JPS62295382A - セラミツクヒ−タ素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼルエンジンの始動補助装置として使
用されるグロープラグおよびその他の目的に使用される
セラミックヒータ素子に関し、特にセラミックヒータ素
子の端子部のリード線取出し方式に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、セラミックヒータ素子のリード線取出し方式とし
ては、実公昭６０−３０６０８号公報に記載されている
ように、確実に且つ篇単に接続するために、ヒータ素子
の端部に金属線を露出させ、この金属線にターミナルキ
ャップをロウ付け等により嵌合固定する方式が知られて
おり、また、特開昭６０−１１４６３１号公報には、ろ
う（，１の逸出を防止して良好なろう接性を得るために
、螺旋状に巻かれた耐熱金属線をロウ付け等により嵌合
固定する方式が記載されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来のセラミックヒータ素子のリード線取出し方式
においては、いづれも、あらかしめ、素子端部の形状に
合わせて、キャップ、コイル状金属線等を成形する必要
があり、また同一端面上で複数のリード線の取出しをす
ることは寸法的に困難であるという問題点がある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は、耐熱セラミック絶縁体に発熱素子を備え、こ
の発熱素子の通電用電極線を前記絶縁体の内部に配設す
るとともに、該電極線の端部を螺旋状に巻回し、前記絶
縁体のうち前記電極線の前記螺旋状端部に位置する部分
に、螺旋状端部の軸方向に穴を開け、この穴にリード線
を嵌合してロウ付け等により接合し、前記リード線と前
記螺旋状端部とを電気的に接続したものである。

〔作用〕

従来のターミナルキャンプ等の別部品を使用する必要が
なく、同一端面上で複数のリード線の取出しをすること
が可能で、部品点数も少なり、量産性も優れていてコス
ト的メリットが大である。

〔実施例〕

以下、本発明を図に示す実施例について説明する。第１
図（ａｌは本発明になるセラミックヒータ素子の一実施
例をディーゼルエンジン用グロープラグに通用して組付
けた場合の全体構成を示す縦断面図で、第１図ｆｂ）は
第１図ｉａ）図示のグロープラグの左側面図、第１図ｆ
ｃｌは第１図（ａ１図示のグロープラグの右側面図で、
１はセラミックヒータ素子、６はエンジン取付用のネジ
６ａを有する金属ハウジングで、耐熱セラミック絶縁体
２にロウ付け等により接合されている。８１．８２はバ
ッテリからのＪＭ用リード線が接合されるターミナルで
、リード線５１．５２と溶接等により接合されている。

７はターミナル８１．８２を金属ハウジング６と絶縁し
て固定している樹脂成形体である。

３はタングステン発熱線であって、第２図にその外観模
式図を示す通り、発熱線３の通電用電極線２８．２９の
端部３１，３２において螺旋状に密巻に成形されている
。そして、この密巻部の巻径は、外径がリード線５１．
５２の外径より少なくとも部分的には大きくすることが
必要である。

この発熱線３、電極２８．２９は、ＳｉＮ４等よりなる
耐熱セラミック絶縁体２に埋設され、ホットプレス法等
により一体焼結され、セラミックヒータ素子１が形成さ
れている。第３図（ａ）は、本発明になるセラミックヒ
ータ素子における耐熱セラミック絶縁体２に埋設された
発熱線３の電極線２８．２９の螺旋状密巻部端部のリー
ド線との接合前における状態を示す要部拡大断面模式図
、第３図（ｔｌ）はその右側面図で、螺旋状密巻部端部
３１゜３２にレーザー等によりリード綿嵌合用の穴３０
を螺旋状部の軸方向に穴開は加工した状態を示したもの
である。この穴３０の径は螺旋状部を部の外径よりも少
なくとも部分的には小さくする必要がある。この時、レ
ーザー加工により、螺旋状富巻部の内径部の一部が穴３
０の内側に露出することになる。次に第４図（ａｌは、
本発明になるセラミックヒータ素子における発熱線の螺
旋状密巻部端部にリード線を接続した状馨を示す要部拡
大断面模式図、第４図（ｂｌはその右側面図で、前記第
３図図示の発熱線３の螺旋状密巻部端部３１，３２の穴
３０に夫々リード線５１．５２を嵌合させた後、ｉ同ロ
ウ４により固着しである。なお、この１同ロウ４は例え
ば円筒状であってリード線５１．５２にかぶせてロウ付
けされている。

なお、前記実施例における発熱部の他の実施例として第
５図にその縦断面図を示す通り、発熱素子９をＭ　ＯＳ
　ｉ　ｚ等よりなる導電性セラミックス材料にて形成し
ても良い。

また、第２図にて発熱線として同一の線径の線を加工す
る例を示したが、発熱用部分と電気的なリード線の部分
とを分離して、両者を溶接あるいは圧着等の手段により
接合する方式を用いてもよい。また、螺旋状の端部３Ｌ
、３２は密巻きでなくて粗巻きでもよい。

〔発明の効果〕

本発明になるセラミックヒータ素子においては、耐熱セ
ラミック絶縁体に発熱素子を備え、この発熱素子の征電
用型掻線を前記絶縁体の内部に配設するとともに、該電
極線の端部を螺旋状に巻回し、前記絶縁体のうち前記電
極線の前記螺旋状端部に位置する部分に軸方向に穴を開
け、この穴にリード線を嵌合してロウ付け等により接合
固着して電気的に接続しであるから、 従来のターミナルキャップ等の別部品を使用する必要が
なく、また同一端面上で複数のリード線の取出しをする
ことが可能となり、製品の設計自由度が大幅に向上する
。また本発明方式では、微少部分で確実に接続を行うこ
とができ、部品点数も少なく、量産性も優れていてコス
ト的なメリットが大である等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌは本発明になるセラミックヒータ素子の一
実施例をディーゼルエンジン用グロープラグに適用して
組付けた場合の全体構成を示す縦断面図、第１図（ｂ）
は第１図（ａ）図示のグロープラグの左側面図、第１図
（Ｃ１は第１図（ａ）図示のグロープラグの右側面図、
第２図は本発明になるセラミックヒータ素子における発
熱線単体の外観模式図、第３図（ａｌは本発明になるセ
ラミックヒータ素子における発熱線端部のリード線接合
前における要部拡大断面模式図、第３図（ｂｌはその右
側面図、第４図（７１）は本発明になるセラミックヒー
タ素子における発熱線端部のリード線接合後における要
部拡大断面模式図、第４図（ｂｌはその右側面図、第５
図は本発明になるセラミックヒータ素子における発熱線
の他の実施例を示す縦断面図である。 ■・・・セラミックヒータ素子、２・・・耐熱セラミッ
ク絶縁体、３・・・発熱線（発熱素子）、４・・・銅ロ
ウ。 ２８．２９・・・電極線、３１．３２・・・発熱線端部
。 ５１．５２・・・リード線１６・・・金属ハウジング、
６ａ・・・ネジ、７・・・樹脂、８１．８２・・・ター
ミナル。 ９・・・導電性セラミックス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 耐熱セラミック絶縁体に発熱素子を備え、この発熱素子
   の通電用電極線を前記絶縁体の内部に配設するとともに
   、該電極線の端部を螺旋状に巻回し、前記絶縁体のうち
   前記電極線の前記螺旋状端部に位置する部分に、螺旋状
   端部の軸方向に穴を開け、この穴にリード線を嵌合して
   ロウ付け等により接合し、前記リード線と前記螺旋状端
   部とを電気的に接続したことを特徴とするセラミックヒ
   ータ素子。