JPS6229023A - 照明付きスイツチ用回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は照明付きスイッチ用回路、とりわけパルス電流
を用いて照明の明るさを調節することのできる照明付き
スイッチ用回路に関するものである。

（従来の技術） 第２図は発光ダイオードを光源とする従来のアナログ電
圧制御方式による照明付きスイッチ用回路であって、つ
まみ（図示しない）の操作により電圧を可変することが
できる抵抗器１０によって設定電圧をアンプ１１に入力
し、トランジスタ１２、抵抗ＲおよびＲ間においてフィ
ードバック制御を行って上記トランジスタ１２からの出
力電圧を制御することにより、並列に接続された適宜個
数の発光ダイオード４への供給電流を調整可能としたも
のである。従って、前記抵抗器１０によって設定電圧を
変化させることにより、上記発光ダイオード４の明るさ
を調整することができるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、上述した従来の照明付きスイッチ用回路、す
なわち、アナログ電圧制御方式による回路においては、
設計上、トランジスター１２の消費電力を考慮する必要
があり、電源電圧と電流によっては、実際に流すコレク
タ電流（Ｉｃ）の５〜１０倍のｒｃ定格を備えたトラン
ジスター１２を選定しなければならないという問題点が
ある。

さらに、トランジスター１２の発熱量が太き（なること
から、放熱フィンが必要となり、部品点数の増加による
製造コストの上昇もさることながら、回路の実装スペー
スが大きくなり、小型・軽量化が困難であるという問題
点もある。

発明の構成 （問題点を解決するだめの手段） 上記問題点を解決するため、本発明はデユーティを可変
しうる調整抵抗器を備えたパルス発振器とトランジスタ
ーなどのスイッチング素子とにより、少なくとも一個以
上の発光ダイオードにパルス電流を供給することを特徴
とする照明付きスイッチ用回路を採用した。

（作用） 設定電圧はパルス発振器によりパルス化され、発光ダイ
オードにはパルス電流が供給されるため、発光ダイオー
ドもパルス的に発光することになるが、人間の目には残
像作用があり、一定周波数以上のパルス発光であれば、
ちらつきを感じることなく定常的に点灯しているように
見える。

従って、調整抵抗器を用いてパルスのデユーティを変化
させることにより、視覚上、照明の明るさを変化させる
ことも可能である。

また、本発明の回路はスイッチング駆動であるため、ト
ランジスターには実際のＩｃ定格通りのものを用いれば
よく、アナログ電圧制御方式において用いるトランジス
ターに比べ、発熱による電力の浪費は極めて少ない。

（実施例） 以下、本発明を線字付き照明スイッチの回路に具体化し
た一実施例を第１図、第３図および第４図を用いて説明
する。

本実施例の線字付き照明スイッチは、第３図に示すアク
リル樹脂製の線字付き操作ボタン１を備えた合成樹脂製
ケース２、および、そのＡ−Ａ断面図である第４図に示
すスイッチ用プリント基板３、発光ダイオード４および
ゴムスイッチ５により構成されており、同様の構成から
なる他の線字付き照明スイッチとともにピン６を介して
プリント基板７にハンダ付けされている。また、上記線
字付き照明スイッチの回路は上記プリント基板７上に形
成されており、その要部は第１図に示す構成になってい
る。すなわち、上記線字付き照明スイッチの操作ボタン
ｌを指で押圧することによりパルス発振器１３に電圧が
印加され、同発振器１３に内蔵さた調整抵抗器１４によ
って定められたデユーティのパルス電圧がトランジスタ
ー１２のベースに印加される。その結果、コレクターか
ら一定のパルス電流が上記線字付き照明スイッチ内の発
光ダイオード４に供給され、同発光ダイオード４はパル
ス的に発光することになる。一方、人間の目には残像作
用があり、一定周波数以上のパルス発光であれば、ちら
つきを感じることなく定常的に点灯しているように見え
る。そこで、上記調整抵抗器１４によりデユーティサイ
クルを適宜制御することにより、照明スイッチの線字の
部分が所定の明るさで点灯しているように見え、さらに
デユーティサイクルを変化させれば、その明るさも変化
するように見える。

このように、本実施例の線字付き照明スイッチ用回路は
トランジスター１２のスイッチング駆動により発光ダイ
オード４を発光させているため、トランジスター１２と
しては実際に流すＩｃ通りのＩｃ定格のものを選定すれ
ばよく、従来のアナログ電圧制御方式の回路におけるよ
うに、実際に流すＩｃの５〜１０倍近いＩｃ定格の大型
トランジスターを選定する必要はない。従って、消費電
力が低減されるのみならず、トランジスター１２の発熱
も少ないために放熱フィンも不要もしくは小型化するこ
とができ、回路全体の実装スペースを小さくすることが
できる。また、当然のことながら回路の部品点数が少な
くなるため、製造コストも低下する。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、第５図の他の実施例に示すように、発明の要旨
を逸脱しない範囲において、その細部を自由に設計変更
することが可能である。

発明の効果 以上詳述したように、上記照明付きスイッチ用回路は、
パルス電流により発光ダイオードを点灯させる構成を採
用していることから、直接的にはトランジスターを小型
化することが可能となり、その結果、トランジスターの
発熱量が減少することから、放熱フィンを不要もしくは
小型化することができ、製造コストが低下するとともに
回路全体の実装スペースを小さくすることができる、と
いう効果を発揮する。

従って、上記照明付きスイッチ用回路は軽量・小型化の
要求される広範な産業分野の各種回路に利用することの
できる優れた発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す回路図、第２図
は従来のアナログ電圧制御方式による照明付きスイッチ
用の回路図、第３図は本発明の一実施例である線字付き
照明スイッチを示す斜視図、第４図はそのＡ−Ａ断面図
また第５図は他の実施例の要部を示す回路図である。 ４・・発光ダイオード、１２・・トランジスタ、１３・
・パルス発振器、１４・・調整抵抗器。 特許出願人　　　　　　　豊田合成株式会社代理人　　
　　　弁理士　　　　　恩田博宣第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、デューティを可変しうる調整抵抗器を備えたパルス
   発振器とスイッチング素子とにより、少なくとも一個以
   上の発光ダイオードにパルス電流を供給することを特徴
   とする照明付きスイッチ用回路。