JPS62284631A - 移動形ｘ線装置用走行安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動によって走行する病室回診等に用いられ
る移動形Ｘ線装置における走行安全装置に関するもので
ある。

〔従来技術〕

従来の移動形Ｘ線装置の走行安全装置は、例えば、第４
図に示すように、Ｘ線撮影装置１が載置され駆動モータ
で走行する台車２の前部に、バンパー３を設け、このバ
ンパー３が走行者、患者。

壁等の障害物に触接したことを検出器４により検知し、
装置の走行を停止するようになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、装置の制動を行うには、速度に応じた距
離が必要であるため、検出装置はあるストロークを備え
るこ、とが必要となり、このため前記従来の走行安全装
置では、移動形Ｘ線装置の全長が増し、病室内での操作
性が悪くなるという問題があった。

また、ストロークの制約から、移動時の最高速度が制限
されるという問題もあった。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
あり、本発明の目的は、移動形Ｘ線装置の迅速な移動（
操作性）を可能にし、かつ障害物を検知した時は、移動
形Ｘ線装置を安全に停止することができる走行安全装置
を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の以下の記述及び添付図面によって説明する。

〔問題点を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、Ｘ線撮影装置がａ置され駆動モータで走行す
る台車の前部に非接紐形距離検出器を配設し、該非接紐
形距離検出器の出力により前記走行用駆動モータの回転
数を制御する手段を設けたことを特徴とする移動形Ｘ線
装置用走行安全装置である。

また、前記移動形Ｘ線装置の・所定位置に移動速度検出
器を設け、該移動速度検出器の出力と前記非接紐形距離
検出器の出力から移動速度に対して障害物の検知距離を
変える手段を設けたことを特徴とする移動形Ｘ線装置用
走行安全装置である。

〔作用〕

前記手段によれば、Ｘ線撮影装置が載置され駆動モータ
で走行する台車の前部に非接紐形距離検出器１例えば、
障害物までの距離に応じて出力が変化する非接紐形距離
検出器を設け、障害物までの距離を電圧に変換し、この
電圧と設定値の差電圧を前記走行用駆動モータの制御回
路に印加することにより、走行用駆動モータの回転数の
最大値を制御し、障害物までの距離に応じた移動の最高
速を制御するので、装置の迅速な移動を可能にし、かつ
、一定距離内に障害物がある時は、装置を停止させるこ
とができるものである。

また、前記移動形Ｘ線装置の所定位置に移動速度検出器
を設け、該移動速度検出器の出力と前記非接紐形距離検
出器の出力から移動速度に対して障害物の検知距離を変
える手段を設けたことにより、速度に応じて装置を停止
させる場合の検出距離を変化させるので、装置の迅速な
移動を可能にし、かつ障害物を検知した時は、移動形Ｘ
線装置を安全に停止することができるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。

〔実施例Ｉ〕

第１図は、本発明の一実施例の移動形Ｘ線装置用走行安
全装置の概略構成を示す斜視図、第２図は、本実施例の
走行用駆動モータの制御回路の概略構成を示すブロック
図である。

本実施例の移動形Ｘ線装置用走行安全装置は、第１図に
示すように、Ｘ線撮影装置１が載置され駆動モータで走
行する台車２の前部に設けられていたバンパーを除去し
、前記台車２の前部に、非接紐形距離検出器１０、例え
ば、障害物までの距離に応じて出力が変化する距離セン
サを設ける。この非接紐形距離検出器１０は、障害物ま
での距離を電圧に変化するためのものである。この非接
紐形距離検出器１０の出力電圧と設定値の差電圧を走行
用駆動モータの制御回路１１に印加することにより、走
行用駆動モータの回転数の最大値を制御するようになっ
ている。

前記走行用駆動モータの制御回路１１は、第２図に示す
ように、障害物までの距離を電圧として出力する非接紐
形距離検出器（距離センサ）　１０の出力電圧を増幅器
１２で増幅し、差動増幅器１３の一方の入力端子に入力
する植成になっている。差動増幅器１３のもう一方の入
力端子には、例えば、ボリウム等からなる速度調整器１
４が接続されている。

差動増幅器１３は、前記二つの入力の差電圧を増幅し、
障害物までの距離に応じた速度制御信号として出力する
。この速度制御信号は、走行用駆動モータ１９の速度制
御回路１５に入力される。

一方、増幅器１２の出力は、比較器１６の一方の端子に
接続され、もう一方の入力端子には分圧抵抗１７Ａ、１
７Ｂからなる電圧設定抵抗器１７が接続されている。そ
して、障害物までの距離に対応した電圧が電圧設定抵抗
器１７により設定された電圧に一致すると、ブレーキ制
御回路１８へ信号を送り、速度制御回路１５を介して走
行用駆動モータ１９の回転を停止するようになっている
。

このように構成することにより、障害物までの距離に応
じて走行用駆動モータ１９の回転を停止することにより
、制動距離を短くしたので、装置外形寸法を短くするこ
とができる。これにより、装置の移動を効率良く、かつ
、安全に行うことができる。

〔実施例■〕

第３図は、本発明の実施例■の移動形Ｘ線装置用走行安
全装置の走行用駆動モータの制御回路の概略構成を示す
ブロック図である。

本実施例■の走行用駆動モータの制御回路は。

第３図に示すように、装置の所定位置に移動速度検出器
２０を設け、障害物までの距離を検出する非接触形距旅
検出器１０の出力と移動速度検出器２０の出力が、増幅
器１２及び２１を介して比較器１６に入力されるように
なっている。前記移動速度検出器２０は１例えば、走行
用駆動モータ１９の回転数などから移動速度を検知する
ものである。

前記比較器１６は、移動速度が早い時には、障害物まで
の距離が比較的長い地点で、また、移動速度が遅い時に
は、障害物までの距離が短い地点で信号を発生し、この
信号をブレーキ制御回路１８に入力する。ブレーキ制御
回路１８から信号が出力されると、速度制御回路１５を
介して走行用駆動モータ１９の回転を停止する。

このように構成することにより、装置の走行速度に応じ
て、障害物の検出距離が変わり、速い速度で走行してい
る時に障害物を検知しても充分な制動距離を確保できる
ので、移動形Ｘ線装置の移動を安全に停止させることが
でき、かつ装置の移動を効率よくすることができる。

以上１本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように１本発明によれば、非接触形距離
検出器により障害物までの距離を検知し、装置の移動速
度を制御することにより、制動距離を短くシたので、装
置外形寸法を短くすることができる。

また、装置の走行速度に応じて、障害物の検出距離が変
わり、速い速度で走行している時に障害物を検知しても
充分な制動距離を確保できるようにしたので、移動形Ｘ
線装置の移動を安全に停止させることができ、かつ装置
の移動を効率よくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の移動形Ｘ線装置用走行安
全装置の概略構成を示す斜視図、第２図は１本実施例の
走行用駆動モータの制御回路の概略構成を示すブロック
図。 第３図は、本発明の実施例Ｈの移動形Ｘ線装置用走行安
全装置の走行用駆動モータの制御回路の概略構成を示す
ブロック図、 第４図は、従来の移動形Ｘ線装置用走行安全装置の問題
点を説明するための図である。 図中、１０・・・非接触形距離検出器、１１・・・走行
用駆動モータの制御回路、１２．２１・・・増幅器、１
３・・・差動増幅器、１４・・・速度調整器、１５・・
・速度制御回路、１６・・・比較器、１７・・・電圧設
定用抵抗器、１８・・・ブレーキ制御回路、１９・・・
走行用駆動モータ、２ｏ・・・移動速度検出器である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｘ線撮影装置が載置され駆動モータで走行する台
   車の前部に非接触形距離検出器を配設し、該非接触形距
   離検出器の出力により前記走行用駆動モータの回転数を
   制御する手段を設けたことを特徴とする移動形Ｘ線装置
   用走行安全装置。
2. （２）Ｘ線撮影装置が載置され駆動モータで走行する台
   車の前部に非接触形距離検出器を配設し、該非接触形距
   離検出器の出力により前記走行用駆動モータの回転数を
   制御する手段を設けた移動形Ｘ線装置用走行安全装置で
   あって、装置の所定位置に移動速度検出器を設け、該移
   動速度検出器の出力と前記非接触形距離検出器の出力か
   ら移動速度に対して障害物の検知距離を変える手段を設
   けたことを特徴とする移動形Ｘ線装置用走行安全装置。