JPS6240987A - レーザビーム溶接法 - Google Patents

レーザビーム溶接法

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JPS6240987A
JPS6240987A JP60182714A JP18271485A JPS6240987A JP S6240987 A JPS6240987 A JP S6240987A JP 60182714 A JP60182714 A JP 60182714A JP 18271485 A JP18271485 A JP 18271485A JP S6240987 A JPS6240987 A JP S6240987A
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metal powder
butt
energy beam
welding
welding method
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Katsuhiro Minamida
勝宏 南田
Hideo Takato
高藤 英生
Takeji Egashira
江頭 武二
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、突合せシーム溶接に関し、特に、極薄鋼板の
突合せシーム溶接に関する。
〔従来の技術〕
薄鋼板の連続処理ラインにおいて、先行のストリップと
後続のストリップの端部を接続して連続通板を行うため
、各種の溶接法が用いられているが、板厚が薄いものに
ついては板の突合せの問題や、溶接速度の点で、満足な
溶接法がない現状である。しかし板厚が厚いものの溶接
については、例えばウェルティングジャーナル 1182〜1191頁に示されているように、主にT1
Gアーク溶接法が使用されている。
板厚が0.35+nu+位の場合は、TTGアーク溶接
法でも溶接が可能であるが、溶接電流がIOAと極小電
流溶接となるため、アークが不安定となり、電源特性が
大きく影響して、溶接中での入熱変動を来たし、その結
果ビード形成が不安定となり、溶接欠陥の発生につなが
るという問題がある。
これらの問題は、突合せ鋼板の端面状況でさらに助長さ
れるので、端面加工の精度を高めて、両端面間の隙間を
小さくする方法があるが、特に巾広の鋼板においては、
このための設備コストが極めて大きくなる。
またこの従来法は、板厚が0.35mm以下の、0.2
mm級になると、上記欠陥が助長される方向にある。
そして溶接電流をさらに少なくし、かつアークを安定に
することが一段と要求される。又、突合せ端部の加工精
度、鋼板のクランプ装置の精度も、一段と高める必要が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以」―説明したように、従来のTTGアーク溶接法では
、極薄板の溶接では、溶接現象の不安定から溶は落ちや
ハンピングが起り易く、また、コイル突合せやTTGト
ーチのシーム倣い制御に、極めて高い精度が要求される
という問題がある。
また、コイルの突合せ精度は、出来るだけ高い方がよい
が、いずれにしてもシャー、クランプという機械的な操
作が入るため、1/100mm内外の間隙が残ることは
止むを得ない。アーク熱源で溶融された溶鋼は、コイル
端面間の間隙を埋めるようにして、溶接が行われていく
が、板厚が小さくなると、溶接部に対して埋められるべ
き間隙が相対的に大きくなるため、溶融に不足を来たし
、その結果、第1図に示すように間欠的な未溶接部aが
発生する。
3一 本発明は、このような問題点を解決し、未溶接部の発生
をなくし、健全な継手を形成することを目的とする。
r問題点を解決するための手段〕 本発明では、溶接しようとする鋼板の端面を互に突合せ
、その溶接線上およびその表面近傍に、金属粉ペースト
を塗布するとともに溶接線にエネルギービームを照射し
、金属粉ペーストを含む突合せ部を溶融させ、金属粉の
溶融物により、突合せ間隙を埋める。
以下図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第2a図に溶接すべき鋼板1.1゛ の突合せ状況を示
す。鋼板l,ビの間に空隙gが生じている。
第2b図に、本発明に基づいて鋼板1,1′ の空隙g
の中および鋼板端部11.、11’ の近傍に金属粉ペ
ーストFを塗布した状態を示す。
金属粉ペーストFは極力、空隙gの中に多く充填される
ように供給、塗布する。また、鋼板表面部にあふれる金
属粉ペーストは極力少なくし、溶接によって生じる溶接
ビードの余盛を低くする。
第3図に、本発明の一実施態様によるエネルギービーム
溶接の実例を示す。1,1.’ は鋼板を示す。E 1
 r F2 + F3は、鋼板突合せ部を示し、Elは
空隙を、F2は埋った金属粉ペーストを、F3は溶接断
面を示している。
N2は金属粉ペーストを供給するペースト供給ノズル、
Flはペースト入口、F2はペースト出口であり、これ
らにより鋼板突合せ部の空隙内に金属粉ペーストFを塗
布する機構になっている。
N1はレーザ溶接ノズルで、LBlはレーザ発振器より
のレーザビームで、LB2は鋼板突合せ部およびそこの
金属粉ペーストに照射するレーザビームである。
本発明を実施するには、先ず突合せ溶接されるべき鋼板
1,1′の端部をシャーにより剪断し、端部を突合せク
ランプする。次に第3図で示すように、ペースト供給ノ
ズルN2で金属粉ペーストFを鋼板間に供給し、第2b
図のように金属粉ペーストを突合せ間隙gに圧入する。
この操作に続いてレーザ溶接ノズルN1によってレーザ
ビームL B 2を突合せ線にそって照射する。レーザ
ビームL B 2のビーム径は、鋼板端部を含み金属粉
ペーストを溶融させるために、溶融が十分できる範囲で
大きくする。また、レーザの出力は鋼板板厚。
溶接速度、ビーム径を考慮して、溶は落ちの生じない範
囲に設定する等の制御を行う。
金属粉ペーストは第2b図に示すように、鋼板突合せ間
隙を完全に満す必要はなく、鋼板端部の溶融と金属粉の
溶融によって両鋼板が溶接出来る量が充填されればよい
なお、」−記の説明においては、エネルギービームとし
てレーザビームを使用した場合について述べたが本発明
において用いられるエネルギービームとしては、レーザ
、電子ビーム、TTGアーク。
ガスアーク、プラズマアーク等任意のものを使用するこ
とができる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 金属粉は20〜40μの粉径のものとし、バインダーは
ビニール樹脂および溶剤(アシン/キシレン1:1)と
して、これらの金属粉、ビニール樹脂および溶剤を重量
比でそれぞれ75%、8%および13%としてペースト
状にし、レーザ出力は0.5kwでビーム径を1mII
+にし、板厚0.2mmの薄鋼板を溶接した。当初の突
合せ間隙はO,]mmである。
その結果、突合せ間隙が0.1mmあったにもかかわら
ず、極めて安定な突合せ溶接が行なわれ、溶接速度は5
m/minであった。
従来の場合、上述の板厚で、0.1mmの間隙があると
きは、溶融物が間隙を完全に埋める事が出来ず、ハンピ
ングが生じて、安定な溶接は不可能であった。
実施例2 上記組成からなる金属粉ペースト溶接部に塗布し実施例
1の場合と同じ条件で溶接した。この場合、鉄粉の体積
比は28%前後になり流動性は良好であり、溶接結果も
良好であった。これに対し、鉄粉の体積比を20%およ
び40%のものを用いたところ充填が不良であり溶接状
態も不良であった。
また、上記実施例で得た継手部を切り出して、繰り返し
曲げ試験を行った結果、従来のTIG溶接法やガス溶接
法に比べて、良好な継手性能を有していることがわかっ
た。
なお、本発明の場合、鋼板の突合せ間隙が30〜50μ
mの場合、金属粉の粉程を1μm帯、8μm帯、20μ
m帯、40μm帯、50μm以上とし、それぞれ溶接を
行ったところ、1μm帯、8μm帯、20μm帯につい
ては良好な溶接を行うことができたが、40μm帯およ
び50μm以上の場合には溶は落ちが発生し、溶接不良
を生じた。
また1本発明において使用されるバインダーは200℃
前後に融点がある塩酢ビニール樹脂が低エネルギーで蒸
発するので有効である。また低エネルギーで樹脂を蒸発
させると同時に金属粉の一部を溶融させ、突合せ間隙内
に凝固させることにより溶接性を高めることができる。
なお溶融凝固に伴い、硬度が上がり破断が発生し易い材
料を溶接する場合にはオーステナイト系の材料を金属粉
として使用することにより溶接部の強度を高めればよい
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は溶接突合せ部に金属粉ペ
ーストを塗付して溶接を行うので板厚が薄くなっても溶
融部が完全に埋められ、間欠的な未溶接部が生じること
がなく、完全な溶接を行うことができる。また突合せ間
隙が比較的に大きくても溶融部が完全に埋れられるので
鋼板の突合せ面の加工精度を緩和することができ、鋼板
切断装置、押え機構等の附帯設備に要する費用の低減を
図ることができ、さらには溶接の自動化を図ることがで
きる等、その効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶接による未溶接部を生じた極薄鋼板の
溶接部を示す平面図である。 第2a図は鋼板の突合せ間隙を示す断面図、第2b図は
本発明により突合せ間隙を金属粉ペーストで埋めた状態
を示す断面図である。 第3図は本発明の一実施態様を示す断面図である。 1.1’:鋼板     t;厚み F:金属粉ペースト  N1 :レーザ溶接ノズルLB
t + LB2 ’レーザビーム N2:ペースト供給機構 El:突合せ空隙   E2:金属粉ペーストビ3:溶
接断面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接しようとする金属板の端面を互に突合せ、そ
    の溶接線上およびその表面近傍に、金属粉にバインダー
    を混合した金属粉ペーストを塗布した後、溶接線上にエ
    ネルギービームを加えて金属粉ペースト層を含む突合せ
    部を溶融させ金属粉ペースト層の溶融物により突合せ間
    隙を埋めることを特徴とするエネルギービーム溶接法。
  2. (2)金属粉は、金属板の突合せ間隙より小さい粒径の
    ものである前記特許請求の範囲第(1)項記載のエネル
    ギービーム溶接法。
  3. (3)金属粉ペーストは、金属板突合せ間隙部に容易に
    充填されうる流動性を有する範囲で、可及的に金属粉配
    合割合の大きいものである前記特許請求の範囲第(1)
    項記載のエネルギービーム溶接法。
  4. (4)バインダーは、溶接するエネルギービームを吸収
    し金属粉の溶融温度より低い温度で蒸発するものである
    前記特許請求の範囲第(1)項記載のエネルギービーム
    溶接法。
  5. (5)金属粉ペースト層を含む突合せ部に低い密度のエ
    ネルギービームを加えて金属粉ペーストのバインダー分
    を蒸発させかつ金属粉を部分溶融凝固させた上、該突合
    せ部に高い密度のエネルギービームを加えて金属粉ペー
    スト層を含む突合せ部を溶接する前記特許請求の範囲第
    (1)項記載のエネルギービーム溶接法。
  6. (6)金属粉は継手部の機械的性質を良好なものに寄与
    する組成である前記特許請求の範囲第(1)項、第(2
    )項又は第(3)項記載のエネルギービーム溶接法。
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