JPS6235369B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235369B2 JPS6235369B2 JP55114422A JP11442280A JPS6235369B2 JP S6235369 B2 JPS6235369 B2 JP S6235369B2 JP 55114422 A JP55114422 A JP 55114422A JP 11442280 A JP11442280 A JP 11442280A JP S6235369 B2 JPS6235369 B2 JP S6235369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bladder
- tire
- center post
- lowered
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタイヤ加硫終了後、ブラダを下降させ
て、外筒内に引込み収納するようにしたタイヤ加
硫機の改良に関するものである。
て、外筒内に引込み収納するようにしたタイヤ加
硫機の改良に関するものである。
この種、タイヤ加硫機では、従来特公昭52−
37518号公報に示されるように、センターポスト
を上下動させるため、流体圧シリンダを用いてい
た。このため、構造が複雑となると共にベース高
さが高くなるので、経済性、保守性の点で問題が
あり、しかもセンターポストとブラダの下端を保
持するための下リング間に加硫用加熱媒体のもれ
を防止するためパツキンを装着する必要があり、
これの保守がめんどうである。等の欠点があつ
た。
37518号公報に示されるように、センターポスト
を上下動させるため、流体圧シリンダを用いてい
た。このため、構造が複雑となると共にベース高
さが高くなるので、経済性、保守性の点で問題が
あり、しかもセンターポストとブラダの下端を保
持するための下リング間に加硫用加熱媒体のもれ
を防止するためパツキンを装着する必要があり、
これの保守がめんどうである。等の欠点があつ
た。
本発明は上記した点に対処するため提案された
もので、タイヤ加硫終了後、ブラダを下降させ
て、外筒内に引込み収納するようにしたタイヤ加
硫機において、前記ブラダの上中心部分を保持す
るセンターポストを、同ブラダの下端を保持する
下リング内と一体的に形成された密閉耐圧構造の
穴に上下動自在にかつ自重により下降可能に収納
保持したことを特徴とし、その目的とするところ
は、前記した従来のものの問題点を解消した構成
の簡単なタイヤ加硫機を提供しようとするもので
ある。
もので、タイヤ加硫終了後、ブラダを下降させ
て、外筒内に引込み収納するようにしたタイヤ加
硫機において、前記ブラダの上中心部分を保持す
るセンターポストを、同ブラダの下端を保持する
下リング内と一体的に形成された密閉耐圧構造の
穴に上下動自在にかつ自重により下降可能に収納
保持したことを特徴とし、その目的とするところ
は、前記した従来のものの問題点を解消した構成
の簡単なタイヤ加硫機を提供しようとするもので
ある。
本発明は上記したように構成されているため、
加硫終了後のブラダ収納時、ブラダ内を大気に開
放することにより、センターポストを、その自重
により下降させて下リング内に収納保持すること
ができる。
加硫終了後のブラダ収納時、ブラダ内を大気に開
放することにより、センターポストを、その自重
により下降させて下リング内に収納保持すること
ができる。
従つて、センターポストを下降させるための流
体圧シリンダが不要となると共にセンターポスト
と下リング間のパツキンも不要となるため、構造
が簡素化され、経済的で、かつ保守性を向上させ
ることができる。
体圧シリンダが不要となると共にセンターポスト
と下リング間のパツキンも不要となるため、構造
が簡素化され、経済的で、かつ保守性を向上させ
ることができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明す
る。ブラダと称するゴム製の袋を用いてタイヤを
加硫するメカニカルクランクプレスは特公昭52−
37518号公報等に記載されているように公知であ
り、本実施例においては、要部のみを説明する。
る。ブラダと称するゴム製の袋を用いてタイヤを
加硫するメカニカルクランクプレスは特公昭52−
37518号公報等に記載されているように公知であ
り、本実施例においては、要部のみを説明する。
１はビーム、２はビーム１に固定された上熱
板、３はベース、４はベースに固定された下熱
板、５は上熱板２に取付けられた上金型、６は下
熱板４に取付けられた下金型であり、上、下金型
５，６は図示されていないメカニカルクランク機
構を用いて開放、又は閉鎖加圧されるようになつ
ている。
板、３はベース、４はベースに固定された下熱
板、５は上熱板２に取付けられた上金型、６は下
熱板４に取付けられた下金型であり、上、下金型
５，６は図示されていないメカニカルクランク機
構を用いて開放、又は閉鎖加圧されるようになつ
ている。
７はブラダで、その上中心部分はセンターポス
ト８の上端凹部に挿入され、押え金具９によりボ
ルト１０を介して締付挾持されており、下端は下
リング１１と内筒１５との間に挾持されている。
ト８の上端凹部に挿入され、押え金具９によりボ
ルト１０を介して締付挾持されており、下端は下
リング１１と内筒１５との間に挾持されている。
下リング１１には下端にねじ穴が設けられねじ
棒１２がねじ込まれており、このねじ棒１２の締
付力により上フランジ１３及びタイロツド１４を
介して内筒１５との間にブラダ７の下端を挾持可
能となつている。
棒１２がねじ込まれており、このねじ棒１２の締
付力により上フランジ１３及びタイロツド１４を
介して内筒１５との間にブラダ７の下端を挾持可
能となつている。
またブラダ７内に下リング１１に設けられてい
る欠ホより熱媒体が供給され、ブラダ７を介して
タイヤ１６を上・下金型５，６の内面に圧着する
と共に熱を与えてタイヤ１６を加硫成型し、穴へ
より排出されるようになつている。
る欠ホより熱媒体が供給され、ブラダ７を介して
タイヤ１６を上・下金型５，６の内面に圧着する
と共に熱を与えてタイヤ１６を加硫成型し、穴へ
より排出されるようになつている。
１７は円筒状の外筒で、その上端つば部が下熱
板４と下金型６との間に保持され、下端には２ケ
の流体圧シリンダ１８が取付けられており、この
流体圧シリンダ１８のピストンロツド１８ａの先
端は内筒１５の下端にねじ込まれている。
板４と下金型６との間に保持され、下端には２ケ
の流体圧シリンダ１８が取付けられており、この
流体圧シリンダ１８のピストンロツド１８ａの先
端は内筒１５の下端にねじ込まれている。
１９は公知のタイヤ取出用チヤツクで、ラム２
０の上下動により開閉するセクタ１９ａを有する
機構となつている。
０の上下動により開閉するセクタ１９ａを有する
機構となつている。
２２はボルト２３によりベース３の下面に固着
された軸受で、内面にブツシユ２１を有してお
り、上端に角穴、下端にスプロケツト２４ａを有
するボツクス２４を回転可能に支持している。ボ
ツクス２４の角穴には、ねじ棒１２の下端に形成
されている角部が挿入されている。
された軸受で、内面にブツシユ２１を有してお
り、上端に角穴、下端にスプロケツト２４ａを有
するボツクス２４を回転可能に支持している。ボ
ツクス２４の角穴には、ねじ棒１２の下端に形成
されている角部が挿入されている。
また、ねじ棒１２の中央部分には、つば部が形
成され、上フランジ１３と下フランジ２５間に遊
合されており、上フランジ１３と下フランジ２５
はタイロツド１４とナツト２６とで締付保持され
ている。
成され、上フランジ１３と下フランジ２５間に遊
合されており、上フランジ１３と下フランジ２５
はタイロツド１４とナツト２６とで締付保持され
ている。
センターポスト８の下端は、下リング１１に設
けられた上下方向の密閉耐圧構造の穴１１ａ内に
ブツシユ２８を介して上下動自在に収納保持され
ており、内部にはブラダ７内と穴１１ａ内とを連
通する圧力バランス用の穴ト，チが設けられてい
る。
けられた上下方向の密閉耐圧構造の穴１１ａ内に
ブツシユ２８を介して上下動自在に収納保持され
ており、内部にはブラダ７内と穴１１ａ内とを連
通する圧力バランス用の穴ト，チが設けられてい
る。
２７は、加硫用熱媒体の圧力により内筒１５に
作用する下方への押下げ力を外筒１７に伝達する
ためのストツパで、その外周は外筒１７の内周と
遊合しており、下端に突出したバー２７ａに加え
られる回転力により必要角度だけ回転可能となつ
ており、このストツパ２７と内筒１５は、それぞ
れ第２図及び第３図に示すような断面形状に形成
され、ストツパ２７の回転により嵌脱し、ストツ
パの作用と内筒１５の下降を許す作用をなすよう
になつている。
作用する下方への押下げ力を外筒１７に伝達する
ためのストツパで、その外周は外筒１７の内周と
遊合しており、下端に突出したバー２７ａに加え
られる回転力により必要角度だけ回転可能となつ
ており、このストツパ２７と内筒１５は、それぞ
れ第２図及び第３図に示すような断面形状に形成
され、ストツパ２７の回転により嵌脱し、ストツ
パの作用と内筒１５の下降を許す作用をなすよう
になつている。
次に作用を説明する。第１図に示す状態で加硫
が完了したと仮定し、穴へより熱媒体を排出後、
ブラダ７内を大気に開放して大気圧と等しくす
る。
が完了したと仮定し、穴へより熱媒体を排出後、
ブラダ７内を大気に開放して大気圧と等しくす
る。
その後、ラム２０を下動させれば、チヤツク１
９の下端のセクタ１９ａが開いてタイヤを支持す
ると共にセンタポスト８を押し下げて、ブラダ７
をタイヤ１６の上方より引きはがす。
９の下端のセクタ１９ａが開いてタイヤを支持す
ると共にセンタポスト８を押し下げて、ブラダ７
をタイヤ１６の上方より引きはがす。
ついで、流体圧シリンダ１８により、内筒１５
を若干上昇させてブラダ７をタイヤ１６の下方よ
り引きはがすと共にストツパ２７を図示されてい
ない流体圧シリンダによりバー２７ａを介して必
要角度回転させ、内筒１５が下降できる状態とし
た後流体圧シリンダ１８により内筒１５を下降さ
せることによりブラダ７を外筒１７内に引込み収
納することができ、この際センターポスト８は自
重により下降する。
を若干上昇させてブラダ７をタイヤ１６の下方よ
り引きはがすと共にストツパ２７を図示されてい
ない流体圧シリンダによりバー２７ａを介して必
要角度回転させ、内筒１５が下降できる状態とし
た後流体圧シリンダ１８により内筒１５を下降さ
せることによりブラダ７を外筒１７内に引込み収
納することができ、この際センターポスト８は自
重により下降する。
プレスを開き、加硫済タイヤが取出されたなら
ば次に加硫されるべき生タイヤを搬入し、流体圧
シリンダ１８により内筒１５を上昇させ、ストツ
パ２７をストツパとして作用する位置に回転させ
た後、内筒１５を下降させてストツパ２７の上面
に着座させる。続いてブラダ７内に熱媒体を供給
しブラダ７をタイヤ内に挿入して次の加硫工程へ
と移る。
ば次に加硫されるべき生タイヤを搬入し、流体圧
シリンダ１８により内筒１５を上昇させ、ストツ
パ２７をストツパとして作用する位置に回転させ
た後、内筒１５を下降させてストツパ２７の上面
に着座させる。続いてブラダ７内に熱媒体を供給
しブラダ７をタイヤ内に挿入して次の加硫工程へ
と移る。
なお、センターポスト８は、ブラダ７内への熱
媒体供給により上昇し、センターポスト８の上
昇、下降の際、穴ト，チを介してブラダ７内と下
リング１１の穴１１ａ内との圧力バランスが行な
われる。
媒体供給により上昇し、センターポスト８の上
昇、下降の際、穴ト，チを介してブラダ７内と下
リング１１の穴１１ａ内との圧力バランスが行な
われる。
以上述べたように、センターポスト８を自重に
より下降させるようにしているので、センターポ
ストを下降させるための流体圧シリンダが不要と
なると共にセンターポスト８を下リング１１の穴
１１ａに収納保持するようにしているので、熱媒
体のシール用パツキンが不要となり、構造が簡素
化され、経済的で、かつ保守性が良好となる。等
の効果を奏し得る。
より下降させるようにしているので、センターポ
ストを下降させるための流体圧シリンダが不要と
なると共にセンターポスト８を下リング１１の穴
１１ａに収納保持するようにしているので、熱媒
体のシール用パツキンが不要となり、構造が簡素
化され、経済的で、かつ保守性が良好となる。等
の効果を奏し得る。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２
図は第１図のイ−イ断面図、第３図は第１図のロ
−ロ断面図である。 ７：ブラダ、８：センターポスト、１１：下リ
ング、１１ａ：穴、１７：外筒、２８：ブツシ
ユ。
図は第１図のイ−イ断面図、第３図は第１図のロ
−ロ断面図である。 ７：ブラダ、８：センターポスト、１１：下リ
ング、１１ａ：穴、１７：外筒、２８：ブツシ
ユ。
Claims (1)
- １ タイヤ加硫終了後、ブラダを下降させて、外
筒内に引込み収納するようにしたタイヤ加硫機に
おいて、前記ブラダの上中心部分を保持するセン
ターポストを、同ブラダの下端を保持する下リン
グ内と一体的に形成された密閉耐圧構造の穴に上
下動自在にかつ自重により下降可能に収納保持し
たことを特徴とするタイヤ加硫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442280A JPS5738127A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Tire vulcanizer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11442280A JPS5738127A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Tire vulcanizer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738127A JPS5738127A (en) | 1982-03-02 |
| JPS6235369B2 true JPS6235369B2 (ja) | 1987-08-01 |
Family
ID=14637309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11442280A Granted JPS5738127A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Tire vulcanizer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5738127A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6068003U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-14 | 株式会社東京自動機械製作所 | 棒状物収容箱の搬送装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117282A (ja) * | 1974-08-02 | 1976-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Taiyakaryupuresusochi |
| JPS541389A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tire valcanizer |
| JPS5537360A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | Tire vulcanizing press |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11442280A patent/JPS5738127A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117282A (ja) * | 1974-08-02 | 1976-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Taiyakaryupuresusochi |
| JPS541389A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Tire valcanizer |
| JPS5537360A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | Tire vulcanizing press |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5738127A (en) | 1982-03-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4022554A (en) | Retread molds | |
| US3267517A (en) | Apparatus for molding hardenable plastics in a vacuum | |
| US2559119A (en) | Tire curing apparatus and method | |
| KR950012844B1 (ko) | 후경화(post-cure) 타이어 인플레이터의 상부 및 하부림과 상부 및 하부림의 대체장치 | |
| US2301125A (en) | Apparatus for vulcanizing floor mats | |
| US3997286A (en) | Molding apparatus and vacuum system therefor | |
| JPS6235369B2 (ja) | ||
| US5145688A (en) | Apparatus for vulcanizing pneumatic tires | |
| JPH0637058B2 (ja) | タイヤ加硫機の中心機構 | |
| US2962775A (en) | rekart | |
| JPS62193814A (ja) | 樹脂材料の圧縮成形方法 | |
| JPH0131450Y2 (ja) | ||
| JPH034011B2 (ja) | ||
| US3816217A (en) | Method and apparatus for retreading tires | |
| JP2709505B2 (ja) | 自動車用タイヤの加硫装置 | |
| JPH018328Y2 (ja) | ||
| JPS5947982B2 (ja) | タイヤ加硫機 | |
| US5011392A (en) | Drain ejector in a tire vulcanizing machine | |
| JPS6414014A (en) | Mold exterior airtightness variable pressure molding device | |
| JPH0124047B2 (ja) | ||
| CN217574150U (zh) | 气体加压机构及含有其的硫化机与硫化*** | |
| JPH0420574Y2 (ja) | ||
| USRE14603E (en) | roberts | |
| JPS6059843B2 (ja) | タイヤ加硫プレス装置 | |
| JPS6134365B2 (ja) |