JPS6234490A

JPS6234490A - 映像信号処理装置

Info

Publication number: JPS6234490A
Application number: JP60172440A
Authority: JP
Inventors: Kazuhito Ohashi; 一仁大橋
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-08-07
Filing date: 1985-08-07
Publication date: 1987-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、映像信号を時間圧縮して記録する映像信号処
理装置に関するものである。

［従来の技術］従来から、映像信号を記録する際に、輝度信号Ｙと色信
号Ｃを時間圧縮して多重記録する方式が知られている。

第３図に、この時間軸多重の原理を示す０本図は、　Ｉ
Ｈ期間中の輝度信号Ｙと色信号Ｃをそれぞれ任意の比（
例えばＭ：Ｎ　）で時間圧縮して時間軸多重する場合に
ついて示したものである。

このように時間軸多重して記録することにより、再生時
にはＹ信号、Ｃ信号を単なるスイッチを用いて分離でき
るので、クロスカラー、クロスルミナンスなどＹ信号、
Ｃ信号の不完全な分離に起因する画質劣化が周波数多１
方式に比べて生じなくなる。

第４図に示すブロック図は、従来から知られている時間
軸多重記録方式に従って構成した電子スチルカメラの一
例を示す、本例によれば、結像レンズｌ０ＩＡにより結
像された映像は、固体撮像素子１０１Ｂにより画素毎に
電気信号に変換される。固体撮像素子１０１Ｂからは、
クロック発生器１０８から送出されるクロック信号ｆに
同期して２画素毎の映像情報がシリアルに出力される。

固体撮像素子１（ＩＩＢから送出される映像信号はプリ
アンプ１０２で増幅され、映像信号処理回路１０３に入
力される。

映像信号処理回路１０３では、主にマトリクス演算によ
り輝度信号Ｙと色信号Ｃが作り出される。

これらＹ信号およびＣ信号はそれぞれスイッチ５里およ
びＳ２を介して、Ｙ信号は第１メモリ１０４あるいは第
２メモリ１０５に、Ｃ信号は第３メモリ１０Ｂあるいは
第４メモリ１０７に１８分だけ一時的に格納される。そ
して、格納が終了した時点でスイッチＳ、　、Ｓ２はそ
れぞれ他方のメモリ側に切換えられる。

一方、出力側のスイッチＳ３およびＳ４は、常に入力側
のスイッチＳ１およびＳ２とは逆のメモリ側に倒されて
いる。従って、Ｙ信号はスイッチＳ１を介してＩＨ毎に
第１メモリ１０４あるいは第２メモリ１０５のいずれか
一方に常に書き込まれており、その間、他方のメモリ（
すなわち、書き込みがなされていない方のメモリ）から
は１）１前に書き込まれたＩＨ前のＹ信号がスイッチＳ
３を介して出力される。この動作は第３メモリ１０Ｂお
よび第４メモリ１０７についても同様である。

上述したようなメモリ構成をとる理由は、１８分のＹ信
号およびＣ信号をそれぞれ任意の比で時間軸圧縮するた
めであり、一般に時間軸変換のためのダブル・バッファ
法として知られている。すなわち、第１メモリ１０４あ
るいは第２メモリ１０５に格納された！Ｈ分のＹ信号、
および、第３メモリ１０６あるいは第４メモリ１０７に
格納された１８分のＣ信号は、次のＩＨ期間中において
、Ｙ信号に対しては（（ＭＡＮ）　／Ｌ）　ｆｙ　［Ｍ
）ｌｚｌ　、　Ｃ信号に対しては（（ＭＡＮ）　／Ｍ）
　ｆｃ　［ＭＨｚｌのクロック周波数で出力される。但
し、Ｃ信号の読み出し開始時点をＹ信号の読み出し終了
時点と一致させる必要がある。

ここで、Ｍニド・８３図におけるＹ信号、Ｃ信号の時間軸多重の
比率ｆｙ・・・Ｙ信号をメモリに格納する際のクロック周波
数ｆｃ・・・Ｃ信号をメモリに格納する際のクロック周波
数以上のようにして、Ｙ信号およびＣ信号をそれぞれＭ／
（Ｍ十Ｎ）倍、　Ｎ／　（Ｍ◆Ｎ）倍に時間圧縮する。

また、スイッチＳ５は時間圧縮されたＹ信号およびＣ信
号を第３図に示したように時間軸多重するためのもので
あり、Ｙ信号の読み出し開始時点（Ｃ信号の読み出し終
了時点）からＹ信号の読み出し終了時点（Ｃ信号の読み
出し開始時点までは端子ａ側に倒されており、それ以外
の時は端子す側に倒されている。

第５図はこの状態を表したタイミング図であり１次図中
のＹ′およびＣ′はぞれぞれ時間圧縮されたＹ信号およ
びＣ信号を示す、また、第５図（Ｃ）に示したスイッチ
Ｓ５のスイッチングにより、同図（Ｄ）に示す多重信号
が得られる。

再び、第４図の従来例について説明する。

加算器１１０には、クロック発生器１０１１から送出さ
れる水平同期信号ｒｓと、スイッチＳ５を介して得られ
る時間軸多重した映像信号が供給される。そして、この
加算器１１０から得られた信号は次段のＦに変調器１０
８によりＦＭ変調され、最適な記録レベルに調整された
後にヘッド部１２０を介して記録媒体（図示せず）への
記録が行われる。

以上、第４図に示した電子スチルカメラにおける記録動
作の概略を説明したが、再生時には上記動作と逆の信号
処理を施すことにより、再生画像を得ることができる。

［発明が解決しようとする問題点１以上述べた従来技術の説明から明らかなように１時間軸
条重による映像信号の記録・再生を行う場合には、Ｙ信
号およびＣ信号を一時的に蓄積するためのメモリが必要
となる。このことは、特に電子スチルカメラにみられる
如く、装置本体の小型化が要求される分野にとっては、
非常に大きな欠点となる。

よって、本発明の目的は１時間軸条重した映像信号を形
成する際に、従来から用いられているメモリの容量を減
らして、小型化・低コスト化を図った映像信号処理装置
を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］本発明では、１水平走査期間のうち所定の第１期間だけ
読み出しパルスを送出し、残りの第２期間は休止期間と
するパルス発生手段と、読み出しパルスに応じて撮像素
子から読み出される映像信号を導入し、第１の映像信号
および第２の映像信号を形成する信号処理手段と、第２
の映像信号を記憶する記憶手段と、第１期間中は信号処
理回路から該第１の映像信号を、また第２期間中は記憶
手段から２８２の映像信号を導出する切換手段とを具備
する。

［作　用］撮像素子から画像読み出しを行うために、休止期間を有
する高速のクロックを用いて映像信号の時間軸圧縮を行
う、この場合、第１の映像信号は直接的に、第２の映像
信号はメモリを介して導出する。

［実施例］第１図は１本発明を適用した映像信号記録装置の一実施
例を示すブロック図である。

本図において、４０１は結像レンズである。４０２は結
像した映像を画素毎に電気信号に変換する固体撮像素子
であり、クロック発生器４０８から送出されるクロック
　ｆ′に同期してその画素信号を次段のプリアンプ４０
３へ出力する。

４０４は映像信号処理回路であり、プリアンプ４０３か
ら送出された画素信号に対してマトリックス演算を施す
ことにより、第１の映像信号としての輝度信号（Ｙ信号
）および第２の映像信号としての色信号（Ｃ信号）を作
り出す。

ここまでは、従来例として第４図に示したものと同じ処
理過程であるが、本実施例では、固体撮像素子４０２か
らの読出しクロック周波数を従来のｆから　ｆ′に変更
しである。但し、これらｆおよびｆ′の間には、次の関
数がある。

Ｍ＋Ｎｆ’＝ｆＸ（−）　　　　　　　　・・・（１）ここで
、ＭＡＮは第３図に示した如く、Ｙ信号およびＣ信号の
時間圧縮比を表す。

また、本実施例に用いるクロック　ｆ′は連続した信号
ではなく、第２図（Ｂ）に示すようにＩＨ期間の最後に
（−Ｘ　ｌ　）　Ｈの休止期間を有するＭ＋Ｎクロックである。従って、クロック　ｆ′　の周波数は
上記（１）式で示すように、従来のクロックｆＭ＋Ｎに比べて（□）倍となっているが、　ＩＨ期期間中間中のパルス総数はクロックｆと同数となる。

その結果、映像信号処理回路４０４により作り出される
Ｙ信号およびＣ信号は、共にこの時点でととなる。

次に、映像信号処理回路４０４から得られたＣ信号をメ
モリ（ＣＯＤを用いることもできる）へ１１分だけ蓄積
する。第２図ＣＣ）には、この時の蓄積動作タイミング
を示しである。すなわち、Ｃ信号をクロック　ｆ′の非
休止期間中にメモリ４０５に書き込み、休止期間中に高
速にて読み出すことにより（Ｎ／　Ｍ）倍に時間圧縮す
ることができる。

第１図に示したＳ８は、Ｙ信号およびＣ信号を時間軸多
重するためのスイッチである。

また、４０７は時間軸多重した映像信号に水平同期信号
ｆＨを重畳させるための加算器、４０８はＦｌｌｌ変調
器であり、これらの動作−は従来例（第４図参照）に示
したものと同じである。

［発明の効果］以上説明したように、本発明では、撮像素子から画像読
み出しを行うためのクロックを高速化して映像信号の時
間軸圧縮を行っているので、帯域の広いＹ信号に関する
時間軸変換用メモリが不要となり、時間圧縮に必要とさ
れるメモリあるいはＣＯＤ等を大幅に削減することが可
能となる。

このように、記録系でのメモリ量を削減することにより
、例えば電子スチルカメラの高画質化。

小型化を達成するための強力な手段とすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図（Ａ）〜（Ｃ）は第１図の動作を示すタイミング
図、第３図は映像信号の時間軸圧縮多重記録の原理を示す図
、第４図は従来の時間軸多重映像記録方式による電子スチ
ルカメラを説明するブロック図、第５図（Ａ）〜（Ｄ）
は時間軸多重化のためのタイミング図である。１０１Ａ、４０１・・・結像レンズ、１０１Ｂ、４０２・・・固体撮像素子。１０２．４０３・・・プリアンプ、１０３．４０４・・・映像信号処理回路。１０４・・・第１メモリ、１０５・・・第２メモリ。１０Ｂ・・・第３メモリ、１０７・・・第４メモリ。１０８．４０８・・・ＦＭ変調器、１０９・４０Ｂ・・・クロック発生器、１１０．４０７
・・・加算器、１２０・・・ヘッド部、４０５・・・メモリ、Ｓｌ、　Ｓ２．Ｓｓ、　Ｓ４．　Ｓｓ・・・スイッチ、
ｆＨ・・・水平同期信号。登＼。同芙Ｆ４値号Ｆｙのλる（Ｐ分第２図〈−ｌＨ−〉Ｔ第３図ミ）（〉

Claims

【特許請求の範囲】１）１水平走査期間のうち所定の第１期間だけ読み出し
パルスを送出し、残りの第２期間は休止期間とするパル
ス発生手段と、前記読み出しパルスに応じて撮像素子から読み出される
映像信号を導入し、第１の映像信号および第２の映像信
号を形成する信号処理手段と、該第２の映像信号を記憶
する記憶手段と、前記第１期間中は前記信号処理回路から該第１の映像信
号を、また前記第２期間中は前記記憶手段から該第２の
映像信号を導出する切換手段とを具備したことを特徴と
する映像信号処理装置。