JPS6233242Y2 - - Google Patents

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JPS6233242Y2
JPS6233242Y2 JP1932686U JP1932686U JPS6233242Y2 JP S6233242 Y2 JPS6233242 Y2 JP S6233242Y2 JP 1932686 U JP1932686 U JP 1932686U JP 1932686 U JP1932686 U JP 1932686U JP S6233242 Y2 JPS6233242 Y2 JP S6233242Y2
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cap
cap pin
pin
insertion hole
protrusion
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JP1932686U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管球用口金、特に環状蛍光灯用口金、
U字形蛍光灯用口金に関するものである。
例えば環状蛍光灯用口金は、二つに分離が可能
な口金本体の一方に口金ピン挿通孔を設け、この
口金ピン挿通孔に口金ピンを挿通してなるのが一
般的である。しかし、従来の各種の構造のほとん
どのものにおいては、口金ピン挿通孔に挿通され
た口金ピンが口金ピン挿通孔の面から口金ピンの
肉厚分だけ口金ピン挿通孔の内方に突出している
ので、導入線を口金ピンに挿通するとき、この導
入線がその突出部分に引つ掛かり、口金ピン内へ
の導入線の挿通ができなくなるという不都合があ
つた。そのため、口金ピン内への導入線の挿通作
業は、自動化がきわめて困難であることから、手
作業で行なわれていたが、手作業による場合で
も、挿通時上記したように、導入線が突出部分に
引つ掛かるので、作業がきわめてやりにくいとい
う欠点があつた。
したがつて、本考案は口金ピン内への導入線の
挿通がきわめてスムースに行なえ、またその挿通
作業の自動化をも実現可能な構造を有する管球用
口金を提供することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例について図面とともに
説明する。
第1図は本考案の一実施例である環状蛍光灯用
口金の断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図は同口金本体の拡大断面図である。第1図に示
すように、この環状蛍光灯用口金は、二つに分離
可能なプラスチツク製の口金本体1,2と、口金
ピン3とを主要な構成要素としている。口金本体
2には、フイラメントコイル(図示せず)に接続
された導入線(図示せず)を口金ピン3内へ案内
するテーパ状の案内孔4と、この案内孔4の小径
部に連なり口金ピン3の一端部が挿通されかつ口
金ピン3の外周面との間に隙間が生じる大きさの
直径を有する口金ピン挿通孔5とが設けられてい
る。前記小径部は口金ピン挿通孔5より径小とな
つて、口金ピン挿通孔5の入口付近にこの入口の
一部を塞ぐごとく突出させた突出部8を形成して
いる。口金ピン挿通孔5の周面には、周方向に口
金ピン3の外周面に接する高さの環状の突起6が
形成されている(第2図および第3図参照)。第
2図に示すように、口金ピン3の一端部の先端領
域は前記突出部と突起6との間に位置し、テーパ
状に押し広げられている。そして、口金ピン3の
先端領域のテーパ状内面3aと案内孔4のテーパ
面4aとが滑らかに連接してなる。
このような構造の環状蛍光灯用口金を製作する
には、まず口金本体2の口金ピン挿通孔5に口金
ピン3の一端部を挿通する。このとき、口金ピン
3の一端部の内側周縁部は、案内孔4のテーパ部
の小径側の孔の内方に若干突出した状態になつて
いる。ついで、口金ピン3の他端部を治具(図示
せず)で支持してから、先端部が案内孔4のテー
パ形状と同一形状に成形されたポンチ7を用い、
この先端部を案内孔4に挿入して加圧すると、口
金ピン3の一端部の先端領域が突起6を支点にし
てテーパ状に押し広げられるので、口金ピン3の
先端領域のテーパ状内面3aと案内孔4のテーパ
面4aとが滑らかに連接するようになる。
第4図は本考案の他の実施例を示し、また第5
図に同口金本体を示すもので、突起が、上記実施
例のように連続的ではなく不連続的に口金ピン挿
通孔の周面に設けられたものである。この突起6
は、口金ピン挿通孔5の周面にその周方向に3〜
5個形成されている。
上記の構成の環状蛍光灯用口金においては、口
金ピン3の一端部の先端領域を前記突出部と突起
6との間に位置させ、前記先端領域をテーパ状に
押し広げて、前記先端領域のテーパ状内面3aを
案内孔のテーパ面4aと滑らかに連接してなるの
で、導入線を口金ピン3内にスムースに挿通する
ことができ、また口金ピン3に大きな引張力が加
えられても、口金ピン挿通孔5から口金ピン3が
抜け出るのを防止することができる。しかも、口
金ピン挿通孔5の形状がシンプルであるので、そ
の形成をきわめて容易に行うことができる。
次に、本考案の具体的実施例を説明する。
実施例 1 第1図および第2図に示す構造の環状蛍光灯用
口金において、プラスチツク製の口金本体に、直
径が2.38mm、長さが3.5mmの口金ピン挿通孔と、
テーパ部の小径部の直径が2.4mm、大径部の直径
が4.0mm、長さが3.5mmの案内孔とを設け、さらに
上記口金ピン挿通孔の内面には、案内孔との境界
線から1.0mm離れた個所に高さが0.1mmの突起を形
成する。そして、4個の口金ピン挿通孔の各々
に、JIS C7709「電球類の口金および受金の種類
と寸法」に規定されたG10Q口金のピンの寸度
に適合し、すなわち直径2.35mm、長さ(口金本体
底面からの突出長さ)が7.1mmの4本の黄銅製の
口金ピンの一端部を挿通し、ポンチにて口金ピン
の一端部の先端領域をテーパ状に押し広げると、
案内孔のテーパ面に口金ピンの先端領域のテーパ
状内面が滑らかに連接するようになる。
なお、口金ピン挿通孔の直径に突起の高さを加
えてなる直径よりも口金ピンの外径の方が若干大
きくなるが、口金ピン挿通孔に口金ピンを挿通す
る際、口金ピンは突起を乗り越えて口金ピン挿通
孔の奥部へ挿通されるため、何ら支障はない。
このようにして得られた環状蛍光灯用口金の口
金ピン内に導入線を挿通する作業において、その
挿通性を調べたところ、導入線の先端部は案内孔
に当接しつつ、口金ピン挿通孔の入口付近まで進
入し、さらに案内孔と口金ピンとの接ぎ目もきわ
めてスムースに通過して、口金ピンの先端部まで
挿通された。すなわち、挿通性がきわめて良好で
あることが確認された。また、口金ピンの引つ張
り強さを調べたところ、約12Kgの引張力にも耐え
るものであり、実用上全く問題のないものである
ことも確認された。
実施例 2 第4図示の構造のものにおいて、口金ピン挿入
孔の周面に周方向に沿つて、高さが0.1mm、幅0.2
mm、長さが2.0mmの突起を5個等間隔に設け、案
内孔の寸法および口金ピン挿入孔の直径、長さは
実施例1と同一寸法のものを製作して、導入線の
挿通性および口金ピンの引つ張り強さを調べたと
ころ、実施例1と同様の効果が得られた。
なお、本考案は環状蛍光灯用口金のみならず、
片口金形構造を有するU字形蛍光灯用口金などに
も実施することができることはもちろんである。
以上説明したように、本考案によれば、口金ピ
ン内への導入線の挿通が何ら支障なくきわめてス
ムースに行なえるので、作業性が格段に向上し、
また挿通作業の自動化を実現することもでき、さ
らに口金ピンの引つ張り強さに対しても実使用上
何ら問題がなく、また案内孔および口金ピン挿通
孔がシンプルな形状をしているので、口金本体に
これらの形成をきわめて容易に行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である管球用口金の
断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は同
口金本体の拡大断面図、第4図は本考案の他の実
施例である管球用口金の断面図、第5図は同口金
本体の拡大断面図である。 1,2……口金本体、3……口金ピン、4……
案内孔、5……口金ピン挿通孔、6……突起、8
……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク製の口金本体に導入線を挿通すべ
    き口金ピンを固定した管球用口金であつて、前記
    導入線を前記口金ピン内へ案内するテーパ状の案
    内孔と、前記案内孔の小径部に連なり前記口金ピ
    ンの一端部が挿通されかつ前記口金ピンの外周面
    との間に隙間が生じる大きさの直径を有する口金
    ピン挿通孔とを前記口金本体に設け、前記小径部
    を前記口金ピン挿通孔より径小となして、前記小
    径部を前記口金ピン挿通孔の入口付近にこの入口
    の一部を塞ぐごとく突出させた突出部を形成し、
    前記口金ピン挿通孔の周面に周方向に連続的また
    は不連続的に前記口金ピンの外周面に接する高さ
    の突起を形成し、前記口金ピンの一端部の先端領
    域を前記突出部と前記突起との間に位置させ、前
    記先端領域をテーパ状に押し広げて、前記口金ピ
    ンの先端領域のテーパ状内面を前記案内孔のテー
    パ面に滑らかに連接させてなる管球用口金。
JP1932686U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPS6233242Y2 (ja)

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JP1932686U JPS6233242Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JPS61146851U JPS61146851U (ja) 1986-09-10
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JP5078953B2 (ja) * 2009-08-03 2012-11-21 オスラム・メルコ株式会社 蛍光ランプ
JP5078963B2 (ja) * 2009-09-14 2012-11-21 オスラム・メルコ株式会社 蛍光ランプ及び口金

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