JPS62284649A - 体腔内挿入型加温用超音波アプリケータおよび超音波加温治療装置 - Google Patents
体腔内挿入型加温用超音波アプリケータおよび超音波加温治療装置Info
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- JPS62284649A JPS62284649A JP12696686A JP12696686A JPS62284649A JP S62284649 A JPS62284649 A JP S62284649A JP 12696686 A JP12696686 A JP 12696686A JP 12696686 A JP12696686 A JP 12696686A JP S62284649 A JPS62284649 A JP S62284649A
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(イ)産業上の利用分野
本発明は、前立腺癌や臓器癌などを体内から加温治療す
る加温治療装置に関する。
る加温治療装置に関する。
(ロ)従来技術
従来の加温治療装置としては、マイクロ波域の電磁波を
アンテナから人体に向けて照射し。
アンテナから人体に向けて照射し。
誘導体積により発熱させて生体組織を加温する誘導加温
方式(例えば特公昭60−21744号公報)ないし、
超音波を体外から照射して患部を加熱する超音波加温方
式が存在する。
方式(例えば特公昭60−21744号公報)ないし、
超音波を体外から照射して患部を加熱する超音波加温方
式が存在する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかし、いずれの方式も電磁波エネルギないし超音波エ
ネルギを体外から与えるものであるので2体内の深部に
位置する患部を局所的に加温することが難しいという問
題がある。
ネルギを体外から与えるものであるので2体内の深部に
位置する患部を局所的に加温することが難しいという問
題がある。
本発明は、前立腺腫瘍等身体深部の患部のみを局所的に
加温することができる超音波アプリケータを提供すると
共に、このアプリケータを用いて患部の加温状態を監視
しながら有効適切な加温治療が行い得る装置を提供する
ことを目的とする。
加温することができる超音波アプリケータを提供すると
共に、このアプリケータを用いて患部の加温状態を監視
しながら有効適切な加温治療が行い得る装置を提供する
ことを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段
第1の発明は1体腔管内に加熱用超音波を発生する超音
波トランスデユーサは一点に超音波を集束させる集束特
性を持たせた超音波アプリケータである。
波トランスデユーサは一点に超音波を集束させる集束特
性を持たせた超音波アプリケータである。
第2の発明は、第1の発明の体腔内挿人形超音波アプリ
ケータを用いて有効な加温治療を行うための装置であっ
て、第1の発明のアプリケータと、アプリケータの挿入
された体腔と隣接する体腔内に挿入される温度検出部を
有する測温装置とを備えたものである。
ケータを用いて有効な加温治療を行うための装置であっ
て、第1の発明のアプリケータと、アプリケータの挿入
された体腔と隣接する体腔内に挿入される温度検出部を
有する測温装置とを備えたものである。
(木)作用
超音波によって加熱する方式なので、その焦点付近のみ
加熱することが可能で、且つその焦点の位置も制御する
ことが容易である。そして、超音波トランスデユーサが
詰められている体腔管は2人体の体腔内に容易に挿入す
ることができるような、細長い形状とされている。
加熱することが可能で、且つその焦点の位置も制御する
ことが容易である。そして、超音波トランスデユーサが
詰められている体腔管は2人体の体腔内に容易に挿入す
ることができるような、細長い形状とされている。
そのため、この体腔管を患者身体の体腔に挿入し、身体
の深部の患部にきわめて近い位置に到達させることがで
き、さらに放射する超音波の焦点位置を制御することに
よって、患部に超音波を集束させることができるので、
身体深部の患部のみを局所的に加温することを確実にし
かも効率良く実行できる。
の深部の患部にきわめて近い位置に到達させることがで
き、さらに放射する超音波の焦点位置を制御することに
よって、患部に超音波を集束させることができるので、
身体深部の患部のみを局所的に加温することを確実にし
かも効率良く実行できる。
また、アプリケータの挿入された近傍の体腔内には測温
装置の温度検出部が挿入されるので、加温状態を直接監
視でき、超音波の集束性と相まって、健康組織の損傷を
有効に防止できるとともに適切な加温治療が行い得る。
装置の温度検出部が挿入されるので、加温状態を直接監
視でき、超音波の集束性と相まって、健康組織の損傷を
有効に防止できるとともに適切な加温治療が行い得る。
(へ)実施例
以下第1図〜第7図に例示するところに従って本発明を
説明する。第1図、第3図、第4図は第1の発明の実施
例を示す図で、同一部品には同一符号を付している。
説明する。第1図、第3図、第4図は第1の発明の実施
例を示す図で、同一部品には同一符号を付している。
第1図において超音波アプリケータ1(以下単にアプリ
ケータと称する)は体腔管2を備えている。この体腔管
2は5人体の直腸などに容易に挿入できるよう2例えば
直径12mm〜15mmの円筒状とされており、可撓性
であることが望ましい。その先端付近には超音波トラン
スデユーサ3が納めらでいる。この超音波トランスデユ
ーサ3は、振動子たる円形の圧電素子3−1を有し、そ
の背面には超音波を前方に効率よく発射させるための背
面層3−2が設けられ。
ケータと称する)は体腔管2を備えている。この体腔管
2は5人体の直腸などに容易に挿入できるよう2例えば
直径12mm〜15mmの円筒状とされており、可撓性
であることが望ましい。その先端付近には超音波トラン
スデユーサ3が納めらでいる。この超音波トランスデユ
ーサ3は、振動子たる円形の圧電素子3−1を有し、そ
の背面には超音波を前方に効率よく発射させるための背
面層3−2が設けられ。
さらにその前方には超音波を焦点に集束させるための凹
面の音響レンズ4が設けられている。
面の音響レンズ4が設けられている。
圧電素子3−1には発振器8(第7図)からケーブル5
を介して駆動用信号が送られる。この圧電素子3−1よ
り発生した超音波は音響レンズ4により集束されるよう
にして2体腔管2の窓2−1より外部に発射させられる
。この体腔管2の周囲には、ポリエチレン等のチューブ
6が被せられ、その中に水7などが満たされている。
を介して駆動用信号が送られる。この圧電素子3−1よ
り発生した超音波は音響レンズ4により集束されるよう
にして2体腔管2の窓2−1より外部に発射させられる
。この体腔管2の周囲には、ポリエチレン等のチューブ
6が被せられ、その中に水7などが満たされている。
第1図のアプリケータ1で例えば、前立HHの加温治療
を行う場合、第7国に示すようにアプリケータ1を患者
の肛門から直腸に挿入し。
を行う場合、第7国に示すようにアプリケータ1を患者
の肛門から直腸に挿入し。
前立腺の丁度後側にその先端を位置決めする。
位置決め後直腸壁とアプリケータ1との間に空気層が生
じて超音波の伝搬が損なわれないようにチューブ6内に
水7が満たされる。この状態で発振器8を駆動し、超音
波トランスデユーサ3から超音波を発射する。直腸壁と
前立腺は至近距離にあたるため、超音波トランスデユー
サ3は患部に非常に近く、且つ、直腸壁とアプリケータ
1間は水7で満たされているので、超音波の損失が少な
く、効率よく、前立腺の患部を加温することができる。
じて超音波の伝搬が損なわれないようにチューブ6内に
水7が満たされる。この状態で発振器8を駆動し、超音
波トランスデユーサ3から超音波を発射する。直腸壁と
前立腺は至近距離にあたるため、超音波トランスデユー
サ3は患部に非常に近く、且つ、直腸壁とアプリケータ
1間は水7で満たされているので、超音波の損失が少な
く、効率よく、前立腺の患部を加温することができる。
実験によれば2発振周波数IMHz、43℃で100分
、42℃で200分で良好な結果が得られた。
、42℃で200分で良好な結果が得られた。
患部がある大きさを持っている場合は、アプリケータ1
の全体を左右に首振り運動させたり、あるいは上下に往
復運動させたりして、焦点位置を移動させる。そのため
には、アプリケータ1の根本部分にアプリケータ1の全
体を回転させるモータや、上下動させる機構などを設け
るのが望ましい。
の全体を左右に首振り運動させたり、あるいは上下に往
復運動させたりして、焦点位置を移動させる。そのため
には、アプリケータ1の根本部分にアプリケータ1の全
体を回転させるモータや、上下動させる機構などを設け
るのが望ましい。
この焦点位置の変更ないし調整のためにアプリケータl
は椅子9に保持器1oを介して植立されており、保持器
10はアプリケータ1を上下、左右並びに回転させる機
構を有している。
は椅子9に保持器1oを介して植立されており、保持器
10はアプリケータ1を上下、左右並びに回転させる機
構を有している。
第3図、第4図は他の実施例を示すもので。
アプリケータ自体を外部より動かして焦点位置を変更す
る代わりに、音響レンズの曲率ないし超音波トランスデ
ユーサの配設曲率を変えることにより、焦点位置を変更
できるようにしたものであ漬。
る代わりに、音響レンズの曲率ないし超音波トランスデ
ユーサの配設曲率を変えることにより、焦点位置を変更
できるようにしたものであ漬。
第3図において、音響レンズ4′は、液体の流入孔4′
−1を有し、且つ超音波放出面が球面の一部をなし、そ
の中央部が厚く周辺部程薄い弾性材で形成された容器4
−1と、この容器4−1内に充填される人体の伝搬速度
より速い伝搬速度を有する液体4−2とで構成されてい
る。
−1を有し、且つ超音波放出面が球面の一部をなし、そ
の中央部が厚く周辺部程薄い弾性材で形成された容器4
−1と、この容器4−1内に充填される人体の伝搬速度
より速い伝搬速度を有する液体4−2とで構成されてい
る。
上記構成において、流入孔4′−1に連通しアプリケー
タ1外に導出するチューブ11を介して容器4−1内に
充填する液体4−2の量。
タ1外に導出するチューブ11を介して容器4−1内に
充填する液体4−2の量。
すなわち、容器4−1内の液体充填圧を変えることによ
り、超音波放出面を形成する球面の曲率を変えることが
できる。
り、超音波放出面を形成する球面の曲率を変えることが
できる。
この曲率を変化させることにより、音響レンズ4′の集
束特性が変わり、超音波の集束する焦点位置が変わる。
束特性が変わり、超音波の集束する焦点位置が変わる。
第4図において、12は超音波トランスデユーサの支持
体で1例えば銅基形状の形状記憶合金製で半球形状に形
成されている。この支持体12は保持腕13を介して体
腔管2に固定されている。
体で1例えば銅基形状の形状記憶合金製で半球形状に形
成されている。この支持体12は保持腕13を介して体
腔管2に固定されている。
また、支持体1.2の凹面側には背面層3−2を介して
多数の超音波トランスデユーサ3′−1がマトリックス
ないし放射状に配列固定されている。14は2体腔管2
の窓2−1の外周縁と保持腕13間に設けられた弾性材
よりなるシールド膜体、15は形状記憶合金製の支持体
12のリード線で、一端は保持腕13に設けられた導入
孔をへて支持体12に、他端はアプリケータl外に延在
する。
多数の超音波トランスデユーサ3′−1がマトリックス
ないし放射状に配列固定されている。14は2体腔管2
の窓2−1の外周縁と保持腕13間に設けられた弾性材
よりなるシールド膜体、15は形状記憶合金製の支持体
12のリード線で、一端は保持腕13に設けられた導入
孔をへて支持体12に、他端はアプリケータl外に延在
する。
上記構成において、リード線15を通じて支持体12に
通電すると、支持体120曲率が変化し、超音波の集束
する焦点位置が変わる。
通電すると、支持体120曲率が変化し、超音波の集束
する焦点位置が変わる。
焦点位置の変更、すなわち支持体120曲率はそれに供
給する電流により任意に行い得る。
給する電流により任意に行い得る。
なお、アプリケータ1の体腔管2を可撓性ないし柔軟性
を有するフレキシブルな部材で形成することにより、ア
プリケータlをより患者に近接でき効率よく加温するこ
とができると共に。
を有するフレキシブルな部材で形成することにより、ア
プリケータlをより患者に近接でき効率よく加温するこ
とができると共に。
体腔内への挿入操作が容易に行い得、患者の苦痛も軽減
できる。
できる。
また、第4図で支持体12を形状記憶合金で形成し、温
度変化で曲率を変えるようにしたが、支持体12を弾性
材で半球状に形成し1機械的に変形させて曲率を変える
ようにしてもよい第2図は上記構成のアプリケータと組
合わせて使用される第2の発明の一構成要素である測温
装置の構成を示す図で2体腔(尿道管)内に挿入される
温度検出部16とこの検出部16の出力電気信号を増幅
する増幅器17−1とその出力を指示する指示計17−
2を有する計測部17とで構成されており1両者は細い
ケーブル18で接続されている。温度検出部16は、測
温素子16−1とそれを先端部に収容する管16−2と
よりなる。この管16−2は測温素子16−1としては
極めて小さいサーモ・カップルないし抵抗温度計を用い
ることにより細くてきるので1体腔(尿道)内への挿入
にあたっては彼検器の苦痛を著しく軽減できる。
度変化で曲率を変えるようにしたが、支持体12を弾性
材で半球状に形成し1機械的に変形させて曲率を変える
ようにしてもよい第2図は上記構成のアプリケータと組
合わせて使用される第2の発明の一構成要素である測温
装置の構成を示す図で2体腔(尿道管)内に挿入される
温度検出部16とこの検出部16の出力電気信号を増幅
する増幅器17−1とその出力を指示する指示計17−
2を有する計測部17とで構成されており1両者は細い
ケーブル18で接続されている。温度検出部16は、測
温素子16−1とそれを先端部に収容する管16−2と
よりなる。この管16−2は測温素子16−1としては
極めて小さいサーモ・カップルないし抵抗温度計を用い
ることにより細くてきるので1体腔(尿道)内への挿入
にあたっては彼検器の苦痛を著しく軽減できる。
アプリケータ1と第2図の測温装置を用い前立腺癌の加
温治療を行うには、第7図に示すようにアプリケータ1
を肛門から直腸に挿入し。
温治療を行うには、第7図に示すようにアプリケータ1
を肛門から直腸に挿入し。
前立腺の丁度後側にその先端を位置決めする。
この位置決めは、第1図の構成のアプリケータでは、保
持器10でアプリケータ自体を移動させ、また第3図、
第4図では保持器10によるアプリケータの移動と音響
レンズを構成する容器4−1への液体の充填圧ないし支
持体12内への、電流量による支持体12の曲率調整の
組み合わせにより行う。
持器10でアプリケータ自体を移動させ、また第3図、
第4図では保持器10によるアプリケータの移動と音響
レンズを構成する容器4−1への液体の充填圧ないし支
持体12内への、電流量による支持体12の曲率調整の
組み合わせにより行う。
次に測温装置の温度検出部16を尿並より挿人し、前立
腺内に位置させる。
腺内に位置させる。
この状態で発振器8を駆動し、超音波トランスデユーサ
3.3’ −1から超音波を発射する。この際、前立腺
の加熱温度は温度検出部16で検出され、計測部17で
計測されるので、その温度を読みとる。この指示値に基
づいて前立腺の患部が所定値の温度(42〜45°C)
になるように発振器8の出力を制御すると共に尿道部が
過加熱されないように監視する。この場合過加熱になっ
た際、計測部17て発振器8の駆動を停止ないし発振器
8の発振出力を制御するようにしておけば有益である。
3.3’ −1から超音波を発射する。この際、前立腺
の加熱温度は温度検出部16で検出され、計測部17で
計測されるので、その温度を読みとる。この指示値に基
づいて前立腺の患部が所定値の温度(42〜45°C)
になるように発振器8の出力を制御すると共に尿道部が
過加熱されないように監視する。この場合過加熱になっ
た際、計測部17て発振器8の駆動を停止ないし発振器
8の発振出力を制御するようにしておけば有益である。
また、超音波トランスデユーサとしては、第5図に示す
ような、短冊状圧電素子52を電極53で挟んだものを
多数差べて、各素子52に与える駆動信号のタイミング
を電子的に制御することにより、焦点Fの距雛、方向を
電子的に制御する超音波トランスデユーサ51を用いて
もよい。各素子51の配列方向を横方向(アプリケータ
lの軸方向に直角な方向)とすれば。
ような、短冊状圧電素子52を電極53で挟んだものを
多数差べて、各素子52に与える駆動信号のタイミング
を電子的に制御することにより、焦点Fの距雛、方向を
電子的に制御する超音波トランスデユーサ51を用いて
もよい。各素子51の配列方向を横方向(アプリケータ
lの軸方向に直角な方向)とすれば。
アプリケータ1全体の首振り運動は不要となり、縦方向
(アプリケータ1の軸方向)とすればアプリケータ1の
上下動を行う必要がなくなる上記では、超音波トランス
デユーサを単に加温用超音波発生のた6めにしか用いて
いないが。
(アプリケータ1の軸方向)とすればアプリケータ1の
上下動を行う必要がなくなる上記では、超音波トランス
デユーサを単に加温用超音波発生のた6めにしか用いて
いないが。
超音波画像撮影用にも用いることができる。
第5図の超音波トランスデユーサ51を用いた場合の一
例を第6図に示す。
例を第6図に示す。
スイッチ42を上側に倒して連続波発生器43からの連
続波を焦点制御回路41を介して超音波トランスデユー
サ51に送れば、超音波が連続的に発射され、患部の加
温治療が行われる。このとき、焦点制御回路41によっ
て、超音波の焦点が患部に位置するようにされる。患部
が大きくて焦点を適宜移動させる必要のある場合は、C
PU4Bの制御の下に角度信号発生器45から角度信号
を発生させて、焦点の方向を動かすようにする。超音波
断層像を撮影する場合は、スイッチ42を下側に倒し、
インパルス発生器44からのパルス信号を焦点制御回路
41を介してトランスデユーサ51に送る。このとき、
角度信号発生器45はパルス毎に異なる角度信号を発生
し、超音波発射方向が順次変化させられていって、セク
タスキャンがおこなわれる。パルス的に発生させられた
超音波が体内の各Mi織で反射して再び超音波トランス
デユーサ51に戻ってぎて受波され、受波信号が得られ
ると、その信号は受信器46に送られ、ざら (に波
形操作回路47を経てフィルタリング等を受けた上てC
PU48を介してメモリ49に蓄積される。こうして一
連の超音波発射・受波によるスキャンが終了すると、ス
キャンされた平面の断層像が、CRT装置50等の画像
表示装置によって表示される。短冊状圧電素子52の配
列方向が横方向であれば横断面の断層像が。
続波を焦点制御回路41を介して超音波トランスデユー
サ51に送れば、超音波が連続的に発射され、患部の加
温治療が行われる。このとき、焦点制御回路41によっ
て、超音波の焦点が患部に位置するようにされる。患部
が大きくて焦点を適宜移動させる必要のある場合は、C
PU4Bの制御の下に角度信号発生器45から角度信号
を発生させて、焦点の方向を動かすようにする。超音波
断層像を撮影する場合は、スイッチ42を下側に倒し、
インパルス発生器44からのパルス信号を焦点制御回路
41を介してトランスデユーサ51に送る。このとき、
角度信号発生器45はパルス毎に異なる角度信号を発生
し、超音波発射方向が順次変化させられていって、セク
タスキャンがおこなわれる。パルス的に発生させられた
超音波が体内の各Mi織で反射して再び超音波トランス
デユーサ51に戻ってぎて受波され、受波信号が得られ
ると、その信号は受信器46に送られ、ざら (に波
形操作回路47を経てフィルタリング等を受けた上てC
PU48を介してメモリ49に蓄積される。こうして一
連の超音波発射・受波によるスキャンが終了すると、ス
キャンされた平面の断層像が、CRT装置50等の画像
表示装置によって表示される。短冊状圧電素子52の配
列方向が横方向であれば横断面の断層像が。
縦方向であれば縦断面の断層像が表示される。
したがって、実際に使用にあたっては、まず断層像を得
て患部を特定したのち、その患部に超音波が集束するよ
うに各パラメータの設定を行った後に加温用の連続波を
発射するわけである。その際、極めて細いサーモカップ
ルや抵抗温度計等の測温素子16−1を有する温度検出
部16を尿江内に挿入して温度信号をCPU48に送り
、加温中に患部の温度を制御する。また、加温と断層像
による観測とを繰り返して連続的な治療を行うことがア
プリケータを差しかえることなく実現できる。
て患部を特定したのち、その患部に超音波が集束するよ
うに各パラメータの設定を行った後に加温用の連続波を
発射するわけである。その際、極めて細いサーモカップ
ルや抵抗温度計等の測温素子16−1を有する温度検出
部16を尿江内に挿入して温度信号をCPU48に送り
、加温中に患部の温度を制御する。また、加温と断層像
による観測とを繰り返して連続的な治療を行うことがア
プリケータを差しかえることなく実現できる。
ト)効果
本発明の超音波アプリケータおよび超音波加温装置によ
れば、深部の局所加温が可能になると共に患部の加)H
温度を直接監視できるので患部の治療効果が向上し、−
また、健康な組織に損傷を与えることがない。
゛
れば、深部の局所加温が可能になると共に患部の加)H
温度を直接監視できるので患部の治療効果が向上し、−
また、健康な組織に損傷を与えることがない。
゛
第1図は第1の発明の実施例の断面図、第2図は、第2
の発明に用いられる測温装置の構成を示す略図、第3図
・第4図は第1の発明の池の実施例の断面図、第5図は
超音波トランスデユーサの他の実施例を示す斜視図、第
6図は超音波画像をも得る実施例のブロック図、第7図
は加温治療状態を示す図である。 1ニアブリケータ 2:体腔管3・3′−1・
51:超音波トランスデユーサ4・4′ :音響レンズ 16:温度検出部(16−1測温素子、16−2管) 17:計測部(17−1t!!i幅器、17−2指示計
) 特許出願人 渡 辺 決 他1名5(Jみイづ゛ 第G図
の発明に用いられる測温装置の構成を示す略図、第3図
・第4図は第1の発明の池の実施例の断面図、第5図は
超音波トランスデユーサの他の実施例を示す斜視図、第
6図は超音波画像をも得る実施例のブロック図、第7図
は加温治療状態を示す図である。 1ニアブリケータ 2:体腔管3・3′−1・
51:超音波トランスデユーサ4・4′ :音響レンズ 16:温度検出部(16−1測温素子、16−2管) 17:計測部(17−1t!!i幅器、17−2指示計
) 特許出願人 渡 辺 決 他1名5(Jみイづ゛ 第G図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、焦点に集束される加温用超音波を発生する超音波ト
ランスデューサを体腔管内に収容してなる超音波アプリ
ケータ。 2、焦点位置が外部から変更できるものであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音波アプリケー
タ。 3、焦点に集束される加温用超音波を発生する超音波ト
ランスデューサを細管内に収容してなる超音波アプリケ
ータと、前記アプリケータの挿入された体腔と隣接する
体腔内に挿入される温度検出部を有する測温装置とより
なる超音波加温治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12696686A JPS62284649A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 体腔内挿入型加温用超音波アプリケータおよび超音波加温治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12696686A JPS62284649A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 体腔内挿入型加温用超音波アプリケータおよび超音波加温治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62284649A true JPS62284649A (ja) | 1987-12-10 |
JPH0574373B2 JPH0574373B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=14948301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12696686A Granted JPS62284649A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 体腔内挿入型加温用超音波アプリケータおよび超音波加温治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62284649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119238A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Teijin Pharma Ltd | トランスデューサ角度調節機構を有する超音波骨折治療器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5676962A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-24 | Aloka Co Ltd | Microwave cancer treatment device |
JPS5892955U (ja) * | 1981-12-19 | 1983-06-23 | アロカ株式会社 | 体腔内挿入型加温治療用マイクロ波放射器 |
JPS59225054A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-18 | インタ−・ノバ株式会社 | 癌温熱治療方法及び装置 |
JPS6024835A (ja) * | 1983-04-08 | 1985-02-07 | リサーチ コーポレーション テクノロジーズ インク | 外科機器 |
JPS62127050A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 治療用超音波内視鏡 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12696686A patent/JPS62284649A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5676962A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-24 | Aloka Co Ltd | Microwave cancer treatment device |
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JPS6024835A (ja) * | 1983-04-08 | 1985-02-07 | リサーチ コーポレーション テクノロジーズ インク | 外科機器 |
JPS59225054A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-18 | インタ−・ノバ株式会社 | 癌温熱治療方法及び装置 |
JPS62127050A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 治療用超音波内視鏡 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119238A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Teijin Pharma Ltd | トランスデューサ角度調節機構を有する超音波骨折治療器 |
JP4567649B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2010-10-20 | 帝人ファーマ株式会社 | トランスデューサ角度調節機構を有する超音波骨折治療器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574373B2 (ja) | 1993-10-18 |
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Legal Events
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