JPS6238574A - ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式 - Google Patents

ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式

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JPS6238574A
JPS6238574A JP17731385A JP17731385A JPS6238574A JP S6238574 A JPS6238574 A JP S6238574A JP 17731385 A JP17731385 A JP 17731385A JP 17731385 A JP17731385 A JP 17731385A JP S6238574 A JPS6238574 A JP S6238574A
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head
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Hiromi Ozawa
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明はディスク記憶装置とくにハードディスク記憶装
置であってその情報の読み書き用のトランスジューサヘ
ッド例えば磁気ヘッドの位置がいわゆるクローズトルー
プ制御されるものに対するヘッドの現在位置の検出方式
に関する。
【従来技術とその問題点】
周知のように前述のハードディスクないしは固定ディス
ク装置は情報の記憶媒体として単一または複数の磁気デ
ィスクを備えており、このディスクはいわゆるスピンド
ルモータによって通常は数千r、p、s、の高速で回転
している。ディスクには同心円状に複数条のトラックが
情報の記録のために設定されている。このトラックに情
報を書き込みあるいはこれから情報を読み出すためのヘ
ッドは、各ディスクに対してより正確にはディスクの片
面に対して1個であって、複数条のトラックの内のどれ
かに位置決めされ、かつ原則的には該トランりの中央に
来るように位置決めされる。 技術の進歩に伴って、このディスク装置にもより小形で
より多量の情婦を記憶するものが要求され、ディスクが
小径化されるとともに記録密度の高密度化が図られてい
る。比較的記録密度が低い場合は、従来から情報の読み
書きヘッドの位置制御にはオープンループ制御が行なわ
れている。この制御方式では、ヘッドが指定されたトラ
ック番号に位置するように、ヘッドのアクチュエータ例
えばパルスモータに所定数のパルス指令が発しられるだ
けで、ヘッドの現在位置がどこにあるかは積出されず、
従ってヘッド位置をさらに微調整することは行なわれな
い、しかし、かかるオーブンループ制御方式は、5.2
5インチの固定ディスクを例にとると、5007PT(
トラック/インチ)までが限界とされている。 記録密度がより高くなり700↑Plを越えるようにナ
ルト、ヘッドの位置制御にクローズトループ方式を採用
することが必要になって来る。このクローズトループ制
御の基礎となるのは、もちろんヘッド位置の正確な検出
であって、この検出のために種々の工夫がなされている
が、ヘッドに特別な位置検出器を設けるよりは、ディス
ク上に位置検出のための参照情報を書き込んでおき、こ
の参照情報を位置を検出すべきヘッド自身で読み出して
、この情報の読み出し信号からヘッド位置を知るように
するのが、原理的に正確でもありかつ簡単である。この
観点からなされた従来の発明は、例えば特開昭50−9
9709号や特開昭50−99709号に記載がある。 これらの従来技術では、ディスク上に記録される参照情
報のパターンやその読み出し信号の処理法に工夫がある
が、一般的には位置検出のための信号処理回路がかなり
複雑化しやすく、参照情報のパターンが意味をもってい
るので、そのディスクへの書き込みが相当正確でな(で
はならない、また、これらの例を含めてクローズトルー
プ制御導入の当初には、ディスク上の本来の情報の読み
書きの間つねに位置制御をするという考え方に立ってい
たので、ヘッドの位置検出のための参照情報も、本来の
情報の記録領域と並行して設ける必要があり、このため
ディスクの少なくとも片面が参照情報の記録のために取
られてしまうという矛盾があった。しかしその後、高速
回転をするディスクに対しては、かかる並行制御は必ず
しも必要でなく、1回転に1度位置制御をしておけば正
確な位置決め状態を充分保ちうろことが判明し、それだ
け参照情報に食われるディスク内領域の面積を縮小でき
るようになって来た。 かかる従来技術例を第7〜10図を参照しながら説明す
る。第7図は固定ディスク装置の要部の側面図で、複数
個の磁気記憶媒体としてのディスク1がスピンドル軸1
aに固定され、スピンドルモータlbによって高速駆動
される。その各面上には第8図に見られるように、複数
条のトラック2の周心状のエリアが設定されており、そ
の環の周方向の一部に割り込んで参照情報3を書き込む
ためのセクタ状のエリアが設定されている。ディスクl
の各面には、情報の読み言きのためのトランスジューサ
のヘッド4がそれぞれ設けられており、これらのへフド
4はヘッドアームを介して移動キャリア5に担持され、
該キャリア5により図の矢印Pで示された方向に進退さ
れる。キャリア5は案内子5a、5aにより東向されて
おり、薄い金属/Nlンド5bを介してアクチュエータ
6によって駆動ないしは位置制御される。 従来の参照情報3のパターンは例えば第9図に示される
ようなものであって、図示の3個のトラック28〜2G
の内の中央のトラック2bに対する参照情報が3a、3
bで示されている0両参照情報3a、3bとも図の左か
ら右にかけてS、Hの繰り返しで記録されているが、デ
ィスクが図の矢印Q方向に移動するときのその始端aと
終端すとの中央すにおいては同時にNからSに移るが、
その両側においてはSからNに移る点が互いにずれるよ
うに記録パターンが作られている。なおこのようなa 
”−cのパターンはふつう複数個繰り返えされる。 この参照情報3a、3bをヘッド4で読み出したときの
信号波形が第10図に示されている。理解を容易にする
ため、ヘッド4の位置がトラック2bに対する正規の位
置POから図の上方にトラック間ビンチの2だけずれた
Plにあるときを考えると、このときのヘッド4の位置
は参照情報3aの位置と一敗するから、第10図のPl
の場合に示すように読み出し信号には参照情報3aによ
るピークvaと参照情報の中央mに対応するピークvm
とが現われ、両者は図示のように極性が異なってくる0
次にヘッド4が正規位置POから図の下方にトラック間
ピッチの2だけずれた位置P2にあるときには、読み出
し信号には参照情報3bによるピークシbと中央ビーク
V―のみが現われる。これからヘッド4が正規位置P。 にあるときには、両参照情報3a、3bによるピークシ
a、vbと中央ピークV−がすべて現われることがわか
る。また、この正規位il!POにあるときのピークv
a、vbの高さは互いに等しく、かつ容易に想像される
ように2ピツチずれた位置P1.P2においてそれぞれ
単独に現われるピークva、vbの高さのほぼAに等し
い、一方、逆橿性の中央ビークvaの高さはヘッド4の
位置によっては変わらない、さらに、両参照情報3a、
3bによるピークva、vbの現われるタイミングは前
述のパターンのずれに対応したある時間Δtだけ常にず
れている。 以上のような読み出し信号の波形から、中央ビーりvm
を基準にしてタイミングのずれΔtをもつ2種のピーク
va、vbを互いに区別して取り出すことができ、また
2種のピークシa、vbの高さの差からヘッド4の正規
位置POからのずれ量を検出することができる。また、
ピークVaの方がピークシbより高いときには、ヘッド
4は上のPlの方にずれており、逆の場合には下のP2
の方にずれていることがわかる。 最初に挙げた二つの従来例を含めて、これらの従来技術
によるヘッドの位置ないしは正規位置からのずれ量の検
出には、いずれも参照情Ilの読み出し信号に現われる
ピークの高さないしはその差を表わすアナログ量をがな
り厳密に評価をする必要がある。この際の個別のピーク
の高さは、ふつうピークホールド回路によって評価前に
−たんアナログ記憶しておく必要があり、この段階での
誤差を減らすにもかなり高級な回路が必要となる。 このように、参照情報の読み出し信号中に現われるピー
クの分離とピークの高さ値の個別ホールドとピーク高さ
の比較評価のための回路が高級化ないしは複雑化するほ
か、検出精度を上げるには参照情報自体の精度を上げて
おく要があるから、参照情報の書き込み手段も難しくな
り、参照情報を書き込んでおく領域にもある程度の大き
さを確保しておかねばならない。
【発明の目的】 本発明はヘッドを介して読み出された参照情報信号の処
理回路を簡単化でき、かつ高い精度でヘッド位置を決定
できるディスク記憶装置のヘッド位置検出方式を得るこ
とを主目的とする。また、本発明の従たる目的はかかる
検出方式によって参照情報のディスクへの書き込みを容
易とし、かつ参照情報に要するディスク内領域の広さを
振力減少させることにある。
【発明の要点】
以上の目的は、本発明によれば、参照情報として各領域
内にその隣り合う領域内の参照情報とはトラックの長手
方向位置に関してずらされた反復パターン情報を書き込
み、隣り合う2個の領域からの参照情報の読み出しの際
に該読み出しと同期された経時変化するランプ状信号を
発生させ、該ランプ状信号をしきい値として両領域のそ
れぞれからの参照情報中の該しきい値を切る反復パター
ン信号の個数を計数し、両領域に対する該計数値の差か
らヘッドの位置を検出することにより達成される。 上記の構成における各参照情報は非常に簡単なN、Sな
いしはオンオフのパターンを反復したものであってよく
、この場合には反復の周期を短くすることができるので
、狭い領域内に100程度のパターン反復数をもつ参照
情報を書き込んでヘッド位置の検出精度を上げることが
できる。また隣り合う2個の鯖誠に書き込まれる参照情
報はトラックの長手方向に関して互いにずらされており
、従って両領域からの読み取り信号は時間にはっきりと
分離されてヘッドから出てくるので、相互分離が極めて
簡単でかつ正確である。参照情報の読み出しに同期して
発生させるべきランプ(坂道)状のしきい値信号の波形
には正確度を要するが、−たんこれと参照情報とを例え
ば比較回路で比べた後は、参照情報中の反復パターン信
号のしきい値を切るものはいわばディジタル化されてし
まうので、その波形の詳細によって検出結果が左右され
ることがなく、その評価も単に該反復パターンの数をカ
ウントするだけでよいので、誤差を生じることがなく、
回路構成も非常に簡単になる0反復パターン数の計数手
段としては、もちろん両頂域から読み出される信号それ
ぞれに対してカウンタを設けることでもよいが、前述の
ように両信号が互いに異なるタイミングで読み出される
ので、1個のアップダウンカウンタによって一方の信号
をアンプカウントした後に他方をダウンカウントするよ
うにすれば、計数差の計算回路を含めて1個のカウンタ
ですませることができる。 なお、ランプ信号を発生させる有利な態様としては、2
個の参照情報領域からの読み出し信号に対して1個の三
角波状の信号を発生させたり、各領域からの信号に対し
て同波形の鋸歯状波形の信号をそれぞれ発生させたりす
ることができる。またこれらの波形の立ち上がりまたは
立ち下がりの時間的勾配も必ずしも厳密に直線性を必要
とするものでもなく、両頂域信号に対して同一ないしは
対称的な波形をもたせれば足りる。他のより詳しい実施
態様については次項に述べるとおりである。
【発明の実施例】
以下、図を参照しながら本発明の実施例を詳しく説明す
る。 第1図は本発明方式の原理構成図であって、従来技術に
関する第7〜lO図と同じ部分には同一符号が付されて
いる。第1図の上側部には記憶媒体としてのディスク1
が展開された形で示されており、この上にt−t+i+
++1番目の3個のトラックが示され、その一部に割込
むように参照情報10が書き込まれ、これからヘッド4
を介してその位置検出のための参照信号Isが読み出さ
れる。この参照信号は増幅回路20によって増幅される
。従来と同様にこのディスク1は電子モータなどのスピ
ンドルモータ1aによって高速駆動されており、ヘッド
4はアクチュエータ6によって駆動あるいは位置制御さ
れる。このアクチュエータ6は例えば図示のように2相
の固定子コイル6a、6bとロータ6cとを備えた多極
のパルスモータであって、1パルスあたり1度以下の精
度でロータ6Cが回転駆動されるとともに、両コイル6
a、6bの一方または双方中の電流を相対的に増減させ
ることにより、一種のトルクモータとしてそのロータ6
cの角度位置を微細に調整することができる。駆動器7
はかかる駆動パルスの発生や二相電流の調整を行なうも
のである。以下の説明において、駆動器7はその右方か
ら1で示された数値指令を受けてヘッド4をi番目のト
ラック2に移動させたものとする。 参照情報lOの詳細例は第2図に示されている。 図示のように各参照情報10の領域はトラック2に対し
て径方向にトラック間ピンチのAだけずれており、i番
目の参照情報10はi番目とi+1番目のトラック2の
間に、i−1番目の参照情報10はi−1番目とi番目
のトラック2の間に書き込まれている。 図中の縞状模様で示されたこの例での参照情報1゜は、
その中央mを境にして交互にトラックの長手方向にずら
されており、隣り合う参照情報が重なり合うことはない
、前述のように各参照情報10は100回程度のN、S
ないしはオンオフのパターンを持っており、検出の確実
性をまずために図示の始端lと終端nとの間の模様を数
回操り返してもディスクの全周の1〜2%程度を占める
に過ぎない。 第2図の左側部にはヘッド4の311の位置PO,P1
゜P2が示されており、前と同様に位置POがi番目の
トラック2に対する正規の位置であり、位!!P1およ
びP2はこの正規位置POからそれぞれzトラック間ピ
ッチよりも少ない量だけ図の上方および下方にずれた位
置とする。これらの位置PO〜P2に対するヘッド4か
らの参照信号tSの波形は第3図に示すとおりである。 容易にわかるように、隣り合わせの参照情報10が互い
にずらされているとき、図の始端lと中央mとの間には
t−1番目の参照情報の読み出し信号が、中央mと終端
nとの間にはi番目の参照情報の読み出し信号が互いに
時間的に区別されて現われる。またヘッド4が正規位置
POにあるときは、i−1番目および1番目の参照情報
に対する参照信号■Sのピーク値は互いに等しいが、上
方にずれた位置P1にあるときピーク値は前者の方が後
者よりも大きく、下方にずれた位lP2ではその逆の関
係になる。 第1図に帰って、この参照信号rsに対するランプ状の
しきい値を発生するのがランプ信号発生回路30であり
、その枠内の上側に示されたように中央mで中高の三角
波を発生し、あるいはその下側に示されるように中央m
の両側で繰り返される鋸歯状波を発生する。このような
ランプ信号R3を参照信号!Sと同期化させるための同
期信号SSはその左方の同期化回路60から与えられ、
さらにこの同期信号SSを発生させるトリガには、第1
図の例ではいわゆるインデックスパルスIPが利用され
ている。インデックスパルスIPは周知のようにディス
クへの情報の読み書き用の同期パルスであって、例えば
スピンドルモータ1aに取り付けられた角度位置パルス
発生器1cによってディスクの1回転に対して1回発生
される。同期化回路60は例えば図示のようなカウンタ
61をもち、該カウンタ61はインデックスパルスIP
によってリセットされ、クロック62からのクロックパ
ルスをカウントする。従って、このカウンタ61の終段
部から同期信号SSを取れば、インデックスパルスIP
によって始端lで「0」にリセットされ、中央mで「1
」に立ち上がる波形の信号を得ることができる。第4図
(a)。 (b)にはこのインデックスパルスIPとカウンタ61
の出力信号をインバータ35によって反転した同期信号
SSの波形が示されている。もっとも、同期化回路60
の参照信号Isへの同期化は必ずしもインデックスパル
スIPによる必要はなく、参照情報中に基準パルスを与
える情報を書き込んでおくなどの手段をとることもでき
る。 このようにして発生されるランプ信号R5をしきい値と
して、前述の参照信号Isが比較回路40によって評価
される。この模様は第4図tel〜+81に示されてい
る。第4図fclに示された参照信号Isはヘッド4が
正規位置POにあるときに対応するもので、従ってi−
1番目の参照情報に対応する参照信号Isのピーク値は
i番目の、p・照情報に対応する値と同一である。この
参照信号ISが同図(d+に示すランプ信号RSと比較
される結果、比較回路40からは参照信号IS中のピー
クがランプ信号11Sを切った回数と同じ個数の計数パ
ルスCPが同図telに示すように発しられる。第4図
の場合は、f−1番目とi番目の参照情報からの参照信
号■Sのピーク値が同じであるから、計数パルスCPの
個数は両参照情報について同じ数の2となる。第5図に
示された場合は、ヘッド4が前述の位置P1にあり、i
−1番目とi番目の参照信号のピーク値が異なるので、
i−1番目とi番目の参照情報に対する計数パルスの数
はそれぞれ2および1となる。 かかる計数パルスCPを隣り合う参照情報についてそれ
ぞれカウントしてその差を求めるのが第1図の計数回路
50であって、この例では1個のアップダウンカウンタ
51によって構成されており、該カウンタ51のカウン
ト値は前述のインデックスパルスIPに同期してリセッ
トされる。このため、同JIJI 化回路60ではその
カウンタ61の前に同期パルスSSが取られた計数段の
次の段からトリガパルスTPが引き出され、インバータ
63とワンショット回路64とを介してインデックスパ
ルスIPに同期したリセットパルスが作られ、これがア
ップダウンカウンタ51に与えられる。また1亥カウン
タ51のアップ。 ダウン動作指定入力υ/Dには、前の同期パルスSSま
たは図示のようにその補パルス信号が与えられており、
参照情報の中央mに対応する時点でそのアップダウンカ
ウント動作が切り換えられる。これによって、アップダ
ウンカウンタはインデックスパルスIPに同期して、従
って参照情報の始端lからカウントパルスCPのアップ
カウント動作を開始し、参照情報の中央mからはカウン
トパルスCPをダウンカウントするので、終端nの時点
では隣り合う2個の参照情報に対応するカウントパルス
CPの数の差がカウント値としてカウンタ51内に保持
されていることになる。この差のカウント値は、次のト
リガパルスTPの立ち上がりに同期して制御回路70の
バッファ71に取り込まれる。 制御回路70は例えば1個のマイクロコンピュータであ
って、へ、ド4の正規位置POからの位置のずれを表わ
す計数回路50から読み取ったカウント値に基づいてヘ
ッドに対する位置補正指令CSをその出力ポードア2を
介して駆動器7に与える。駆動器7はこの補正指令CP
に基づいて、例えばアクチュエータ6の固定子コイル6
a、6bに対する電流配分を制御し、ヘッド4の位置が
その正規位置POになるように8[整させる。この例の
ようにアクチュエータ6がパルスモータである場合は、
上述のml調整作はアクチュエータ6を一種のトルクモ
ータとして用いることによってなされる。 以上の動作において、隣り合う3個の参照情報にはそれ
ぞれ100回程度の反復パターンが記憶されているので
、ヘッド4の位置がその正規位置からかなりずれている
ときには、数十程度の差のカウント値が位置のずれ量と
してI食出されて計数回路50から制御回路70に与え
られ、位置のずれが少ない場合でも数個の差のカウント
値が位置のずれ量として得られる0位置のずれが少ない
ときには、ヘッド位置の補正ないしは微調整はふつう1
回ですみ・位置のずれが比較的大きい場合でもふつう2
回の微調整をすることでよい。 つぎに第1図に示された構成中の要部の具体回路例を第
6図を参照して説明する。参照信号Is用の増幅回路2
0は差動入力差動出力の高精度の演算増幅器21とその
出力側の付属回路を含む、その2個の差動出力をそれぞ
れ受けるキャパシタ22a、 22bは信号中の直流分
をカントオフして交流分のみを次段の抵抗回路に与える
。1対の抵抗24a、24bはそれぞれ2個の差動出力
の負荷抵抗であり、実質上は用抵抗24a、24bの相
互接続点から増幅出力が取られるが、演算増幅器21の
差動増幅作用の対称性を保持するための1対の抵抗23
a、23bが付加されている。 ランプ信号発生回路30の中心は演算増幅器31であっ
て、該増幅器31はその入出力間に公知の帰還用のキャ
パシタ32を備えて積分動作を行なう、これによって積
分されるべき信号はその左側の接続点Vの電位であって
、該接続点Vには前述のインバータ35からの同期信号
SSが抵抗35aを介して与えられている。従って、該
接続点■の電位は参照情報の始端lから中央mまでは「
1」となり、中央mが終端nまでは「0」となる、積分
速度、従ってランプ信号R3の勾配は、前のキャパシタ
32とこれに直列に入る抵抗33および調整抵抗34の
抵抗値とのC12時定数によって選択される。接続点V
の変化に応じて、積分回路はrlJ値をこの設定された
積分速度で正方向に積分した後に、同じ積分速度で負方
向に積分するから、その出力であるランプ信号RSは中
高の対称形の三角波となる。なお、時定数回路側の演算
増幅器31の図の上側の入力の電位は1対の抵抗36a
、36bで設定され、その下側の入力の電位はもう一方
の抵抗38a 、 38bで設定されて抵抗37を介し
て与えられる。また演算増幅器31に付属する2個のダ
イオード31a、31bと抵抗31cとは該増幅器の上
述の動作を確実にするための一種のりミンク回路である
。 比較回路40は、ランプ信号R5を可変のしきい値とし
て、増幅された参照信号Isの交流成分をこれと比較す
るが、参照信号Is中に含まれ得る余分な高周波分を除
くためのローパスフィルタ回路が設けられている。この
フィルタ回路はりアクドル42と接地側のキャパシタ4
3およびB電源側のキャパシタ44とからなる一種の逆
り形のLCフィルタである。また、比較増幅器41の参
照信号ISを受ける側の入力の電位を設定するために1
対の抵抗45a。 45bが設けられており、これによって設定された直流
電位が抵抗46を介して該人力に与えられる。 比較増幅器41はこの入力に与えられる参照信号をその
下側の入力に与えられるランプ信号R5と比較して、前
述のカウントパルスCPを発する。 前述のように、ランプ信号R5は2回繰り返される鋸歯
状波であってよく、この場合のランプ信号発生回路30
はむしろ簡単となり、最も簡単には参照信号の始端lと
中央mに相当する時点にリセットないしは放電されるC
Rの充放電回路で構成できる。この場合のランプ信号R
3の勾配の直線性は必ずしも保証されないが、繰り返し
波形が同一でありさえすれば原理上なんら問題はない。 このほか、本発明によりディスク記憶装置のヘッド位置
検出方式は種々の態様で実施をすることができる0例え
ば参照情報10のための領域はトラック2に割り込ませ
て設定する必要はむろんなく、専用のディスク面に設け
ることもでき、該専用のディスク面の全部を参照清?8
10に割り当てれば、トラック2に対する情報の読み書
きと並行してヘッド4の位置の微調整を続ける用途にも
本発明を実施することができる。計数回路50の機能も
、制御回路70がマイクロコンピュータであるときには
、これに分担させることができる。アクチュエータ7、
同期化回路60あるいは制御回路70は実施例に示され
た具体的な構成や動作態様に限らず、本発明の要旨内で
適宜に変形を加えたり一部を省略した形で実施をするこ
とができる。
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明方式においては、記憶媒体デ
ィスク上に複数条設定された記録トラックに対する情報
の選択的な読み書きのための位置制御可能なトランスジ
ューサヘッドの現在位置をディスク上の各トラックに対
応する領域に書き込まれた参照情報を該ヘッドを介して
読み出すことにより検出するに際して、参照情報として
前記各領域内にその隣り合う領域内の参照情報とはトラ
ックの長手方向位置に関してずらされた反復パターン情
報を書き込み、隣り合う2個の領域からの参照情報の読
み出しの際に該読み出しと同期された経時変化するラン
プ状信号を発生させ、該ランプ状信号をしきい値として
両頭域のそれぞれからの参照情報中の該しきい値を切る
反復パターン信号の個数を計数し、両頭域に対する該計
数値の差からヘッドの位置を検出するようにしたので、
参照情報中の反復パターン数を適宜に選ぶことにより必
要な精度でトランスジューサヘッドの位置を正確に検出
することができる0反復されるパターンは掻めて単純な
ものであってよいので、高精度の位置検出のためにその
反復数をかなり思い切って増やしても、参照情報のため
の領域が過大になるおそれがなく、いわゆるデータ面サ
ーボ方式のディスク記憶!装置にも有利に適用できる。 本発明方式の実施にあたって、時間的に変化するしきい
値としてのランプ状信号の発生と、参照情報の読み出し
信号の増幅とには高精度の電子回路を用いることが望ま
しいが、参照情報をランプ状信号と比較した後は、評価
すべき信号がいわはデ・イジタル化されてしまうので、
誤差を生じる心配がなく、評価のための回路を従来より
大幅に簡単化できる。多くの場合に計数以降の機能は既
存の計算機回路などに行なわせることができるので、実
際上は評価回路をとくに設けなくてもよい、また、本発
明方式の場合、隣り合う2個の参照情報からの信号の分
離が簡単にかつ正確にできるので、信号の分離回路をと
くに設ける必要もない。 このように参照情報の読み出し手段が正確かつ簡単にな
るほか、参照情報を書き込むための手段もこれに応じて
容易になり、参照情報中の反復パターンを単純化すれば
参照情報のために使われるディスク面上の領域を減少さ
せて、ディスク記憶装置の記憶容量を増大させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によりディスク記憶装置のヘッド位置検
出方式の原理構成図、第2図は参照情報のディスク面へ
の書き込み例を示す割り付は図、第3図はヘッド位置に
応じた参照情報の読み出し信号の波形を示す波形図、第
4図および第5図は該参照信号をランプ状信号によるし
きい値で切ってカウントパルスを作る過程を説明するた
めの波形図、第6図は本発明を実施する上での要部回路
の具体構成例を示す回路図、第7図はディスク記憶装置
の要部の側面図、第8図はその要部の正面図、第9図は
従来技術における参照情報の書き込み例を示す割り付は
図、第10図は該従来技術におけるヘッド位置に応じた
参照情報の読み出し信号の波形を示す波形図である0図
において、l:ディスク、2ニドランク、4:ヘッド、
6:アクチュエータ、7:アクチュエータの駆動器、1
0:参照情報、20:参照信号用増幅回路、30:ラン
プ信号発生回路、40:比較回路、50:計数回路、6
0:同期化回路、70:制御回路ないしはマイクロコン
ピュータ、CP:カウントパルス、C8:ヘンド位置補
正指令信号、■P:インデックスパルス、■s:参照信
号、i4+i+i+1: トラック番号ないしは参照(
# fi1番号、l:参照情報の始端、m:参照情報の
中央、n:参照情報の終端、R5:Lきい値としてのラ
ンプ状信号、SS:同期(8号、TP:)リガパルス、
である。 第1図 第2図 第3図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)記憶媒体ディスク上に複数条設定された記録トラッ
    クに対する情報の選択的な読み書きのための位置制御可
    能なトランスジューサヘッドの現在位置を、ディスク上
    の各トラックに対応する領域に書き込まれた参照情報を
    該ヘッドを介して読み出すことにより検出する方式にお
    いて、参照情報として前記各領域内にその隣り合う領域
    内の参照情報とはトラックの長手方向位置に関してずら
    された反復パターン情報を書き込み、隣り合う2個の領
    域からの参照情報の読み出しの際に該読み出しと同期さ
    れた経時変化するランプ状信号を発生させ、該ランプ状
    信号をしきい値として両領域のそれぞれからの参照情報
    中の該しきい値を切る反復パターン信号の個数を計数し
    、両領域に対する該計数値の差からヘッドの位置を検出
    するようにしたことを特徴とするディスク記憶装置のヘ
    ッド位置検出方式。
JP17731385A 1985-08-12 1985-08-12 ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式 Granted JPS6238574A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17731385A JPS6238574A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式
US06/895,032 US4745497A (en) 1985-08-12 1986-08-08 Digital head position controller with triangle wave comparison

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17731385A JPS6238574A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238574A true JPS6238574A (ja) 1987-02-19
JPH0467707B2 JPH0467707B2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=16028795

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JP17731385A Granted JPS6238574A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ディスク記憶装置のヘッド位置検出方式

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Country Link
JP (1) JPS6238574A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5027234A (en) * 1987-12-10 1991-06-25 Fuji Electric Co., Ltd. System for detecting a reference track of a disc storage unit
US5178243A (en) * 1990-05-10 1993-01-12 Atsugi Unisia Corporation Hydraulic damper

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5027234A (en) * 1987-12-10 1991-06-25 Fuji Electric Co., Ltd. System for detecting a reference track of a disc storage unit
US5178243A (en) * 1990-05-10 1993-01-12 Atsugi Unisia Corporation Hydraulic damper

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JPH0467707B2 (ja) 1992-10-29

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