JPS6230254Y2 - - Google Patents

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JPS6230254Y2
JPS6230254Y2 JP13168779U JP13168779U JPS6230254Y2 JP S6230254 Y2 JPS6230254 Y2 JP S6230254Y2 JP 13168779 U JP13168779 U JP 13168779U JP 13168779 U JP13168779 U JP 13168779U JP S6230254 Y2 JPS6230254 Y2 JP S6230254Y2
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JP
Japan
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contact member
push button
movable contact
housing
fixed contacts
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JP13168779U
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JPS5649019U (ja
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Publication of JPS5649019U publication Critical patent/JPS5649019U/ja
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Publication of JPS6230254Y2 publication Critical patent/JPS6230254Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、押釦の押圧操作により、2段の接続
動作の可能な押釦スイツチに関し、その目的とす
るところは、円滑な押釦動作を備えた押釦スイツ
チを提供することにある。
第1図と第2図は従来の押釦スイツチの構造を
示すもので、箱形の筐体1の内部に内底面には円
形の凹部3が形成され、その周辺部に1対の固定
接点5および5、並びに中央固定接点6が固定さ
れ、筐体1の円筒状の内壁に1対の縦条溝9,9
が形成され、可動接点部材13は固定接点5,5
に、上部の可動接点部材14は固定接点12,1
2に接触しており、押釦19を押圧することによ
り、可動接点14,13が順次反転して相互に接
触し、更に押圧することにより、中央固定接点6
にも接触してスイツチ動作を行うものである。然
るに前記従来例では、可動接点部材13の跳上り
を防止するために押え板2を必要とする等のため
に構造が複雑となり、また押釦19が傾いたまま
押圧される等の欠点があつた。
本考案は、叙上の欠点を除去せんとするもの
で、以下その実施例を第3図以下の図面について
詳細に説明する。第3図はその断側面図、第4図
は分解斜視図であり、前記第1図と同一部材は同
一番号で示してある。
筐体1の内部は全体が略円筒状の空洞部となつ
ており、その内底面には円形の凹部3が形成さ
れ、その周辺部に1対の下段固定接点5および5
および中央固定接点6が固定されており、筐体1
の円筒面状の内壁8には、1対の縦条溝9,9が
形成され、開口部には段部10が形成され、該段
部10上には複数個の突起11……が突設されて
いる。
筐体1の内部の前記円形凹部3の周囲は環状面
4となつており、該環状面4上には、前記縦条溝
9,9に一部挿入された周辺部の位置に、別の1
対の上段固定接点12および12が固定されてい
る。
固定接点5,6,12,12は何れも筐体1の
側壁を貫通して固定端子5a,6a,12a,1
2a(第4図において一方の端子12aは図示せ
ず)に導出され、下段固定接点5,5は端子5a
に、中央接点6は端子6aに、また上段固定接点
12,12は端子12aに導通されている。な
お、固定接点および固定端子は、例えばリン青銅
板等に適宜なメツキ処理を施したもの等が使用さ
れる。
13および14は、何れもリン青銅板等の適宜
な弾性導電材料より打抜いて形成した可動接点部
材で、下部の接点部材13は略球面状を成し、上
部にある接点部材14は環状の周辺部15の内部
に、弧状に彎曲させて可動部となる弧状帯16
と、周辺部15に突設した突起15a,15aを
備えたものであり、17,17は透孔である。
19は合成樹脂製の押釦で、押圧部20と側面
下端に1対の係合片21,21および下面に突体
22が一体に形成されている。
23は筐体の段部10に装着される上面板で、
角孔24の周囲は、底部に溝26,26を設けた
マス状案内壁25が形成され、周辺部には前記筐
体1の突起11……に対応する位置に取付孔27
……が形成されている。
次に本考案の組立について説明すると、まず、
筐体1の中央の凹部3内に下部可動接点部材13
を載置して固定接点5,5に当接させ、環状面4
の一部を可動接点部材13の周辺上にめること
によつて固定する。第3図の7,7はめた部分
を示す。なお、め部は2個所だけ示したが、3
個所或いは4個所等でもよい。
次に、上部可動接点部材14の突起15a,1
5aを筐体1の縦条溝9,9に係合させて挿入す
ると、突起15a,15a並びに環状周辺部15
の一部分が上部固定接点12,12に接触する。
次に押釦19を上面板23の下方より角孔24に
挿入して係合片21,21を溝26,26に係合
させたまま、上面板23を筐体1の段部10に装
着させ、突記11……をめることにより、上面
板23は固定され、組立てが完了する。
次に本考案の動作について説明すると、押釦1
9を押圧すると、第1の動作位置において上部接
点部材14の弧状帯16が下方に反転して下部接
点部材13に接触し、端子12aと5aとが導通
状態となる。次に更に押釦19が押圧されると接
点部材13が中央接点6に接触し、端子12a,
5a,6aはすべて導通状態となる。次に押圧を
除いた際には、前記と逆の順序で順次端子間の導
通が開放される。下部接点部材13はその周辺部
が筐体1の凹部3内に固定されているので、原形
に復帰する際に該接点部材13が跳上ることがな
く、従つて上部接点部材14と不要な接触をする
ことが防止される。更に、押釦19は上面板23
の案内壁25に遊嵌されており、押圧時における
押釦の傾きを防止するようになつている。
叙上の如く本考案は、従来の構成における押え
板等の複雑な構成を簡略化し、筐体内部の環状面
の一部をめることにより、下部可動接点部材が
上方に移動することなく上部可動接点部材と不要
な接触を防止できる。また、押釦は上面板の案内
壁に遊嵌されているので、押釦の上下動作の際に
おける押釦の傾きを防止でき、動作が円滑となる
と共に押圧感触が良好となる。更に、スイツチの
厚みを減じて一層小型化することが可能となる等
の顕著な効果を奏する。
なお、押釦の形状は角形に限定されるものでは
なく、円柱状の押釦を、円筒状の案内壁を備えた
上面板に遊嵌させてもよく、かかる構成も本考案
の登録請求の範囲に属すること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイツチの断面図、第2図
は第1図のA−Aによる断面図、第3図は本考案
の実施例を示す断側面図、第4図はその分解斜視
図である。 1……筐体、5,12……周辺固定接点、6…
…中央固定接点、7……め部、13,14……
可動接点部材、19……押釦、23……上面板、
25……案内壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料より成る筐体の内部に配設された少く
    とも2組の周辺固定接点と、1組の中央固定接点
    と、上方に彎曲して反転可能な弾性導電材料より
    成り、前記各々の周辺固定接点に当接させた上部
    可動接点部材と下部可動接点部材とを備え、筐体
    の中央の凹部内に位置する下部可動接点部材を、
    その環状面の一部をめて固定し、前記上部可動
    接点部材の上方に、筐体の上面板の案内壁に摺動
    自在に挿通した押釦を配設したことを特徴とする
    押釦スイツチ。
JP13168779U 1979-09-22 1979-09-22 Expired JPS6230254Y2 (ja)

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JP13168779U JPS6230254Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22

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JP13168779U JPS6230254Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22

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JPS5649019U JPS5649019U (ja) 1981-05-01
JPS6230254Y2 true JPS6230254Y2 (ja) 1987-08-04

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614348Y2 (ja) * 1987-05-19 1994-04-13 日本開閉器工業株式会社 薄形多重式押釦スイッチ
JPH0723858Y2 (ja) * 1988-07-21 1995-05-31 日本メクトロン株式会社 膜型キーボードスイッチ
JP5153589B2 (ja) * 2008-11-25 2013-02-27 富士工業株式会社 押しボタンスイッチの防水構造

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JPS5649019U (ja) 1981-05-01

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