JPS6231530A

JPS6231530A - 車載用表示装置

Info

Publication number: JPS6231530A
Application number: JP60169737A
Authority: JP
Inventors: Takumi Suzuki; 巧鈴木; Hiroyasu Naito; 内藤　裕安
Original assignee: Honda Motor Co Ltd; Ricoh Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd; Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-08-02
Filing date: 1985-08-02
Publication date: 1987-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】伎亙光更本発明は乗用車に代表される狭義の自動車。

オートバイ、スクータ等の自動二輪車、自動二輪車など
の車輛に搭載される表示装置に関する。

従速ｍ最近、自動車等の計器、安全モニタなどの表示パネルと
して液晶表示装置が用いられている。

液晶表示素子は、薄型であり、また、低電圧で動作する
などの優れた特性を備えている。このような車載用液晶
表示装置は、たとえば、実公昭６０−４８６４号公報、
実開昭５４−６７９７９号公報などに報告されているが
、いずれも常に同一内容を表示することしかできなかっ
た。

しかしながら１表示対象の重要度は運転状況によってし
ばしば異なるものである。たとえば、通常走行時にはス
ピードメータが重要であるが、燃費の節約上エンジンの
回転数は一定の方がよいことから、運転状況によっては
燃費向上のために回転計の重要度が増してくる。また、
山岳道路などのようにトルクを必要とする場合は。

エンジンのトルク−回転曲線に対応した回転数に着目し
て運転することが重要になる。

ｌ匪ム且旌本発明は、運転状況に応じて表示内容の表示形態を変え
、アピール度に変化をもたせることができる車載用の表
示装置を提供するものである。

２ＩＲ１１叉本発明の車載用表示装置は、プラスチックフィルムを基
板とする積層された少なくとも第１および第２の液晶表
示セルと、前記第１の液晶表示セルまたは第２の液晶表示セルに選
択的に信号電圧を供給する切換え装置とを有し、前記第１および第２の液晶表示セルは、２以上の同一の
表示対象を表示することができるとともに、これら表示
対象の表示形態を異にすることを特徴とする。

以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明する
。

第１図は本発明の表示装置の実施例を示す断面図であり
、ツイストネマティック（Ｔ　Ｎ）型の第１の液晶表示
セル１３と第２の液晶表示セル１５とが積層され、これ
らの両側に観察側の第１の偏光板１１と裏面側の第２の
偏光板１７とが設けられている。液晶表示セル１３．１
５は、透明電極２３゜２７が形成された２枚のプラスチ
ックフィルム基板２１．２９を離間、対向して配設し、
これらの外周部をシール材２５でシールして液晶３１を
封入することにより形成されている。プラスチックフィ
ルムを用いた液晶表示セルは可撓性に富み。

セル厚を薄くすることができる。また、偏光板を含めて
、透明度の大きな表示装置とすることができるので、風
防等の透明パネルに設けても透明感が損なわれない。１
９は切換え装置であり、速度センサおよび回転センサ（
共に図示せず）からの入力を、第１の液晶表示セル１３
と第２の液晶表示セル１５へ選択的に出力する。

第１および第２の偏光板１１．１７の吸収軸は互いに直
交しており、また、第１および第２の液晶表示セル１３
．１５は９０’−ＴＮセルである。切換え装置１９によ
り第２の液晶表示セル１５を全面電圧ＯＮとし、第１の
液晶表示セル１３に速度センサおよび回転センサからの
信号電圧を入力すると。

電圧ＯＦＦ部では、第２の偏光板１７からの偏光が第２
の液晶表示セル１５で偏光面が９０度回転し、これがそ
のまま第１の液晶表示１３を通過するので第１の偏光板
１１を通過して観察される。一方。

電圧０８部では第１の液晶表示セル１３で再び９０度偏
光面が捩れるために、光は第１の偏光板１１で遮断され
る。このように第１の液晶表示セル１３に信号電圧を入
力することにより、第１の液晶表示セルの表示パターン
をｓｉｎすることができる。また、切換え装Ｗ１１９に
より、第１の液晶表示セル１３を全面ＯＮとし、第２の
液晶表示セル１５に速度センサ等からの信号電圧を入力
した場合にも同様のことが起こり、このときは第２の表
示セル１５の表示パターンがａｍされる。裏面からの光
としては、オートバイ、スクータ等の風防に表示装置を
設けた場合には、外光を利用することができ、また、自
動車のダツシュボードに用いられる場合は、裏面光源と
してランプが配設される。

上記実施例で、信号電圧の印加されない液晶表示セルを
ＯＦＦとした場合にも同様であり、この場合はネガ画像
が得られる。

第１の液晶表示セル１３と第２の液晶表示セル１５とは
、少なくとも２以上の同一の表示対象を含み、しかも、
それらの表示形態を異にする。

第２Ａ図および第２Ｂ図はこの具体例を示すものであり
、速度センサおよび回転センサから同じ信号が入力され
た場合、第１の液晶表示セル１３に入力されたときは第
２Ａ図の表示パターンが観察され、一方、第２の液晶表
示セル１５に入力されたときは第２Ｂ図の表示パターン
が観察される。これは各表示セル１３．１５の透明電極
のパターンニングを変えることにより実現できる。

第２Ａ図では、表示パネル３１にスピードメータ３３が
大きく表示され、回転計３５は小さく表示されている。

これに対して第２Ｂ図では、回転計３５が大きく、スピ
ードメータ３３が小さく表示されている。そこで１表示
対象の重要性に応じて、アピール度の異なるパネル表示
が実現できる。

たとえば通常走行時、あるいはトンネル走行時、下り坂
、高速走行から低速走行への移行時など速度感覚の弱ま
る時には第２Ａ図のパネル表示とし、一方、平坦な道路
でエンジン回転数に着目した経済的な運転を心がける時
や、上り坂、山岳道路でトルクに着目した運転をする時
は、第２Ｂ図の表示パターンに切換える。

切換えは、操作部に切換えスイッチを設けて手動で行っ
てもよく、タイマにより所定時間毎に切換えるような自
動スイッチとしてもよい。

また、単位時間当たりの速度変化および回転数変化を検
知し、これらに応じて表示を切換えるようにしてもよい
。速度変化が大きいときは第２Ａ図の表示とし、回転数
変化が激しいときは第２Ｂ図の表示とする。

以上、２層の液晶表示セルを用いスピードメータと回転
計を表示する場合について説明したが、これに限定され
ず、他の計器類等を表示対象としてもよく、また、液晶
表示セルを３層以上としてさらにアピール度に変化をも
たせることもできる。既に説明したように、プラスチッ
クフィルム基板の液晶表示セルは、セル厚が薄いので、
多層にしても装置をコンパクトにできる。

また、液晶表示装置の構成も第１図に示したものに限定
されず、たとえば、カラーフィルタを設けて表示内容を
カラー化したり、導光板を設けて外光を利用したり、あ
るいは、偏光板の吸収軸を調整して、表示のポジーネガ
を制御したり、液晶表示セルとしてゲストホスト型など
他の表示モードのものを用いることもできる。

第２Ａ図および第２Ｂ図では、表示対象の大きさを変更
することにより、表示形態を変えて、アピール度を変化
させた場合について示したが、たとえば、パネル内での
表示位置１表示色などを変更してアピール度に変化をも
たせることもできる。これらの場合も、積層された液晶
表示セルのそれぞれの透明電極構成を変化させるなどし
て、個々の液晶表示セルの表示パターンを制御すること
ができる。

遣」［Φ」１支本発明によれば、プラスチックフィルムを基板として用
いた表示対象のアピール度の異なる液晶表示セルを積層
し、これら表示セルの各表示パターンを選択的にｌ！察
することにより、目的に応じて表示内容のアピール度を
変化させることができ、表示の適正さ、運転の快適さが
いっそう増加する。しかも、プラスチックフィルム基板
を用いることにより、セル厚を薄くすることができ、多
層にした場合にも十分に薄型化、コンパクト化が可能と
なり、また、耐衝撃性も高いことから車載用の表示パネ
ルとして優れたものである。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の車載用表示装置の実施例を示す断面図
である。第２Ａ図および第２Ｂ図は本発明の表示装置の表示パタ
ーンを示す説明図である。１１・・・第１の偏光板１３・・・第１の液晶表示セル１５・・・第２の液晶表示セル１７・・・第２の偏光板　　　１９・・・切換え装置３
１・・・表示パネル　　　３３・・・スピードメータ３
５・・・回　転　計

Claims

【特許請求の範囲】

１．プラスチックフィルムを基板とする積層された少な
くとも第１および第２の液晶表示セルと、前記第１の液晶表示セルまたは第２の液晶表示セルに選
択的に信号電圧を供給する切換え装置とを有し、前記第１および第２の液晶表示セルは、２以上の同一の
表示対象を表示することができるとともに、これら表示
対象の表示形態を異にすることを特徴とする車載用表示
装置。