JPS6233845A - 光反射生地 - Google Patents

光反射生地

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JPS6233845A
JPS6233845A JP60170324A JP17032485A JPS6233845A JP S6233845 A JPS6233845 A JP S6233845A JP 60170324 A JP60170324 A JP 60170324A JP 17032485 A JP17032485 A JP 17032485A JP S6233845 A JPS6233845 A JP S6233845A
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light
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JP60170324A
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鳥取 高明
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REFURAITO KK
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REFURAITO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、織物や編物あるいはその他の布地等として
それ自体が光を反射することのできる光反射生地に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の光を反射する生地としては、特公昭54−878
8号に記載のものが知られている。これは、織物や編物
あるいはその他の布地等から成る下地の上面に塩基性炭
酸鉛から成る偏平透明微細体と着色材を混在させた接!
塗料を塗布し、この接着塗料に透明小球を埋没させた光
反射布である。
(解決しようとする問題点) 従来の光反射布は、織物や編物あるいはその他の布地そ
れ自体が光を反射させる性質を持ったものではなく、織
物等の下地の上面に反!)jfJ i’Iを持った構造
物をIIIしたものであるため、例えばこの光反射布を
脚絆として用いようとする場合には、脚絆そののちのは
他の生地で作製しておき、これに光反射布を縫製すると
いう面倒があった。脚絆そのものを構成する生地自体に
光反射特性があるならば、このような光反射布は不要と
なる。
そこで、この発明は、生地それ自体に光反射特性を持た
せ、この生地を用いて各種衣類やカーテンさらには作業
用シート、布製身回品等を作製することができる光反射
生地を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するため、この発明は、基材上に透明
な接着剤層を形成し、この接着剤層に少なくとも屈折率
1.9以上を有する透明小球をその直径のすくなくとも
3分の1以上を埋没さμて固着し、この透明小球の埋没
された部分に真空蒸W等の手段により反射性の高い物質
を鍍金して鍍金層を形成し、前記基材、接着剤層、透明
小球、鍍金層から成るシートを細幅に裁断した糸を単独
で用い又は他の糸と組合わせて編み、若しく(よ械った
ものである。また、第2の発明は、上述の目的を達成す
るため、基材上に透明で偏平な塩u性用酸鉛等の真珠光
沢顔料小板から成る反射材が混在された透明な接着剤層
を形成し、この接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上
を有する透明小球をその直径の少なくとも3分の1以上
を埋没させて固着し、この透明小球の埋没部分の回りを
取り囲むように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性と
して多層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基材、
接着剤層、透明小球、多層多重反射層から成るシートを
細幅に裁断した糸を単独で用い又は他の糸と組合わゼで
編み、若しくは織ったものである。
〔作用) この発明では、編物や織物その他の布地に重ねて光反射
手段を積層する必要がなく、生地そのものを裁断し縫製
すれば所望の目的のものが作製でき、その作製されたも
の、例えば帽子や衣類等がそれ自体として光を反射する
〔実施例〕
以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照しつつ説明
する。
先ず、生地を構成fる糸として、光反射糸12を全部若
しくは一部に用いるので、この糸について説明する。
第1図は光反射糸12の断面図であり、基材1上に透明
な接着剤層2を形成し、この接着剤層2に少くとも屈折
率1.9以上を有する透明小球3をその直径の少くとも
3分の1以上を埋没させて固着しである。この透明小球
3の埋没された部分に真空蒸着等の手段により反射性の
高い物質を鍍金して鍍金l!!4を形成しである。この
第1図に示す構造の糸は、シート上に形成したものを細
幅に裁断したものである。前記基材1としては、ポリエ
ステルや各種合成ms或いは綿や絹等の使用も可能であ
る。前記透明な接着剤層2としては、次のような組成の
ものが使用される。
ウレタン樹脂・・・・・・100部 2液性ウレタン樹脂・・・・・・30部硬化剤・・・・
・・15部 塩化ビニル・酢酸ビニルの共重合体樹脂・・・・・・5
0部 溶剤・・・・・・50部 前記鍍金14は、アルミニウムの真空蒸着を透明小球3
に施しておく等の手段が好ましい。透明小球3としては
、30乃至80ミクロン程度の球形を有するものが使用
される。
第2図に示す光反射糸12は、基材1と透明な接着剤l
I2との間にアルミニウムを基材1上面に真空蒸着する
等して形成した反射115を設けたものである。この第
2図に示す糸の製造はまず少くとも二図構造の担体シー
ト6の片面を熱溶融性を有゛fるポリエチレンフィルム
等のプラスチック層6aとしたものを準備し、このプラ
スチック層6aを加熱して該層に透明小球3を付着させ
る(第3区参照)。この透明小球3の何着方法は、第4
図に示すように、巻き取られた担体シート6を引出しロ
ール7で引出してきて、WIs内に無数の透明小球3を
貯留し、この槽8内に入り込む恰好で120’Cないし
200℃に加熱された熱ロール9を配置し、前記引出し
ロール7から引出されてきた担体シート6はこの熱ロー
ル9を通過し、その槽8内でプラスチック層6aに透明
小球3が付着される。この透明小球3が付着した担体シ
ート6は、巻取O−ル10により咎き取られる。熱〇−
ル9に担体シート6を張架させる場合、熱溶融性を有す
るプラスブック116aを外側とし、他の層6bをロー
ル側に接触させる。そして、この熱ロール9が120℃
乃至200℃に加熱されているため、プラスチックM6
a S溶融し、粘着性が4J与され、この粘着性により
槽8内の透明小球がプラスデックM6aに付着すること
となる。前記巻取ロール10に至る途中に於て一対の押
圧ロールii、11の間を通過さゼることにより、プラ
スチックll6aに付着した透明小球3をこのプラスチ
ック1laa内に埋没させるようにすることが盟ましい
。透明小球3のプラスチック16a内への埋没具合は、
その球径の約3分の1程度であることが好ましい。この
ようにして製造された透明小球3を備えた担体シー]−
6に対して、第5図に示すように、露出する透明小球3
の部分に真空蓋1法によりアルミニウム等の金属蒸着を
施す。この蒸着等の手段により形成された鍍金!!4の
上に接着剤を200+1/m”程度塗布し、温度120
℃の条件下で10分間加熱乾燥させた後、これを巻き取
り、約24時間放置し自然硬化ざゼる。このように製造
されたシートを第1シート20とする(第6図参照)。
この第1シート20とは別に、厚み25ミクロン程度の
ポリエステルフィルムから成る基材1の片面に真空蒸着
法によってアルミニウム等の金属蒸着を施し反射!5を
形成しておく。このシートを第2シート30とする。そ
して、先の第1シート20の上面に、 ポリエステル糸綴1 ?IJ・・・・・・100部イソ
シアネート系架橋剤・・・・・・3部溶剤・・・・・・
10部 によって調整された塗料を80Ω/12程度塗布し、1
00℃で10分12fl乾燥した後、第8図に示すよう
に、加熱加圧ロール゛12にて第2シー1−30の反射
層の面と張り合わゼる。この張り合わせられたシートを
48時間程度放置し自然硬化さゼた後、第1シート20
の担体シート6を剥離させ、透明小球3を接着剤!24
に埋没させると共に、この透明小球4の埋没部分に鍍金
層4を形成さゼる。担体シート6を$’lJ離させた後
に残ったものは、基材1、接着剤WI2、透明小球3、
鍍金層4、反射層5とから成るシートであり、このシー
トを細幅に裁断することにより第2図に示す光反射糸1
2が出来あがる。截断幅は1インチ間において80本か
ら120本程度の糸を製造できるように微細に裁断する
ことが好ましい。そして、裁断された糸は透明小球を外
側にしてコーンに巻き取っておく。
さらにこの糸を、通常の金銀糸製造方法により、ナイロ
ン、人絹、ポリエステル等のフィラメントと抱き合せた
丸撚、羽衣撚、欅撚、千代田撚等の撚糸方法で撚糸とす
ることも可能である。前記担体シート6を構成する一方
の層6bは、厚み75ミクロン程度のポリエステルフィ
ルムを使用したが、プラスチック層6aとの接着面が平
滑な他のプラスチック材料であっても良く、同様にこの
面が平滑な紙であっても良い。このように表面平滑なプ
ラスチック材や紙等から成る層6bの表面に熱溶融性を
有するプラスチック16aを積層一体化した少なくとも
二層構造の担体シート6を用い、この担体シート6のプ
ラスチック層6aに透明小球3を仮りに接着さゼておく
ことは、透明小球3のツラがjl!6bの平滑な表面に
当接して平滑化し、従って担体シート6を剥離して透明
小球3を接着剤層2に転移させた後に透明小球3の露出
する上端はきらんと高さのそろった状態となることが可
能である。又、透明小球3の必要な部分に鍍金層4を形
成するのに極めて便利である。
前記鍍金層4及び反射層5には所望の色を着色すること
も可能である。鍍金Wi4及び反射WI5を夫々アルミ
ニウムの真空蒸着で形成した場合には、銀色に輝く糸と
なる。又このアルミニウムに着色することも現在の技術
においては可能であり、銀色の他に金色やその他の色を
着色し所Tの色を有する糸とすることも可能である。
第10図は他の光反射糸12の断面図である。
この糸は、基材1上に透明で偏平な場裏性炭酸鉛等の真
珠光沢顔料小板から成る反射材13が混在された透明な
接着剤W!I2を形成し、この接着剤層2に少くとも屈
折率1.9以上を有ケる透明小球3をその直径の少くと
も3分の1以上埋没させて固着しである。前記反射材1
3が透明小球3の埋没部分の回りを取り囲むようにかつ
多層に配列し多層多重反射!14を形成する。そして、
前記基材1、接着剤W12、透明小球3、多層多重反射
層14から成るシートを細幅に裁断したものが第10図
に示す光反射糸12となる。前記基材1としてはポリエ
チレン等の合成IJAIlが使用可能である。
この第1o図に示吏糸の製造は、まず第3図に示すと同
様に担体シート6のプラスチック16aに透明小球3を
付着させ、これに透明小球3を被覆するように接着剤を
塗布する。この接着〜1は次のような組成のものが好ま
しい、 ウレタン樹脂・・・・・・23.5重量部塩化ビニル・
酢酸ビニルの共重合体樹脂・・・・・・20重缶部 メチルエチルケトン・・・・・・106.51i1部エ
ボギシ樹脂・・・・・・0.75重!Ii部ジメチルフ
ォルムアミド・・・・・・75重組部奥珠光沢顔料小板
・・・・・・100重量部真珠光沢顔料小板(反射材1
3)としては瑚基性炭酸鉛等が用いられ、大きさが8な
いし25ミクロン程度であり、厚みが40ないし200
ミリミクロン程度のものが接着剤に混在される。この真
珠光沢顔料小板を混在した接着剤を前記透明小球3を被
覆するように塗布する。この真珠光沢顔料小板を混在さ
せた接着剤の塗布厚みは、略150ミクロン程度のWi
i潤厚みである。前記組成中メチルエチルケトン及びジ
メチルフォルムアミドは溶剤であり、これら溶剤が揮発
する間に真珠光沢顔料小板の特性として透明小球のまわ
りを取囲むが如く多層に配列することとなる。このよう
に真珠光沢顔料小板が透明小球3の埋没部分のまわりを
取囲むように、かつ多層に配列されると、透明小球3に
屈折通過して入射した光線は、真珠光沢顔料小板に当っ
て一部は反射され、残りは透過して次の真珠光沢顔料小
板に当たり同様に一部は反射し残りは透過する。各層の
真珠光沢顔料小板で反射された光は再び透明小球3を屈
折通過して再帰反射することとなる。この真珠光沢顔料
小板の光に対する特性・・・・・・一部を反射し一部を
透過する性質・・・・・・により光の多重多層反射作用
を実現することとなる。真珠光沢顔料小板が透明小球3
の埋没部分のまわりを取囲みかつ多層に配列するのは、
接着剤を塗布する時に刷毛塗り又はナイフコーティング
等の操作力の作用により塗面と刷毛等のずれ運動等によ
って平行な粘性流動が生じこの粘性流動によって接着剤
中の真珠光沢顔料小板は平行に配列しようとするが、透
明小球3が存在するために接着剤に透明小球3に沿った
粘性流動が生じ、これによって真珠光沢a料小板の平行
な配列が乱され、透明小球3の球面に沿った配列となる
。前述の再帰反射作用について詳述ケると、透明小球3
の埋没部分のまわりに沿って真珠光沢顔料小板が配列さ
れると、光L1が透明小球3に入射して屈折し、真珠光
沢顔料小板に当って多層多重反射され、再び透明小球3
で屈折され光L2として光源方向へ反射してゆく(第1
1図参照)。すなわら、光源方向に再び帰る再帰反射が
行われる。透明小球3をJHi没ざゼない状態において
は真珠光沢顔料小板は平行に配列され、それに当った光
しは第12図(a )に示すように多重反射され、強い
反射と真珠光沢が生ずるものであるが、真珠光沢顔料小
板の代りに金属粉末を混在したものであると、第12図
(b)に示すように光りは散乱してしまう。このことは
真珠光沢顔料小板の性質として古くから知られていた事
実である。また、真珠光沢顔料小板は、第12図(a)
にも示されるように、隠蔽力が極めて小さく光りは数層
の真珠光沢顔料小板を透過しつつ反射を繰返していくも
のである。この隠蔽力が極めて小さいという性質は、金
属粉末が黒みを帯びるため美麗な色彩に調色することは
困難であるのに対し、真珠顔料は黒みを与えることなく
自由な調色が出来るということを保証しているものであ
る。このようにして10休シー1−6に透明小球3をf
J i? j’ゼ、この透明小球3を真珠光沢顔料小板
から成る反射材13を混在させた接着剤で被覆したもの
にス4し、第8図に示すと同様な基材1を加圧接着さゼ
る。次いで、担体シー1−6を剥離さヒれば第10図に
示f如き溝造のシートが得られる。このシー(・を細幅
にa[tFiすれば光反射糸12を得ることができるも
のである。
前記基材1の上面にアルミニウムを真空蒸着づ−る等し
て反射層5を形成しても良いことは勿論である。またこ
の反rJ41!15に所望の色を着色することも可能で
ある。さらに、館記真珠光沢顔料小板から成る反射材1
3を混在させた接着剤!!!2に所望の色彩の染料を混
入させておいても良い。
上述した光反射糸12の製造方法としては、担体シート
6を用いずに、基材1上に真珠光沢顔料小板を混在させ
た接着剤層2を形成し、この接着剤層2の接着剤が乾燥
する前に、ケなわらこの接着剤ji!!2がいまだ湿潤
している間に、この層2上に透明小球3を落下させるこ
とにより、透明小球3を埋没ざUか”つ真珠光沢顔料小
板を埋没された部分のまわりを取囲みかつ多層に配列さ
せ多重多層反Q4H14を形成吏ることも出来る。
この光反射糸12を、先に述べた光反射糸12と同様に
各種撚糸として構成することも可能である。
このような糸12を用いて編み、あるいは織ったものが
本発明に係る光反射生地である。
第13図は上述の光反射糸12を通常の糸と一緒に編ん
だレース生地を示し、これをカーテンとして用いた場合
には、このカーテンに光が当ると、光反射糸12の存在
により、当った光は照射方向に再び戻るように、すなわ
ら再帰反射する。このようなカーテンを例えば自動車の
リアガラスの内面に取付ければ、夜間走行時において後
Fi中のライトを再帰反射させ、追突等の不慮の事故を
未然に防ぐことができる。また、このような編みレース
生地を用いて、各種衣類や布製身回品等を作製すること
もできる。
第14図はこの光反射糸12を用いてメツシュ生地を作
製したものである。第13図と同様に、生地の一部にの
みこの光反射糸12を用いたが、全ての糸をこの光反射
糸12で構成することも勿論可能である。例えば、第1
4図に示ケメッシュ生地全体を光反射糸12で作製し、
これを第15図に示fような帽子にケることもできる。
この光反射性安全帽子15は、メツシュ生地部分を光反
射糸12で構成し通常の布地16とメツシュ生地とを組
合btiて頭部に被せる帽体部分を構成し、これに鍔部
17を取(4けたものである。しかしながら鍔部17や
布地16の部分に部分的にあるいは全部光反射糸12を
用いても差支えないことは勿論である。
第16図は光反射性運動靴18に本発明の生地を応用し
たものである。運動靴18の布地を形成するとき、光反
射糸12を適宜混在させることにより、運紘靴18の所
望の個所を光を反射さUる個所とすることができる。特
に夜間時にジョギングする場合に、車の運転者がジョギ
ングする人の足元を照らすとき、この光反射性運動靴1
8の光反射糸12の存在を明瞭に確認でき、交通安全1
優れたものとなる。
第17図はこの発明の生地を光反射性安全ヂョッ41つ
に応用したものである。このようなチョッキ19は、警
官や工事現場での作業考等が着用すれば、薄暮や夜間時
において遠方から視認され、安全対策上効果的である。
さらにこの発明に係る光反射生地を用いて、ベルト・や
ダあるいはマフラー、ショール、ゲートル、コート、上
菅等作IFることができる。また、ビルの工事現場等で
通行人に破H等が降りかからないように工事現場に設け
る防護シートや工事者が工事個所を指示するために用い
る旗、さらには貨物自動車用の荷物を覆うシート等にこ
の光反射生地を利用することも可能である。さらにまた
、布製袋物や天幕等の生地として使用することも可能で
ある。
上述した光反射糸12に例えば右撚りした丸撚糸に光透
過性の良い着色糸(モノフィラメント)を左撚りにして
作った糸を編み又は織る等して生地を作’!Jすること
ちできる。光透過性の良い着色糸としては、ポリエステ
ルやナイロン系あるいはその他の4M脂材料から成る透
明かつ着色のI7!された糸が好適である。このような
光透過性の良い着色糸と上述の光反射糸12とを撚った
糸とすれば、透明小球に着色層を施す必費がなくなる。
〔効果〕
以上説明したように、この発明の生地は、口材上に透明
な接着剤層を形成し、この接6剤層に少なくとも屈折率
1.9以上を有する透明小球をその直径の少なくと63
分の1以上埋没させて固るし、この透明小球の埋没され
た部分に真空蒸着Sの手段により反射性の高い物質を鍍
金して鍍金層を形成し、前記基材、接着剤層、透明小球
、鍍金層から成るシー1−を細幅に裁断した糸を単独で
用い又は他の糸と組合わせて織り、若しくは編んだので
、この糸に入射した光は、透明小球に入射し、鍍金層に
当り反射して再び透明小球を通って光源方向へ戻る。そ
して、従来のように、布地の上にざらに再帰反射手段を
形成する必要がなく、この糸を用いた生地それ自体を加
工すれば種々の用途に用いることが可能となる。
また、樋材上に透明で偏平な塩基性炭酸鉛等の真珠光沢
顔料小板から成る反射材が混在された透明な接着剤層を
形成しこの接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上を有
する透明小球をその直径の少なくとも3分の1以上埋没
させて固着し、この透明小球の埋没部分の回りを取り囲
むように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性として多
層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基材、接着剤
層、透明小球、多層多重反射層から成るシートを細幅に
裁断した糸を単独で用い又は他の糸と組合わゼて編み、
若しくは織ったものでは、先の発明と同様に、布地等の
上に再帰反射手段を形成する必要がなく、生地ぞのもの
を加工して種々の用途のものを作製すれば、作製された
ものは再帰反射特性を備えたものとなる。また、多層多
重反射層の存在により、透明小球に入射した光は屈折し
て真珠光沢顔料小板に次ノ?に当り、夫々の真珠光沢顔
料小板の鋸屑で一部が反射し、反射されたytは再び透
明小球を通り光源方向へ帰ることとなるので、極めて反
射特性に優れたものとなる。また、真珠光沢顔料小板は
、隠蔽ツノが極めて小さいので、金属わ)末のように黒
味を帯びることなく美麗な色彩に調色ケることもできる
さらに、両発明とも、糸自体に光反射特性があるため、
通気性に優れた生地となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の生地に用いられる光反射糸の断面図
、第2図は光反射糸の他制を示づ断面図、第3図ないし
第9図は第2図に示す光反射糸の製造方法を説明する図
であり、第3図は担体シートに透明小球を(=j着さゼ
た状態の断面図、第4図は担体シートに透明小球を付着
ざぜる手段の一例を示す概略図、第5図は透明小球に波
余りを形成した状態を示す断面図、第6図は鍍金層の形
成された透明小球上に接着剤層を形成した断面図、第7
図は基材上に反射層を形成した断面図、第8図は第6図
に示す第1シートと第7図に示す第2シートを貼り合せ
る工程を説明する図、第9図は第8図のA−A線断面図
、第10図はさらに別の光反射糸の断面図、第11図は
多層多重反射層の光反射作用の説明図、第12図<a 
)は真珠光沢顔料小板の反射特性の説明図、第12図<
b)は金属粉末の光反射特性の説明図、第13図は編み
レース生地に応用した例を示す拡大平面図、第14図は
メツシュ生地に応用した例を示す拡大平面図、第15図
は本発明に係る生地で帽子を形成したものを示す斜視図
、第16図は運動靴の生地に応用した例を示す側面図、
第17図はチョッキの生地に応用した例を示す正面図で
ある。 1・・・・・・基材、    2・・・・・・接着剤層
、3・・・・・・透明小球、  4・・・・・・鍍金層
、12・・・・・・光反射糸、 13・・・・・・反射
材、14・・・・・・多層多重反射層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基材上に透明な接着剤層を形成し、 この接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上を有する透
    明小球をその直径の少なくとも3分の1以上を埋没させ
    て固着し、 この透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の手段によ
    り反射性の高い物質を鍍金して鍍金層を形成し、 前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層から成るシート
    を細幅に裁断した糸を単独で用い又は他の糸と組合わせ
    て編み、若しくは織つた光反射生地。 2、基材上に透明で偏平な塩基性炭酸鉛等の真珠光沢顔
    料小板から成る反射材が混在された透明な接着剤層を形
    成し、 この接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上を有する透
    明小球をその直径の少なくとも3分の1以上を埋没させ
    て固着し、 この透明小球の埋没部分のまわりを取囲むように前記反
    射材が真珠光沢顔料小板の特性として多層に配列し多層
    多重反射層を形成し、 前記基材、接着剤層、透明小球、多層多重反射層から成
    るシートを細幅に裁断した糸を単独で用い又は他の糸と
    組合わせて編み、若しくは織った光反射生地。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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