JPS6228427A - カバリング糸 - Google Patents

カバリング糸

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Publication number
JPS6228427A
JPS6228427A JP16621285A JP16621285A JPS6228427A JP S6228427 A JPS6228427 A JP S6228427A JP 16621285 A JP16621285 A JP 16621285A JP 16621285 A JP16621285 A JP 16621285A JP S6228427 A JPS6228427 A JP S6228427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
core
winding
covering
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP16621285A
Other languages
English (en)
Inventor
尾関 二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP16621285A priority Critical patent/JPS6228427A/ja
Publication of JPS6228427A publication Critical patent/JPS6228427A/ja
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、芯糸より太い巻糸と芯糸とからなるカバリン
グ糸に関する。
(従来の技術) 一般に糸の外観上見えると好ましくない糸を隠す方法と
して従来から他の糸でカバリングする方法が用いられて
きた。そして従来のカバリング糸は、中空スピンドルを
利用したカバリング撚糸機で製造されている。
しかしながら、従来のカバリング糸は、カバリング撚糸
機の構造上の特徴から、確実に巻糸が芯糸に巻きついて
いる点では優れたものであるものの、あくまでも芯糸が
巻糸より太いものに限られていた。芯糸より巻糸が太い
場合には芯糸に張力をかけながらより太い巻糸を巻きつ
けるため糸切れが多く、かかる場合には所望のカバリン
グ糸が得られなかったためである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、芯糸より太い巻糸を用いたカバリング糸は、
ある分野では非常にその出現が望まれているものである
。例えば、帯電防止用に黒色のカーボン糸を用いるとき
に、線糸や他の糸との交撚糸で用いると黒色が表面に現
われるのでこの黒色のカーボン糸を芯糸にして巻糸で被
覆して用いたりする場合、また、金属製導電糸を用いて
絶縁性の高い糸で被覆して用いる場合には、高価なカー
ボン糸や金属製導電糸はできるだけ細いものが好ましい
ものである。しかし、細い芯糸を用いて従来のカバリン
グ撚糸機でカバリング糸を得ることは殆んど不可能であ
った0 本発明は、芯糸より太い巻糸と芯糸とからなるカバリン
グ糸を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために、次の手段をと
るものである。すなわち、本発明は、芯糸と2〜4本の
巻糸とが合撚されており、前記芯糸より太い該巻糸の合
撚前の撚方向と合撚の撚方向とが逆方向であり、該巻糸
の解撚による撚伸びによって前記巻糸が該芯糸のまわり
に被覆する如く巻きついていることを特徴とするカバリ
ング糸である。
以下に本発明を図にもとづいて説明する。
本発明にかかるカバリング糸は、芯糸と2〜.4本の巻
糸とが合撚されてなるものである。第1図、第2図は本
発明のカバリング糸の1例の断面図を示すもので、1は
芯糸、2.3.4は巻糸である。
第3図は第1図に示されるカバリング糸の側面図である
。芯糸は巻糸より細くなければならない。
これは後述のように巻糸の撚伸び現象によって被覆効果
をより多く発揮させるためである。この意味から巻糸が
芯糸に対して2倍以上の太さを有することが好ましい。
しかしながら、その太さもおのずと制限があり、巻糸は
芯糸に対して15倍以下の太さを有することが好ましい
。芯糸としては好ましくは10〜150デニールのフィ
ラメント糸または紡績糸が好ましい。芯糸としては、撚
数が存在していても存在しなくても良いが、好ましくは
フィラメント糸の場合に撚係数4000〜2200Q紡
績糸の場合インチ方式で撚係数2.3〜5.0の撚数が
存在していることが好ましい。撚数が存在する場合には
かかる芯糸の撚方向は合撚方向と同一であることが必要
である。これは、芯糸をその撚縮みによってカバリング
糸の中に入りこませて、カバリング効果を上げるためで
ある。芯糸1は好ましくは1本であることが好ましい。
そして、芯糸lの素材は、別設限定はないものの、導電
性繊維、金JiiIlli維などが好ましい。
さて、このような芯糸工のまわりに巻糸が2〜4本被覆
する如く巻きついているわけであるが、第1図、第2図
に巻糸が2本\3本の場合が示される。該巻糸には、も
ともと合撚の方向とは逆方向に撚数が加えられている。
好ましくはフィラメント糸の場合には、4000〜26
000の撚係数が、紡績糸の場合にはインチ方式で2.
3〜5.5の撚係数が加えられている。これは、合撚の
方向とは逆方向なので、巻糸は撚伸び現象が生じ芯糸は
逆に撚縮み現象が生じることによってあたかも芯糸を被
覆する如く芯糸のまわりに巻きつくのである。
例えば、第1図の如く2本の巻糸・1本の芯糸の場合に
あっても、合撚された状態にあっては第3図に示される
ように巻糸の撚伸びによって糸のふくらみ効果や壁撚効
果により部分的に芯糸1が巻糸2.3の間から覗くにす
ぎないのである。巻糸の本数は2〜4本であるが、2本
未満では被覆しニ〈く、また4本を超えるとカバリング
糸としての太さが太くなりすぎコストも高くなって好ま
しくない。そして、かかる巻糸の素材は、ポリエステル
繊維、ポリアクリル繊維、ナイロン繊維、ベンゾエート
繊維などの合成繊維、半合成繊維、植物性sin、動物
性繊維などがあげられるが、また、その形態もフィラメ
ント糸(マルチフィラメント糸、モノフィラメント糸)
、紡績糸のいずれでも良い。
そして、前記芯糸と2〜4本の巻糸とは合撚されている
が、このカバリング糸が有する撚係数は、フィラメント
糸の場合に3000〜22000、紡績糸の場合に1.
5〜4.5の範囲のものが好ましい。撚係数が3000
.又は165未満の場合にはカバリング効果が悪くなり
、また22000、又は4.5を超えると糸が粗剛とな
り、またトルクも強くなって扱、いにくくなるので叙上
の範囲とするのが好ましい。そして合撚方向ともともと
巻糸の有している撚方向とは逆方向でなければならない
。けだし合撚によって巻糸に撚伸びを生じさせて芯糸を
被覆する如く巻き付かせるためである。なお、撚係数を
算出するに当っては、フィラメント糸の場合にはm数の
単位としてt/ m %番手の単位としてデニールを用
い、紡績糸の場合には夫々t/in英式綿番手を用いる
次にかかるカバリング糸を製造する方法の一例を簡単に
脱朋する。まず、芯糸と該芯糸より太い2〜4本の巻糸
とを引揃え、ついで巻糸の撚方向とは反対方向に実撚を
好ましくは、巻糸がフィラメント糸の場合には撚係数3
000〜22000の、紡績糸の場合には撚係数1.5
〜4.5の実撚をかけるのである。この際、巻糸は合撚
方向と逆方向に実撚を好ましくはフィラメント糸の場合
には撚係数4000〜26000 、紡績糸の場合には
撚係数2゜3〜5.5の実撚を有している。なお、引揃
える際の単位太さ当りの張力(例えばり/dで表わされ
る張力)については、芯糸の張力を巻糸の張力より大き
くすることが好ましい。
(実施例) 実施例1〜9 、M Pに導電性繊維のマルチフィラメント糸(m’を
面積比で15%のカーボンを島とし85%のナイロンを
海とする海鳥型フィラメントよりなる。)を用い、巻糸
にポリエステル繊維65重量%、錦織m35重gk%の
混紡糸、又はポリエステルマルチフィラメント糸を用い
、巻糸本数を1本、2本、3本、4本、5本と変化させ
て夫々前記芯糸と合糸してS撚の合撚を加えてカバリン
グ糸を製造し、このカバリング糸を織物の経糸に一定間
隔で配列して織物を製織した。なお、芯糸にはS撚のあ
るものとないものとを用いた。このようにして得たカバ
リング糸と織物とを肉眼で観察して芯糸露出個数と織物
表面における芯糸の目立ち程度を評価した。その結果は
第1表に示すとおりである。
表中でに/Cはポリエステルステープル65%、綿35
%の混紡糸を、PEFはポリエステルフィラメント糸を
いう。
第1表から明らかなように本発明の随2〜7のものは、
織物外観における芯糸の目立ちは殆んどなく、芯糸が巻
糸によって充分にカバーされた良好なカバリング糸であ
った。これに対して、随1、随8のものは、巻糸の本数
の関係で芯糸が目立ち、またm9のものは、芯糸が巻糸
より太いために被覆が充分でなかった。
(発明の効果) このように本発明のカバリング糸は、芯糸より太い巻糸
が2〜4本芯糸を被覆する如く巻きついたものであるた
めに芯糸露出も少なく、織物に用いた場合であっても商
品価値を損なうことのないものを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明に係るもので、第1
図は芯糸が1本、巻糸が2本、第2図は芯糸が1本、巻
糸が3本の場合のカバリング糸の断面図、第3図は第1
図のカバリング糸の側面図である。 1・・・芯糸、 2.3.4・・・巻糸特許出願人  
東洋紡績株式会社 s1m 第3図 第2図 ノー″:t′承 2.3、千・・ガ衆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯糸と2〜4本の巻糸とが合撚されており、前記芯糸よ
    り太い該巻糸の合撚前の撚方向と合撚の撚方向とが逆方
    向であり、該巻糸の解撚による撚伸びによって前記巻糸
    が該芯糸のまわりに被覆する如く巻きついていることを
    特徴とするカバリング糸。
JP16621285A 1985-07-26 1985-07-26 カバリング糸 Pending JPS6228427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16621285A JPS6228427A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 カバリング糸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16621285A JPS6228427A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 カバリング糸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6228427A true JPS6228427A (ja) 1987-02-06

Family

ID=15827178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16621285A Pending JPS6228427A (ja) 1985-07-26 1985-07-26 カバリング糸

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JP (1) JPS6228427A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0491244A (ja) * 1990-08-07 1992-03-24 Sankoo Seni Kk 複合糸の製造方法
JPH0564113U (ja) * 1992-02-05 1993-08-24 三ツ星ベルト株式会社 帯電防止用コンベヤベルト
JPH08113839A (ja) * 1994-10-13 1996-05-07 Cheil Synthetics Inc 長繊維・短繊維の複合糸製造方法
JP2010236167A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Unitika Trading Co Ltd 導電ミシン糸及び織編物
JP2010255157A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Unitika Trading Co Ltd 耐湿熱性導電ミシン糸及び織編物

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