JPS623276A - 電子写機用クリーニングブレード - Google Patents
電子写機用クリーニングブレードInfo
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- JPS623276A JPS623276A JP14323285A JP14323285A JPS623276A JP S623276 A JPS623276 A JP S623276A JP 14323285 A JP14323285 A JP 14323285A JP 14323285 A JP14323285 A JP 14323285A JP S623276 A JPS623276 A JP S623276A
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- plate
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- cleaning blade
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0011—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、感光ドラム上に残留するトナーを除去する
電子写真複写機用クリーニングブレードおよびその製法
に関するものである。
電子写真複写機用クリーニングブレードおよびその製法
に関するものである。
電子写真複写装置は、光導電体表面層付の感光ドラムを
備え、この感光ドラムの外周面を一様に帯電させ、つい
で被複写体の被複写像を介してその外周面を露光するこ
とにより上記外周面上に静電潜像を形成し、この静電潜
像にトナーを付着させてトナー像を形成し、これを複写
紙等に転写することにより複写を行うものである。そし
て、上記複写後、感光ドラムの外周面上にトナーが残留
するため、この残留帯電トナーの除去の必要が生じ、こ
の除去をクリーニングブレードによって行っている。こ
のクリーニングブレードを第９図に示す°。図において
、１は電子写真複写機用クリーニングブレード（以下「
クリーニングブレード」と略す）で、フランジ２付の金
属製板状保持材３の先端に、厚肉板状の軟質ウレタン樹
脂製ブレード部材４を長さ方向を合わせて取着して構成
されている。この場合、上記板状保持材３の先端部は、
接着剤層６によって被覆された状態で上記ブレード部材
４の後端部内に入り込み、それによって上記ブレード部
材４と板状保持材３とが一体化されている。このクリー
ニングブレード１は、第１０図に示すようにそのブレー
ド部材４を、矢印方向に回転する感光ドラム５に圧接し
残留トナー（図示せず）を掻き落とす。この場合、クリ
ーニングブレード１は、残留トナーを完全に掻き落とす
ように、ブレード部材４が弾性変形する程度の力で感光
ドラム５に圧接されており、ブレード部材４の後端部ａ
には、接着剥離方向に応力が集中し使用中に接着剥離を
生ずるという難点を有している。また、上記クリーニン
グブレード１は、製造に際して、上記応力集中が生じる
部分ないしその近傍部分に気泡残留に起因するエア欠け
を生じ、これも上記接着剥離を助長している。すなわち
、上記クリーニングブレード１は、第１）図に示す
、。
備え、この感光ドラムの外周面を一様に帯電させ、つい
で被複写体の被複写像を介してその外周面を露光するこ
とにより上記外周面上に静電潜像を形成し、この静電潜
像にトナーを付着させてトナー像を形成し、これを複写
紙等に転写することにより複写を行うものである。そし
て、上記複写後、感光ドラムの外周面上にトナーが残留
するため、この残留帯電トナーの除去の必要が生じ、こ
の除去をクリーニングブレードによって行っている。こ
のクリーニングブレードを第９図に示す°。図において
、１は電子写真複写機用クリーニングブレード（以下「
クリーニングブレード」と略す）で、フランジ２付の金
属製板状保持材３の先端に、厚肉板状の軟質ウレタン樹
脂製ブレード部材４を長さ方向を合わせて取着して構成
されている。この場合、上記板状保持材３の先端部は、
接着剤層６によって被覆された状態で上記ブレード部材
４の後端部内に入り込み、それによって上記ブレード部
材４と板状保持材３とが一体化されている。このクリー
ニングブレード１は、第１０図に示すようにそのブレー
ド部材４を、矢印方向に回転する感光ドラム５に圧接し
残留トナー（図示せず）を掻き落とす。この場合、クリ
ーニングブレード１は、残留トナーを完全に掻き落とす
ように、ブレード部材４が弾性変形する程度の力で感光
ドラム５に圧接されており、ブレード部材４の後端部ａ
には、接着剥離方向に応力が集中し使用中に接着剥離を
生ずるという難点を有している。また、上記クリーニン
グブレード１は、製造に際して、上記応力集中が生じる
部分ないしその近傍部分に気泡残留に起因するエア欠け
を生じ、これも上記接着剥離を助長している。すなわち
、上記クリーニングブレード１は、第１）図に示す
、。
ように、フランジ２付板状保持材３の先端部に接着剤６
を塗布して先端部を接着剤層で被覆し、それの２枚を、
先端部を内側に向けた状態で、断面形状が略コ字状にな
っている第１．第２の型７゜８の間に入れてそれぞれコ
字状の両辺をつき合わせることにより型を閉じ、ついで
、閉鎖状態の型を立てその間口９からウレタン樹脂液を
注型する。そして、ウレタン樹脂を硬化させブレード部
材化したのち脱型し、第１３図に示すような、広幅のブ
レード部材の両側からそれぞれ板状保持材３が突設した
状態の成形体をつくる。ついで、この成形体の広幅ブレ
ード部材４を図示の鎖線のように切断し２個のクリーニ
ングブレード１とするということにより製造される。こ
の場合におけるウレタン樹脂液の注型に際し、クリーニ
ングブレード１の先端の接着剤塗布部６は、第１２図に
示すように、閉鎖状態の、第１．第２の型７．８のつき
合わせ部ないしその近傍に位置し、上記開口９から樹脂
液が注型されたとき゛におけるエア抜きを阻害し気泡を
残存させる。これについて、第１４図および第１５図を
参照して説明する。第１４図は樹脂液の注型状態を説明
する説明図（図示の都合上第１の型７を取り除いている
）、第１５図はその丸で囲われた部分イの拡大図である
。第１５図において、曲線Ａは型内の流路断面の広い部
分を通って流下する樹脂液の流れ状態を示し、曲線Ｂは
上記流路断面の広い部分を通って流下した樹脂液が型の
底部に突当たって反転上昇する際の樹脂液の流れ状態を
示している。上記曲線Ａ、 Ｂにおいて、樹脂液の流れ
の速度は、曲線Ａ、Ｈの高いところ程小さくなっている
。樹脂液の流れにっいてより詳しく説明すると、上記開
口９から注型された樹脂液は流路断面の広いところを通
って速やかに型の底部に達し、今度は反転上昇する。こ
のとき、第１の型７の端部つき合わせ部と第２の型８の
端部つき合わせ部との間に、板状保持材３の先端接着剤
層（第１５図の斜線部分）６ａが挾まれており、上記両
つき合わせ部の間をシール（バッキング）した状態とな
っている。したがって、樹脂液が、上記両型の、端部つ
き合わせ部のシールされた下端に達すると、エアの逃げ
る部分がなくなり、その部分に気泡１０が残留しこれが
エア欠は部となる。かりに、上記両型の端部つき合わせ
部の間に接着剤層６ａが存在せず、型面どうしのつき合
わせ状態になっているときには、エアは容易にその間か
ら逃げる（ただし、樹脂液は粘度が高いため洩れない）
。
を塗布して先端部を接着剤層で被覆し、それの２枚を、
先端部を内側に向けた状態で、断面形状が略コ字状にな
っている第１．第２の型７゜８の間に入れてそれぞれコ
字状の両辺をつき合わせることにより型を閉じ、ついで
、閉鎖状態の型を立てその間口９からウレタン樹脂液を
注型する。そして、ウレタン樹脂を硬化させブレード部
材化したのち脱型し、第１３図に示すような、広幅のブ
レード部材の両側からそれぞれ板状保持材３が突設した
状態の成形体をつくる。ついで、この成形体の広幅ブレ
ード部材４を図示の鎖線のように切断し２個のクリーニ
ングブレード１とするということにより製造される。こ
の場合におけるウレタン樹脂液の注型に際し、クリーニ
ングブレード１の先端の接着剤塗布部６は、第１２図に
示すように、閉鎖状態の、第１．第２の型７．８のつき
合わせ部ないしその近傍に位置し、上記開口９から樹脂
液が注型されたとき゛におけるエア抜きを阻害し気泡を
残存させる。これについて、第１４図および第１５図を
参照して説明する。第１４図は樹脂液の注型状態を説明
する説明図（図示の都合上第１の型７を取り除いている
）、第１５図はその丸で囲われた部分イの拡大図である
。第１５図において、曲線Ａは型内の流路断面の広い部
分を通って流下する樹脂液の流れ状態を示し、曲線Ｂは
上記流路断面の広い部分を通って流下した樹脂液が型の
底部に突当たって反転上昇する際の樹脂液の流れ状態を
示している。上記曲線Ａ、 Ｂにおいて、樹脂液の流れ
の速度は、曲線Ａ、Ｈの高いところ程小さくなっている
。樹脂液の流れにっいてより詳しく説明すると、上記開
口９から注型された樹脂液は流路断面の広いところを通
って速やかに型の底部に達し、今度は反転上昇する。こ
のとき、第１の型７の端部つき合わせ部と第２の型８の
端部つき合わせ部との間に、板状保持材３の先端接着剤
層（第１５図の斜線部分）６ａが挾まれており、上記両
つき合わせ部の間をシール（バッキング）した状態とな
っている。したがって、樹脂液が、上記両型の、端部つ
き合わせ部のシールされた下端に達すると、エアの逃げ
る部分がなくなり、その部分に気泡１０が残留しこれが
エア欠は部となる。かりに、上記両型の端部つき合わせ
部の間に接着剤層６ａが存在せず、型面どうしのつき合
わせ状態になっているときには、エアは容易にその間か
ら逃げる（ただし、樹脂液は粘度が高いため洩れない）
。
上記のように、従来の電子写真複写機用クリーニングブ
レードは、使用中に接着剥離を生じ、また製造に際し気
泡残留による不良が多発するという難点がある。
レードは、使用中に接着剥離を生じ、また製造に際し気
泡残留による不良が多発するという難点がある。
本発明は、使用中に接着剥離を生じず、かつ製造に際し
て不良を多発することのない電子写真複写機用クリーニ
ングブレードおよびその製法の提供を目的とするもので
ある。
て不良を多発することのない電子写真複写機用クリーニ
ングブレードおよびその製法の提供を目的とするもので
ある。
上記の目的を達成するため、本発明は、上端端縁部に接
着剤が端縁に沿って塗工されている板状保持材と、この
板状保持材の上端端縁部を長さ方向に合わせてそれ自身
の下端部内に埋没させた状態で上記板状保持材と一体形
成される柱状の軟質ブレード部材とを備え、上記柱状軟
質ブレード部材の下端部が、その最下端から所定の部分
迄を薄肉に形成することにより段部になっている電子写
真複写機用クリーニングブレードを第１の要旨とし、断
面形状が略コ字状になっている第１．第２の型および先
端部に接着剤が塗工されている板状保持材を準備する工
程と、上記第１および第２の型のコ字状の両辺の先端を
つき合わせてそのつき合わせ部に上記板状保持材を先端
部を内側にして挾む型閉鎖工程と、閉鎖状態の上記型に
おける一方の開口からブレード部材用の樹脂液を注型す
る工程と、樹脂液を硬化させ得られる成形品を上記第１
．第２の型から脱型する工程を備え、上記第１、第２の
型として、コ字状の両辺先端のつき合わせ部となる端面
が、板状保持材の先端接着剤塗工面に対応ず為部分ない
しその外側寄りの部分が切り欠かれて段部に形成されて
いる型を用いる電子写真複写機用クリーニングブレード
の製法を第２の要旨とするものである。
着剤が端縁に沿って塗工されている板状保持材と、この
板状保持材の上端端縁部を長さ方向に合わせてそれ自身
の下端部内に埋没させた状態で上記板状保持材と一体形
成される柱状の軟質ブレード部材とを備え、上記柱状軟
質ブレード部材の下端部が、その最下端から所定の部分
迄を薄肉に形成することにより段部になっている電子写
真複写機用クリーニングブレードを第１の要旨とし、断
面形状が略コ字状になっている第１．第２の型および先
端部に接着剤が塗工されている板状保持材を準備する工
程と、上記第１および第２の型のコ字状の両辺の先端を
つき合わせてそのつき合わせ部に上記板状保持材を先端
部を内側にして挾む型閉鎖工程と、閉鎖状態の上記型に
おける一方の開口からブレード部材用の樹脂液を注型す
る工程と、樹脂液を硬化させ得られる成形品を上記第１
．第２の型から脱型する工程を備え、上記第１、第２の
型として、コ字状の両辺先端のつき合わせ部となる端面
が、板状保持材の先端接着剤塗工面に対応ず為部分ない
しその外側寄りの部分が切り欠かれて段部に形成されて
いる型を用いる電子写真複写機用クリーニングブレード
の製法を第２の要旨とするものである。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて説明する。
第１図は本発明の一実施例の製造説明図である。すなわ
ち、この実施例では、第１．第２の型１）．１２として
、コ字状の両辺の、つき合わせ部となる端面を、板状保
持材３の先端接着剤塗布面６に対応する部分ないしそれ
より外側寄りの部分を長さ方向に切り欠いて切欠段部１
４に形成した型を用いている。それ以外は第１）図の従
来例と同じである。
ち、この実施例では、第１．第２の型１）．１２として
、コ字状の両辺の、つき合わせ部となる端面を、板状保
持材３の先端接着剤塗布面６に対応する部分ないしそれ
より外側寄りの部分を長さ方向に切り欠いて切欠段部１
４に形成した型を用いている。それ以外は第１）図の従
来例と同じである。
このように構成した結果、第１．第２の型１）．１２を
閉鎖し型を立てて樹脂液を注型する際、第２図に示すよ
うに開口の左右両側部に空隙１５ができ、板状保持材３
の先端接着剤塗布部６は、余裕をもってこの空隙１５内
に納まるようになる。したがって、樹脂液の注型の際、
上記接着剤塗布部６が存在しない空隙１５の部分を通っ
て樹脂液が円滑に流れ気泡の残存が防止されるようにな
る。これについて、第３図および第４図を参照して説明
する。第３図は樹脂液１３の注型状態を説明する説明図
（図示の都合上第１の型を取り除いている）、第４図は
、その丸で囲われた部分二の拡大図である。第４図にお
いて、ａは接着剤塗布面６ａ（斜線で示す）が存在しな
い空隙１５の部分を示し、また曲＊Ｃは型内の流路断面
の広い部分を通って流下する樹脂液１３の流れ状態を示
し、曲線りは上記流路断面の広い部分を通って流下した
樹脂液１３が型の底部に突当って反転上昇する際の樹脂
液１３の流れ状態を示している。曲線Ｅ、 Ｆは上記
空隙１５内を反転上昇する際の樹脂液１３の流れ状態を
示している。これらの曲線Ｃ〜Ｆにおいて、樹脂液１３
の流れの速度は、曲線Ｃ−Ｆの高い部分程遅いことを示
している。すなわち、この実施例では、つき合わせ部と
なる端面にそれぞれ切欠段部１４が形成されている第１
゜第２の型１）．１２を用い、両型１）．１２の端部つ
き合わせ部の間に接着剤層６ａを挾みこまないようにし
ているため、型を閉鎖して樹脂液１３を注型する際に、
型の底部に突当って反転上昇する樹脂液１３が、上記両
型の端部つき合わせ部におけるつき合わせ面の間からエ
アを排出しながら、上記切欠段部１４によって形成され
る空隙１５における上記小空隙ａを通って円滑に上昇す
るようになる。したがって、これまでのような、気泡の
残存がなくなり、エア欠けが生じなくなる。そのうえ、
第２図に示すように、板状保持材３先端の接着剤塗布部
６が樹脂液１３で囲われるようになっており直接第１．
第２の型１）．１２の型面に接触していないため、型面
に塗布されている離型剤が接着剤塗布部６内に浸透し接
着破壊を生じるという事態の発生も防止しうる。すなわ
ち、従来例では第１２図に示すように接着剤塗布部６が
直接型面に接触しているため、型面に塗布されている離
型剤が接着剤層に浸透し接着力を弱め、クリーニングブ
レードの使用中に接着破壊現象を生じるという不都合さ
を有していたのであるが、この実施例品ではそのような
ことはない。
閉鎖し型を立てて樹脂液を注型する際、第２図に示すよ
うに開口の左右両側部に空隙１５ができ、板状保持材３
の先端接着剤塗布部６は、余裕をもってこの空隙１５内
に納まるようになる。したがって、樹脂液の注型の際、
上記接着剤塗布部６が存在しない空隙１５の部分を通っ
て樹脂液が円滑に流れ気泡の残存が防止されるようにな
る。これについて、第３図および第４図を参照して説明
する。第３図は樹脂液１３の注型状態を説明する説明図
（図示の都合上第１の型を取り除いている）、第４図は
、その丸で囲われた部分二の拡大図である。第４図にお
いて、ａは接着剤塗布面６ａ（斜線で示す）が存在しな
い空隙１５の部分を示し、また曲＊Ｃは型内の流路断面
の広い部分を通って流下する樹脂液１３の流れ状態を示
し、曲線りは上記流路断面の広い部分を通って流下した
樹脂液１３が型の底部に突当って反転上昇する際の樹脂
液１３の流れ状態を示している。曲線Ｅ、 Ｆは上記
空隙１５内を反転上昇する際の樹脂液１３の流れ状態を
示している。これらの曲線Ｃ〜Ｆにおいて、樹脂液１３
の流れの速度は、曲線Ｃ−Ｆの高い部分程遅いことを示
している。すなわち、この実施例では、つき合わせ部と
なる端面にそれぞれ切欠段部１４が形成されている第１
゜第２の型１）．１２を用い、両型１）．１２の端部つ
き合わせ部の間に接着剤層６ａを挾みこまないようにし
ているため、型を閉鎖して樹脂液１３を注型する際に、
型の底部に突当って反転上昇する樹脂液１３が、上記両
型の端部つき合わせ部におけるつき合わせ面の間からエ
アを排出しながら、上記切欠段部１４によって形成され
る空隙１５における上記小空隙ａを通って円滑に上昇す
るようになる。したがって、これまでのような、気泡の
残存がなくなり、エア欠けが生じなくなる。そのうえ、
第２図に示すように、板状保持材３先端の接着剤塗布部
６が樹脂液１３で囲われるようになっており直接第１．
第２の型１）．１２の型面に接触していないため、型面
に塗布されている離型剤が接着剤塗布部６内に浸透し接
着破壊を生じるという事態の発生も防止しうる。すなわ
ち、従来例では第１２図に示すように接着剤塗布部６が
直接型面に接触しているため、型面に塗布されている離
型剤が接着剤層に浸透し接着力を弱め、クリーニングブ
レードの使用中に接着破壊現象を生じるという不都合さ
を有していたのであるが、この実施例品ではそのような
ことはない。
このようにして得られた電子写真複写機用クリーニング
ブレード２０をその寸法とともに第５図に示し、その丸
で囲われた部分ホの拡大図を第６図に示す。すなわち、
上記クリーニングブレード２０は、板状保持材３の上端
端縁部に、柱状のウレタン樹脂製ブレード部材４を注型
によって形成して構成されており、ブレード部材４の下
端部は第６図に示すように、薄肉部４ａの形成により段
部になっている。６は接着剤塗布部である。特に、この
クリーニングブレード２０は、ブレード部材４の下端の
取付は部が図示のように薄肉部４ａになっているため、
これを第７図のように感光ドラム５に配設して使用する
際、接着剥離方向に働く応力は第７図に示す点すに集中
し、ブレード部材４の取付けである点Ｃには集中しない
。したがって、ブレード部材４の接着剥離が生じないの
である。上記薄肉部４ａはその長さが２ｍ（第５図
゛参照）あれば充分な効果を発揮するもので
ある。
ブレード２０をその寸法とともに第５図に示し、その丸
で囲われた部分ホの拡大図を第６図に示す。すなわち、
上記クリーニングブレード２０は、板状保持材３の上端
端縁部に、柱状のウレタン樹脂製ブレード部材４を注型
によって形成して構成されており、ブレード部材４の下
端部は第６図に示すように、薄肉部４ａの形成により段
部になっている。６は接着剤塗布部である。特に、この
クリーニングブレード２０は、ブレード部材４の下端の
取付は部が図示のように薄肉部４ａになっているため、
これを第７図のように感光ドラム５に配設して使用する
際、接着剥離方向に働く応力は第７図に示す点すに集中
し、ブレード部材４の取付けである点Ｃには集中しない
。したがって、ブレード部材４の接着剥離が生じないの
である。上記薄肉部４ａはその長さが２ｍ（第５図
゛参照）あれば充分な効果を発揮するもので
ある。
なお、上記の実施例では、注型により予め板状保持材３
の下゛端部を薄肉部４ａに形成しているが板状保持材３
全体を同じ厚みに形成し、後工程で、第８図に斜線で示
す部分を切削して薄肉部に形成してもよい。
の下゛端部を薄肉部４ａに形成しているが板状保持材３
全体を同じ厚みに形成し、後工程で、第８図に斜線で示
す部分を切削して薄肉部に形成してもよい。
以上のように、本発明によれば、断面形状が略コ字状に
なっており、つき合わせ部となるコ字状の両辺の先端端
面（つき合わせ面）にそれぞれ切欠段部が形成されてい
る第１．第２の型を用いているため、これらの型を閉鎖
した状態において、上記切欠段部により、上記両型の端
部つき合わせ部の間に、板状保持材の先端接着剤層が挾
みこまれない。その結果、樹脂液の注型に際し、樹脂液
が上記両型の端部つき合わせ部におけるつき合わせ面の
間からエアを排出しながら、上記切欠段部によって形成
される空隙を通って最後まで円滑に流れるようになり、
得られる電子写真複写機用クリーニングブレードのブレ
ード部材にエア欠けが生じなくなる。そのうえ、上記第
１．第２の型によれば、先端部に接着剤が塗布されてい
る板状保持材を型に装着するに際し、その先端接着剤塗
布部が第１．第２の型の切欠段部によって形成される空
隙内に収容されるようになるため、接着剤塗布部が直接
型面に接触しな（なる。したがって、型面に塗布されて
いる離型剤が接着剤塗布部に浸透し接着剥離の原因とな
ることがない。また、得られる電子写真複写機用クリー
ニングブレードは、ブレード部材の下端部（取付は部）
が薄肉部になっているため、使用に際し、ブレード部材
の下端部に加わる剥離力が上記薄肉部によって緩和され
るよになり、接着剥離現象の発生が防止され、長寿命の
ものとなるのである。
なっており、つき合わせ部となるコ字状の両辺の先端端
面（つき合わせ面）にそれぞれ切欠段部が形成されてい
る第１．第２の型を用いているため、これらの型を閉鎖
した状態において、上記切欠段部により、上記両型の端
部つき合わせ部の間に、板状保持材の先端接着剤層が挾
みこまれない。その結果、樹脂液の注型に際し、樹脂液
が上記両型の端部つき合わせ部におけるつき合わせ面の
間からエアを排出しながら、上記切欠段部によって形成
される空隙を通って最後まで円滑に流れるようになり、
得られる電子写真複写機用クリーニングブレードのブレ
ード部材にエア欠けが生じなくなる。そのうえ、上記第
１．第２の型によれば、先端部に接着剤が塗布されてい
る板状保持材を型に装着するに際し、その先端接着剤塗
布部が第１．第２の型の切欠段部によって形成される空
隙内に収容されるようになるため、接着剤塗布部が直接
型面に接触しな（なる。したがって、型面に塗布されて
いる離型剤が接着剤塗布部に浸透し接着剥離の原因とな
ることがない。また、得られる電子写真複写機用クリー
ニングブレードは、ブレード部材の下端部（取付は部）
が薄肉部になっているため、使用に際し、ブレード部材
の下端部に加わる剥離力が上記薄肉部によって緩和され
るよになり、接着剥離現象の発生が防止され、長寿命の
ものとなるのである。
第１図は本発明の一実施例の製造説明図、第２図は型閉
鎖状態の平面図、第３図は樹脂液注型説明図、第４図は
その丸で囲まれた部分の拡大図、第５図は第１図によっ
て得られた電子写真複写機用クリーニングブレードの斜
視図、第６図はその 、′１丸で囲われた部
分の拡大図、第７図は第５図の使第１０図はその使用説
明図、第１）図は第９図の 、。 用説明図、第８図は従来の実施例の製造説明図、第９図
は従来のクリーニングブレードの斜視図、ものの説明図
、第１２図は同じくその型閉鎖状態の平面図、第１３図
は第１）図によって得られた一部形品の正面図、第１４
図および第１５図は樹脂液注型説明図である。 ３・−・板状保持材 ４・−・ブレード部材 ６−・接
着剤塗布部 １）−第１の型 １２− 第２の型 １
４−・切欠段部 １５−・空隙
′ｊＩ２図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第１０図 第１３図 １り い１，３゛□ 第１４図
鎖状態の平面図、第３図は樹脂液注型説明図、第４図は
その丸で囲まれた部分の拡大図、第５図は第１図によっ
て得られた電子写真複写機用クリーニングブレードの斜
視図、第６図はその 、′１丸で囲われた部
分の拡大図、第７図は第５図の使第１０図はその使用説
明図、第１）図は第９図の 、。 用説明図、第８図は従来の実施例の製造説明図、第９図
は従来のクリーニングブレードの斜視図、ものの説明図
、第１２図は同じくその型閉鎖状態の平面図、第１３図
は第１）図によって得られた一部形品の正面図、第１４
図および第１５図は樹脂液注型説明図である。 ３・−・板状保持材 ４・−・ブレード部材 ６−・接
着剤塗布部 １）−第１の型 １２− 第２の型 １
４−・切欠段部 １５−・空隙
′ｊＩ２図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第１０図 第１３図 １り い１，３゛□ 第１４図
Claims (2)
- （１）上端端縁部に接着剤が端縁に沿つて塗工されてい
る板状保持材と、この板状保持材の上端端縁部を長さ方
向に合わせてそれ自身の下端部内に埋没させた状態で上
記板状保持材と一体形成される柱状の軟質ブレード部材
とを備え、上記柱状軟質ブレード部材の下端部が、その
最下端から所定の部分迄を薄肉に形成することにより段
部になつていることを特徴とする電子写真複写機用クリ
ーニングブレード。 - （２）断面形状が略コ字状になつている第１、第２の型
および先端部に接着剤が塗工されている板状保持材を準
備する工程と、上記第１および第２の型のコ字状の両辺
の先端をつき合わせてそのつき合わせ部に上記板状保持
材を先端部を内側にして挾む型閉鎖工程と、閉鎖状態の
上記型における一方の開口からブレード部材用の樹脂液
を注型する工程と、樹脂液を硬化させ得られる成形品を
上記第１、第２の型から脱型する工程を備え、上記第１
、第２の型として、コ字状の両辺先端のつき合わせ部と
なる端面が、板状保持材の先端接着剤塗工面に対応する
部分ないしその外側寄りの部分が切り欠かれて段部に形
成されている型を用いることを特徴とする電子写真複写
機用クリーニングブレードの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14323285A JPS623276A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 電子写機用クリーニングブレード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14323285A JPS623276A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 電子写機用クリーニングブレード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS623276A true JPS623276A (ja) | 1987-01-09 |
| JPH0435758B2 JPH0435758B2 (ja) | 1992-06-12 |
Family
ID=15333971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14323285A Granted JPS623276A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 電子写機用クリーニングブレード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS623276A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165891A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Canon Inc | クリーニング部材の製造方法 |
| JPH0320768A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体のクリーニング方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56172865U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-12-21 | ||
| JPS57109971A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-08 | Canon Inc | Cleaning device |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP14323285A patent/JPS623276A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56172865U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-12-21 | ||
| JPS57109971A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-08 | Canon Inc | Cleaning device |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165891A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Canon Inc | クリーニング部材の製造方法 |
| JPH0320768A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体のクリーニング方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0435758B2 (ja) | 1992-06-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |