JPS6238185A - 練習用野球ボ−ル - Google Patents

練習用野球ボ−ル

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JPS6238185A
JPS6238185A JP60179048A JP17904885A JPS6238185A JP S6238185 A JPS6238185 A JP S6238185A JP 60179048 A JP60179048 A JP 60179048A JP 17904885 A JP17904885 A JP 17904885A JP S6238185 A JPS6238185 A JP S6238185A
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JP
Japan
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ball
baseball
practice
hitting
sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP60179048A
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English (en)
Inventor
戸田 善家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリオレフィン系樹脂の発泡体からなる練習
用野球ボールに関するものである。
さらに詳しくは、該発泡成形球体の発泡倍率および発泡
状態を制御し、かつ該球体の圧縮変形荷重、反撥性を特
定艶聞とすることにより、破れ、割れ、変形等がしない
ばかりでなく、打撃時の飛距離の調整と打撃時の発生音
を、硬式野球ボールの真球音に可及的に近づけることを
可能にした練習用野球ボールで、かつ軽く安全性にすぐ
れ、ガラスや器物を破損させることもなく、人体を直撃
しても安全な野球ボールに関する。
〔従来技術1 従来では室内練習場、体育館や室内において、野球の打
撃練習を満足する状態で行なうことは不可能であり、特
に雨天の際の練習や、体育館での他クラブの人々と一緒
に行なう場合、あるいは雪国等におけるシーズンオフに
あっては、充分なバッティング練習ができないという問
題を有し、その解決が切望されている。
上記問題を解決する一手段として、合成樹脂あるいはそ
れを発泡化して練習ボールとする試みがなされている。
例えば特開昭57−57568号公報、同56−161
066号公報、実開昭54−118268号公報、実開
昭56−11863号公報等が提案されている。
しかしながら、特開昭57−57568号公報において
は、コルク、ゴム等の中芯核の外周をゴムで被覆し、更
に架橋した塩化ビニル樹脂からなる球皮層を設けること
により構成されるもので、体育館内、室内で打撃練習を
することはできず、器物の破損、安全性に問題を有し、
かつ繰返しの使用に耐える耐久性を有していない。
また特開昭56−161066号公報、実開昭54−1
18268号公報で開示のものは、ポリウレタン樹脂か
らなるもので、やはり飛距離が大きく、かつ打撃音も充
分なものとはならない。
さらに、実開昭56−11863号公報では熱可塑性樹
脂で一体に成型された発泡体ボールが開示され、実施例
においてはいずれも軟質の熱iiJ塑性樹脂、すなわち
、ゴム系の重合体が使用され、打球の飛距離ち大きく、
かつ器物の破損を生起する恐れのものが使用され、いず
れも未だ満足しうるちのとは云えず、プロ野球、アマチ
ュア野球、高校野球等の実地の野球練習には採用されず
にいたっているのが現状である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記の欠点を解消し、かつ耐久性を有し、打撃
時の飛距離の調整と打撃時の発生音を硬式野球ボールの
真球音に近、クシ、かつ安全性に冨んだ練習用野球ボー
ルを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明のボールは、ポリオレフィン系樹脂からなる発泡
倍率20〜30侶の球形一体発泡成形物であって、該成
形球体の中心部から表層部までを均一発泡セルで構成し
、かつ該表層部を厚さ20〜60μmのスキン層で構成
してなる硬式野球ボールと同一直径を有する下記(a)
〜(b)を満足する練習用野球ボールを提供するもので
ある。
(a)圧縮荷重  15〜25Kg (但し、成形球体を該球体の直径の50%(半径)まで
圧縮した時の荷重〕 (b)反撥性 25〜401 〔但し、コンクリート床面上100iffの高さから球
を自由落下し、はねかえる最大高さく1)を以って表わ
したものである。〕本発明のポリオレフィン系樹脂とは
、低密度、中密度、高密度のポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン−1等の単独重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチ
レン−ヘキセン−1共重合体、プロピレン−エチレン共
重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体等のエチレン
もしくはプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、エブレンーアクリル酸エチル共重合体、ア
イオノマー樹脂等のエチレンと極性基エノマーとの共重
合体、ポリエチレンにスチレンモノマーをグラフト共重
合したものおよびそれらの混合物が挙げられる。
上記の中でも低密度ポリエチレンおよびそれらにスチレ
ンをグラフトしたものが耐衝撃性等の点で好ましい。
上記ポリオレフィン系樹脂のメルトインデックスハ0.
01〜30!?/10分、好ましくハo、1〜20g/
10分の範囲で選択される。
本発明は、上記ポリオレフィン系樹脂からなる発泡倍率
20〜30侶の球体一体発泡物であることが肝要であり
、球形一体発泡物とすることにより、打撃時の耐久性を
向上させる。を記法発泡倍率が20倍未満においては、
一部耐久性が悪くなる懸念が生じ、30倍を超えると、
後記の反撥性と圧縮変形荷重の適用範囲を満足すること
ができず、使用感、飛距離等に悪影費を及ぼす。
さらに、本発明においては、該成形球体の内部発泡体の
セルを規制するものである。すなわち、該成形球体の中
心部から表層部を均一発泡セルで構成し、かつ該表層部
を厚さ20〜60μmのスキン層で構成し、圧縮変形荷
重15〜25 K!J、反撥性25〜40 Ctaの範
囲を有するIIIP!用野球ボールである。
上記発泡体を均一発泡セルとするのは、内部の不均一な
密度層の存在(重心の偏在)をなくし、ボールの飛行軌
跡の直線性(ボールのふらっぎの防止)を維持するため
である。
一方、表層部の厚み20〜60μmのスキン層の存在は
前記発泡倍率および後記反撥性と圧縮変形荷重との相関
で、硬式野球ボールの真球音に可及的に近づけるために
必要となる。また耐久性も大幅に向上させるものである
さらに、圧縮変形荷重を15〜25 K9および反撥性
が25〜40 c、とする理由も前記打撃感すなわち、
硬式野球ボールの真球音に可及的に近似させるためにこ
の範囲内に入ることが好ましい。また、飛距離をコント
ロールするために、反撥性を25〜40Ctsの範囲に
設定したものである。
また、本発明の発泡体の大きさは、硬式野球ボールと同
寸法のものが打撃練習のために望まれる。
特に本発明の発泡ボールはバットによってボールの真心
をとらえた時に前記真球音に近い音が出るので、練習の
際にボールを真心でとらえたか、どうかの判定を行ない
ながらバッティングを楽しむことができる。
さらに、本発明においては、必要に応じて、ボールを着
色したり、本発明の主旨を逸j悦しない範囲において、
他の添加剤、顔料、フィラー等の配合および、芯体を1
1人してもよい。
[実施例] 以下実施例および比較例で本発明を更に詳述するが、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
4/ili例1〜2および比較例1〜3低密度ポリエチ
レン〔商品名二日石しクスロンF41、日本石油化学■
社のミニペレット(直径1.0mX長さ2.0Mの円柱
状)〕を発泡剤としてフレオンを用いて、所望の発泡倍
率に発泡した直径約5〜6TrL/TrLの発泡ビーズ
を作成し、該発泡ビーズをボール金型に充填し、加熱水
蒸気を用いて、温度110〜150℃、圧力1.2〜2
.0Kg/ ciの範囲で一体成形し、厚さ40μmの
表面スキン層で構成され、かつ均一発泡された硬式ボー
ルと同寸(約直径7.2ci+)のボールを得た。
そのボールを用いて、各種試験を行なった結果を第1表
に示した。
第1表 実施例1と同様の発泡ビーズを用い、発泡倍率の異なる
発泡層を順次積層し、半径方向(同心球状)に不均一に
変化させて、一体成形した他は表面スキン層の厚みを4
0μ肌の連続層とし、実施例1と同様に評価した結果を
第2表に示した。
第   2   表 実施例1と同様にして発泡倍率を24倍に固定して表面
スキン層を変化させた均−発泡一体成形物を製造し、実
施例1と同様に評価した結果を第3表に示した。
第3表 芯材として直径3 cttrの球状の合成ゴムを使用し
、そのまわりを実施例1′C−使用した低密度ポリエチ
レンで発泡倍率24倍、表面スキン層約40μmの発泡
体で′f&覆し、硬式ボールの直径と同等のボールを製
造し、打撃練習を行なったところ、数回の使用によって
芯材と発泡体との境界で剥離が進み、使用感、特に打撃
感が悪いものであった。
止木」(−R 実施例1の低密度ボリエヂレンを使用して、半球の発泡
倍率24倍の発泡体を各々成形し、これを溶着してボー
ルを製造し、その使用感を評価したが、実施例1のボー
ルと大差はないものの、打撃後の飛行軌跡にフラツキが
認められる。
比較例 13 樹脂としてポリスチレン樹脂〔商品名:スヂロボールJ
Q−300、三菱油化−社製〕を使用し、実施例1と同
様のボールを成形し、その使用感をみたが、いずれも数
回の使用で徐々に小片の一部脱落が始まり耐久性が劣る
ものであった。
なお、試験法は以下の通りである。
(試 験 法) (1)圧縮変形荷重(K3) ボールを圧縮治具(ロードセル)で圧縮し、ボールの圧
縮偏平化がボール直径の50%迄圧縮された時の所要圧
縮力をもって表わす。
(2)  反  撥  性  (cttr )コンクリ
ート床面上100 Cmの高さからボールを自由落下し
、はねかえる最大高さく cm )をもって表わす。
(3)耐久性の評価 100回以上の打撃回数でも、変形、受信、小片脱落等
の破損が認められない。 → 0数10回の打撃回数で
、変形、受傷、小片脱落等のいずれかの変化が発生。 
  → △数回の打撃回数で、変形、受傷、小片脱落等
のいずれかの変化が発生。    → ×(4)使用感
(ト、スバッティングの繰り返し状態での判別) ア、打撃感 トスしたボールを通常のバットでフルスイングした時の
打撃の良否を充分に判別でき得るか否かの感触を指し、
手に伝わる打撃時の反力、打撃音が満足すべき水準にあ
り、かつ打撃点がボールの中心からずれる等の打撃不良
状態に応じ、上記反力、打撃FXが練習者が明らかに判
別できる程に変化することを最適なものとした。   
     → ○バットで真心をとらえた時に真球音を
発しない。           → × イ、飛距離 上記打撃の良否の判断、すな、わら、打球の方向、速度
等が充分判[iiJ能な飛び方をし、かつその後は急激
にその速度を減衰するような危険防止および小スペース
で練習可能な距離を3〜1077LP1度とし、その範
囲の飛距離を有するものを最適なものとした。
評  価    3TrL未満  →  ×3〜10T
rL→0 10〜12m→Δ 13m以上 → X つ、危険感 速度が急激%減衰を生ずる前の比較的高速度の打球の直
撃を受けた際の人身に衝撃感を起こさぬ様な状態を最適
なものとする。→O衝撃感を感じる    →× [本発明の作用効果] 上述の様に本発明の野球ボールの作用効果は以下の通り
である: (1)破れ、割れ、変形等がなく、耐久性にずぐれる。
(2)軽く、ガラスや器物を破損させることもなく、人
体に直撃してもけがをさせることもなく、安全性に優れ
る。
(3)打撃時の発生音が、ボールの真心をとらえた時に
、硬式野球ボールの真球畠に近似し、打撃の良否を判別
することが可能であるばかりでなく、実物のボールを打
ったフィーリングを味わうことができる。
(4)ボールの飛距離が短かく、かつ危険性がないので
、体育館内、室内等の狭い場所で使用することができる
(5)飛行軌跡のふらつきがない。
(6)安価である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン系樹脂からなる発泡倍率20〜3
    0倍の球形一体発泡成形物であつて、該成形球体の中心
    部から表層部までを均一発泡セルで構成し、かつ該表層
    部を厚さ20〜60μmのスキン層で構成してなる下記
    (a)〜(b) (a)圧縮変形荷重15〜25Kg (b)反撥性25〜40cm を満足する練習用野球ボール。
  2. (2)前記ポリオレフィンが低密度ポリエチレンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の練習用野
    球ボール。
JP60179048A 1985-08-14 1985-08-14 練習用野球ボ−ル Pending JPS6238185A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017029689A (ja) * 2015-05-28 2017-02-09 アディダス アーゲー ボールおよびその製造方法

Cited By (3)

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