JPS6243285Y2 - - Google Patents

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JPS6243285Y2
JPS6243285Y2 JP16817482U JP16817482U JPS6243285Y2 JP S6243285 Y2 JPS6243285 Y2 JP S6243285Y2 JP 16817482 U JP16817482 U JP 16817482U JP 16817482 U JP16817482 U JP 16817482U JP S6243285 Y2 JPS6243285 Y2 JP S6243285Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lens system
imaging lens
reflective surface
optical axis
optical
Prior art date
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Application number
JP16817482U
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JPS5973709U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、光学レンズ系のシエージング補正装
置に関する。 VTR用等に用いられているズームレンズは、
画面の中心光量と周辺部光量とを大きく異ならせ
るため、従来、その補正が行なわれている。純光
学的にこの問題を解決しようとすれば、レンズ系
全体が大型化し、その大型化により周辺部光量が
増大するため光学特性が著しく低下し、撮影画像
に悪影響を及ぼすことになる。このため、ほとん
どの場合、上記問題を電気的な補正により行なわ
れてきたが、その場合、カメラ部における電気補
正回路は複雑なものとなつていた。 本考案は、上記問題点を解消するもので、その
目的は、小型で且つ構成の簡単なシエージング補
正装置を提供することにある。かかる目的を達成
するために本考案にあつては、 被写体側より順にアフオーカルレンズ系、絞
り、結像レンズ系を配した光学レンズ系におい
て、 前記結像レンズ系の光軸上の中間位置に傾斜し
た反射面を有する分光部材を配設し、 前記反射面の反射率を0.4以上0.85以下とし、
且つ前記絞り面から該反射面の光軸との交点まで
の距離を前記結像レンズ系の焦点距離の0.4倍以
上該結像レンズ系の焦点距離の0.8倍以下とした
構成としてある。 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。 第1図〜第3図において、1は撮像素子、2,
3はそれぞれ結像レンズ系としての第1結像レン
ズ群、第2結像レンズ群、4はアフオーカルレン
ズ系としての撮影レンズ群、5は該第1結像レン
ズ群2と該撮影レンズ群4との間に設置された絞
り、6は特定領域の波長を通過させるフイルタ
で、これら撮像素子1、第1結像レンズ群2、第
2結像レンズ群3、撮影レンズ群4及び絞り5、
フイルタ6は、光学レンズ系を構成しており、符
号lはその光学系の光軸を示している。 撮影レンズ群4と絞り5との間には分光部材7
が設けられており、この分光部材7は光軸lに対
して傾斜する(本実施例の場合、光軸lに対して
45゜)反射面8を有している。この反射面8は、
絞り5面から該反射面8の光軸lとの交点までの
距離をLとし、該絞り5の後方(第1図中、右方
向)に配設された第1結像レンズ群2の合成焦点
距離f1と第2結像レンズ群3の合成焦点距離f2
の合成焦点距離、すなわち結像レンズ系の焦点距
離をfnとすると、 0.4fn<L<0.8fn となる関係をもつて配置されている。 すなわち、L<0.4fnにおいては、全体の光量
が低下し、シエージング調整効果が少なくなる。
また、L>0.8fnにおいては、最小絞り時に第4
図に示すようにシエージングに逆補正がかかる。
なお、Aは有効像円、Bは光量である。また、反
射面8は反射率Rが、 0.4<R<0.85 となるようにされている。 すなわち、R<0.4においては、シエージング
効果が低下し、シエージングを行うという目的が
達成できない。R>0.85においては、反射面8と
絞り5とが近似してくると急激に光量が変化し適
正露出が定まりにくくなるため最小絞り時に、撮
影画面にフリツカ現象が発生すると共に撮影画面
の中心部の照度が低下してシエージング過剰とな
る。さらに、本実施例においては、反射面8が、
正面形状八角形とされている。これは、一般に絞
りが円形状に近い形状とされており、たとえば反
射面8が正面形状円形とすれば絞り5と該反射面
8とが略同径に近づくに従つて急激に光量が変化
し、適正露出が定まらなくなるため、該反射面8
の周縁を八角形として変化割合を小さくしている
のである。したがつて、八角形に限らず六角形等
の他の多角形状の反射面8であつてもよいし、周
縁が等間隔に放射突状に形成された反射面8であ
つてもよい。勿論、反射面8が円形状であつて
も、シエージング補正が行なえるのは言うまでも
ない。 したがつて、第1図中、左側方向から画面の中
心部を構成する光束mと画面の周辺部を構成する
光束nとが入光するが、そのうち画面の中心部を
構成する光束mはその光束の一部が分光されてシ
エージング補正がなされる。そのときの画面の中
心部光束mと反射面8による反射部分との相関関
係を示せば、第6図イ,ロ,ハとなる。すなわ
ち、第6図イは、画面の中心部光束と反射部分を
示し、第6図ロは、画面の光軸l上からの最外周
縁像点距離Hの0.8倍部の中心部光束と反射部分
を示し、第6図ハは、画面最周辺部の中心部光束
と反射部分を示している。この結果、第7図に示
す状態を得る。なお、実線はシエージング補正
前、鎖線はシエージング補正後を示し、Aは有効
像円、Bは光量である。 この場合、反射面8が光軸lに対して傾斜させ
てあるため、該反射面8によるゴースト及びフレ
ア等が発生しなくなる。さらには、部分的に光量
を反射させる方式をとつているため、光量ロスを
少くできる構成とできる。 このように、上記条件、すなわち、 0.4fn<L<0.8fn,0.4<R<0.85 において、第1図に示す符号に対応する下記数値
を有する光学レンズ系に適用して良好なシエージ
ング補正がなされた。
【表】 本考案は以上述べたことから明らかなように、
反射面を撮像素子と絞りとの間であつて、かつ、
周辺光束はほとんど反射させずに撮像素子に到達
させ、しかも、中央光束は周辺光束よりもその光
量を多く反射するような位置に設けたので、光学
レンズを使用してシエージング補正を行う場合に
較べて撮影レンズ群の小型化を図ることができる
とともに、電気的にシエージング補正を行なう場
合に較べてその構成の簡単化を図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、シエージング補正装置の原理を説明
するための説明図、第2図は、分光部材の構造を
示す簡略正面図、第3図は、第2図の簡略正面
図、第4図は、最小絞り時にシエージングに逆補
正がかかつた状態を示すグラフ、第5図イ,ロ,
ハは、それぞれ光量と反射面の相関関係を示す
図、第6図は、シエージング補正状態を示す図で
ある。 2……第1結像レンズ群、3……第2結像レン
ズ群、4……撮影レンズ群、5……絞り、7……
分光部材、8……反射面、fn……結像レンズ系
の焦点距離、l……光軸、L……絞り面から反射
面の光軸との交点までの距離。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被写体側より順にアフオーカルレンズ系、絞
    り、結像レンズ系を配した光学レンズ系におい
    て、 前記結像レンズ系の光軸上の中間位置に傾斜し
    た反射面を有する分光部材を配設し、 前記反射面の反射率を0.4以上0.85以下とし、
    且つ前記絞り面から該反射面の光軸との交点まで
    の距離を前記結像レンズ系の焦点距離の0.4倍以
    上該結像レンズ系の焦点距離の0.8倍以下とした
    ことを特徴とする光学レンズ系のシエージング補
    正装置。
JP16817482U 1982-11-06 1982-11-06 光学レンズ系のシエ−ジング補正装置 Granted JPS5973709U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817482U JPS5973709U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 光学レンズ系のシエ−ジング補正装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16817482U JPS5973709U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 光学レンズ系のシエ−ジング補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973709U JPS5973709U (ja) 1984-05-18
JPS6243285Y2 true JPS6243285Y2 (ja) 1987-11-10

Family

ID=30367728

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JP16817482U Granted JPS5973709U (ja) 1982-11-06 1982-11-06 光学レンズ系のシエ−ジング補正装置

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JPS5973709U (ja) 1984-05-18

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