JPS62293520A - 光学的情報信号再生装置 - Google Patents

光学的情報信号再生装置

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JPS62293520A
JPS62293520A JP13711686A JP13711686A JPS62293520A JP S62293520 A JPS62293520 A JP S62293520A JP 13711686 A JP13711686 A JP 13711686A JP 13711686 A JP13711686 A JP 13711686A JP S62293520 A JPS62293520 A JP S62293520A
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Japan
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signal
light
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JP13711686A
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Osamu Tajima
修 田島
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は光学的情報信号再生装置、特に、シャシ−に設
けた回動軸を回動中心として回動する回動アームに、前
記した回動アームの回動4作時に情報記録媒体円盤の半
径に略々沿うような円弧状の移動軌跡で移動する情報信
号読取用の光スポットが情報記録媒体円盤の信号面に投
射されるように情報信号読取用の光スポットの投射装置
を設けであるような構成形態を有する光学的情報信号再
生装置に関する。
(従来技術) 情報信号が記録されている信号面を備えている情報記録
媒体円盤における信号面に対して、微小な径の光のスポ
ットを投射し、信号面に形成されているピットによって
強度変調されている反射光に基づいて情報信号を再生す
るようにした光学的情報信号再生装置としては、従来か
ら各種形式のものが提案されていることは周知のとおり
である。
ところで、情報信号が高密度記録されている記録媒体か
らの情報信号の再生を行なう光学的情報信号再生装置に
おいては、記録媒体からの情報信号の再生がトラッキン
グ制御の下に行なわれるようになされており、光学的情
報信号再生装置のトラッキング制御方式としても各種形
式のものが知られている。
そして、トラッキング制御を行なう場合に用いられるト
ラッキング誤差検出方式としては、記録媒体からの反射
光の光の強度分布が、トラッキング誤差によって偏るこ
とを利用してトラッキング誤差の検出を行なうようにす
る、いわゆる、プッシュプル法によるトラッキング誤差
検出方式が光学系の構成が単純なものとなってコスト的
に有利になるために広く使用されている。
前記したプッシュプル法によるトラッキング誤差検出方
式は、情報記録媒体円盤の信号面上に投射された情報信
号読取用の微小な径の光スポットからの反射光を、情報
記録媒体円盤の信号面における記録跡の延在方向と、情
報記録媒体円盤の信号面に投射された光の光軸とを含む
面によって分離されている2つの受光素子を備えている
光検出器を用いて、前記した光検出器における2つの受
光素子からの出力信号を減算器で減算してトラッキング
誤差信号を得るようにしているものであるが、前記した
プッシュプル法のトラッキング誤差検出方式では、光検
出器における2つの受光素子の境界線が記録跡の延在方
向に対して平行な関係から大きくずれた場合に、トラッ
キング誤差の検出感Kが変化するためにトラッキング制
御動作が不安定になるということが起こる。
前記した問題点は、情報信号読取用の微小な光のスポッ
トが投射された情報記録媒体円盤の信号面からの反射光
を受光する光検出器が、第5図に示されているように回
動アーム2に取付けられていて、前記した回動アーム2
が回動軸0を回動中心○として回動4作を行った際に、
光検出器が情報記録媒体円盤1の半径に略々沿った円弧
状の移動軌跡4を示して移動するようになされている場
合に特に問題になる。
第5図において1は情報記録媒体円盤であり、1aは前
記した情報記録媒体円盤1における情報信号の記録領域
、3は情報記録媒体円盤1の回転軸であって、回動軸0
を回動中心0として回動4作を行う回動アーム2が、情
報記録媒体円盤1における情報信号の記録領域3の外方
の端部と内方の端部との間で回動4作を行う際における
回動アーム2の延長方向Yは、回動アーム2が前記した
情報信号の記録領域3の中央部に位置している状態にお
ける回動アーム2の延長方向Yに対して±θだけ変化す
る。
それで、回動アーム2に取付けられている光検出器とし
て1回動アーム2の延長方向Yの境界線により2分割さ
れているような構成のものが使用されていて、かつ、回
動アーム2が前記した情報信号の記録領域3の中央部に
位置している状態において回動アーム2の延長方向Yが
情報記録媒体円盤1の記録跡の延長方向に一致している
ようになされている場合に、回動アーム2が前記した情
報信号の記録領域3の中央部に位置している状態に対し
て±θだけ変位すれば、光検出器における2つの受光素
子の境界線も、情報信号記録媒体円盤の記録跡の延長方
向に対して±θだけずれることになるから、前記した回
動アーム2に取付けられていて、2つの受光素子におけ
る境界線が回動アーム2の延長線の方向に設定されてい
る如き光検出器における2つの受光素子からの出力信号
をプッシュプル法のトラッキング誤差検出方式によって
トラッキング誤差信号とした場合には、回動アーム2が
情報記録媒体円盤における情報信号の記録領域の両端間
で回動するのに応じて、トラッキング誤差の検出感度が
大きく変化するためにトラッキング制御動作が不安定に
なるということが起こる。
2つの受光素子が1つの境界線の両側に配置されている
ような構成形態の光検出器を1回動アームに取付けてお
き、前記した光検出器における2つの受光素子からの出
力信号を用いてプッシュプル法のトラッキング誤差検出
方式によってトラツキング誤差信号を得るようにした場
合に生じる上述のような欠点の解決策として、従来、例
えば特開昭57−’203235号公報に開示されてい
るように1回動アームに取ける光検出器として、4分割
された状態の光検出器Pを用いて、その光検出器Pにお
ける対向する2個の受光素子がら出力信号の差信号をト
ラッキング誤差信号として用いるようにするというトラ
ッキング誤差検出方式が提案された。
前記した既提案のトラッキング誤差検出方式は、回動ア
ーム2の延長方向に設定したY軸と、前記のY軸に直交
するY軸とによる直角PJi標系の原点を通りYlmを
対称軸として、Y軸とYI!1lIlとの間に設定され
た2本の境界線U、Vによって分割された4つの領域の
内で、前記したX軸方向に対向して位置している2つの
領域中に設けられている2個の受光素子の出力信号の差
信号をトラッキグ誤差として検出するようにしたもので
あって、この既提案のトラッキング誤差検出方式によれ
ば、前記したように2つの受光素子が1つの境界線の両
側に配置されているような構成形態の光検出器における
2つの受光素子からの出方信号を用いてプッシュプル法
のトラッキング誤差検出方式によってトラッキング誤差
を検出するようにした場合に生じる上述のような欠点を
ある程度解決することが可能である。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記した既提案の実施によっても充分に満足
すべき結果を得ることができないという点が問題になっ
た。以下、前記の問題点について説明する。第4図は情
報記録媒体円盤の信号面がらの反射光におけるO次回折
光と±1次回折光との集光レンズ主面での分布状態を示
す図であってこの第4図においてAは0次光の分布、B
、Cは±1次回折光の分布であり、また、Yは回動アー
ム2の延長方向、Xは前記したYの方向と直交する方向
、U、Vは2本の分割線である。
第4図の(a)は回動アーム2の延長方向と情報記録媒
体円盤の記録跡の延長方向とが一致している場合におけ
る情報記録媒体円盤の信号面がらの反射光における0次
回折光の分布Aと±1次回折光の分布B、Cと、光検出
器Pの2個の受光素子との関係を例示している図であり
、また、第4図の(b)は回動アーム2の延長方向が情
報記録媒体円盤の記録跡の延長方向からずれている場合
における情報記録媒体円盤の信号面からの反射光におけ
るO次回折光の分布Aと±1次回折光の分布B。
Cと、光検出器Pの2個の受光素子との関係を例示して
いる図である。
回動アーム2の延長方向Yが、情報記録媒体円盤におけ
る記録跡の延長方向に一致している場合には、情報記録
媒体の信号面からの反射光における±1次回折光が第4
図の(a)に示されているようにX方向に分布B、Cし
ているから、X方向に対向して配置されている光検出器
Pの2個の受光素子からの出力信号の差信号を検出すれ
ばトラッキング誤差が良好に検出できることは明らかで
ある。この状態は回動アーム2が情報記録媒体円盤の情
報信号の記録領域における中間に位置している状態、す
なわち、第5図の左右方向での中間の部分に図示されて
いる回動アーム2の状態に対応している。
次に、回動アーム2が前記した第5図中の中間の位置か
ら左右の方向に回動した場合には、回動アーム2の延長
方向Yは当然のことながら前記した中間の位置における
回動アーム2の延長方向Yに対して傾斜している状態に
なる。第4図の(b)は回動アーム2が、前記した第4
図の(a)に示されている位置から反時計回わりの方向
に角度θだけ回動した状態を例示しているが、この状態
においてはX方向に対向して配置されている光検出器P
の2個の受光素子は情報記@媒体の信号面からの反射光
における±1次回折光の分布B、Cの各一部が、前記し
た光検出器Pにおける2つの受光素子で各別に光電変換
されることになるから、前記した光検出器Pにおける2
つの受光素子の出方信号の差信号によっ−でトラッキン
グ誤差を検出することはできるが、この状態においては
第4図の(b)から明らかなように、第4図の(a)に
示されている状態の場合に比べてトラッキング誤差の検
出に用いられる±1次回折光の量が少ない状態になって
いるために、第4図の(a)に示されている状態の場合
に比べてトラッキング誤差の検出感度の低下が生じるこ
とになる。
次に、光学的情報信号再生装置においては、再生時に高
速回転されている情報記録媒体円盤の信号面が数百マイ
クロ・メートル程度の上下動を示すものであるが、例え
ばトラックピッチが2マイクロ・メートル以下で、ビッ
トの径が1マイクロ・メートル以下というように高い記
録密度で情報信号が記録されている情報記録媒体円盤か
ら情報信号の読取りを高い信頼性で行なうためには、例
えば±1マイクロ・メートル以下の精度で自動フォーカ
ス制御動作を行なって、常に安定な光のスポットを情報
記録媒体円盤の信号面上に形成させることが必要である
そして、自動フォーカス制御動作は、情報記録媒体円盤
の信号面からの反射光束(あるいは透過光束)を用いて
行なわれ各種の焦点検出法によって得られる焦点誤差の
検出結果に基づいて得た焦点誤差信号(フォーカス誤差
信号)を用いて行われて来ている。前記したフォーカス
誤差の検出に際してはトラッキング誤差、すなわち、±
1次回折光の影響を受けないように、記録跡の延長方向
における光強度に基づいて得るようにしたり、あるいは
記−跡の延長方向に対して±45度の方向における光強
度に基づいて得るようになされているが、前記した第4
図の(b)に示されている状態のように、回動アーム2
の延長する方向Yと±1次回折光の分布する方向とが直
交している状態から大きくずれた状態になると、フォー
カス誤差中にトラッキング誤差が混入した状態になるの
で正確なフォーカス制御を行うことが困難になるという
問題点も生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、情報記録媒体円盤の駆動回転装置をシャシ−
上に設け、また、前記のシャシ−に設けた回動軸を回動
中心として回動する回動アームに、前記した回動アーム
の回動4作時に情報記録媒体円盤の半径に略々沿うよう
な円弧状の移動軌跡で移動する情報信号読取用の光スポ
ットを情報記録媒体円盤の信号面に投射させうるような
情報信号読取用の光スポットの投射装置と、前記した情
報記録媒体円盤の信号面に投射された光のスポットから
の反射光を前記した回動アームの回動中心位置に導く光
学系とを設け、さらに、前記した回動アームの回動中心
位置に導かれた前記の反射光の光軸上に位置し、かつ、
前記したシャシ上に固定された光検出器とを備えてなる
光学的情報信号再生装置を提供して前記した問題点を解
決したものである。
(実施例) 以下、本発明の光学的情報信号再生装置の具体的な内容
について添付図面を参照しながら詳細に説明する。第1
図は本発明の光学的情報信号再生装置の一実施例の一部
を断面で示す平面図、第2図は本発明の光学的情報信号
再生装置の一実施例の分解斜視図、第3図及び第6図は
光学系の斜視図である。
第1図及び第2図において、6はシャシ−であり、この
シャシ−6上には情報記録媒体円盤1の駆動回転袋fi
DRAや、駆動力が与えられることによって回動軸を回
動中心として回動する回動アームRAA、及び光学系ユ
ニットoPSなどがそれぞれ後述のように設けられる。
前記した情報記録媒体円盤1の駆動回転装置DRAは、
シャシ−6に固着されているモータ7と、前記したモー
タ7の回転軸3に固着されていて、前記した情報記録媒
体円盤1を載置固着するターンテーブル8とによって構
成されていて、この情報記録媒体円盤1の駆動回転装置
DRAは、それのターンテーブル8上に情報記録媒体円
盤1を載置した後に適当なりランパによって情報記録媒
体円盤1をターンテーブル8に固着した状態において、
所定の回転数で情報記録媒体円盤1を駆動回転する。
また、前記した回動アームRAAは、前記したシャシ−
6における中央部付近に設けられている軸受9(第2図
参照)によって回動自在に支持されろ回動軸1oと、前
記の回動#*10に固着されているアーム部11と、前
記したアーム部11の両端部に装着されている駆動コイ
ル12.13に対してそれぞれ個別に直流磁界を与える
直流磁界の発生部MFGI、MFG2と、読取レンズ部
RLAと、前記した読取レンズ部RLAと回動アーム部
11における回動中心位置との間に植成された光学系1
4とを備えている。
前記した回動アームRAAに設けられている読取レンズ
部RLAは、アーム部11の一側壁に固着されている支
持腕15に対して、スペーサ16を介して所定の間隔を
隔てて平行に取付けられている2枚の板ばね17,18
により支持固着されている読取レンズの鏡筒19と、前
記した読取レンズの鏡筒19の下端部に連結固着されて
いる中空円筒状の永久磁石20と、前記した円筒状の永
久磁石2oの外周面に僅かな間隔を隔てて内周面が対面
するようなり様で前記したアーム部1]、の上面に固着
されている駆動コイル21とによって構成されている。
前記した読取レンズの鏡筒19には読取レンズ(集光レ
ンズ)22が装着されており、また前記した読取レンズ
の鏡筒19の下端部に連結固着されている中空円筒状の
永久磁石20は、それの長さが前記した駆動コイル21
におけるコイル長の略々半分近くにまで挿入されるよう
なものとなされている。
それで、前記した駆動コイル21に電流を供給すると、
駆動コイル21に流された↑電流と円筒状の永久磁石2
oとの間に生じる¥3.磁気カによって。
読取レンズの鏡筒19は2枚の平行な板ばね17゜18
に支持された状態で一読取レンズ22の光軸の方向に変
位駆動されるから、前記した駆動コイル21に対してフ
ォーカス制御用の電流を供給することによって読取レン
ズ22に対するフォーカス制御を行うことができる。
そして、前記した読取レンズ22に入射した光は、アー
ム部11に設けられている光学系14が第3図中に示さ
れているような構成態様のものであった場合には、直角
プリズム23.24を介して回動アームRAAの回動中
心位置に導かれ、また、アーム部11に設けられている
光学系14が第6図中に示されているような構成態様の
ものであった場合には、直角プリズム23とビームスプ
リッタ25を介して回動アームRAAの回動中心位置に
導かれる。そして、前記した光学系14によって回動ア
ームRAAの回動中心位置に4びかれた光は直角プリズ
ム24あるいはビームスプリッタ25によって上方に反
射されてアーム部11の上面に設けられている孔31(
デ2図参照)を通してアーム部11の外部に出射される
回動アームRA Aにおけろアーム部11に1没けられ
ている読取レンズ22は、前記した回動アームの回動々
作時に情報記録媒体円盤1の半径に略々沿うような円弧
状の移動軌跡で移動して情報信号読取用の光スポットを
情報記録媒体円盤1の信号面に投射し、また、情報記録
媒体円盤1の信号面からの反射光を集光して前記した光
学系14に入射させるような動作を行うが、前記のよう
に読取レンズ22から投射された光のスポットを情報記
録媒体円盤千の半径に略々沿うような円弧状の移動軌跡
で移動させるための回動アームRAAの回動4作は、ア
ーム部11の両端部にそれぞi装着されている駆動コイ
ル12.13と、前記した駆動コイル12.13にそれ
ぞれ個別に直流磁界を与える直流磁界の発生部MFGI
、MFG2との間で発生される電磁気力によって行わ九
る。
回動アームRAAにおけるアーム部11の両端にそれぞ
れ設けら九でいる駆動コイル12.13に供給さ、れる
駆動電流と協働して駆動用の電磁気力を発生する直流磁
界を発生する直流磁界の発生部MFG2(MFGI)は
、第2図中に示されているように゛円弧状の上部′8&
路仮26と下部rl!&路板27とを磁性体製のスペー
サ28.29の一ヒ下両端に固着し、上部磁路板27の
上面に円弧状の永久磁石30の一方の磁極面を接触させ
て固着し、11’J記した円弧状の永久磁石30の地方
の磁極面と上部磁路板26との間の空間部に形成さ才り
る直流ζ呟界中に、前記した回動アームRAAのアーム
部11の端部に設けられている駆動コイル!112)の
−辺を位置させうるような構成とされていて、駆動コイ
ル13(12)に対して駆動1′j、’JEが供給され
たときに、前記した駆動コイル13(13)に供給され
る駆動電流と直流磁界の発生部MFG2(MFGl)で
発生された直流磁界とによって生じる駆動用の電磁気力
により1回動アームRAAに回動々作を行わせることが
できるのである。
前記した直流磁界の発生部MFGI、MFG2における
円弧状の上部磁路板26と下部磁路板27及び円弧状の
永久磁石3oの平面形状は1回動アームRAAにおける
アーム部11に設けられている駆動コイル12.13の
回動軌跡と同じになされていることはいうまでもない。
なお、前記した第2図中においては図面の簡略化のため
に直流磁界の発生部MFG2についてだけそれの具体的
な構造を示し、直流磁界の発生部MFGIについては、
それの上部磁路板26の一部だけしか示していないが、
直流磁界の発生部MFGIの構成態様も第2図中に示さ
れている直流磁界の発生部MFG2の構成態様と同様で
ある。
前記した回動アームRAAは、シャシ−6に設けられて
いる軸受9によって回動軸10が回動自在に支持された
状態において、直流磁界の発生部MFG2.MFGIを
シャシ−6上の所定の取付位置にそれぞれ固着すること
によってシャシ−6上に取付けられるのである。
そして、前記のようにシャシ−6上に回動自在に装着さ
れた回動アームRAAにおける光学系は、シャシ−6上
に固着される光学系ユニットOPSにおける光学系に対
して、回動アームRAAにおけるアーム部11の上面の
回動中心位置に設けられた孔31と光学系ユニットOP
Sに設けられている光学部材とが対面する状態で光学的
に結合される。
第2図に示す構成例において、前記した光学系ユニット
OPSの筐体44とシャシ−6との結合固着は、シャシ
−6に設けられているボス38゜39を、光学系ユニッ
トOPSの筐体44に設けられている孔40.41に挿
入した後に、ねじ42.43によって行われるようにさ
れている。
第3図及び第6図は前記した回動アームRAAに設けら
れている光学系と、前記した光学系二ニットoPSに設
けられている光学系との具体的な構成例を示したもので
あり、第3図中に示されている光学系ユニットOPSの
光学系は、ビームスプリッタ32、コリメータレンズ3
3.半導体レーザ34、斜方体プリズム35、偏光板3
6.光検出器37とによって構成されており、また、第
6図中に示されている光学系ユニットOPSの光学系は
、斜方体プリズム35.偏光板36.光検出器37とに
よって構成されている。なお、第6図中に示されている
半導体レーザ34とコリメータレンズ33とは回動アー
ムRAAにおけるアーム部11中に装着されているので
あり、第6図中の25は回動アームRAAにおける回動
中心位置に設けられたビームスプリッタである。
第3図示の光学系ユニットOPSが用いら九た場合にお
ける情報記録再生装置の再生動作は次のとおりである。
すなわち、光学系ユニット○PSに設けられている半導
体レーザ34から放射されたレーザ光が、コリメータレ
ンズ33によって平行光にされた後に、ビームスプリッ
タ32に入射され、次いで、前記したビームスプリッタ
32の端部の傾斜面32aによって下方に反射されて、
回動アームRAAにおけるアーム部11の回動中心位置
の上面の孔31を通してアーム部11内に装着されてい
る直角プリズム24に入射し、前記の直角プリズム24
で反射して直角プリズム23に入射したレーザ光は直角
プリズム23で反射されて読取レンズ22で集束され、
微小な光のスポットとして情報記録媒体用g11の信号
面に投射される。
前iニした情報記録媒体1の信号面からの反射光は、読
取レンズ22→直角プリズム23→直角プリズム24→
回動アームRAAにおけるアーム部11の回動中心位置
の上面の孔31→光学系ユニットOPSのビームスプリ
ツタ32→斜方体プリズム35→偏光板→光検出器37
の経路で光検出器37で受光される。
また、第6図示の光学系ユニットOPSが用いられた場
合における情報記録再生装置の再生動作は次のとおりで
ある。すなわち、回動アームRAAのアーム部11に設
けられている半導体レーザ34から放射されたレーザ光
が、コリメータレンズ33によって平行光にされた後に
、ビームスプリッタ25に入射され、次いで、前記した
ビームスプリッタ25から出射して直角プリズム23に
入射したレーザ光が直角プリズム23で反射された後に
読取レンズ22で集束され、微小な光のスポットとして
情報記録媒体円盤1の信号面に投射される。
前記した情報記録媒体円盤1の信号面からの反射光は、
読取レンズ22→直角プリズム23→ビームスプリツタ
25→回動アームRAAにおけるアーム部11の回動中
心位置の上面の孔31→光学系ユニットoPSの斜方体
プリズム35→偏光板→光検出器37の経路で光検出器
37で受光される。
前記した情報記録媒体円盤1の信号面からの反射光は、
情報記録媒体円盤1の信号面に記録されている情報信号
によって強度変調されているから光検出器37からは情
報信号が電気信号として得られることはいうまでもない
前記した第3図及び第6図中に示されている光学系ユニ
ッ1〜oPSでは、それのフォーカス誤差検出系として
斜方体プリズム35と偏光板36とを備えた構成形態の
もの、すなわち1本出願人会社が先に特願昭60−18
6232号によって提案したトラッキング誤差検出法を
適用した構成形態のフォーカス誤差検出系を使用してい
る。前記した構成のフォーカス誤差検出系は、情報記録
媒体円盤1の信号面に投射された微小な光スポットから
の反射光を、臨界角以上の角度に設定された反射面を備
えている全反射プリズムで反射させたときに、全反射プ
リズムから出射した光の位相が、全反射プリズムに入射
した光の入射角の変化に応じて変動する現象を利用して
前記した全反射プリズムに入射した光の入射角の変化を
検出し、焦点誤差の検出を行なうようにするものであり
、第3図及び第6図にそれぞれ示されているフォーカス
誤差検出系では、前記した全反射プリズムとして斜方体
プリズム35を使用してフォーカス誤差検出系を構成し
ている。
第3図及び第6図において、情報記録媒体円盤1の信号
面に投射された微小な光スポットで反射して光学系ユニ
ットoPSにおける斜方体プリズム35に入射した直線
偏光は、斜方体プリズム35内における所定回数の全反
射によってEP酸成分Es成分とにδの位相差が生じた
状態で偏光板36(偏光素子36)に入射され、前記し
た偏光板36から8射された光は、前記した斜方体プリ
ズム35の入射面と直交し、かつ、光軸で分割されてい
る如き光検出器37に入射されるが、前記した光検出器
37における前記の分割線によって分割された2つの領
域からそれぞれ出力された2信号の差の信号をフォーカ
ス誤差信号として用いるようにするのである。なお、フ
ォーカス誤差の検出が前記したフォーカス誤差の検出法
とは異なった方法によって行われてもよいことは勿論で
ある。
前記したところから明らかなように1本発明の光学的情
報信号再生装置では、回動アームRAAの回動4作時に
情報記録媒体円盤1の半径に咄々沿うような円弧状の移
動軌跡で移動する情報信号読取用の光スポットを情報記
録媒休日l:11の信号面に投射させうるような情報信
号読取用の光スポットの投射装置が設けられていても、
前記した情報記録媒体円盤1の信号面に投射された光の
スポットからの反射光は、前記した回動アームRAAの
回動中心位置に導かれるようになされていて、前記した
回動アームRAAの回動中心位置に導かれた前記の反射
光の光軸上に位置し、かつ、シャシ6上に固定的に設け
られている光検出器37によって受光されて光電変換さ
れるようになされているから、回動アームRAAが回動
4作を行っても、情報記録媒体円盤1の信号面からの反
射光のアアーフィールドパターンは一定の方位で光検出
器37上に投射されるのであり、したがって、第4図を
参照して既述したような従来例のように、回動アームの
回動4作に伴って情報記録媒体円盤1における記録跡に
よる回折光が光検出器Pの分割線に対して回わるような
ことは起こらない。そ九で1本発明の光学的情報信号再
生装置においては、回動アームRAAがどの位置に回動
してもトラッキング誤差信号は常に一定の大きさで得ら
れ、常に正確なトラッキング制御動作が行われ得る。
なお、読取レンズ22.直角プリズム23,24゜ビー
ムスプリッタ25は、回動アームRAAとともに情報記
録媒体円盤1の記録跡の延長方向に対して回動するが、
この可動光学系は光軸対称であるために反射光の分布に
は全く関係しない。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように本発明
の光学的情報信号再生装置は、情報記録媒体円盤の駆動
回転装置をシャシ−上に設け、また、前記のシャシ−に
設けた回動軸を回動中心として回動する回動アームに、
前記した回動アームの回動4作時に情報記録媒体円盤の
半径に略々沿うような円弧状の移動軌跡で移動する情報
信号読取用の光スポットを情報記録媒体円盤の信号面に
投射させうるような情報信号読取用の光スポットの投射
装置と、前記した情報記録媒体円盤の信号面に投射され
た光のスポットからの反射光を前記した回動アームの回
動中心位置に導く光学系とを設け、さらに、前記した回
動アームの回動中心位置に導かれた前記の反射光の光軸
上に位置し、がっ、前記したシャシ上に固定された光検
出器とを備えてなる光学的情報信号再生装置であって、
この本発明の光学的情報信号再生装置では光検出器がシ
ャシ−に固定されていて、同じくシャシ−に対して読取
レンズの回動軌跡上で略々一定の方向にある記録跡の延
長方向と一定の関係となるから、情報記録媒体の記録跡
による回折光が光検出2(上に固定的なパターンとなる
ような状態で投射されることになり、したがって、常に
一定なトラッキン制御が可能になる。また、回折光の方
向が光検出器上で一定であるから、フォーカス誤差信号
を同一の光検出器から得るようにしても、トラッキング
誤差による回折光の変化はフォーカス誤差信   ′号
には影響を与えることがないから、情報信号の再生動作
を安定に行うことができる。さらに、記録跡の横断方向
での光のスポットの移動と記録跡への追従とは回動アー
ムの回動々作によって行ゎれるので、離隔している所望
の記録跡へのアクセス動作を高速に行うことができ、し
かも、トラッキング制御動作及びフォーカス制御動作の
優れた情報信号再生装置を容易に提供することができ。
また、回動アーム上に設けられる光学素子の数が少ない
ために、回動アームの慣性モーメントが小さく、それに
より回動アームの運動性が良好で高速アクセスが極めて
容易である等の薄利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学的情報信号再生装置の一実施例の
一部を断面で示す平面図、第2図は本発明の光学的情報
信号再生装置の一実施例の分解斜視図、第3図及び第6
図は光学系の斜視図、第4図及び第5図は従来装置の問
題点の説明図である。 1・・・情報記録媒体円盤、1a・・・情報記録媒体臼
filにおける情報信号の記録領域、2.RAA・・・
回動アーム、3・・・回転軸、10.O・・・回動アー
ムの回動軸、P、37・・・光検出器、6・・・シャシ
−1DRA・・・情報記録媒体円盤1のg動回転装置、
○PS・・・光学系ユニット、7・・・モータ、8・・
・ターンテーブル、9・・・軸受、11・・・アーム部
、12゜13・・・駆動コイル、MFGI、MFG2・
・・直流磁界の発生部、RLA・・・読取レンズ部、1
4・・・光学系、15・・・アーム部11の一側壁に固
着されている支持腕、16・・・スペーサ、17,18
・・・板ばね。 19・・・読取レンズの鏡筒、2o・・・読取レンズの
鏡筒19の下端部に連結固着されている中空円筒状の永
久磁石、21・・・円筒状の永久磁石2oの外周面に僅
かな間隔を隔てて内周面が対面するような態様でアーム
部11の上面に固着されている駆動コイル、22・・・
読取レンズ(集光レンズ)、23.24・・・直角プリ
ズム、25・・・ビームスプリッタ、26・・・円弧状
の下部磁路板、27・・・円弧状の下部磁路板、28.
29・・・磁性体製のスペーサ、30・・・円弧状の永
久磁石、31・・・アーム部11の上面に設けられてい
る孔、32・・・ビームスプリッタ、32a・・・ビー
ムスプリッタ32の端部の傾斜面、33・・・コリメー
タレンズ、34・・・半導体レーザ、35・・・斜方体
プリズム、36・・・偏光板、37・・・光検出器、3
8.39・・・シャシ−6に設けられているボス、40
.41・・・光学系ユニットOPSの筐体44に設けら
れている孔、42.43・・・ねじ、44・・・光学系
ユニットoPSの筐体、特許出願人  日本ビクター株
式会社 第 3 口 ′i、)6  区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報記録媒体円盤の駆動回転装置をシャシー上に設
    け、また、前記のシャシーに設けた回動軸を回動中心と
    して回動する回動アームに、前記した回動アームの回動
    々作時に情報記録媒体円盤の半径に略々沿うような円弧
    状の移動軌跡で移動する情報信号読取用の光スポットを
    情報記録媒体円盤の信号面に投射させうるような情報信
    号読取用の光スポットの投射装置と、前記した情報記録
    媒体円盤の信号面に投射された光のスポットからの反射
    光を前記した回動アームの回動中心位置に導く光学系と
    を設け、さらに、前記した回動アームの回動中心位置に
    導かれた前記の反射光の光軸上に位置し、かつ、前記し
    たシャシ上に固定された光検出器とを備えてなる光学的
    情報信号再生装置 2、シャシー上にフォーカス誤差検出光学系を設けた特
    許請求の範囲第1項に記載の光学的情報信号再生装置
JP13711686A 1986-06-12 1986-06-12 光学的情報信号再生装置 Pending JPS62293520A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110125373A1 (en) * 2009-11-25 2011-05-26 Hyundai Motor Company Adaptive front lighting system for performing highway and urban district modes of front lighting

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110125373A1 (en) * 2009-11-25 2011-05-26 Hyundai Motor Company Adaptive front lighting system for performing highway and urban district modes of front lighting
US8463504B2 (en) * 2009-11-25 2013-06-11 Hyundai Motor Company Adaptive front lighting system for performing highway and urban district modes of front lighting

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