JPS6236453Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6236453Y2
JPS6236453Y2 JP1982080239U JP8023982U JPS6236453Y2 JP S6236453 Y2 JPS6236453 Y2 JP S6236453Y2 JP 1982080239 U JP1982080239 U JP 1982080239U JP 8023982 U JP8023982 U JP 8023982U JP S6236453 Y2 JPS6236453 Y2 JP S6236453Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
notch
lever
seat
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982080239U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58181249U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8023982U priority Critical patent/JPS58181249U/ja
Publication of JPS58181249U publication Critical patent/JPS58181249U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6236453Y2 publication Critical patent/JPS6236453Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用シートのシートバツクに装備す
る高さ調節可能なヘツドレストに関するものであ
る。
従来、この種のヘツドレストはヘツドレストの
ロツク機構を解除するレバーをシートバツクの表
面に固定せしめていた。従つて、レバーが外部に
露出しているため、美感を損うことは勿論、誤操
作を行う可能性もあり安全性が確保できない不具
合があつた。しかも、シートバツクにレバー固定
用の固定部材を装備する必要があるため、構造が
複雑でその取付手段がかかる欠点もあつた。
そこで、本考案は斯様な従来品の欠点を除去す
るために提案されたものであり、その基本的構成
はロツク解除用のレバーをシートバツク内に内蔵
し、且つ2本ステーに夫々ロツク機構を設け、こ
れを左右のステー間に横架せしめたレバーによつ
て解除し得るようにしたものである。
なお、ロツク解除用の操作部材がシートの内部
に内蔵したものがあるが(例えば実開昭55−
125156号公報)、これはヘツドレストの一方のス
テーの外側に位置するシート内部に点状に配設さ
れている。従つて、その操作部材の配設位置が外
部から確認困難で、しかも、操作部材が点状であ
るので操作性が頗る悪く、また、ステーの外側に
配設されているので、後席の乗員が誤つてその操
作部材を操作する虞れがあつた。
また、2本のステーの各々にロツク機構を有
し、このロツク機構を1つの操作部材で解消する
ものとして、実公昭47−36345号公報のものが開
示されているが、これは操作部材が外部に露出す
るため安全性に欠け、しかも、その操作部材が一
方のロツク部材側に配設されているため、ロツク
解除の際同期し難く、ロツク解除の確実性が悪い
不具合があつた。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図中aはヘツドレスト本体で、このヘツドレス
ト本体aは従来周知の構造でその底部の左右に棒
状スラー1,1を垂設して、シートBのバツクフ
レームbに固定したガイド筒3に嵌挿する。そし
て、このシートB内のスラー1,1とガイド筒3
とにロツク機構イを設ける。図示するロツク機構
イは各スラーの一側面に設けた高さ調節用の切欠
部1a、この切欠部1aに係合する略U字状のロ
ツクスプリング4、前記ガイド筒3に水平状に切
設したロツクスプリング嵌挿用のスリツト7、前
記ガイド筒3内に昇降自在に配設してステー1,
1を挿通し一側面にロツクスプリング係合、係脱
用の断面三角状の切欠口8を有し発条6によつて
上方に付勢されるホルダー5とからなるものであ
る。図中3aはガイド筒3の上縁に設けた鍔部、
5aはホルダー5の上縁に設けた鍔部を示し、こ
の両端部3a,5aにホルダー5に巻装した発条
6の上・下端を係止してホルダー5を上方に付勢
せしめる。ガイド筒3のスリツト7,7とホルダ
ー5の切欠口8とはホルダー5が発条6によつて
付勢されている状態で略同一位置に開設して、ロ
ツクスプリング4がスリツト7より切欠口8に渉
つて嵌入し得るようにする。
切欠口8はその下辺をホルダー5の軸線に対し
て略直角状、上辺を傾斜状に形成した断面略三角
形状を呈し、その深縁部はスラー1の切欠部1a
まで届く長さとしたものである。従つて上辺が傾
斜状に形成されているため、ホルダー5を下降せ
しめるとスリツト7,7に嵌入係止されているロ
ツクスプリング4は切欠口8の上辺に沿つて移動
(径方向に)してスラー1,1の切欠部1aより
係脱する。図中9はホルダー5における切欠口8
の反対面に設けたロツクスプリング4摺動用溝で
ある。
以上の左右ホルダー5,5間に渉つてレバー2
を昇降自在に横架し、このレバー2の上方に、該
レバー2を隠蔽せしめる表皮b′を被せる。この表
皮b′はレバー2を外部から押動できるように多少
ゆとりをもたせて張設する。
斯して、ヘツドレスト本体a下方の表皮b′を下
方に押圧すると、レバー2がホルダー5と共に発
条6の弾撥力に抗して下降する。このホルダー5
の下降によつてステー1の切欠部1aに係合せる
ロツクスプリング4は拡開し(ホルダー5の切欠
部8の上辺における押圧によつて)ステー1の切
欠部1aより係脱しロツク状態が解除される(第
6図、第7図)。従つて、ヘツドレスト本体aは
上下方向に移動し得るため、所定の高さに調節す
る。然る後、表皮b′を介してのレバー2へ押圧状
態を解除すると、レバー2、ホルダー5は発条6
の弾撥力によつて元の状態に復帰し、ロツクスプ
リング4はその弾性によつてスラー1の切欠部1
aに係合しロツク状態になる。(第4図、第5
図)。
本考案は叙上の如く構成したから、以下の利点
がある。
(1) 本案品はレバーをヘツドレストの左右のステ
ー間におけるシートに内蔵せしめる構造である
ため、レバーが外部に突出せず安全性を向上し
得る。しかも、誤操作を行なう可能性が低くな
るので安全性を一層向上し得る。
(2) 2本のステーの夫々にロツク機構を設け、こ
の両ロツク機構間にロツク解除用のレバーを配
設したので、両ロツク機構に同時且つ均等にロ
ツクを解除する操作力が作用する。そのため、
レバーによるロツク解除操作が確実でロツクを
的確に解除し得る。
しかも、レバーは2本のステー間に配設され
ているので、このレバーがシートに内蔵しても
その位置が確認し易く、また、線状に配設され
ているため操作性が良い。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠して示す斜視図、第2図は要部を拡大して示
す斜視図、第3図は分解図、第4図はロツク状態
を一部切欠して示す正面図、第5図はX−X線に
沿える縦断面図、第6図はロツク解除状態の一部
を切欠して示す正面図、第7図はY−Y線に沿え
る縦断面図である。図中aはヘツドレスト本体、
1,1はステー、2はレバー、イはロツク機構を
夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドレスト本体と、このヘツドレスト本体の
    底部左右に垂設し、夫々に高さ調節用の切欠部を
    有するステーと、このステーを昇降自在に嵌挿し
    シートのバツクフレームに固定したガイド筒と、
    シート内における各ステーとガイド筒とに設けた
    ロツク機構と、シート内の表皮近傍における左右
    のステー間に横架したロツク解除用のレバーとか
    ら構成し、前記ロツク機構はステーの切欠部に係
    合する略U字状のロツクスプリング、前記ガイド
    筒に水平状に切設したロツクスプリング嵌挿用の
    スリツト、前記ガイド筒内に昇降自在に配設し内
    部にステーを挿通すると共にロツクスプリング係
    合係脱用の断面三角形の切欠口を有し、且つ上方
    に付勢されるホルダーとからなり、前記レバーを
    左右のホルダーの上端に横架してなるヘツドレス
    ト。
JP8023982U 1982-05-29 1982-05-29 ヘツドレスト Granted JPS58181249U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023982U JPS58181249U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 ヘツドレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023982U JPS58181249U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 ヘツドレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181249U JPS58181249U (ja) 1983-12-03
JPS6236453Y2 true JPS6236453Y2 (ja) 1987-09-17

Family

ID=30089392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8023982U Granted JPS58181249U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 ヘツドレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58181249U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736345U (ja) * 1971-05-15 1972-12-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736345U (ja) * 1971-05-15 1972-12-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58181249U (ja) 1983-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61128910A (ja) 車両用座席等のヘツドレスト装置
JPS6348734B2 (ja)
US3572834A (en) Adjustable head rest for vehicle seats
US5878930A (en) Bicycle seat pack
JPS6236453Y2 (ja)
US2672043A (en) Key retaining device
JP2666649B2 (ja) エレベータ用運転操作盤
JPH0241833U (ja)
KR19990068041A (ko) 유아용 시트
JPH06247201A (ja) 車両用フィニッシャ構造
JPS59120531A (ja) 自動車用座席の遠隔操作により高さ調節可能な頭支え
JP3690592B2 (ja) ヘッドレストのロック機構
JPH0437024U (ja)
CN111483363B (zh) 头靠高度调整机构及儿童安全座椅
JPH076036Y2 (ja) ピラーガーニッシュの操作部材取付構造
JPH04349041A (ja) 座席
JPS6114834Y2 (ja)
JPS6338839Y2 (ja)
JPH0246754Y2 (ja)
JPH0614602Y2 (ja) 車両用シ−ト
JPH0349966Y2 (ja)
JPH1016707A (ja) 車両用シートのヘッドレスト及びシートベルトの高さ調節機構
JPH0535004Y2 (ja)
JPH0614606Y2 (ja) ヘッドレスト構造
JPS5920126Y2 (ja) 座席のサイサポ−ト