JPS6242733A - リポソ−ム形成用組成物および形成方法 - Google Patents

リポソ−ム形成用組成物および形成方法

Info

Publication number
JPS6242733A
JPS6242733A JP61186682A JP18668286A JPS6242733A JP S6242733 A JPS6242733 A JP S6242733A JP 61186682 A JP61186682 A JP 61186682A JP 18668286 A JP18668286 A JP 18668286A JP S6242733 A JPS6242733 A JP S6242733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liposome
cooh
hydrating agent
acid
liposomes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61186682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2511417B2 (ja
Inventor
ジョン・ワイ・パーク
シュール・エイ・トンプソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARAAGAN PHARMACEUT
Original Assignee
ARAAGAN PHARMACEUT
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25067952&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS6242733(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ARAAGAN PHARMACEUT filed Critical ARAAGAN PHARMACEUT
Publication of JPS6242733A publication Critical patent/JPS6242733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511417B2 publication Critical patent/JP2511417B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • A61K9/1277Processes for preparing; Proliposomes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は゛、新規リポソーム形成用組成物および形成方
法に関する。とり、わけ、本発明は、水溶液で希釈する
と自然にリポソームを形成するゲルを作る為に、リポソ
ーム形成物質と共に、水和剤(イオン化し得る基を少な
くとも1個有する化合物)を用いることに関する。
[従来技術] 異、なる種類と大きさのリポソームを形成し、活性成分
を封入するための多くの方法が開発されている。これら
の方法の多くは、リン脂質および脂肪酸を、水性媒体に
分散さ什る前に、確実にリン脂質および脂肪酸を完全に
可溶化し、均質に混合するために有機溶媒を使用するこ
とに基づいている。開発の第2の点は、超音波処理によ
って、リン脂質/脂肪酸物質を分散させることである。
例えば、ロビンソン(Robinson)、トランスア
クションズ・オブ・ザ・ファラデー・ソサエティ(Tr
ans、 Faraday Soc、)、56:126
’O(I960)およびパパハジョボウロス(Papa
hadjopoulos)ら、バイオキミカ・工・バイ
オフィジカ・アクタ(Biochim、 Biophy
s、 Acta)、+35.639(I967)には、
窒素ガスを混合物に吹き込んでエーテルを蒸発させるこ
とを含んで成る、エーテル/水2相系からのリン脂質分
散液の形成が記載されている。同様に、チョウバン(C
howhan)ら、バイオキミカ・工・バイオフィジカ
・アクタ、266:320(I972)においては、分
散の前にリン脂質を確実に完全に混合するためにクロロ
ホルムが用いられている。
長音波分散は、ディー・パパハジョボウロスおよびエヌ
・ミラー(N、 Miller)、バイオキミカ・工・
バイオフィジカ・アクタ、135:624(I967)
に初めて記載され、この方法によって、小さい単膜の小
胞を調製することができるが、封入能が低いので技術的
に限界がある。
バッジ(B aLzri)およびコーン(Korn)[
バイオキミカ・工・バイオフィジカ・アクタ、+98:
1015(I973)]は、有機相(エタノール)中の
脂質を、水溶液中に注入する方法を用いている。
デーマー(D eaIIler)およびパンガム(B 
angham)は、パ本質的に同様の方法でエーテルを
用いた[バイオキミカ・工・バイオフィジカ・アクタ、
443:619(I97G)]。
また、他の方法は、ホスファチジルセリンから誘導され
るか、またはホスファチジルセリンを含有する脂質小胞
の構造を、カルシウムによって変化させることを含んで
成るが、小胞の構造を変化させているため、比較的封入
能が低いと報告されている[パパハジョボウロスら、バ
イオキミカ・工・バイオフィジカ・アクタ、394:4
83(I975)およびエッチ・ハウサー(H、Hau
ser)、トレンズ・イン・ファーマコロジカル・サイ
エンス(T rends  in  P harm、 
S cience)、3.274−77(I982)]
幾つかの他の特許には、本発明と関連が深い脂質小胞形
成方法が記載されている。米国特許第3゜804.77
6号には、物質の乾燥粉末を油脂溶融混合物に分散させ
、次いで混合物を水に注ぐことによって、油脂中にポリ
ペプチドのアミノ酸を封入する方法が記載されている。
封入物質は、脂質の比較的大きな層中に含有される。そ
のような小胞は、静注に適当さす、経口投与にしか用い
られない。
薬物および脂質の水性リン脂質分散液を凍結することに
よって、脂質小胞中に薬物を封入することについては、
米国特許第4,016,100号に記載されている。
パパハジョボウロスおよびスゾカ(S zoka)は、
米国特許第4,235.871号において、小胞形成物
質を有機溶媒に溶解し、次いで封入する物質を含有する
水溶液と混合することによるリポソームの製法を開示し
ている。均質な油中水型乳剤が生成し、有機溶媒を蒸発
させてゲル状混合物とする。次いで、このゲルを水に懸
濁させて小胞を形成する。
ポリアミノポリカルボン酸系キレート剤、EDTAおよ
びTDPAの封入が、米国特許第3,932.657号
に開示されており、この方法も興味深い。更に他の米国
特許第4,217,344号には、ある添加剤をノニオ
ン性脂質化合物と組み合わせて脂質小胞の透過性および
表面荷電を改良し得ることが記載されている。添加剤と
しては、例えば、ポリペプチドおよびタンパク質が挙げ
られている。米国特許第4,192,859号には、担
体としてリポソームを含有する造影剤が記載されている
。造影剤(塩)としては、アルギニン塩、システィン塩
、グリシン塩、グリンルグリシン塩お上びN−メチルグ
ルコサミン塩が挙げられる。
これらの物質は、X線造影剤中に用いられる種々の造影
剤の水溶性塩の調製に使用し得る脂肪族および指環式ア
ミンとして特徴付けられる。
ジャノス・フェンドラ−(Janos  Fendle
r)、サイエンス(S cience)、1984年3
月には、小胞の形成に使用し得る多数の合成界面活性剤
が引用されている。フェンドラ−は、以下の文献に引用
されている4級アンモニウム塩並びにカルボキシレート
、スルフェート、スルホネートおよびホスフェート双性
イオン性物質を挙げているニジエイ・エッヂ・フェンド
ラ−、アカウンツ・オプ・ケミカル・リサーチ(Ace
、 Chem、 Res、)、13.7(I980):
 ティー・クニタケ(T、 Kunitake)および
ニス・ンンカイ(S 、 S hinkai)、アトパ
ンシーズ・イン・フィジカル・オーガニック・ケミスト
リー(Adv、 Ph1s、 Org、 Chem、)
、17.435(I980);ティー・クニタケら、ザ
・ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティ(J 、  Am、  Chew、  Sac、
)、103.540f(I981); ジェイ・エッチ
・フーアホープ(J 、 H,Puhrhop)および
ジェイ・マチュウ(J。
Matthieu)、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサエティ、ケミカル・コミュニケーションズ(4I
Chem、 Soc、 Chem、 Commun、)
、141頁(+983);およびダブリ5”タルモン(
W 、 Talmon)ら、サイエンス、22L  1
047(I983)。
リン脂質および/または脂肪酸(リポソーム形成物質)
を水和剤含有水溶液に分散させると、自然にリポソーム
が形成されることが見出された。
本発明に使用するこのような化合物の例としては、アル
ギニン、および分子のαおよびω末端の両方にイオン化
し得る官能基を少なくとも1個有する同様のアミノ酸が
挙げられる。このような「水和」化合物は、分子中に同
種のイオン化基(すなわち、いずれも陽イオン性または
いずれも陰イオン性の基)を有していても、異種のイオ
ン化基を有していてもよい4゜イオン化し得る基がαお
よびω炭素上に存在する必要はないが、そのような化合
物は、本発明において好ましい。
実際上、本発明において形成されるリポソームは、リポ
ソームを形成し得るリン脂質および/または脂肪酸混合
物を、水和化合物の適当な高濃度水溶液と混合した「プ
レーリポソームゲル」(以下「ゲルと称する」)として
処方される。このゲルを水溶液に分散させろと、溶媒の
蒸発、超音波処理または脂質小胞(リポソーム)の形成
を確実にする他の手段を行わなくても、即座に、自然に
リポソームか形成される。
水和剤を用いて製造したリポソームは、従来の方法によ
って製造したもの(たとえば、a機溶媒および超音波エ
ネルギーを用いて形成したもの)よりも安定である。こ
のような水和剤を含有するリポソーム製剤は、従来の方
法に伴うような溶媒除去に関する問題に煩わされること
なく、超音波処理によって不均一な破壊力を受けること
もない。
更に、プレーリポソームゲルを脱水して長期間貯蔵し得
、再び水和して自然にリポソームを形成させることがで
きる。
プレーリポソームゲルは非常に安定で、滅菌のためのオ
ートクレーブ処理に十分耐え得る程である。その上、封
入する水溶性または水不溶性物質をゲルに加え、次いで
ゲルの分散によってリポソーム中に組み込むことができ
る。このことによって、封入能が著しく高められる。
加えて、所定のp)(で、水和剤の濃度を変化させるこ
とによって、得られるリポソームの大きさを調節できる
ことも見出された。従って、水和剤爪を一定に保ちなが
ら、分散させる水溶液のpHを変化させることによって
も、リポソームの大きさを調節することができる。
すなわち、本発明は、従来の方法よりらより簡単、簡便
で、小胞の大きさを調節することが可能な手段を提供す
る。この方法は、リポソームの調製において、脂質の濃
度に関して制限されることもない。
[発明の構成コ 本発明は、組成; a、リポソーム形成物質; b、リポソーム形成物質に対して1:20〜I:0.0
5のモル比で存在する水和剤: c、固体成分に対して300モルまでの水;および d、要すれば封入する物質 を含んで成り、水溶液に分散させることによって得られ
るリポソーム生成物に関する。
第2の態様においては、本発明は、組成:a、リポソー
ム形成物質; b、リポソーム形成物質に対して1:20〜l:0.0
5のモル比で存在する水和剤; C9要すれば、封入物質;および d、固体成分に対して300モルまでの水を含んで成り
、水溶液への分散によってリポソームを形成し得る組成
物に関する。
他の態様において、本発明は、水和剤をリポソーム形成
物質に、l:20〜1 :0.05のモル比で加え、リ
ポソームを形成するのに十分な方法で混合物を水溶液に
分散させることを含んで成る安定なリポソームを形成す
る手法に関する。または、水和剤、リポソーム形成物質
および封入物質を別々に水溶液に加えてから、分散によ
ってリポソームを形成することもできる。
本発明の目的のための水和剤とは、少なくとも2個のイ
オン化し得る基(好ましくは逆の荷電を持つ基)を何し
、そのうちの191は、容易に解離するイオン性塩(こ
れは、リポソーム形成材料のイオン性官能基と複合し得
る)を形成し得るような化合物を意味する。水和剤その
ものは、それ自体ではリポソームを形成しない。そのよ
うな水和剤は、生理学的に許容し得るしのでもある(す
なわち、本発明のリポソームの用途の範囲内で投与する
被設与体に不都合なまたは望ましくない生理学的作用を
及ぼさない)。
本発明において複合とは、解離し得るイオン性塩の形成
を意味する。そ、の塩の1官能基はリポソーム形成物質
のイオン性官能基と連結し、他方の官能基は親水性を有
するので、得られる複合体は水溶性を付与される。
水和度合体とは、水和剤とリポソーム形成物質から形成
された複合体を意味し、それによって分子の待人的半結
晶配列が形成される。特に特呉的なスペクトルデータに
よって、この複合体の存在が特徴付けられた。
水和剤およびリポソーム形成物質の混合物は、所定量の
水と共にゲル状塊を形成する。このゲル状態において、
水和剤およびリポソーム形成材料は、非常に規則的な液
晶である「水和複合体」となっている。液晶構造はpH
および水和剤の量によって変化するが、その構造は保存
されろ。N M Rスペクトルによって、結晶構造が、
多層脂質2分子層および親水性層が交互に重なって成っ
ていることが確認される。”P−NMRスペクトルが異
方性ピークを示すことからも、多層2分子層の存在が確
認できる。
「リポソーム」とは、科学文献においてオリゴ層の(o
l igolamel jar)合成脂質小胞を示す用
語として提案され、受は入れられたものである。そのよ
うな小胞は、通例、内部の水相を囲む1種またはそれ以
上の天然または合成脂質2分子層を含んで成る。
「リポソーム形成物質」とは、リン脂質、不揮発性脂肪
酸、不揮発性アルキルアミンなどのような、!個のイオ
ン化し得る基および疎水性成分(脂肪成分)を有し、水
溶液に分散させろと、単独で、または組み合わせとして
リポソームを形成し得るすべての天然および合成化合物
さす。この定義は、その範囲を制限することを意図する
ものではなく、過去、現在および未来において、脂質小
胞を形成し得るすべての化合物を含むと理解されたい。
リポソーム形成物質の例には、ケン化性および非ケン化
性脂質、例えば、アシルグリセロール、ホスファグリセ
リド、スフィンゴ脂質、糖脂質などが含まれる。脂肪酸
には、飽和または不飽和アルキル(Ca〜C、、)カル
ボン酸、c4〜COOジカルボン酸のモノ−アルキル(
CS〜c、ワ)エステル(例えばコレステロールへミー
コハク酸)およびアミノ酸の脂肪酸誘導体(例えばN−
オレオイルスレオニン、N−リルオイルセリンなどのよ
うな、いずれのN−アシルカルボン酸をも含む)が含ま
れる。モノ−またはジ−アルキル(CS−C,、)スル
ホネートエステルおよびモノ−またはジ−アルキル(C
6〜C2,)ホスフェートエステルを脂肪酸に代えるこ
とができる。その上、リン酸のモノ〜またはジ−アシル
(C,〜C74)グリセロール誘導体および硫酸のモノ
−またはジ−アシル(CS−c、4)グリセロール誘導
体を、脂肪酸の代わりに使用することができる。
さらに、脂肪酸の代わりに、飽和または不飽和アルキル
アミン(例えば、C,−c、,NH,)、アミンのC8
〜C24脂肪酸誘導体(例えば、C8〜C74CONH
〜N)(り、アミノ酸のC8〜Ct4脂肪アルコ一ル誘
導体(例えば、Cs−Ct400 C−N Ht)およ
びアミンのC6〜c、4I11肪酸エステル(例えば、
Ce 〜Ct 、COO−N Ht )を使用すること
もできる。
光重合性脂質および/または脂肪酸(またはアミン)(
例えば、ジアセチレン系脂肪酸)も含まれる。これは、
光重合によって架橋2分子層を有する封止リポソームを
提供し得る。
これらのリポソームの主成分は脂質、リン脂質、池の脂
肪酸であるが、種々の他の成分を加えてリポソームの透
過性を変性してもよい。例えば、非イオン性脂質成分、
例えば、ポリオキシアルコール化合物、ポリグリセラル
化合物またはポリオールのエステル、ポリオキンアルコ
ール化合物、ポリグリセラル化合物またはポリオールの
エステル、ポリオキシアルコリノール化アルコール(p
olyoxy−alcolonolated  alc
ohol);ポリオールのエステルおよび合成リボ脂質
(lipol 1pid)、例えばセレブロシドを加え
てよい。他の材料には、例えば長鎖アルコールおよびジ
オール、ステロール、長鎖アミンおよびその4級アンモ
ニウム誘導体;ポリオキシエチレン化脂肪アミン、長鎖
アミノアルコールのエステルならびにその塩および4級
アンモニウム誘導体:脂肪アル、コールのリン酸エステ
ル、ポリペプチドおよびタンパク質がある。
リポソームの組成物は、種々の脂質、脂肪酸、アルキル
アミンなどの内の1種以上の成分および水和剤から成っ
ていてよい。
脂質組成物は、それ自体が、または封入する物質(例え
ば、薬剤、生物学的活性化合物、化粧品など)が前記の
ような性質を仔していれば、脂肪酸(またはアミン)ま
たは水和剤を含まなくても[プレーリポソームゲル」ま
たはリポソームを形成し得ることも見出された。例えば
、ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)お
よびジステアロイルホスファチジルエタノールアミンの
混合物は、グルタミン酸水溶液と共に「プレーリポソー
ムゲル」またはリポソームを形成し、DPPCおよびオ
レイン酸の混合物は、エピネフリン水溶液と共に「プレ
ーリポソームゲル」およびリポソームを形成する。
しかし、リポソームドラッグ・デリバリ−・システムと
して薬学的に使用するためには、リン脂質、オレイン酸
(またはホスファチジルエタノールアミン)およびアル
ギニンまたはリジン(またはグルタミン酸および/また
はアスパラギン酸)の組成物が好ましい。
固体成分とは、リポソーム形成物質、水和剤および、も
しあれば封入する物質である。
本発明の好ましい水和剤は、カルボキシル基、アミノ基
およびグアニジノ基のようなイオン化し得るω−置換基
を有するα−アミノ酸、ならびに式: %式%(I) [式中、Xは、H,N−C(Nl−1)−NH−1H2
N−1ZO,5−、Z2O3P−またはZO,C−(こ
こで、ZはHまたは無機らしくは有機陽イオンを表す。
): Yは、   CH(NHJ   C0JL    NI
42、−NI  C(N H)  N Ht、−COO
HlCH(NH,)SO3ZまたはZI−1(NH*)
PO3Zt(二:で、Zは前記と同意義である。);お
よび nは、1−10の整数を表す。] で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩であ
る。好ましい化合物には、N、N’−ジアルキル置換ア
ルギニン化合物および種々のアルキル鎖長の同様の化合
物も含まれる。
より好ましい水和剤は、ω−置換−α−アミノ酸、例え
ばアルギニン、そのN−アシル誘導体、ホモアルギニン
、γ−アミノ酪酸、アスパラギン、リジン、オルニチン
、グルタミン酸、アスパラギン酸または以下の式で示さ
れる化合物である:H,N(CH2)n−N)l−(C
L)n−CH(Nl12)COOH(n)H,N −(
CL)n −c、1(NHt)COOH(III )1
11N−(c、1りn−NHf           
 (IV )H=N(CH2)n  NH(CH=)n
  NHCl1(Nil)  Ntlz(V)HOOC
(CH,)n  CH(NHt)COOH(、VI)H
OOC−(c、l2)n− −C00II      
    (■)HO+S  (CH2)n−  et(
(NHt)COOH(■)Hf03P  (CL)n 
 CH(Nut)Cool      (IX)HO3
S−(c、lt)r+ −CH(Nllt)SO3H(
X )o、03P  (CHs)n  CH(NHt)
POJt       (刈)[式中、nは、2〜4の
整数を表す。コ。
最も好ましい化合物は、アルギニン、ホモアルギニン、
γ−アミノ酪酸、リジン、オルニチン、グルタミン酸ま
たはアスパラギン酸である。
リポソーム形成材料に対して、水和剤を約1;20〜1
 :0.05のモル比で使用することが、本発明に効果
的である。水和剤を、リポソーム形成材料に対して、l
:2〜1:0.5のモル比で使用することが好ましい。
本発明の水和剤を、単独でまたは混合物として使用し得
る。このような水和剤混合物の使用についての制限は意
図されていない。
実際問題として、すなわち好ましくは、負に荷電したリ
ポソーム形成物質を用いてリポソームを調製する場合に
は、イオン化し得る窒素を少なくとも1個有する水和剤
、例えばアルギニン、ホモアルギニン、リジン、オルニ
チンなどを使用することか好ましい。逆に、リポソーム
の形成に使用する両親媒性物質が窒素系である場合には
、二数(例えばグルタミン酸、アスパラギン酸)、アル
キル二酸(例えば吉草酸、カプリル酸、カプロン酸、カ
プリン酸などのような簡単な二数;またはボスフェート
基またはスルフェート基を2個有する二数;もしくは−
COOH/−S O,Hまたは−000H/−P Od
(、混合基を有する二数を使用することが好ましい。
本発明の水和剤は、多くの化学薬品製造業台のカタログ
から選択し、そのような製造業者に注文して製造し、ま
たは当業者既知の方法によって製造し得る。
アルギニン、ホモアルギニン、リジン、グルタミン酸、
アスパラギン酸および他の天然アミノ酸は、タンパク質
の加水分解と個々のアミノ酸の分離によってまたは微生
物原料から得ることができる。
式(IT)で示される化合物は、アイセル、ケイ(E 
1sele、 K 、)ら、ユストウス・リービッヒス
・アナーレン・デフ’ヘミ−(J ustus L i
ebigsAnn、 Chem、)、2033頁(I9
75)に記載の方法によって製造し得る。このような化
合物については、更に、以下のケミカル・アブストラク
ト・サービス番号に記載されているニノルアルギニン、
CAS14191−90−3.アルギニン、CAS74
−79−3.およびホモアルギニン、CAS151−8
6−5゜ 化合物(III)については、代表例である2、4−ジ
アミノブタン酸がCAS305−62−4に、リジンが
CA956−87−1に記載されている。
化合物(IV)の代表例の製法は、以下のケミカル・ア
ブストラクト(こ3己載されている:エタンジアミン、
CAS305−62−4.プロパンジアミン、5461
8−94−9.およびl、4−ジアミノブタン、CA3
52165−57−8゜特に、ジョンソン、ティー・ビ
ー(J ohnson、 T 、 B 、)、ザ・ジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
(J 、 Am、 Chem、 Soc、)、38.1
854(+916)参照。
化合物(VI)のうち、グルタミン酸が当業者によく知
られており、市販されている。その他の化合物の製法は
、例えば2−アミノヘキサンニ酸については、CAS6
2787−49−9に、2−アミノヘプタンニ酸につい
ては、CAS32224−51−0に記載されている。
口が2である式(■)で示される化合物であるブタン二
酸は1当業者によく知られており、マリエル(Mary
el)およびトウレイ(T uley)、オーガニック
・シンセシーズ(Org、 Syn、)、5.69、(
I925)に記載の方法に従って製造することかできる
。式(■)で示される他の化合物は、以下のCAS番号
に記載の方法に従って製造し得る:ヘキザン二酸、CA
S123−04−9およびヘブタン二酸、CASI I
 1−16−0゜ホモシスティン酸は、CA35689
2−03−6に記載されており、当業者に既知である。
化合物3−スルホバリンは、CAS23405−34−
2に引用された文献に記載されている。
リポソーム形成物質および1種またはそれ以−にの水和
剤の混合物は、全リポソーム形成物質に対して300モ
ルまでの水と共に、水溶液の添加によって直接リポソー
ムとなるゲルを形成する。このゲルは、i)リポソーム
に本質的な構造上の性質を有していること、およびii
)水溶液で希釈することによって容易にリポソームに変
換することから、プレーリポソームゲルと呼ばれる。約
300モルを越える水溶液が存在すると、リポソーム形
成が開始される。
このゲルの構造は、澄んだ溶液を形成する非常に規則的
な液晶である。液晶のX、Yおよび2寸法は、定常pH
の下での水和剤濃度によって、または溶液のp Hによ
って変化する。定常pHの下で水和剤濃度を変化させる
か、または水和剤濃度を一定に保ちながらpi−tを変
化させることによって、リポソーム小胞の脂質2分子層
の層構造の寸法および数を調節し得る。
ゲル構造自体を、その安定性を損なわずに、脂質または
脂肪酸1モル当たり約300モルまでの水に入れること
ができる。!(−N M r(スペクトルによって決定
されるゲルの構造は、交互に重なった多層脂質2分子層
および現水性層を含んで成る。
同じゲルの”P−NHRスペクトルが異方性ピークを示
すことから、ゲルが多層2重層から成っていることを更
に確認することができる。
このゲルを、オートクレーブにより、従来の方法で滅菌
処理できる。その上、ゲルは、オートクレーブ処理後室
温で少なくとも1年経過しても変色を示さず、透明さを
保つ。ゲルを、適当な滅菌フィルターを用いた濾過によ
って更に滅菌し得る。
ゲルを水溶液に分散させると、リポソームが直ぐに、自
然に生成する。
封入物質があってもなくても、プレーリポソームゲルを
脱水(凍結乾燥)し、長期間貯截後も、粉末を再び水和
してリポソームを自然に形成することもできる。この作
用によって、本発明は、使用前に長期間貯蔵する必要の
ある水感受性薬物の投与に有用である。
水不溶性または水溶性化学薬品、薬物、化粧品、食品な
どを、市1記方法で前記物質から調製したリポソームに
組み入れることができる。従って、ゲルを、薬物の経口
、経腸、局所、静脈内、坐剤投与または薬物もしくは化
学物質の他の投与方法のデリバリ−・システムとして使
用し得る。
このようなリポソームの使用は、ヒトまたはホ乳動物に
対する使用に限定されず、工業、農業、薬学、化粧品ま
たは化学分野のような、化合物または物質の脂質小胞封
入による投与が妥当であり、有用であるいずれの分野に
おいて使用してもよい。
以下の実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発
明は実施例によって制限されない。
実J旭例1 リポソーム(ゲル相)の調製 ジパルミトイルホスファチジルコリン3.Ogを、50
m12ビーカーに量り入れた。オレイン酸12gを加え
、混合して、均質なペーストを形成した。
脱イオン蒸留水30mQ中のアルギニン072gを、ジ
パルミトイルホスファチジルコリン−オレイン酸ペース
トに加え、45℃に加熱した。手で掻き混ぜると、混合
物は、透明で安定なゲルを形成した。ゲルを貯蔵し、後
に、リン酸緩衝生理食塩液でゲルを希釈することによっ
てリポソームを形成した。
実施例2 リポソームの調製 ジパルミトイルホスファチジルコリン120mgおよび
オレイン酸24.mgをよく混合して、白色の均質なペ
ーストとした。
次いで、アルギニン20mgを、リン酸緩衝生理食塩液
(イオン強度0.15、plI7.4)60mCに溶解
し、た。アルギニン−生理食塩液溶液をペーストに加え
、0.5時間、またはわずかに劇った溶液が得られるま
で40°Cに加熱した。
実施例3 大規模なゲルおよびリポソームの調製 1)ゲルの製造二卵ホスファチド粉末・タイプ20(ア
サヒ・ケミカルズ(Asahi  Chemicals
)社製)50gに、オレイン酸N、F、20gを加えた
混合して得られた白色のペーストを4℃に冷却し、粉砕
して微粉末とした。この粉末を、アルギニン20gおよ
び脱イオン蒸留水500gを含有する水溶液に加えた。
溶液を約35℃に加熱してリン脂質の水和を促進しなが
ら、混合物をへらで混ぜた。
黄色がかった均質なゲルが生成した。このゲルは、4℃
で貯蔵することも、凍結させて後に再構成することもで
きる。
ii)リポソームの製造: 1)で調製したゲルを低温
の貯蔵所から出し、室温に戻した。次いで、リン酸緩衝
生理食塩液(pH7,4)2Cと混合した。
白色不透明のリポソーム溶液が生成した。
実施例4 ゲルからのリポソームの生成 ジパルミトイルホスファデジルコリン(DPPC)1.
0gおよびオレイン酸400mgの均質なペーストを調
製した。アルギニン300n+gをリン酸緩衝生理食塩
液10mQと混合し、45℃に加熱し、DPPC/オレ
イン酸ペーストに加えてリポソームを形成した。
実施例5 プレーリポソームゲル ジパルミトイルホスファデジルコリン(D P PC)
Igを、オレイン酸400mgと混合し、均質なペース
トとした。アルギニン300mgを、水2m&と45℃
で混合して溶解させた。アルギニン溶液を、約45℃で
DPPC/オレイン酸ペーストと混合し、粘度の高いゲ
ルを得た。このゲルを、リン酸緩衝生理食塩液で希釈す
ると、リポソームが生成した。
実施例6 コレステロール含有リポソーム コレステロールt5mgを、ジパルミトイルホスファデ
ジルコリン(DPPC)100mgと混合して均質な粉
末とした。次いで、オレイン酸23mgを粉末に加え、
よく混合して均質なペーストとした。
リポソームを作るために、アルギニン30mgを、リン
酸緩衝生理食塩液10mρに加え、40°Cに加熱し、
DPPC/コレステロール/オレ、イン酸ペーストに加
えた。この組み合わせを40℃で混合し、リポソームを
得た。
実施例7 ベルミチン酸含有リポソーム ジパルミトイルホスファデジルコリン(D P PC)
250mgを、パルミチン酸25mgと混合し、均質な
粉末とした。次いで、オレイン酸80mgをこの粉末と
混合し、絶えず撹拌しながら45℃に加熱して均質なペ
ーストとした。アルギニン100mgを脱イオン蒸留水
25m(に溶解し、45℃に加熱した。このアルギニン
溶液を45°Cでペーストに加え、均質なゲルが生成す
るまで混合した。
ゲルを、リン酸緩衝生理食塩液で10倍に希釈してリポ
ソームを形成した。
実施例8 イソステアリン酸含有リポソーム ジパルミトイルホスファデジルコリン100mgをイソ
ステアリン酸50Bと混合1.て均質なペーストとした
。アルギニン50mgを脱イオン蒸留水2 、0 mQ
に溶解してアルギニン溶液を調製し、イソステアリン酸
ペーストに加えて45℃に加熱した。透明なゲルが生成
するまで混合物を撹拌した。
リン酸緩衝生理食塩液で希釈すると、リポソームが生成
した。
実施例9 オレイルスレオニン含有リポソーム ジパルミトイルホスファチジルコリン125mgおよび
オレオイルスレオニン75mgを混合し、40℃に加熱
してペーストとした。次いで、40℃で絶えず撹拌しな
がら脱イオン蒸留水2mQを加えた。生成した透明なゲ
ルを、リン酸緩衝生理食塩液(pI(5)で希釈してリ
ポソームとすることができる。
実施例10 ミリスチルアミン含有リポソーム ジパルミトイルホスファチジルコリン192+sgをミ
リスチルアミン72mgに加え、絶えず撹拌しながら加
熱して均質なペーストとした。脱イオン蒸留水5m(2
中のグルタミン酸65Bをペーストに加え、ゲルが生成
するまで加熱した。リン酸緩衝生理食塩液をゲルに加え
、リポソームを形成した。
実施例11 DLPC含有リポソーム ジラウリルホスファチジルコリン(I)LPG)50m
gをオレイン酸20mgと混合し、均質なペーストとし
た。アルギニン20mgをリン酸緩衝生理食塩液10m
σに加えたものをペーストに加え、潤ったリポソーム溶
液が生成するまで手で混合した。
実施例12 ボスファヂジルエタノールアミンーグルタミン酸リポソ
ーム し−グルタミン酸32mgを、脱イオン蒸留水2゜0m
(2に溶解し、ION水酸化ナトリウムでpH5゜2に
調節した。この溶液を60℃に加熱し、ホスファチジル
エタノールアミン+00mgを加え)2゜溶液を絶えず
撹拌しなから60°Cに保ち、均質な粘稠ゲルを得た。
ボスファヂジルエタノールアミンーグルタミン酸ゲルを
、リン酸緩衝生理食塩液で10倍に希釈した。位相差顕
微鏡で検鏡すると、小胞状構造が見られた。
実施例13 ジビバリルエピネフリンリポソーム ジパルミトイルホスファヂジルコリンIgを、オレイン
酸396mgと混合し、均質なペーストとした。次いで
、脱イオン蒸留水20m(2中のアルギニン400mg
を加え、透明なプレー小胞ゲルを形成した。
リポソームを形成するために、ジビバリルエビネフリン
2.42mgを、脱イオン蒸留水10−に溶解した。次
いで、プレー小胞ゲル5gを、ジビバリルエビネフリン
溶液5gと混合した後、リン酸緩衝生理食塩液50mQ
を加えてリポソーム溶液を形成した。
実施例14 フルルビプロフェンリポソーム このようなリポソームを形成するために、ジパルミトイ
ルホスファチジルコリン980mg、オレイン酸370
mgおよびフルルビプロフェン(遊離′酸)320mg
を混合し、均質なペーストを得た。
次いで、純水+OmQ中のアルギニン510mgをペー
ストに加え、30分間絶えず撹拌しなから41°Cに加
熱した。生成した透明なプレー小胞ゲルのうち5gを、
リン酸緩衝生理食塩液50mQに入れ、青みがかった半
透明溶液が得られるまで撹拌棒で撹拌した。
実施例15 レボブノロールリポソーム ジパルミトイルホスファチジルコリン30mgおよびコ
レステロール15mgを、4mQバイアルに量り入れた
。リルン酸longを加え、混合して均質なペーストを
得た。アルギニン10mg含有しポブノロール1%水溶
液2mf2をペーストに加え、混合1 ナー−ノr+ハ
=?    +l  ・ノhWi?F’m  I  n
  mθ、シー1旧iA5℃に加熱してリポソームを得
た。
実施例16 ピロカルピンリポソーム ジパルミトイルホスファチジルコリン120mgをオレ
イン酸40mgに加え、均質なペーストを形成した。ピ
ロカルピン遊離塩基40mgを、脱イオン蒸留水10m
f2に加えた。この溶液をペーストに加え、45℃に加
熱してプレーリポソームゲルとした。得られたゲルを、
リン酸緩衝生理食塩液20m12で希釈してリポソーム
を形成した。
ジパルミトイルホスファチジルコリン250mgをオレ
イン酸100mgと混合し、均質なペーストを形成した
。エピネフリン遊離塩基50mgを、脱イオン蒸留水5
 、0 m(lに溶解ビ、40°Cに加熱し、ジパルミ
トイルホスファチジルコリン/オレイン酸ペーストに加
えた。粘性のある均質なりリーム状ゲルが得られるまで
、この溶液を撹拌した。このゲルを、リン酸緩衝生理食
塩液(pH7,22)で5倍に希釈してリポソームを形
成した。
ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)50
2mgを、(2−バルミトイル−1−C’つ(0、1m
Ci/mQ)ジパルミトイルホスファチジルコリンlO
μσに加えた。放射能を完全に混合するためにクロロホ
ルムを加え、次いで蒸発させた。
次いで、オレイン酸(OA)195mgを脂質に混入し
、ペーストを形成した。アルギニン(Arg)119m
g含有蒸留水5m(2を加え、45℃で混合して透明な
ゲルを形成した。
4個のバイアルに、ゲルをtgずつ入れ、次のような比
となるようにアルギニンを加えた:各溶液0.5gを、
pt+7.sのリン酸緩衝生理食塩液50−で希釈した
140−同位体で標識したDPPCを用いてセフラシル
(Sephracyl)S −1000力ラムクロマト
グラフ分析を行うことによって推定重量直径(esti
mated weight diameter)が得ら
れた。結果を次表に示す。
第2表 実施例19 p)(の小胞サイズへの影響 更に、緩衝水溶液のpHを変化させることによっても、
小胞の大きさを変えることができる。
ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)10
0mgに、(2−バルミトイル−1−CI4)(0、1
mCi/mc)ジパルミトイルホスファチジルコリン2
5μQを加えた。放射能を完全に混合するためにクロロ
ホルムを加え、次いて蒸発させた。
次いで、オレイン酸(OA)40.1mgを脂質に混入
してペーストを形成した。アルギニン24 mg/mQ
含有水溶含有水溶液1質Q合物に加え、45℃で混合し
て透明なゲルを形成した。
pl(9,0および7.4のリン酸緩衝液各Iom(で
ゲル100mgずつを希釈した。
+40−同位体で標識したジパルミトイルホスファチジ
ルコリンを用いたセフラシルS−1000カラムクロマ
トグラフ分析を行うことによって推定重量直径が得られ
た。結果を次表に示す。
第3表 このように、アルギニン濃度または緩衝水溶液のp l
(を変化させることによって、リポソーム小胞を所望の
大きさに調製することができる。
及敷鯉ん隻 リポソームの安定性 、加熱滅菌プレーリポソームゲルから滅菌リポソームを
調製することができる。または、リポソームゲルまたは
リポソームを、適当な滅菌フィルターで滅菌濾過するこ
とができる。
pH8,0でDPPC:OA:Arg(I:1 :2)
から調製されたリポソームを加熱滅菌し、抗菌剤および
抗酸化剤を加えずに室温で約1年間貯蔵した。
微生物の繁殖、変色および沈澱のいずれも起こらなかっ
た。1年間貯蔵したリポソームをネガティブ染色して電
子顕微鏡で検鏡することによって、リポソーム小胞が安
定であることがわかった。
実施例21 リン酸緩衝水溶液(pH,7,8)中の、D P P 
C:OA:Arg(I:1 :I)リポソーム系に封入
されたCl4−ショ糖を用いて、封入されたショ糖の封
入率(latency)を測定した。結果を第4表に示
す。
第4表 このように、本発明のリポソーム系は、ドラッグ・デリ
バリ−に適する優れた封入率を有する。
実施例22 封入能 ドラッグ・デリバリ−・ンステムとしての薬物封入を説
明するために、DPPCニオレイン酸。
Arg(I:1:l)1mQ当たり多数の薬物10mg
ずつを封入した。結果を第5表に示す。
第5表 実施例23 凍結乾燥リポソーム オレイン酸30.0gおよびコレステロール(U。
S、P)7.5gを混合した。次いで、ホスファチド・
タイプ20粉末(アサヒ・ケミカル社製)75゜0gを
、オレイン酸/コレステロール混合物と混合し、均質な
ペーストを形成した。
次いで、アルギニン(遊離塩基)l 5.0gを脱イオ
ン蒸留水183gに溶解した。このアルギニン溶液を、
脂質ペーストとゆっくりと混合して均質なゲルとした。
5.0NI−IC(を用いて、ゲルのpHを7.4に調
節した。
プレーリポソームゲルのIO,Ogを10m&バイアル
に移し、凍結乾燥した。得られfこ粉末をリン酸緩衝生
理食塩液5maで希釈すると、リポソームが生成した。
実施例24 酸安定リポソーム製剤 本発明の酸安定リポソームの例を、以下の材料から調製
されるリポソームによって説明する:ジステアロイルホ
スファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコ
リン、オレイン酸、アルギニンおよびコレステロール。
これらの材料を、12:2・2:0.2のモル比で以下
のように混合した:コレステロール20mgを、オレイ
ン酸144mgと混合し、40℃に加熱した。DSPC
200mgおよびDPP0400mgを加え、40℃で
混合した。混合物を撹拌して均質なペーストを形成した
アルギニン88mgを脱イオン蒸留水1.15gに溶解
した。このアルギニン溶液を脂質ペーストに加え、約4
5℃で混合して均質なプレーリポソームゲルとした。0
.IN HCQを用いて、ゲルを種々のp I−(に調
節した。0.9%NaC(!でゲルを10倍に希釈して
小胞を形成した。
特許出願人 アラ−ガン・ファーマノユーティカルズ、
インコーボレーテソド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a、リポソーム形成物質; b、リポソーム形成物質に対して1:20〜1:0.0
    5のモル比で存在する水和剤; および c、封入する物質 を含んで成り、水性媒体中に分散させることによってリ
    ポソームを形成するリポソーム形成用組成物。 2、水和剤が、カルボキシル基、アミノ基、グアニジノ
    基でω−置換されたα−アミノ酸もしくはその薬学的に
    許容し得る塩、または式: X−(CH_2)n−Y( I ) [式中、Xは、H_2N−C(NH)−NH−、H_2
    N−、ZO_3S−、Z_2O_3P−またはZO_2
    C−(ここで、ZはHまたは無機もしくは有機陽イオン
    を表す。)、 Yは、−CH(NH_2)−CO_2H、−NH_2、
    −NH−C(NH)−NH_2、−COOH、CH(N
    H_2)SO_3ZまたはZH(NH_2)PO_3Z
    _2(ここで、Zは前記と同意義である。);および nは、1〜10の整数を表す。] で示される化合物もしくはその薬学的に許容し得る塩で
    ある第1項記載の組成物。 3、水和剤が、リポソーム形成材料に対して1:2〜1
    :0.5のモル比で存在する第2項記載の組成物。 4、前記水和剤が、アルギニン、ホモアルギニンもしく
    はそれらのN−アシル誘導体、γ−アミノ酪酸、アスパ
    ラギン、リジン、オルニチン、グルタミン酸、アスパラ
    ギン酸または式: H_2NC(NH)−NH−(CH_2)n−CH(N
    H_2)COOH(II)H_2N−(CH_2)n−C
    H(NH_2)COOH(III)H_2N−(CH_2
    )n−NH_2(IV)H_2NC(NH)−NH−(C
    H_2)n−NH−CH(NH)−NH_2(V)HO
    OC−(CH_2)n−CH(NH_2)COOH(V
    I)HOOC−(CH_2)n−COOH(VII)HO_
    3S−(CH_2)n−CH(NH_2)COOH(V
    III)H_2O_3P−(CH_2)n−CH(NH_
    2)COOH(IX)HO_3S−(CH_2)n−CH
    (NH_2)SO_3H(X)または H_2O_3P−(CH_2)n−CH(NH_2)P
    O_3H_2(X I )[式中、nは、2〜4の整数を
    表す。] で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩であ
    る第3項記載の組成物。 5、前記水和剤が、アルギニン、ホモアルギニン、γ−
    アミノ酪酸、リジンもしくはオルニチンまたはその薬学
    的に許容し得る塩である第4項記載の組成物。 6、前記水和剤が、グルタミン酸もしくはアスパラギン
    酸またはその薬学的に許容し得る塩である第4項記載の
    組成物。 7、a、リポソーム形成物質; b、リポソーム形成物質に対して1:20〜1:0.0
    5のモル比で存在する水和剤; c、要すれば、封入する材料;および d、固体成分に対して300モルまでの水 を含んで成り、水性媒体中に分散させるとリポソームを
    形成し得る組成物。 8、水和剤が、カルボキシル基、アミノ基、グアニジノ
    基でω−置換されたα−アミノ酸もしくはその薬学的に
    許容し得る塩、または式: X−(CH_2)n−Y( I ) [式中、Xは、H_2N−C(NH)−NH−、H_2
    N−、ZO_3S−、Z_2O_3P−またはZO_2
    C−(ここで、ZはHまたは無機もしくは有機陽イオン
    を表す。)、 Yは、−CH(NH_2)−CO_2H、−NH_2−
    NH−C(NH)−NH_2、−COOH、CH(NH
    _2)SO_3ZまたはZH(NH_2)PO_3Z_
    2(ここで、Zは前記と同意義である。);および nは、1〜10の整数を表す。] で示される化合物もしくはその薬学的に許容し得る塩で
    ある第7項記載の組成物。 9、水和剤が、リポソーム形成材料に対して1:2〜1
    :0.5のモル比で存在する第8項記載の組成物。 10、前記水和剤が、アルギニン、ホモアルギニンもし
    くはそれらのN−アシル誘導体、γ−アミノ酪酸、アス
    パラギン、リジン、オルニチン、グルタミン酸、アスパ
    ラギン酸または式: H_2NC(NH)−NH−(CH_2)n−CH(N
    H_2)COOH(II)H_2N−(CH_2)n−C
    H(NH_2)COOH(III)H_2N−(CH_2
    )n−NH_2(IV)H_2NC(NH)−NH−(C
    H_2)n−NH−CH(NH)−NH_2(V)HO
    OC−(CH_2)n−CH(NH_2)COOH(V
    I)HOOC−(CH_2)n−COOH(VII)HO_
    3S−(CH_2)n−CH(NH_2)COOH(V
    III)H_2O_3P−(CH_2)n−CH(NH_
    2)COOH(IX)HO_3S−(CH_2)n−CH
    (NH_2)SO_3H(X)または H_2O_3P−(CH_2)n−CH(NH_2)P
    O_3H_2(X I )[式中、nは、2〜4の整数を
    表す。] で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩であ
    る第8項記載の組成物。 11、前記水和剤が、アルギニン、ホモアルギニン、γ
    −アミノ酪酸、リジンもしくはオルニチンまたはその薬
    学的に許容し得る塩である第10項記載の組成物。 12、前記水和剤が、グルタミン酸もしくはアスパラギ
    ン酸またはその薬学的に許容し得る塩である第10項記
    載の組成物。 13、リポソーム形成物質を水性媒体に分散させる前ま
    たは分散と同時に、水和剤をリポソーム形成物質に対し
    て1:20〜1:0.05のモル比てリポソーム形成物
    質に加えることを含んで成る安定なリポソームを形成す
    る方法。
JP61186682A 1985-08-07 1986-08-07 リポソ−ム形成用組成物および形成方法 Expired - Lifetime JP2511417B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US76348485A 1985-08-07 1985-08-07
US763484 1985-08-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6242733A true JPS6242733A (ja) 1987-02-24
JP2511417B2 JP2511417B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=25067952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61186682A Expired - Lifetime JP2511417B2 (ja) 1985-08-07 1986-08-07 リポソ−ム形成用組成物および形成方法

Country Status (20)

Country Link
EP (1) EP0211647B1 (ja)
JP (1) JP2511417B2 (ja)
KR (1) KR900007185B1 (ja)
CN (1) CN1027491C (ja)
AT (1) ATE94754T1 (ja)
AU (1) AU601154B2 (ja)
CA (1) CA1280975C (ja)
DE (1) DE3689056T2 (ja)
DK (1) DK362786A (ja)
ES (1) ES8801118A1 (ja)
FI (1) FI863227A (ja)
GR (1) GR862020B (ja)
HK (1) HK1004530A1 (ja)
HU (1) HU198836B (ja)
IE (1) IE61445B1 (ja)
IL (1) IL79114A (ja)
NO (1) NO863176L (ja)
NZ (1) NZ216768A (ja)
PT (1) PT83130B (ja)
ZA (1) ZA864541B (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0276810A (ja) * 1988-06-29 1990-03-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd 脂質膜構造体
JPH03504241A (ja) * 1988-05-10 1991-09-19 パフューム・クリスシャン・ディオール 特にすらりと感じさせまたは抗セリユライト作用をもつ、遊離またはリポゾームの形のコラ抽出物を含有する化粧または皮膚病学的組成物
JPH0757826A (ja) * 1993-08-18 1995-03-03 Nec Corp 端子台
US5565213A (en) * 1990-07-26 1996-10-15 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Stable liposome aqueous suspension
JP2003516525A (ja) * 1999-12-10 2003-05-13 デイド・ベーリング・インコーポレイテッド 予め作製されたリポソームへの精製膜蛋白質の再構成
JP2008094810A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Kose Corp セラミド含有組成物及びこれを配合する皮膚外用剤
JP2008534544A (ja) * 2005-03-31 2008-08-28 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 皮膚効果剤の増強された送達
JP2010505785A (ja) * 2006-10-06 2010-02-25 エスシーアイエル テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 医薬適用のための乾燥した再構成したベシクル形成
US7955618B2 (en) 2000-12-07 2011-06-07 Enceladus Pharmaceuticals B.V. Composition for treatment of inflammatory disorders
JP2014504606A (ja) * 2011-01-25 2014-02-24 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー リポソーム及びそれを含むパーソナルケア組成物

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL79114A (en) * 1985-08-07 1990-09-17 Allergan Pharma Method and composition for making liposomes
IT1214540B (it) * 1986-10-23 1990-01-18 Vincenzo Zappia Mario De Rosa Formulazioni idrosolubili di ubidecarenoni, procedimento per laloro preparazione e composizioni farmaceutiche che li compongono.
JPH01501153A (ja) * 1986-10-23 1989-04-20 アルバル・エッセ・ピ・ア ユビデカレノン類を含有する化粧品
EP0382777B1 (en) * 1987-10-19 1994-10-12 The Liposome Company, Inc. Aqueous preparation of liposome composition
BE1001869A3 (fr) * 1988-10-12 1990-04-03 Franz Legros Procede d'encapsulation liposomiale d'antibiotiques aminoglucosidiques, en particulier de la gentamycine.
US5741513A (en) * 1990-02-08 1998-04-21 A. Natterman & Cie. Gmbh Alcoholic aqueous gel-like phospholipid composition, its use and topical preparations containing it
JP3765579B2 (ja) * 1990-08-24 2006-04-12 イーデーエーアー アーゲー 作用物質投与用超微小滴状調剤
US6165500A (en) * 1990-08-24 2000-12-26 Idea Ag Preparation for the application of agents in mini-droplets
DE4038075C1 (en) * 1990-11-29 1992-03-19 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen, De Encapsulating solid or liq. lipophilic agents - comprises mixing hydration medium with phospholipid increasing temp. to above soln. phase change temp. and adding remaining medium
CA2087691A1 (en) * 1992-01-23 1993-07-24 Peter Critchley Cosmetic compositon
GB9224502D0 (en) * 1992-11-23 1993-01-13 New Roger R C Method of preparing a lipid-containing formulation
WO1994019013A1 (en) * 1993-02-19 1994-09-01 Smithkline Beecham Corporation Influenza vaccine compositions containing 3-o-deacylated monophosphoryl lipid a
SG65599A1 (en) * 1993-03-24 1999-06-22 Collaborative Lab Inc Cosmetic delivery system for salicylic acid and process for preparation of same
CA2120197A1 (en) * 1993-04-02 1994-10-03 Kenji Endo Stable aqueous dispersions containing liposomes
US6375980B1 (en) * 1998-01-08 2002-04-23 Research Development Foundation Stabilization of lipid:DNA formulations during nebulization
TW520294B (en) * 1998-01-08 2003-02-11 Res Dev Foundation Stabilization of lipid: DNA formulations during nebulization
DE69825495T2 (de) 1998-12-23 2005-07-28 Idea Ag Verbesserte formulierung zur topischen, nichtinvasiven anwendung in vivo
ATE216223T1 (de) 1999-01-27 2002-05-15 Idea Ag Transnasaler transport bzw. impfung mit hochadaptierbaren trägern
ATE216875T1 (de) 1999-01-27 2002-05-15 Idea Ag Nichtinvasive impfung durch die haut
EP1138310A1 (de) * 2000-03-28 2001-10-04 Primacare S.A. Pro-liposomen
US6610322B1 (en) 2000-12-20 2003-08-26 Brian Charles Keller Self forming, thermodynamically stable liposomes and their applications
GB0404993D0 (en) * 2004-03-05 2004-04-07 Univ Liverpool John Moores Method and apparatus for producing carrier complexes
US10159646B2 (en) * 2013-08-12 2018-12-25 Altum-Avro Pharma Partnership Biphasic lipid-vesicle compositions and methods for treating cervical dysplasia by intravaginal delivery
US8986732B2 (en) 2013-08-12 2015-03-24 Helix Biopharma Corporation Biphasic lipid-vesicle compositions and methods for treating cervical dysplasia by intravaginal delivery
IT201700086879A1 (it) * 2017-07-28 2019-01-28 Univ Degli Studi Cagliari Vescicole lipidiche a doppio strato contenenti adrenalina, per uso nel trattamento delle emergenze cardiache
CN109224879B (zh) * 2018-09-17 2021-04-27 南京工业大学 一种cha分子筛膜的制备方法
CN113995852B (zh) * 2021-11-08 2024-01-30 河北大学 Arg-脂质体微囊、微囊包封的鱼精蛋白-siRNA复合体及其制备方法和应用

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567714A (en) * 1979-06-22 1981-01-27 Hoffmann La Roche Pharmaceutical medicine
JPS574913A (en) * 1980-06-11 1982-01-11 Green Cross Corp:The Urokinase preparation for oral administration
JPS5746921A (en) * 1980-09-02 1982-03-17 Green Cross Corp:The Oral preparation of human blood coagulation factor
JPS57136514A (en) * 1981-01-07 1982-08-23 Georugu Bueederu Hansu Manufacture of liposome-like drug
JPS607934A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd リポソ−ムの製造方法
US4528193A (en) * 1978-12-27 1985-07-09 A. Natterman & Cie. Gmbh Inflammation-preventing pharmaceutical composition of oral administration
EP0211647A1 (en) * 1985-08-07 1987-02-25 Smithkline Beecham Corporation Method and composition for making liposomes

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK116528A (ja) * 1966-09-30
US3932657A (en) * 1973-11-12 1976-01-13 The United States Of America As Represented By The United States Energy Research And Development Administration Liposome encapsulation of chelating agents
US3957971A (en) * 1974-07-29 1976-05-18 Lever Brothers Company Moisturizing units and moisturizing compositions containing the same
AT356278B (de) * 1976-07-12 1980-04-25 Hoffmann La Roche Verfahren zur herstellung von injektions- loesungen
JPS5323872A (en) * 1976-08-17 1978-03-04 Takeda Chem Ind Ltd Preparation of microcapsule
DE2656333C2 (de) * 1976-12-13 1985-08-08 Karl Prof. Dr.med. 7302 Ostfildern Theurer Verfahren zur Herstellung von Liposomen, welche Arzneistoffe enthalten
IT1110989B (it) * 1979-01-19 1986-01-13 Erba Farmitalia Forme farmaceutiche costitutite da liposomi e procedimenti relativi
DE2856333C2 (de) * 1978-12-27 1983-09-22 A. Nattermann & Cie GmbH, 5000 Köln Oral einnehmbare Arzneimittel mit entzündungshemmender Wirkung
US4174296A (en) * 1978-12-04 1979-11-13 American Lecithin Company Water soluble lecithin composition
DE2914789A1 (de) * 1979-04-11 1980-10-16 Nattermann A & Cie Injizierbare arzneimittel mit entzuendungshemmender wirkung
FR2521565B1 (fr) * 1982-02-17 1985-07-05 Dior Sa Parfums Christian Melange pulverulent de constituants lipidiques et de constituants hydrophobes, procede pour le preparer, phases lamellaires lipidiques hydratees et procede de fabrication, compositions pharmaceutiques ou cosmetiques comportant des phases lamellaires lipidiques hydratees
AU564876B2 (en) * 1982-03-29 1987-08-27 Liposome Company, Inc., The Stable plurilamellar vesicles
EP0102324A3 (de) * 1982-07-29 1984-11-07 Ciba-Geigy Ag Lipide und Tenside in wässriger Phase
SE8206744D0 (sv) * 1982-11-26 1982-11-26 Fluidcarbon International Ab Preparat for kontrollerad avgivning av substanser
FR2540381B1 (fr) * 1983-02-08 1986-05-30 Dior Sa Parfums Christian Procede pour stimuler la croissance des cellules; composition cosmetique, pharmaceutique et composition complementaire pour milieu de culture cellulaire appliquant ce procede
JPS607932A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd リポソーム懸濁液およびその製法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4528193A (en) * 1978-12-27 1985-07-09 A. Natterman & Cie. Gmbh Inflammation-preventing pharmaceutical composition of oral administration
JPS567714A (en) * 1979-06-22 1981-01-27 Hoffmann La Roche Pharmaceutical medicine
JPS574913A (en) * 1980-06-11 1982-01-11 Green Cross Corp:The Urokinase preparation for oral administration
JPS5746921A (en) * 1980-09-02 1982-03-17 Green Cross Corp:The Oral preparation of human blood coagulation factor
JPS57136514A (en) * 1981-01-07 1982-08-23 Georugu Bueederu Hansu Manufacture of liposome-like drug
JPS607934A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd リポソ−ムの製造方法
EP0211647A1 (en) * 1985-08-07 1987-02-25 Smithkline Beecham Corporation Method and composition for making liposomes

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504241A (ja) * 1988-05-10 1991-09-19 パフューム・クリスシャン・ディオール 特にすらりと感じさせまたは抗セリユライト作用をもつ、遊離またはリポゾームの形のコラ抽出物を含有する化粧または皮膚病学的組成物
JPH0276810A (ja) * 1988-06-29 1990-03-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd 脂質膜構造体
US5565213A (en) * 1990-07-26 1996-10-15 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Stable liposome aqueous suspension
JPH0757826A (ja) * 1993-08-18 1995-03-03 Nec Corp 端子台
JP2003516525A (ja) * 1999-12-10 2003-05-13 デイド・ベーリング・インコーポレイテッド 予め作製されたリポソームへの精製膜蛋白質の再構成
US7955618B2 (en) 2000-12-07 2011-06-07 Enceladus Pharmaceuticals B.V. Composition for treatment of inflammatory disorders
JP2008534544A (ja) * 2005-03-31 2008-08-28 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 皮膚効果剤の増強された送達
JP2010505785A (ja) * 2006-10-06 2010-02-25 エスシーアイエル テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 医薬適用のための乾燥した再構成したベシクル形成
KR101333279B1 (ko) * 2006-10-06 2013-11-27 에스씨아이엘 테크놀로지 게엠베하 약학적 응용을 위한 건조된 재구성 소포 형성
JP2008094810A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Kose Corp セラミド含有組成物及びこれを配合する皮膚外用剤
JP2014504606A (ja) * 2011-01-25 2014-02-24 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー リポソーム及びそれを含むパーソナルケア組成物
US9254276B2 (en) 2011-01-25 2016-02-09 The Procter & Gamble Company Liposome and personal care composition comprising thereof

Also Published As

Publication number Publication date
HUT43487A (en) 1987-11-30
ES8801118A1 (es) 1987-12-16
DE3689056D1 (de) 1993-10-28
AU601154B2 (en) 1990-09-06
ES556651A0 (es) 1987-12-16
DK362786D0 (da) 1986-07-30
AU5914186A (en) 1987-12-24
NZ216768A (en) 1989-11-28
IL79114A0 (en) 1986-09-30
IE862103L (en) 1987-02-07
EP0211647B1 (en) 1993-09-22
KR880002508A (ko) 1988-05-09
IE61445B1 (en) 1994-11-02
IL79114A (en) 1990-09-17
NO863176D0 (no) 1986-08-06
FI863227A0 (fi) 1986-08-06
CN1027491C (zh) 1995-01-25
PT83130B (pt) 1989-03-30
KR900007185B1 (ko) 1990-09-29
PT83130A (en) 1986-09-01
DK362786A (da) 1987-02-08
HK1004530A1 (en) 1998-11-27
GR862020B (en) 1986-12-24
CA1280975C (en) 1991-03-05
ZA864541B (en) 1987-02-25
EP0211647A1 (en) 1987-02-25
JP2511417B2 (ja) 1996-06-26
NO863176L (no) 1987-02-09
ATE94754T1 (de) 1993-10-15
CN86104874A (zh) 1987-02-04
HU198836B (en) 1989-12-28
FI863227A (fi) 1987-02-08
DE3689056T2 (de) 1994-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2511417B2 (ja) リポソ−ム形成用組成物および形成方法
US5230899A (en) Methods and compositions for making liposomes
RU2136282C1 (ru) Концентрированный водный раствор аргатробана
JP3648686B2 (ja) 脂質小胞の分散物を含有する化粧品学的または製薬学的組成物、その分散物の製造方法並に脂質小胞の分散物
KR101695836B1 (ko) 경피흡수용 고분자-리포좀 나노복합체 조성물 및 그 제조방법
Riess et al. Membranes, vesicles, and other supramolecular systems made from fluorinated amphiphiles
SG178502A1 (en) Vesicular formulations
KR100446832B1 (ko) 장벽을 통한 활성성분의 비침습성 도포 또는 운반용 제제를 제조하기 위한 액체 소적
US5741515A (en) Ketoprofen liposomes
Silva et al. Size, Charge, and Stability of Fully Serine‐Based Catanionic Vesicles: Towards Versatile Biocompatible Nanocarriers
Tasi et al. Microcalorimetric investigation of the interaction of polysorbate surfactants with unilamellar phosphatidylcholines liposomes
US8871252B2 (en) pH-responsive liposome
JPH0326165B2 (ja)
JP2807840B2 (ja) リポソーム及びリン脂質分散液の安定化法
KR100654102B1 (ko) 유용성 생리활성성분이 함입된 안정도가 우수한 산성도민감성 고분자-리포좀 나노복합체의 제조 및 이를 함유하는화장품 조성물
JPH035426A (ja) 安定な電解質含有レシチン分散液
KR100793824B1 (ko) 하이드록시프로필-베타사이클로 덱스트린을 이용하여가용화된 유용성 생리활성성분을 담지하는 고분자-리포좀나노복합체
JP6297737B1 (ja) 正に帯電した荷電ニオソームの調製方法及び荷電ニオソーム
KR20160127828A (ko) 면역원성 리포솜 제형
JPS60150826A (ja) 表面電荷をもつベシクル分散液
JP2714633B2 (ja) リポソーム形成剤及びリポソーム組成物
JPH0649145B2 (ja) 二分子膜小胞体の製造法
JP2704235B2 (ja) リポソーム形成剤及びリポソーム組成物
PT90134B (pt) Processo para a preparacao de composicoes farmaceuticas com propriedades de preservacao e restauracao da saude da pele
JPS6072829A (ja) ベシクル用組成物