JPS6231144B2 - - Google Patents

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JPS6231144B2
JPS6231144B2 JP12688682A JP12688682A JPS6231144B2 JP S6231144 B2 JPS6231144 B2 JP S6231144B2 JP 12688682 A JP12688682 A JP 12688682A JP 12688682 A JP12688682 A JP 12688682A JP S6231144 B2 JPS6231144 B2 JP S6231144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
wall
hole
center pole
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12688682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5918858A (ja
Inventor
Rokuro Fukuzawa
Torao Kemi
Itaru Ozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
Priority to JP12688682A priority Critical patent/JPS5918858A/ja
Publication of JPS5918858A publication Critical patent/JPS5918858A/ja
Publication of JPS6231144B2 publication Critical patent/JPS6231144B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 一般に原子力発電所は、その施設の建築的、機
械的寿命により30〜40年程度使用したものは廃止
(廃炉)され、廃止された原子炉の処分方法とし
て、今日いろいろ考えられているが、我が国では
最終的には解体撤去し、同一敷地内に新たに原子
炉を建設する方法が考えられ、原子炉周辺を形成
している円筒状の厚壁コンクリート構造物の内部
は原子炉から漏れる中性子や放射能によつて高レ
ベルに放射化あるいは汚染されている。このた
め、解体に際しては、この部分を最後まで残して
おく方法と、最初に撤去してしまう2つの方法が
考えられる。
本願は高レベルに放射化あるいは汚染したコン
クリートを最初に撤去する事で、その後に行なわ
れる一般部分の解体時の作業員の被曝量の低減、
作業員、作業時間の節約ができるようにした筒状
の厚壁コンクリート構造物の内側壁解体工法に関
する発明である。
本願は又高レベルに放射化あるいは汚染したコ
ンクリートを遠隔操作により自動的に撤去する事
で、その後行われる一般部分の解体を安全に行う
ことができるようにした筒状の厚壁コンクリート
構造物の内側壁解体工法に関する発明である。
今その実施例を説明すれば、筒状の厚壁コンク
リート構造物1の中央孔2内にセンターポール3
を挿入し、センターポール3に先端部に走行用レ
ール4を支持させたジヤツキ5付のアーム6並び
ジヤツキ付アーム6の反力を支持する反力用アー
ム7を設け、反力用アーム7の先端を解体部分以
外の内側壁に支持させた後、ジヤツキ5付のアー
ム6のジヤツキ5を作動し、走行用レール4を解
体部分に押圧支持させた後、走行用レール4に取
り付けた自動走行形のカツター機8或はコアドリ
ル機9を作動して解体部分の内側壁を一定の深さ
井桁状に切断或は孔を穿つた後、一旦センターポ
ールを引き上げ、カツター機或はコアドリル機を
ダルタと取り換え、再びセンターポールを中央孔
内に挿入し、ジヤツキ付アーム及び反力用アーム
を内側壁に支持した後、切断或は削孔されたコン
クリート塊の根元に井桁状の溝或は孔にダルタを
挿入作動しコンクリート塊にクラツクを入れて切
断してブロツク状に解体落下するようにしたもの
である。
以上が全体の工法の説明であるが、装置につい
て更に詳細に説明すれば、第2図の場合はセンタ
ーポール3に上中下と三段にして油圧モーターに
て上昇下降するアーム6及び反力用アーム7の軸
承10を取付け、中央の軸承10に反力用アーム
7を適宜取付け、上下の軸承10に中間部に油圧
ジヤツキ5を設けたアーム6を同一方向に向けて
取付け、アーム6の先端に走行用レール4を支持
する支持金具11を設けると共に、支持金具11
に走行用レール4を摺動並びに定止自在に取付け
ると共に、走行用レール4に自動走行キヤリツジ
12を走行自在に取付け、且つ自動走行キヤリツ
ジ12に油圧モーターにて前進後退並びに回転す
るブレード13を設けブレード13を垂直に回転
移動させて内側壁を垂直に切断するようにして成
るものである。
第3図の場合はアーム6用の軸承10より二本
のアーム6を開拡角調節自在にして設け、アーム
6の先端の支持金具11に水平に走行用レール4
を取付けてブレード13を水平に回転移動するよ
うに自動走行キヤリツジ12を取付け、内側壁を
水平に切断するようになしたものである。
第4図の場合はアーム6の先端の支持金具11
に走行レール4をアーム6と平行になるように取
付け、該走行レール4に自動走行キヤリツジ12
を取付け、自動走行キヤリツジ12にコアドリル
機9を反転可能に取付け、コアドリル機9により
水平に内側壁を削孔し、一定の深さ削孔したらば
コアドリル機9を削孔より抜き、下方向に向けて
反転させ、コアドリル機9内に入つたコンクリー
ト塊を下部に落下させるようにしたものである。
本願は前記のいずれかの装置を利用して筒状の
厚壁コンクリート構造物の内側壁を井桁状に切断
或は削孔するものであるが、その切断或は削孔は
次のようにして施工するものである。
格納容器14内に設けられた中央に圧力容器設
置用の中央孔2を形成した筒状の厚壁コンクリー
ト構造物1の上部に放射能の漏れない材質の遮蔽
室15を形成配置する。遮蔽室15は中央孔2の
上部を完全に覆う大きさに形成する。
遮蔽室15の上部中央より中央孔2内にアーム
6、反力用アーム7、走行用レール4、カツター
機8、或はコアドリル機9をセツトしたセンター
ポール3を適宜挿通した後遮蔽室15の上部を閉
塞し、その後反力用アーム7を解体部以外の内側
壁部分に支持させた後、ジヤツキ5を作動してア
ーム6を伸ばし走行用レール4を支持金具11に
て内側壁の解体部分に押圧固定する。
その後カツター機8或はコアドリル機9を作動
して垂直或は水平に切断或は削孔し、内側壁の解
体部分全体に井桁状に切断或は削孔してブロツク
塊にした後、ジヤツキ5を作動してアーム6を縮
め、遮蔽室15の上部を開放しセンターポール3
を引き上げカツター機8或はコアドリル機9を取
りはずしダルタと取り換え、再びセンターポール
3を遮蔽室15の上部より挿入し、遮蔽室15の
上部を閉塞した後、反力用アーム7を解体部以外
の内側壁部分に支持させた後、ジヤツキ5を作動
してアーム6を伸ばし走行用レール4を支持金具
11にて内側壁の解体部分に押圧固定する。その
後ダルタを井桁状に切断或は削孔した溝或は孔に
挿入し、ダルタを押し拡げブロツク塊の根元にク
ラツクを入れて中央孔2の底部に位置させてある
キヤスク内に落下させるものである。
16は下端を中央孔2内に開口し上端を遮蔽室
15より突出して設けた排気筒、17は作業用の
水平通路で筒状の厚壁コンクリート構造物1の下
部に設けられ、厚壁コンクリート構造用1の中央
孔2と平行に設けられた作業用縦孔18と連通す
るように形成されている。
中央孔2内のキヤスク内に落されたブロツク塊
は自動走行するキヤスクにより水平通路17内を
運搬し、縦孔18の下部に移動し、クラブバケツ
ト等の取り出し装置にてキヤスクを上部に吊り上
げ機器入出口より外部に搬出する。
これ等前記作業は全て遠隔操作させるように設
計し、放射化されたコンクリートより発する放射
能により汚染されることなく作業をすることがで
きるものである。
本願は原子炉のみならず通常の筒状形のコンク
リート構築物にも施工することができ、その場合
でも本願の要旨を逸脱するものではないことは勿
論である。
本願は叙上のように筒状の厚壁コンクリート構
造物の中央孔内にセンターポールを挿入し、セン
ターポールに先端部に走行用レールを支持させた
ジヤツキ付アーム並びにジヤツキ付アームの反力
を支持する反力用アームを設け、反力用アームの
先端を解体部分以外の内側壁に支持させた後、ジ
ヤツキ付アームのジヤツキを作動し走行用レール
を解体部分に押圧支持させた後、走行用レールに
取り付けた自動走行形のカツター機或はコアドリ
ル機を作動して解体部分の内側壁を一定の深さ井
桁状に切断或は孔を穿つた後、一旦センターポー
ルを引き上げ、カツター機或はコアドリル機をダ
ルタと取り換え、再びセンターポールを中央孔内
に挿入し、ジヤツキ付アーム及び反力用アームを
内側壁に支持した後切断或は削孔されたコンクリ
ート塊の井桁状の溝或は孔にダルタを挿入作動し
コンクリート塊の根元にクラツクを入れて切断し
てブロツク状に解体落下させることを特徴とする
ので、厚壁コンクリートの内側壁を所望厚さだけ
切断解体し、しかも切断解体したブロツク塊を小
さくして構造物の下部に落下させて処理するので
作業も簡単で容易である等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は原子炉部分の断面図、第2図乃至第4
図は本願の発明を実施する為の三例の装置で第2
図は一例の側面、第3図は二例の平面図、第4図
は三例の側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状の厚壁コンクリート構造物の中央孔内に
    センターポールを挿入し、センターポールに先端
    部に走行用レールを支持させたジヤツキ付アーム
    並びにジヤツキ付アームの反力を支持する反力用
    アームを設け、反力用アームの先端を解体部分以
    外の内側壁に支持させた後、ジヤツキ付アームの
    ジヤツキを作動し走行用レールを解体部分に押圧
    支持させた後、走行用レールに取り付けた自動走
    行形のカツター機或はコアドリル機を作動して解
    体部分の内側壁を一定の深さ井桁状に切断或は孔
    を穿つた後、一旦センターポールを引き上げ、カ
    ツター機或はコアドリル機をダルタと取り換え、
    再びセンターポールを中央孔内に挿入し、ジヤツ
    キ付アーム及び反力用アームを内側壁に支持した
    後、切断或は削孔されたコンクリート塊の井桁状
    の溝或は孔にダルタを挿入作動しコンクリート塊
    の根元にクラツクを入れて切断してブロツク状に
    解体落下させることを特徴とする筒状の厚壁コン
    クリート構造物の内側壁解体工法。
JP12688682A 1982-07-21 1982-07-21 筒状の厚壁コンクリ−ト構造物の内側壁解体工法 Granted JPS5918858A (ja)

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JP12688682A JPS5918858A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筒状の厚壁コンクリ−ト構造物の内側壁解体工法

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JP12688682A JPS5918858A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筒状の厚壁コンクリ−ト構造物の内側壁解体工法

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Publication Number Publication Date
JPS5918858A JPS5918858A (ja) 1984-01-31
JPS6231144B2 true JPS6231144B2 (ja) 1987-07-07

Family

ID=14946277

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JP12688682A Granted JPS5918858A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 筒状の厚壁コンクリ−ト構造物の内側壁解体工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933955U (ja) * 1982-08-28 1984-03-02 前田建設工業株式会社 鉄筋コンクリ−ト構造物の表層切断機の設定装置
JPS61158569A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 株式会社 奥村組 鉄筋コンクリ−トの解体方法
JPS62125165A (ja) * 1985-11-25 1987-06-06 株式会社神戸製鋼所 円筒構造物の内壁の施工装置
JPS62220658A (ja) * 1986-03-24 1987-09-28 鹿島建設株式会社 円筒状構造物の切削解体方法

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JPS5918858A (ja) 1984-01-31

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