外部導体、１０…絶縁導体、１０ａ…
導体素線、１０ｂ…絶縁層。
第２図はその動作原理の説明図、第３図及び第４
図は本発明に係る螺旋同軸ケーブルの第１、第２
実施例の横断面図である。 １…磁性芯材、３…螺旋状内部導体、４…絶縁
層、５…スリツト、６…スリツト付外部導体、７
…絶縁シース、８…磁性金属層付絶縁導体、８ａ
…導体素線、８ｂ…磁性金属層、８ｃ…絶縁層、
９…螺旋状外部導体、１０…絶縁導体、１０ａ…
導体素線、１０ｂ…絶縁層。
Claims (1)
- １ 可撓性磁性芯材の外周に絶縁導体の螺旋巻き
により螺旋状内部導体が形成され、その外周に絶
縁層を介してスリツト付外部導体又は螺旋状外部
導体が形成されている無線結合用螺旋同軸ケーブ
ルにおいて、前記螺旋状内部導体が導体素線の表
面に磁性金属層を有しその表面に絶縁層を有する
磁性金属層付絶縁導体の螺旋巻きにより形成され
ていることを特徴とする無線結合用螺旋同軸ケー
ブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18546281A JPS58104505A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 無線結合用螺旋同軸ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18546281A JPS58104505A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 無線結合用螺旋同軸ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104505A JPS58104505A (ja) | 1983-06-22 |
| JPS6243603B2 true JPS6243603B2 (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=16171206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18546281A Granted JPS58104505A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 無線結合用螺旋同軸ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58104505A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4615330A (en) * | 1983-09-05 | 1986-10-07 | Olympus Optical Co., Ltd. | Noise suppressor for electronic endoscope |
| DE3617899A1 (de) * | 1986-05-29 | 1987-12-17 | Hitachi Cable | Induktives hf-antennenkabel |
| FR2721141B1 (fr) * | 1994-06-13 | 1996-07-19 | Filotex Sa | Câble coaxial rayonnant haute fréquence. |
| US7453407B2 (en) * | 2006-12-30 | 2008-11-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Antenna constructions for electronic devices and methods for manufacturing such antenna constructions |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18546281A patent/JPS58104505A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58104505A (ja) | 1983-06-22 |
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