JPS6234968A - 高抵抗カ−ボンペ−スト - Google Patents
高抵抗カ−ボンペ−ストInfo
- Publication number
- JPS6234968A JPS6234968A JP60172487A JP17248785A JPS6234968A JP S6234968 A JPS6234968 A JP S6234968A JP 60172487 A JP60172487 A JP 60172487A JP 17248785 A JP17248785 A JP 17248785A JP S6234968 A JPS6234968 A JP S6234968A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- carbon
- binder
- solvent
- carbon paste
- Prior art date
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- Pending
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- Non-Adjustable Resistors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は高抵抗カーボンペーストに関する。
（従来の技術）
従来、高抵抗カーボンペーストは、一般に、導電性カー
ビンブラック、バインダー、溶剤及び添加剤等で構成さ
れており、その導電性カーボンブラックとしては、市販
アセチレンブラック、ファーネスブラック、副生ブラッ
ク等が使用されている。
ビンブラック、バインダー、溶剤及び添加剤等で構成さ
れており、その導電性カーボンブラックとしては、市販
アセチレンブラック、ファーネスブラック、副生ブラッ
ク等が使用されている。
高抵抗カーボンペーストの要求される導電性範囲が１０
９〜１０６Ω・儂であるため、導電性カーボンブラック
の添加量をかなり少なくする必要がある。そのためにバ
インダーの硬化や溶剤の蒸発の際にカーボンブラックの
分散状態が悪くなり、抵抗値がパラツクなどの欠点がめ
った。すなわち、第１表に従来の導電性カーボンブラッ
クの物性を示したが、これらのものを低添加量で配合す
ると、いずれも抵抗値の安定したものを得ることは困難
であった。
９〜１０６Ω・儂であるため、導電性カーボンブラック
の添加量をかなり少なくする必要がある。そのためにバ
インダーの硬化や溶剤の蒸発の際にカーボンブラックの
分散状態が悪くなり、抵抗値がパラツクなどの欠点がめ
った。すなわち、第１表に従来の導電性カーボンブラッ
クの物性を示したが、これらのものを低添加量で配合す
ると、いずれも抵抗値の安定したものを得ることは困難
であった。
（発明が解決しようとする問題点）
カーボンブラックの分散性を改良し、安定した抵抗値を
もつ高抵抗カーボンペーストを得ることが本発明の目的
である。
もつ高抵抗カーボンペーストを得ることが本発明の目的
である。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、１１２ｋＮ−加圧下の電気比抵抗０．２００
・偏以下、比表面積４０〜８０ ｍ”／Ｅ！ 、沃素吸
着量５０〜９０〜り及び塩酸吸液量５〜１０１１１４１
５．＠のカーボンブラック、バインダー及び溶剤を含有
してなる高抵抗カーボンペーストである。
・偏以下、比表面積４０〜８０ ｍ”／Ｅ！ 、沃素吸
着量５０〜９０〜り及び塩酸吸液量５〜１０１１１４１
５．＠のカーボンブラック、バインダー及び溶剤を含有
してなる高抵抗カーボンペーストである。
以下さらに本発明について詳しく説明する。
本発明で用いるカーボンブラックは従来の導電性カーボ
ンブラックに比べてかなり異なる性状を持つものである
。すなわち、塩酸吸液量が極端に低いため、高抵抗であ
り、カーボンブラックの添加量を増し１０６〜１０９Ω
・儂領域で安定した抵抗値を得ることができるものであ
る。これによって、バインダーの硬化や溶剤の蒸発の際
にカーボンブラックの分散不良を起こすことがないので
、抵抗値のバラツキの少ない安定した抵抗体を得ること
ができる。
ンブラックに比べてかなり異なる性状を持つものである
。すなわち、塩酸吸液量が極端に低いため、高抵抗であ
り、カーボンブラックの添加量を増し１０６〜１０９Ω
・儂領域で安定した抵抗値を得ることができるものであ
る。これによって、バインダーの硬化や溶剤の蒸発の際
にカーボンブラックの分散不良を起こすことがないので
、抵抗値のバラツキの少ない安定した抵抗体を得ること
ができる。
本発明において、カーボンシラツクの物性を以上のよう
に限定した理由は次の通りである。
に限定した理由は次の通りである。
Ｑ
１１２ ｋｌｌ／ｃｍ”加圧下の電気比抵抗が０．２０
’ｌ”ｃｍをこえ、比表面積が４０ ｍ”／ｇ未満、
沃素吸着量が５０ ｍ９／９未満及び塩酸吸液量５ｍ１
７５１１未満では、導電性付与能力が十分でなくなる。
’ｌ”ｃｍをこえ、比表面積が４０ ｍ”／ｇ未満、
沃素吸着量が５０ ｍ９／９未満及び塩酸吸液量５ｍ１
７５１１未満では、導電性付与能力が十分でなくなる。
また、比表面積が８０ ｍ”／ｇをこえ、沃素吸着量が
９０１１１をこえ、塩酸吸液量が１０１１７１５．！ｉ
＋をこえるようになると、バインダーと溶剤に配合して
カーボンペーストを製造する際、その流動性が悪くなり
、かつ、安定した抵抗値のものを得ることが困難となる
。
９０１１１をこえ、塩酸吸液量が１０１１７１５．！ｉ
＋をこえるようになると、バインダーと溶剤に配合して
カーボンペーストを製造する際、その流動性が悪くなり
、かつ、安定した抵抗値のものを得ることが困難となる
。
本発明に係るカーボンブラックは、例えば次のようＫし
て製造することができる。すなわち、分子中に炭素を結
合した有機高分子物質及び／又は瀝育物と、ボールミル
、振動ミル等の粉砕機で粉砕したものあるいは未粉砕の
アセチレンブラックとの混合物を、５００〜８００℃程
度の不活性ガス算囲気下で熱処理すればよい。このよう
にして製造されたカーボンブラックは、前記した物性を
有すると共に不純物が極めて少ないという利点を有する
。
て製造することができる。すなわち、分子中に炭素を結
合した有機高分子物質及び／又は瀝育物と、ボールミル
、振動ミル等の粉砕機で粉砕したものあるいは未粉砕の
アセチレンブラックとの混合物を、５００〜８００℃程
度の不活性ガス算囲気下で熱処理すればよい。このよう
にして製造されたカーボンブラックは、前記した物性を
有すると共に不純物が極めて少ないという利点を有する
。
本発明の高抵抗カーぜンペーストは、バインター及び溶
剤と共に上記のカーボンシラツクを含み、さらに必要に
より各種添加剤例えば分散剤、沈降防止剤、滑剤などを
含有したものであって、それらの配合成分は、アトライ
ター、サンドミル、ロールミル、ボールミルなどで混合
される。
剤と共に上記のカーボンシラツクを含み、さらに必要に
より各種添加剤例えば分散剤、沈降防止剤、滑剤などを
含有したものであって、それらの配合成分は、アトライ
ター、サンドミル、ロールミル、ボールミルなどで混合
される。
カーボンブラックの配合割合は、バインダー１００重量
部に対し、５〜１００重量部の割合であることが好まし
い。５重量部未満では抵抗値のバラツキが大きくなり、
また、１００重量部をこえると抵抗値は安定するがカー
ざンペーストの粘度が大きくなり均一な皮膜状の抵抗体
を得ることが困難となる。
部に対し、５〜１００重量部の割合であることが好まし
い。５重量部未満では抵抗値のバラツキが大きくなり、
また、１００重量部をこえると抵抗値は安定するがカー
ざンペーストの粘度が大きくなり均一な皮膜状の抵抗体
を得ることが困難となる。
バインタ９−とじては、被着体の種類や乾燥条件に応じ
てその種類を選定されなげればならないｔζ速乾性のア
クリル樹脂、ビニル樹脂、イム系のものから２液型のア
クリル変性ポリウレタン樹脂、エポキシポリアミＰ樹脂
、シリコーンイムなどが使われる。
てその種類を選定されなげればならないｔζ速乾性のア
クリル樹脂、ビニル樹脂、イム系のものから２液型のア
クリル変性ポリウレタン樹脂、エポキシポリアミＰ樹脂
、シリコーンイムなどが使われる。
溶剤は、バインダーの種類に応じて樹脂の溶解性のある
ものが選定される。貧溶解性のものはバインダーの凝集
までひき起こし、抵抗値に悪影響を与える。これらのこ
とを配慮すると、トルエン、キシレン、ブタノール、メ
チルエチルクトン、メチル−イソブチルケトン、シクロ
ヘキサンなどの溶剤が好適である。溶剤の添加量は、カ
ーボンペーストの塗布作業性の点を配慮して決定する必
要がめる。
ものが選定される。貧溶解性のものはバインダーの凝集
までひき起こし、抵抗値に悪影響を与える。これらのこ
とを配慮すると、トルエン、キシレン、ブタノール、メ
チルエチルクトン、メチル−イソブチルケトン、シクロ
ヘキサンなどの溶剤が好適である。溶剤の添加量は、カ
ーボンペーストの塗布作業性の点を配慮して決定する必
要がめる。
添加剤として、フィラーの分散性を良くする分散剤とし
ては、脂肪酸アミド系、エステル系、アルコール系、金
属石鹸、大豆レシチン等が使われる。
ては、脂肪酸アミド系、エステル系、アルコール系、金
属石鹸、大豆レシチン等が使われる。
以下、実施例をあげてさらに詳しく説明する。
（実施例）
カーがンブラックの製造
塩化ビニル樹脂（電気化学工業■製：商品名「デンカビ
ニール５ｓ−１０ＤＢ Ｊ ４０重量部、アセチレンブ
ラック（電気化学工業■製：商品名「デンカブラック」
）をが−ルミルにて３時間粉砕したもの１００重量部及
び水１２０重量部を容量１０ノのヘンシェルミキサーに
より、混合・造粒し乾燥して造粒物とした。
ニール５ｓ−１０ＤＢ Ｊ ４０重量部、アセチレンブ
ラック（電気化学工業■製：商品名「デンカブラック」
）をが−ルミルにて３時間粉砕したもの１００重量部及
び水１２０重量部を容量１０ノのヘンシェルミキサーに
より、混合・造粒し乾燥して造粒物とした。
これを６００’０の温度に保持したＮ２ガス雰囲気下の
炉内へ供給し１時間焼成して熱分解炭素粉末１１０重量
部を得て本発明に係るカーボンブラックとした。この物
性を第１表に示す。
炉内へ供給し１時間焼成して熱分解炭素粉末１１０重量
部を得て本発明に係るカーボンブラックとした。この物
性を第１表に示す。
第 １ 表
メタクリル酸メチル（住人化学■製）１８重量部、スチ
レン（１１！気化学工業■ｊ！！り２０重量部、アクリ
ル酸ゾチル（三菱油化■製）５２重量部、アクリル酸（
三菱油化■製）１０重量部、トルエン（三井コークス■
製）１００重量部、ｎ −ｆ ｆｉノール（協和油化■
製）１００重量部の混合物にアゾ♂スイソゾチロニトリ
ル（大塚化学■製；商品名ｒＡ−ＢＮ、Ｊ ）１重量部
を加え、窒素雰囲気中８０℃で５時間、加熱下反応させ
て重合反応を完結した（単量体の反応率９９％）。
レン（１１！気化学工業■ｊ！！り２０重量部、アクリ
ル酸ゾチル（三菱油化■製）５２重量部、アクリル酸（
三菱油化■製）１０重量部、トルエン（三井コークス■
製）１００重量部、ｎ −ｆ ｆｉノール（協和油化■
製）１００重量部の混合物にアゾ♂スイソゾチロニトリ
ル（大塚化学■製；商品名ｒＡ−ＢＮ、Ｊ ）１重量部
を加え、窒素雰囲気中８０℃で５時間、加熱下反応させ
て重合反応を完結した（単量体の反応率９９％）。
次に、このカーボンペーストを２（）＋ｉ＋Ｘ７０ｇｍ
Ｘ２ｍＫ成型したＡＢＳ製平板（電気化学工業■製；商
品名ｒ（）Ｒ−４０００Ｊ）上に一定厚み０．０５關に
施し、その後２４時間自然乾燥した。この成型物の性能
を評価した。
Ｘ２ｍＫ成型したＡＢＳ製平板（電気化学工業■製；商
品名ｒ（）Ｒ−４０００Ｊ）上に一定厚み０．０５關に
施し、その後２４時間自然乾燥した。この成型物の性能
を評価した。
（比較例）
カーざンデラックとして、市販アセチレンブラック及び
副生カーがンブラックを用い、第２表の配合でカーボン
ペーストを実施例と同様に製造して評価した。
副生カーがンブラックを用い、第２表の配合でカーボン
ペーストを実施例と同様に製造して評価した。
これらの結果を第２表に示す。
なお、第１表の物性値測定法と第２表の物性評価法は次
によった。
によった。
（１） １１２ＫＶａｎ”加圧下の電気比抵抗： Ｊ
ｘｓｘ−１４６９（２）比表面積：カンタソーゾ法（窒
素ガス使用）（３）沃素吸着量： ＪＩＳＫ−１４６９
（４） 塩酸吸液量： 、ｒＩｓｘ−１４６９（５）
ペーストの粘度二Ｂ型粘度計による。
ｘｓｘ−１４６９（２）比表面積：カンタソーゾ法（窒
素ガス使用）（３）沃素吸着量： ＪＩＳＫ−１４６９
（４） 塩酸吸液量： 、ｒＩｓｘ−１４６９（５）
ペーストの粘度二Ｂ型粘度計による。
（６）体積固有抵抗；寸法７０Ｘ２０Ｘ肌０５ｔｓｚ（
ｚｘｓｘｗ）の塗面についてマルチメーター（タケダ理
研■製）でその抵抗を測定し次式により体積固有抵抗を
算出した。
ｚｘｓｘｗ）の塗面についてマルチメーター（タケダ理
研■製）でその抵抗を測定し次式により体積固有抵抗を
算出した。
但し、ＲＶ：体積固有抵抗（Ω−ｃｔｎ）Ｒ：抵抗値（
Ω） （発明の効果） 本発明の高抵抗カーボンペーストは、従来品に比べて、
高抵抗となり、しかも抵抗値のバラツキが少ないもので
ある。
Ω） （発明の効果） 本発明の高抵抗カーボンペーストは、従来品に比べて、
高抵抗となり、しかも抵抗値のバラツキが少ないもので
ある。
Claims (1)
- １、１１２ｋｇ／ｃｍ＾２加圧下の電気比抵抗０．２Ω
・ｃｍ以下、比表面積４０〜８０ｍ＾２／ｇ、沃素吸着
量５０〜９０ｍｇ／ｇ及び塩酸吸液量５〜１０ｍｌ／５
ｇのカーボンブラック、バインダー及び溶剤を含有して
なる高抵抗カーボンペースト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172487A JPS6234968A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 高抵抗カ−ボンペ−スト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172487A JPS6234968A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 高抵抗カ−ボンペ−スト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234968A true JPS6234968A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15942894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60172487A Pending JPS6234968A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | 高抵抗カ−ボンペ−スト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234968A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0617984A1 (en) * | 1993-03-16 | 1994-10-05 | MOTODA ELECTRONICS Co., Ltd. | Methods for dechlorination disposal of polyvinyl chloride wastes and apparatus thereof |
| JP2009140821A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Honda Motor Co Ltd | 固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、セパレータシール、及びセパレータ |
| JP2011228308A (ja) * | 2005-07-06 | 2011-11-10 | Suntech Co Ltd | 面状発熱体の製造方法およびそれにより製造された面状発熱体 |
| US8133949B2 (en) | 2007-12-07 | 2012-03-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Separator and separator seal for polymer electrolyte fuel cells |
| US11706972B2 (en) * | 2015-09-08 | 2023-07-18 | Universal Display Corporation | Organic electroluminescent materials and devices |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP60172487A patent/JPS6234968A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0617984A1 (en) * | 1993-03-16 | 1994-10-05 | MOTODA ELECTRONICS Co., Ltd. | Methods for dechlorination disposal of polyvinyl chloride wastes and apparatus thereof |
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| JP2009140821A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Honda Motor Co Ltd | 固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、セパレータシール、及びセパレータ |
| JP4513986B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2010-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子型燃料電池セパレータ用シール材料、セパレータシール、及びセパレータ |
| US8133949B2 (en) | 2007-12-07 | 2012-03-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Separator and separator seal for polymer electrolyte fuel cells |
| US8795920B2 (en) | 2007-12-07 | 2014-08-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Separator and separator seal for polymer electrolyte fuel cells |
| US11706972B2 (en) * | 2015-09-08 | 2023-07-18 | Universal Display Corporation | Organic electroluminescent materials and devices |
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