JPS6230241Y2 - - Google Patents

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JPS6230241Y2
JPS6230241Y2 JP1982131477U JP13147782U JPS6230241Y2 JP S6230241 Y2 JPS6230241 Y2 JP S6230241Y2 JP 1982131477 U JP1982131477 U JP 1982131477U JP 13147782 U JP13147782 U JP 13147782U JP S6230241 Y2 JPS6230241 Y2 JP S6230241Y2
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JP
Japan
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lead plate
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tube
wall
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JP1982131477U
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JPS5936101U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯電灯に関する。
従来、携帯電灯におけるスイツチ部分から電球
に至る電気配線は、例えば実公昭40−25826号公
報に開示された如く、電球と導通した反射鏡にス
イツチ部からの導電性リード板を接触することに
より行なうのが一般的であつた。
しかしこの様な構造においては、その接触部分
における接触圧力が弱く、かつ不安定であるため
導通不良を起こしやすい。さらに、電球、電池の
交換の際には、反射鏡やレンズ枠を取りはずした
時、作業者が誤つて前記リード板に触れるなどし
て、リード板にねじれ、ゆがみなどの変形が生じ
ることがあり、導通不良の原因となつていた。
また、実公昭43−23350号公報に開示された如
く、リード板の遊端部が電池ケース開口より突出
していて、何らの固定手段も施されていなけれ
ば、リード板は作業者のわずかな不注意によつて
も容易に変形してしまい、導通不良を起こしてし
まう。そしてこれらの導通不良は、携帯電灯の信
頼性を著しく低下させていた。
一方製造コストの面では、前記の両公報に開示
された如きスイツチ構造にあつては、部品の固定
にリベツトを用いるなど部品点数が多く、工程も
煩雑であり、好ましくなかつた。
本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、
導通不良による信頼性低下を排除して高信頼な構
造の携帯電灯を得ると共に、部品点数、製造工程
数を削減して製造コスト低減をも実現するもので
ある。
本考案携帯電灯は、有底円筒状の胴部筒と、こ
の胴部筒に連通すると共に該胴部筒から離れるに
つれて大径となる傾斜内壁を有する頭部筒と、前
記胴部筒及び頭部筒に跨つて配設される弾性導電
板材製のリード板と、前記頭部筒内に配設され前
記リード板に接触可能な給電端子を有すると共に
電球を保持してなるソケツトとを有し、前記胴部
筒と頭部筒との境界部内壁に突片を形成し、前記
胴部筒に挿通孔を形成すると共に、前記リード板
にはその中央部に前記突片を挿通せしめる挿入孔
と、その基端部に前記挿通孔に挿通固定される折
曲片とを形成し、且つ前記突片の頂部には、前記
リード板の遊端を、該リード板の弾性力に抗して
前記傾斜内壁と略平行状態で保持するように前記
挿入孔縁部を掛け止めする掛止突起を形成したこ
とを特徴とする。
携帯電灯を前述の如き構成とすることで、リー
ド板から電球ソケツトへの給電部分の接触圧力が
強くなり、またリード板の変形が発生しにくくな
ると共に、スイツチから給電部分へかけての構造
が簡単化される。
本考案携帯電灯を図面に示す実施例について以
下に説明する。
1は有底円筒状の胴部筒2と、この胴部筒2に
連通すると共に該胴部筒2から離れるにつれて大
径となる傾斜内壁3を有する頭部筒4とからな
り、この頭部筒4の頭部に開口5を設けた中空形
状の合成樹脂製電池ケースで、該電池ケース1の
胴部筒2表面には、スイツチツマミ摺動用凹所6
が凹設されると共に、該凹所6には中央部分に長
溝孔7が、また該長溝孔7の前後に第1、第2挿
通孔8a,8bが夫々貫設されており、前記胴部
筒2と頭部筒4との境界部内壁には突片10が突
設されている。さらに、前記突片10には、前記
開口5に向つた掛止突起9が形成されている。
11は弾性導電板材製の第1リード板で、その
先端近傍には節動用凸部11aと、前記第1挿入
孔8aに挿通して折曲げる第1折曲片13とが
夫々折曲、切り起こし形されており、他端部は前
記開口5から前記電池ケース1内に収納された電
池12の負極側と弾接導通している。
14は弾性導電板材製の第2リード板で、その
中央部に穿設した挿入孔15と、基端部に切り起
こして設けた第2折曲片16とを有しており、前
記第2リード板14はその挿入孔15に前記突片
10を挿入して前記挿入孔15縁に前記突片10
の掛止突起9を掛け止め、さらに折曲部14bに
おいて弾性を保つて折曲して、前記第2折曲片1
6を前記第2挿通孔8bに挿通して折曲係止され
る。即ち、前記第2リード板14は前記胴部筒2
及び頭部筒4に跨つて配設され、前記掛止突起9
により、第2リード板14自身の弾性力に抗して
前記斜傾内壁3と略平行状態となるように保持さ
れる。従つて、その遊端14aは前記内壁3から
少許浮き上がつた状態で前記開口5に臨むもので
ある。
17は前記第1リード板11の先端部分を常時
摺動すると共に、前記第2リード板14の基端に
接離してオンオフ作動をする弾性導電板材製スイ
ツチ接点板、18は前記凹所6の段部6aに前記
第1、第2接曲片13,16と間隔を有して載置
される銘板、19は先端に引掛爪20を有する脚
21を垂設したスイツチツマミで、該ツマミ19
の脚21を前記銘板18の遊貫長孔22を介して
電池ケース1の長溝孔7内に遊挿し、前記スイツ
チ接地板17のツマミ孔23に挿通して該ツマミ
23周縁に該脚21の引掛爪20を引掛けてスラ
イドスイツチ機構を構成している。
24はソケツトで、該ソケツト24は電球25
の周部端子を螺子込み装着する金属製電球受筒2
6と、該受筒26を固定する樹脂製ソケツト板2
7と、一端28aを該ソケツト板27から突出す
ると共に他端28bを該ソケツト板27表面27
aに導出し且つ前記受筒26に固定して該ソケツ
ト板27にり付けた弾性導電板材製給電端子28
と、該ソケツト板27を表面27aから裏面27
bに互つて貫通埋設して電球25の尾部端子と電
池12の正極とを導通する中央端子29と、より
なつており、該ソケツト24は前記開口5から電
池ケース1の頭部筒4内に配設され、前記給電端
子28の一端28aが前記第2リード板14の遊
端14aの弾接するようになつている。
30は反射鏡、31はレンズ32を保持すると
共に前記電池ケース1の開口5に螺子込み固定さ
れるレンズ枠である。
而して、本携帯電灯の組立ては下記の様に行な
われる。まず、電池ケース1内に電池12を収納
した後、ソケツト24を開口5より挿入して第3
図に示す如き状態とする。このとき第2リード板
14の遊端部14aは、折曲部14bの弾性によ
り傾斜内壁3から離間する方向へ付勢された初期
圧力を有し、掛止突起9でえられた状態である。
続いて反射鏡30及びレンズ32を電池ケース1
に挿入し、レンズ枠31を螺子込んで固定する
と、反射鏡30に押圧されたソケツト24及び電
池12は同図中に示す位置より右方へ変位する。
このとき前記第2リード板14は給電端子28に
押圧されるが、両者は共に弾性導電板材製である
ので両者共に撓んで、第2リード板14は傾斜内
壁3側へ変位し、両者の接触圧力はその撓みの変
位量による弾性力と前述した初期圧力とを加えた
大きさになる。
第2リード板14と給電端子28はこの十分大
きな接触圧力によつて圧接されるため、両者の気
的接続は確実に行なわれる。しかも、前記第2リ
ード板14はその挿入孔23に前記突片10が挿
入され掛止突起9により傾斜内壁3と略平行状態
で保持されているため、電池交換時等に於いて
も、誤つて第2リード板14を変形させる虞れは
ほとんどない。
また、本携帯電灯の製造は、第1、第2リード
板11,14、スイツチ接点板10、ツマミ1
9、銘板28の、電池ケース1への組み付けが、
それらに設けた第1、第2挿通孔8a,8bや第
1、第2折曲片13,16などの係合部分を引掛
け、はめ込み、あるいは折曲するだけですむ。従
つて、ネジ、リベツト等を使用した場合と比べて
部品点数、工程数が削減され、製造コストの低減
が実現できる。
以上の説明から明らかな如く、本考案携帯電灯
は、電池ケース内壁に突片、掛止突起及び挿通孔
を設け、リード板に挿入孔、折曲片を設けている
ので、リード板はその挿入孔縁に掛止突起を掛け
止めると共に、その折曲片を挿通孔に挿通固定す
るだけの簡単な作業で電池ケースへの取り付けが
行なえ、従来の如くの螺子止め等の作業を必要と
せず、製造コストを低減できる。さらに、このリ
ード板はその遊端が電池ケース内壁から離間する
方向に付勢されているため、ソケツトを電池ケー
スへ収納するときに、ソケツトの給電端子とリー
ド板の遊端とが強く弾接し、しかもリード板を誤
つて変形させてしまう虞れもほとんどないため、
その接触導通状態が確実となつて高信頼な携帯電
灯が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案携帯電灯の実施例を示し、
第1図は全体の斜視図、第2図は全体の分解斜視
図、第3図は要部断面図、第4図は要部分解斜視
図である。 1……電池ケース、2……胴部筒、3……傾斜
内壁、4……頭部筒、8b……第2挿通孔、9…
…掛止突起、10……突片、14……第2リード
板、14a……遊端、15……挿入孔、16……
第2折曲片、24……ソケツト、28……給電端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底円筒状の胴部筒と、この胴部筒に連通する
    と共に該胴部筒から離れるにつれて大径となる傾
    斜内壁を有する頭部筒と、前記胴部筒及び頭部筒
    に跨つて配設される弾性導電板材製のリード板
    と、前記頭部筒内に配設され前記リード板に接触
    可能な給電端子を有すると共に電球を保持してな
    るソケツトとを有し、前記胴部筒と頭部筒との境
    界部内壁に突片を形成し、前記胴部筒に挿通孔を
    形成すると共に、前記リード板にはその中央部に
    前記突片を挿通せしめる挿入孔と、その基端部に
    前記挿通孔に挿通固定される折曲片とを形成し、
    且つ前記突片の頂部には、前記リード板の遊端
    を、該リード板の弾性力に抗して前記傾斜内壁と
    略平行状態で保持するように前記挿入孔縁部を掛
    け止めする掛止突起を形成したことを特徴とする
    携帯電灯。
JP13147782U 1982-08-30 1982-08-30 携帯電灯 Granted JPS5936101U (ja)

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JP13147782U JPS5936101U (ja) 1982-08-30 1982-08-30 携帯電灯

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323350Y1 (ja) * 1965-12-15 1968-10-02

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