JPS6228394Y2 - - Google Patents

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JPS6228394Y2
JPS6228394Y2 JP1983093539U JP9353983U JPS6228394Y2 JP S6228394 Y2 JPS6228394 Y2 JP S6228394Y2 JP 1983093539 U JP1983093539 U JP 1983093539U JP 9353983 U JP9353983 U JP 9353983U JP S6228394 Y2 JPS6228394 Y2 JP S6228394Y2
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JP
Japan
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blade
cutting
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away
angle
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JP1983093539U
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JPS6098U (ja
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Priority to JP9353983U priority Critical patent/JPS6098U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は一般事務所、学校等の書類、雑誌、印
刷物等の中小量の用紙類を裁断する卓上断裁機及
び多量用紙を裁断する自動の断裁機に関し、特に
裁断刃の改良された断裁機に係る。
従来技術 従来使用される断裁機は中小量のものでは通常
カツタと称され手動操作によつて垂直に設けられ
た長い平刃を斜め上下方向に移動して用紙類を裁
断するもの或いは多量に裁断するものはモータの
回転によつて長い平刃を斜め上下方向に移動させ
て自動で裁断するものが市販されている。しかし
この断裁機を使用する一般の需要家は研磨機を所
有せず自身で再研磨できないために外部に依頼す
ることになるがその再研磨時の着脱の手間を要し
研磨で取外している間は使用できないという不便
があり、つい新しい刃に取換えるという事態にな
つて経費がかゝるものである。この刃の取換え費
用を少くするため刃を薄く小さくすると一般に使
用されている第1図のような裏刃式では止ねじの
めねじをたてねばならずねじ山数が少くなるとと
もに焼入れ後ではねじたてが不可能で焼入れ前で
は焼入れ歪により位置が狂い切断力で刃が曲がる
可能性がある。更にまた裏刃を第2図または特開
昭48−63380号のように押えるとねじたての問題
は解消されるがほゞ全域で挾持する必要があり裁
断厚みが小さく制限される。
目 的 従つて本考案は上記の再研磨にかゝる数々の不
便がなく刃物の交換が容易で切れ味の良い状態で
使用できるとともに裁断厚みが大きくでき且刃取
換えの経済的な負担の少い断裁機を提供しようと
するものである。
解決手段 本考案は裁断刃を薄い小さなスロアウエイ刃と
しこの刃取付台に垂直面に対しほゞ刃角に等しい
取付斜面と刃の上端の峰が喰い込む角度を有する
段差を設け、刃先しのぎ面が取付台面より僅かに
突出し且ほゞ垂直になるように位置せしめ裁断巾
の外側の少くとも2個所において片押えで刃を固
定したものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。断裁機は卓上形を例とし、第3図、第4図に
おいて平板状のテーブル1の上面に前後支柱2,
3を立設し、この二つの支柱2,3の両側をサイ
ドフレーム4,5で連結して箱枠状とするととも
に、支柱2,3に摺動案内面6,7がそれぞれ内
方に向けて突設されている。この摺動案内面6,
7には第3図で左下りの斜め方向に長窓6a,7
aが穿設されており、この長窓6a,7aのそれ
ぞれに嵌装したガイドローラ9,10を側面に突
設した刃取付台8は案内される。この刃取付台8
は連結突座11において手動レバー12とリンク
レバー13で連結されていて、手動レバー12の
リンクモーシヨンによつて摺動案内面6,7に沿
つた垂直面内で斜めに移動するようになつてい
る。また刃取付台8には本考案のスロアウエイ刃
14が片押えによつて取付けられている。更に刃
取付台8の側方に並列して紙押え15が配置され
ており、この紙押えはサイドフレーム4の内側に
垂直方向に螺設したねじ軸16の先端に枢結され
ていてハンドル17を回転操作することによつて
上下動される。
次に本考案の要点である刃14及び刃取付台8
につきその形状並びに取付方法を説明する。スロ
アウエイ刃14は刃裏14cと刃表14aは平行
で刃先のしのぎ面14bと峰14fは平行又は平
行でない類似平行四辺形断面を有し、本例では厚
さ1.0〜3.5mm、巾20〜30mm程度、自動断裁機では
それに適合した厚みと巾をもち、長さは裁断巾よ
り両側の押え代分長い帯状の板材で特殊工具鋼で
作られている。刃取付台8の下端刃取付面の断面
形状は垂直面8aに対して刃取付角α′がスロア
ウエイ刃14の刃角αに対して等しいか僅かに大
きい傾斜面8bをなし、その長さは刃14の巾よ
り僅かに短かい。そしてその上端は段差8cを形
成し、段差の立上り角度β′は刃角α本例では約
20゜から大きな80゜迄の間好ましくは60゜で、ス
ロアウエイ刃14の峰14fの角度βと同角度か
僅かに小さく形成されている。スロアウエイ刃1
4の刃表14aを傾斜面8bと密着させ峰14f
を段差8cの角部に圧着すると刃先のしのぎ面1
4bは刃取付台8の垂直面8aより僅かに突出し
垂直か又は刃取付角α′がαより大きな角度分傾
斜する。スロアウエイ刃14は裁断用紙の裁断巾
の両外側で用紙類の裁断厚みを制限しないように
両外側の2個所において刃押え18がボルト19
によつて片押えの形で締付けられていて表刃形式
をなしている。この締付け力は少くともスロアウ
エイ刃14が落下しない程度の力が必要であり、
必要により刃表面に長手方向の溝14dを刻設し
ておき刃押え18の押え面18aに溝14dに係
止する凸部18bを設けておくか、押え面18a
に弾性部材例えば硬質ゴム或いは板ばねを介在し
て締付けることがなされる。更に刃物の長さが約
500mm以上となるとき第8図のように頭の没んだ
皿びす止め、第9図のようなフツク20により刃
物に穿設された傾斜窓14gを係止して締め上げ
止め、若しくはマグネツト21を埋設しておいて
刃裏面を吸着する方法等を随時並用するものであ
る。なお刃角αと段差の立上り部の角度β′、即
峰14fの角度βとを等しくしておけばスロアウ
エイ刃14は上下反転して使用可能である。
用紙を裁断するにはテーブル1上の所定位置に
用紙を位置決めし、ハンドル17を回転して紙押
え15を下降して固定したのち、手動レバー12
を下方に押し下げることにより、スロアウエイ刃
14が摺動案内面6,7に沿い下降して裁断を行
う。この裁断時刃先にかゝる力Fの分力は第7図
のようにF1とF2方向となり、分力F1によつてス
ロアウエイ刃14は刃先を支点として矢印P方向
に回わされようとするが段差の立上り角度β′が
80゜以下に形成されているために旋回力は受け止
められて刃が取付面から外れることはない。長時
間の使用の結果スロアウエイ刃14が摩耗して切
れ味が低下若しくは刃欠けが起つた場合にはスロ
アウエイ刃14を取換える。即ち手動レバー12
を途中迄おろしサイドフレーム5の用紙通過口よ
り両端の刃押え18,18のボルト19,19を
ゆるめスロアウエイ刃14の締付を開放して、支
柱3の側窓3′よりスロアウエイ刃14を押し支
柱2の取出口2′より引き出し使い捨てる。そし
て新しいスロアウエイ刃14を取付斜面8bに沿
い刃押え18の間に挿入し刃を段差8cに圧着し
たのちボルト19,19をしめて刃押え18,1
8で締着するものである。仮りにスロアウエイ刃
14の上端の峰14fが段差の角部8cに密着さ
れていないとしても、用紙の裁断に入るとその裁
断力の分力F2によつて刃14の峰は自づと段差
8cに圧着されて行き旋回力も完全に受け止めら
れるものである。なお刃角α=βとなした場合は
反転使用できることは勿論である。
効 果 以上詳述したように本考案は断裁機の取付刃を
薄板のスロアウエイ刃としたので刃押えをゆるめ
るだけで簡単に取外しができ、予備の刃を数枚準
備しておくことにより交換時間が少ないうえ再研
磨等の手待ち時間は一切要しないのみならず研磨
費用が不要で薄板で小形のため刃物費用としても
大きな負担とならずすこぶる経済的である。ま
た、表刃形式とし裁断巾の外側において刃押えで
止めるようになしたので裁断厚みが大きくとれ融
通性に富むものである。更にスロアウエイ刃の断
面形状を類似平行四辺形となして刃取付部の段差
角部に刃の峰を係合させたので位置決めを行うと
ともに裁断分力による旋回を防ぐことができるの
みならず刃裏面が取付斜面に密着させるような力
を発生させ薄いスロアウエイ刃に対して剛性を増
大させる特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の刃取付例の図、第2図は同じく
他の取付例の図、第3図は卓上裁断機に取換刃を
装着した側面断面図、第4図は第3図のA−A線
断面図、第5図は刃取付台にスロアウエイ刃を取
付けた図、第6図は第5図のB−B線断面図、第
7図は裁断時の切断分力の関係を示す図、第8
図、第9図、第10図は長い刃に対する中間取付
を例示した図である。 8……刃取付台、8b……取付斜面、8c……
段差、14……スロアウエイ刃、14a……刃
表、14b……しのぎ面、14c……刃裏、14
f……峰、18……刃押え。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 用紙類の裁断をするスロアウエイ裁断刃のし
    のぎ面をほぼ垂直に刃取付台に保持するととも
    に刃の上端の峰を段差に係合させた断裁機にお
    いて、スロアウエイ裁断刃を断面が類似平行四
    辺形に形成し、峰を受ける段差の立上がり角度
    β′を刃角α≦β′<80゜に形成し、裁断巾の少
    なくとも外側2個所において片押えによつて落
    下しないようにスロアウエイ裁断刃を固定して
    なり、裁断刃を片面で取付けたことを特徴とす
    る断裁機。 (2) 峰を受ける段差の立上がり角度β′と峰の角
    度βとの関係がβ′≦βである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の断裁機。
JP9353983U 1983-06-17 1983-06-17 断裁機 Granted JPS6098U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9353983U JPS6098U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 断裁機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9353983U JPS6098U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 断裁機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6098U JPS6098U (ja) 1985-01-05
JPS6228394Y2 true JPS6228394Y2 (ja) 1987-07-21

Family

ID=30224415

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JP9353983U Granted JPS6098U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 断裁機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03122212U (ja) * 1990-03-24 1991-12-13

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4863380A (ja) * 1971-11-23 1973-09-03

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JPS6098U (ja) 1985-01-05

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