JPS6234902B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234902B2 JPS6234902B2 JP57095296A JP9529682A JPS6234902B2 JP S6234902 B2 JPS6234902 B2 JP S6234902B2 JP 57095296 A JP57095296 A JP 57095296A JP 9529682 A JP9529682 A JP 9529682A JP S6234902 B2 JPS6234902 B2 JP S6234902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- concrete
- air tube
- formworks
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はコンクリート外壁の打継ぎ施工法に関
するもので、その目的とするところは従来の工法
に比べて施工が容易で止水性にすぐれ、かつ施工
コストを低減できるコンクリート外壁の打継ぎ施
工法を提供するものである。 〔従来技術〕 従来、一般に実施されているコンクリート外壁
の打継ぎ施工法は主としてバラ板打継工法が用い
られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前述のバラ板打継工法に於いて
は、配筋の多いところでは打継型枠の製作とその
取付けに非常に手間がかかるのみならず、材料の
一度使用によるロス、鉄筋溶接の中断、鉄筋の追
加溶接と鉄筋材料の増加、打継型枠の手戻り手直
しの発生、止水性の不良および型枠取り外しの作
業性がよくない等様々な問題点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は前記したコンクリート外壁の打継
ぎ施工法の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、打継ぎ部分を形成するために複数のエアー
チユーブを直列に配列して波状の打継ぎ面を形成
せしめることによつて、前記の様々な問題点が解
決されることを知見して本発明に到達した。 すなわち本発明は、型枠間に複数のエアーチユ
ーブを直列に配列せしめて仕切部となし、しかる
後該エアーチユーブに空気を封入して相互に密着
せしめ、次いで型枠間内部にコンクリートを打設
し、コンクリートが半効果の状態にあるとき該エ
アーチユーブ内の空気を抜き、該エアーチユーブ
を除去して波状の打継ぎ面を形成し、更に型枠間
の所要の位置に該エアーチユーブを前記同様に配
列し、順次隣接部へコンクリートを打設すること
を特徴とするものである。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する。
図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図は
コンクリート打設前の平面図、第２図はコンクリ
ート打設後の平面図、第３図は第１図のＡ―Ａ線
に於ける断面図である。 セパレーター１で固定された型枠２間に第１図
及び第３図で示すようにエアーチユーブ３を複数
直列に配列しエアーバルブ３１より公知のエアリ
フト用のエアコンプレツサ（図示せず）等で送気
しエアーチユーブ３をふくらませる。すると、直
列に並んだ複数のエアーチユーブ３はセパレータ
ー１に当接され、且つ、型枠２間に於いて互いに
密着し型枠２間に仕切部を構成する。 エアーチユーブ３はゴム、ゴムライニング布ま
たは合成樹脂等の弾力性のある材質で構成され、
従つて、第１図及び第３図で示されるようにふく
らんだ状態では互いに完全に密着するので十分な
止水性を有する。 各々のエアーチユーブが密着したところで型枠
間内部にコンクリートを打設し、コンクリートが
半硬化の状態にあるとき、前記のエアーチユーブ
３内の空気を抜き、エアーチユーブ３を取り外す
と第２図に示すようにその打継面４１は波状に形
成される。そして更に型枠間の所要に位置に該エ
アーチユーブ３を前記のように配列し、順次隣接
部へコンクリートを打設することによつて打継面
が互いにくい込んだ状態となり、打継面が強固に
密着される。そのため打継面でのクラツクの発生
や漏水等の発生が生ずることがない。 同一条件のもとで実際の作業現場で本発明施工
法と従来のバラ板打継工法との施工プロセスの比
較をした結果、その所要時間は表―１の通りであ
り、本発明施工法の優れた作業性が実証されてい
る。
するもので、その目的とするところは従来の工法
に比べて施工が容易で止水性にすぐれ、かつ施工
コストを低減できるコンクリート外壁の打継ぎ施
工法を提供するものである。 〔従来技術〕 従来、一般に実施されているコンクリート外壁
の打継ぎ施工法は主としてバラ板打継工法が用い
られている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前述のバラ板打継工法に於いて
は、配筋の多いところでは打継型枠の製作とその
取付けに非常に手間がかかるのみならず、材料の
一度使用によるロス、鉄筋溶接の中断、鉄筋の追
加溶接と鉄筋材料の増加、打継型枠の手戻り手直
しの発生、止水性の不良および型枠取り外しの作
業性がよくない等様々な問題点があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は前記したコンクリート外壁の打継
ぎ施工法の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、打継ぎ部分を形成するために複数のエアー
チユーブを直列に配列して波状の打継ぎ面を形成
せしめることによつて、前記の様々な問題点が解
決されることを知見して本発明に到達した。 すなわち本発明は、型枠間に複数のエアーチユ
ーブを直列に配列せしめて仕切部となし、しかる
後該エアーチユーブに空気を封入して相互に密着
せしめ、次いで型枠間内部にコンクリートを打設
し、コンクリートが半効果の状態にあるとき該エ
アーチユーブ内の空気を抜き、該エアーチユーブ
を除去して波状の打継ぎ面を形成し、更に型枠間
の所要の位置に該エアーチユーブを前記同様に配
列し、順次隣接部へコンクリートを打設すること
を特徴とするものである。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する。
図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図は
コンクリート打設前の平面図、第２図はコンクリ
ート打設後の平面図、第３図は第１図のＡ―Ａ線
に於ける断面図である。 セパレーター１で固定された型枠２間に第１図
及び第３図で示すようにエアーチユーブ３を複数
直列に配列しエアーバルブ３１より公知のエアリ
フト用のエアコンプレツサ（図示せず）等で送気
しエアーチユーブ３をふくらませる。すると、直
列に並んだ複数のエアーチユーブ３はセパレータ
ー１に当接され、且つ、型枠２間に於いて互いに
密着し型枠２間に仕切部を構成する。 エアーチユーブ３はゴム、ゴムライニング布ま
たは合成樹脂等の弾力性のある材質で構成され、
従つて、第１図及び第３図で示されるようにふく
らんだ状態では互いに完全に密着するので十分な
止水性を有する。 各々のエアーチユーブが密着したところで型枠
間内部にコンクリートを打設し、コンクリートが
半硬化の状態にあるとき、前記のエアーチユーブ
３内の空気を抜き、エアーチユーブ３を取り外す
と第２図に示すようにその打継面４１は波状に形
成される。そして更に型枠間の所要に位置に該エ
アーチユーブ３を前記のように配列し、順次隣接
部へコンクリートを打設することによつて打継面
が互いにくい込んだ状態となり、打継面が強固に
密着される。そのため打継面でのクラツクの発生
や漏水等の発生が生ずることがない。 同一条件のもとで実際の作業現場で本発明施工
法と従来のバラ板打継工法との施工プロセスの比
較をした結果、その所要時間は表―１の通りであ
り、本発明施工法の優れた作業性が実証されてい
る。
【表】
本発明の施工法によると、コンクリート外壁の
打継ぎ施工に於ける作業時間が従来の施工法と比
べて短時間で行える。そのため作業者の手間が省
け、コスト低減となる。 また、配筋が多く、かつ複酸なところでも複数
のエアーチユーブをふくらませない状態で容易に
挿入することができ、配列後に挿気してふくらま
せればそのような場所にも容易に型枠内に仕切り
部を構成することができる。 更にまた、打継面が波状に形成されるため、順
次コンクリートを打継いだとき、打継面が互いに
くい込んだ状態となり、打継後の打継面が非常に
強固に固定され打継面でのクラツクの発生や漏水
の発生が起こらない等すぐれた効果を有する打継
ぎ施工法である。
打継ぎ施工に於ける作業時間が従来の施工法と比
べて短時間で行える。そのため作業者の手間が省
け、コスト低減となる。 また、配筋が多く、かつ複酸なところでも複数
のエアーチユーブをふくらませない状態で容易に
挿入することができ、配列後に挿気してふくらま
せればそのような場所にも容易に型枠内に仕切り
部を構成することができる。 更にまた、打継面が波状に形成されるため、順
次コンクリートを打継いだとき、打継面が互いに
くい込んだ状態となり、打継後の打継面が非常に
強固に固定され打継面でのクラツクの発生や漏水
の発生が起こらない等すぐれた効果を有する打継
ぎ施工法である。
図面は本発明実施の一例を示すもので、第１図
はコンクリート打設前の平面図、第２図はコンク
リート打設後の平面図、第３図は第１図のＡ―Ａ
線に於ける断面図である。 １…セパレータ、２…型枠、３…エアーチユー
ブ、３１…エアーバルブ、４…コンクリート、４
１…打継面。
はコンクリート打設前の平面図、第２図はコンク
リート打設後の平面図、第３図は第１図のＡ―Ａ
線に於ける断面図である。 １…セパレータ、２…型枠、３…エアーチユー
ブ、３１…エアーバルブ、４…コンクリート、４
１…打継面。
Claims (1)
- １ 型枠間に複数のエアーチユーブを直列に配列
せしめて仕切部となし、しかる後該エアーチユー
ブに空気を封入して相互に密着せしめ、次いで型
枠間内部にコンクリートを打設し、コンクリート
が半効果の状態にあるとき該エアーチユーブ内の
空気を抜き、該エアーチユーブを除去して波状の
打継ぎ面を形成し、更に型枠間の所要の位置に該
エアーチユーブを前記同様に配列し、順次隣接部
へコンクリートを打設することを特徴とするコン
クリート外壁の打継ぎ施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9529682A JPS5931363A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | コンクリ−ト外壁の打継ぎ施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9529682A JPS5931363A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | コンクリ−ト外壁の打継ぎ施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931363A JPS5931363A (ja) | 1984-02-20 |
| JPS6234902B2 true JPS6234902B2 (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=14133805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9529682A Granted JPS5931363A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | コンクリ−ト外壁の打継ぎ施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931363A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58218555A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-19 | 鹿島建設株式会社 | コンクリ−トの打継方法 |
| JPH0340440U (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-18 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502662U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-11 | ||
| JPS6035678U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-12 | 日本電気株式会社 | 書画撮像装置 |
| JPS6221120A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | Kenichi Nishimaki | 対象物注視用サングラス |
-
1982
- 1982-06-03 JP JP9529682A patent/JPS5931363A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502662U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-11 | ||
| JPS6035678U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-12 | 日本電気株式会社 | 書画撮像装置 |
| JPS6221120A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | Kenichi Nishimaki | 対象物注視用サングラス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5931363A (ja) | 1984-02-20 |
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