JPS6241597Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241597Y2 JPS6241597Y2 JP1980022703U JP2270380U JPS6241597Y2 JP S6241597 Y2 JPS6241597 Y2 JP S6241597Y2 JP 1980022703 U JP1980022703 U JP 1980022703U JP 2270380 U JP2270380 U JP 2270380U JP S6241597 Y2 JPS6241597 Y2 JP S6241597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting
- tap
- synchronous motor
- voltage
- salient pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 241000239290 Araneae Species 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、同期電動機を減電圧始動させる始動
装置に関するもので、特に、始動補償器のタツプ
切換制御に係るものである。
装置に関するもので、特に、始動補償器のタツプ
切換制御に係るものである。
従来、この種の始動装置において、減電圧始動
を行う始動補償器のタツプ切換は、タイマーを用
いて行われていた。即ち、減電圧タツプ切換の設
定回転数に至るまでの時間を予め計算し、その計
算された時間をタイマーにセツトすることにより
同期電動機の始動開始後始動補償器の減電圧タツ
プ切換制御を行つていた。
を行う始動補償器のタツプ切換は、タイマーを用
いて行われていた。即ち、減電圧タツプ切換の設
定回転数に至るまでの時間を予め計算し、その計
算された時間をタイマーにセツトすることにより
同期電動機の始動開始後始動補償器の減電圧タツ
プ切換制御を行つていた。
しかるに、従来の始動補償器のタツプ切換制御
は上述のようにタイマーにより行われていたた
め、例えば負荷トルクの変化や電源電圧の変動等
があつた場合にはタツプ切換時の回転数が設定回
転数と異なることになり、このため、過大電流が
流れたり、または切換時に大きなトルクが発生
し、確実且つ正確なタツプ切換えができないとい
う欠点があつた。特に突極形同期機の場合には、
回転子外周辺における磁極（及びスパイダ）が突
起して設けられて、ダンパ巻線が回転子全体に均
一に巻回されてないことから、誘導機その他円筒
形同期機のように正常運転時において脈動のない
周波数制御ができず、始動時においてこの脈動す
る周波数である変動周波数の影響による円滑な始
動ができないとう問題点を有していた。
は上述のようにタイマーにより行われていたた
め、例えば負荷トルクの変化や電源電圧の変動等
があつた場合にはタツプ切換時の回転数が設定回
転数と異なることになり、このため、過大電流が
流れたり、または切換時に大きなトルクが発生
し、確実且つ正確なタツプ切換えができないとい
う欠点があつた。特に突極形同期機の場合には、
回転子外周辺における磁極（及びスパイダ）が突
起して設けられて、ダンパ巻線が回転子全体に均
一に巻回されてないことから、誘導機その他円筒
形同期機のように正常運転時において脈動のない
周波数制御ができず、始動時においてこの脈動す
る周波数である変動周波数の影響による円滑な始
動ができないとう問題点を有していた。
本考案は上記のような従来のものの欠点を除去
するためになされたもので、電機子入力の回転子
突極機構造に基づく始動時に脈動する変動周波数
から回転数を求め、その回転数が設定値となつた
時に始動補償器の減電圧タツプ切換えを行ない、
さらに上記切換えが予め定められた所定時間経過
後においても上記減電圧タツプの切換が行なわれ
ない場合には強制的にタツプの切換を行うことが
できる始動装置を提供するものである。
するためになされたもので、電機子入力の回転子
突極機構造に基づく始動時に脈動する変動周波数
から回転数を求め、その回転数が設定値となつた
時に始動補償器の減電圧タツプ切換えを行ない、
さらに上記切換えが予め定められた所定時間経過
後においても上記減電圧タツプの切換が行なわれ
ない場合には強制的にタツプの切換を行うことが
できる始動装置を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図に基いて説明する
と、第１図は突極形同期電動機（以下同期電動機
という）の始動時における電機子入力（一次入
力）の脈動する変動状態を示すもので、上記電機
子入力は磁極（及びスパイダ）が突起して設けら
れた回転子周辺の突極機構造に基づいて生じる変
動周波数Ｆ＝2sf（ここで、ｓはすべり、ｆは電
源周波数）を有して脈動し、同期電動機の始動時
にすべりＳは１から０まで変化するので、例えば
電源周波数ｆが60Hzである場合に、上記電機子入
力の変動周波数Ｆは始動開始から始動完了までに
上記すべりＳに応じて120Hzから０Hzまで変化す
ることになる。したがつて、この変動周波数Ｆを
検出することにより同期電動機の回転数を検知す
ることができ、その回転数が設定値となつた時に
は始動補償器に減電圧タツプ切換の制御信号を出
力することにより同期電動機を減電圧始動させる
ことができる。
と、第１図は突極形同期電動機（以下同期電動機
という）の始動時における電機子入力（一次入
力）の脈動する変動状態を示すもので、上記電機
子入力は磁極（及びスパイダ）が突起して設けら
れた回転子周辺の突極機構造に基づいて生じる変
動周波数Ｆ＝2sf（ここで、ｓはすべり、ｆは電
源周波数）を有して脈動し、同期電動機の始動時
にすべりＳは１から０まで変化するので、例えば
電源周波数ｆが60Hzである場合に、上記電機子入
力の変動周波数Ｆは始動開始から始動完了までに
上記すべりＳに応じて120Hzから０Hzまで変化す
ることになる。したがつて、この変動周波数Ｆを
検出することにより同期電動機の回転数を検知す
ることができ、その回転数が設定値となつた時に
は始動補償器に減電圧タツプ切換の制御信号を出
力することにより同期電動機を減電圧始動させる
ことができる。
即ち、第２図構成において、同期電動機１の入
力線には計器用変流器CTおよび計器用変圧器PT
が設けられており、これらCTおよびPTを介して
電力検出器２により上記同期電動機１の電機子入
力が検出され、この電力検出器２に接続された周
波数検出器３により電機子入力の突極子構造にて
生じる変動周波数F1が検出されるよう構成され
ている。そして、演算器４により、検出された電
機子入力の変動周波数から回転数が演算され、こ
の演算器４に接続された制御器５は、上記回転数
が設定回転数の値となつた時に、同期電動機を減
電圧始動させる始動補償器６に減電圧タツプの切
換信号を出力することになる。第３図は、回転数
に対応するすべりＳに対する減電圧始動時の電機
子電流I1、同期電動機発生トルクT1、負荷の反抗
トルクT2の関係を示したもので、同期電動機１
は２段の減電圧タツプ制御された後全電圧が印加
される。この場合、第２図の制御器５には、２つ
の設定回転数が設定されている。
力線には計器用変流器CTおよび計器用変圧器PT
が設けられており、これらCTおよびPTを介して
電力検出器２により上記同期電動機１の電機子入
力が検出され、この電力検出器２に接続された周
波数検出器３により電機子入力の突極子構造にて
生じる変動周波数F1が検出されるよう構成され
ている。そして、演算器４により、検出された電
機子入力の変動周波数から回転数が演算され、こ
の演算器４に接続された制御器５は、上記回転数
が設定回転数の値となつた時に、同期電動機を減
電圧始動させる始動補償器６に減電圧タツプの切
換信号を出力することになる。第３図は、回転数
に対応するすべりＳに対する減電圧始動時の電機
子電流I1、同期電動機発生トルクT1、負荷の反抗
トルクT2の関係を示したもので、同期電動機１
は２段の減電圧タツプ制御された後全電圧が印加
される。この場合、第２図の制御器５には、２つ
の設定回転数が設定されている。
なお、上記実施例は電機子入力の突極子構造に
て生じる変動周波数を検出して、この変動周波数
に基いて回転数を演算し回転数が設定値となつた
時に減電圧タツプ切換を行うようにしたものであ
るが、減電圧始動時に設定回転数に至る以前に始
動渋帯を起こし、次のタツプ切換を行うことがで
きない場合には従来のタイマーをそのバツクアツ
プとして併用し、確実にタツプ切換を行うように
することもでき、この場合、例えば、タイマーを
制御器５内に内蔵して設けても良い。
て生じる変動周波数を検出して、この変動周波数
に基いて回転数を演算し回転数が設定値となつた
時に減電圧タツプ切換を行うようにしたものであ
るが、減電圧始動時に設定回転数に至る以前に始
動渋帯を起こし、次のタツプ切換を行うことがで
きない場合には従来のタイマーをそのバツクアツ
プとして併用し、確実にタツプ切換を行うように
することもでき、この場合、例えば、タイマーを
制御器５内に内蔵して設けても良い。
以上のように本考案によれば、電機子入力の突
極子構造にて生じる変動周波数を検出し、この変
動周波数から回転数を求めその回転数が設定回転
数に至つた時に減電圧タツプ切換えを行ない、さ
らに上記切換えが予め定められた所定時間経過後
においても上記減電圧タツプの切換えが行なわれ
ない場合には強制的にタツプの切換えを行なうよ
うにしたので、負荷トルクの変化や電源電圧の変
動に拘ることのない正確な減電圧タツプ切換が行
い得る。
極子構造にて生じる変動周波数を検出し、この変
動周波数から回転数を求めその回転数が設定回転
数に至つた時に減電圧タツプ切換えを行ない、さ
らに上記切換えが予め定められた所定時間経過後
においても上記減電圧タツプの切換えが行なわれ
ない場合には強制的にタツプの切換えを行なうよ
うにしたので、負荷トルクの変化や電源電圧の変
動に拘ることのない正確な減電圧タツプ切換が行
い得る。
第１図は電機子入力の変動周波数を示す説明
図、第２図は本考案に係る同期電動機の始動装置
を示すブロツク図、第３図は減電圧始動時のすべ
りに対するトルクと電機子電流の関係を示す説明
図である。 １……同期電動機、２……電力検出器、３……
周波数検出器、４……演算器、５……制御器、６
……始動補償器。
図、第２図は本考案に係る同期電動機の始動装置
を示すブロツク図、第３図は減電圧始動時のすべ
りに対するトルクと電機子電流の関係を示す説明
図である。 １……同期電動機、２……電力検出器、３……
周波数検出器、４……演算器、５……制御器、６
……始動補償器。
Claims (1)
- 始動補償器のタツプ切換を行うことにより突極
形同期電動機を減電圧始動させる始動装置におい
て、電機子入力の突極機構造に基づく変動周波数
を検出する検出器と、検出される変動周波数から
回転数を演算する演算器と、上記回転数が設定値
となつた時に上記始動補償器に減電圧タツプの切
換信号を出力する制御器と、上記減電圧始動時の
設定回転数に至る時間を設定するタイマーとを備
え、このタイマーの設定時間に至つた場合におい
て上記減電圧タツプの切換が上記制御器の出力に
基づいて行なわれていない時には始動補償器に減
電圧タツプの切換信号を強制的に与える構成とし
たことを特徴とする同期電動機の始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980022703U JPS6241597Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980022703U JPS6241597Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56126195U JPS56126195U (ja) | 1981-09-25 |
| JPS6241597Y2 true JPS6241597Y2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=29618821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980022703U Expired JPS6241597Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241597Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506712B2 (ja) * | 1971-11-19 | 1975-03-17 | ||
| JPS5388113A (en) * | 1977-01-11 | 1978-08-03 | Toshiba Corp | Slip frequency processing device of induction motors |
| JPS5446314A (en) * | 1977-09-21 | 1979-04-12 | Hitachi Ltd | Control method and equipment for emergency motor |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506712U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-23 |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP1980022703U patent/JPS6241597Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506712B2 (ja) * | 1971-11-19 | 1975-03-17 | ||
| JPS5388113A (en) * | 1977-01-11 | 1978-08-03 | Toshiba Corp | Slip frequency processing device of induction motors |
| JPS5446314A (en) * | 1977-09-21 | 1979-04-12 | Hitachi Ltd | Control method and equipment for emergency motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56126195U (ja) | 1981-09-25 |
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