JPS6228301A - 自動充填ラインの運転制御方法 - Google Patents

自動充填ラインの運転制御方法

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JPS6228301A
JPS6228301A JP15863285A JP15863285A JPS6228301A JP S6228301 A JPS6228301 A JP S6228301A JP 15863285 A JP15863285 A JP 15863285A JP 15863285 A JP15863285 A JP 15863285A JP S6228301 A JPS6228301 A JP S6228301A
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shaped container
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宮嶋 健志
宮田 義克
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上皇剋里公立 本発明は自動充填ラインの運転制御システムに関するも
のであり、更に詳しくは、例えば紙パツクのようなカッ
プ状容器内に牛乳や果汁のような液状の加工食品あるい
はアイスクリームや固形スープのような半固形状の加工
食品を充填シールするために使用される自動充填ライン
の運転制御システムに関するものである。
従来立茨歪 液状の加工食品もしくは半固形状の加工食品を紙パツク
のようなカップ状容器内に封入し流通に便利な、且つ衛
生的な製品に仕上げるためカップ状容器内に封入すべき
内容物の種類や分量に応じて種々の型式の自動完膚装置
が市販されている。
←1 しよ°と るμ・1 しかしながら、在来の自動充填装置は、単一の種類の加
工食品に対して充填・密封機能を発揮し得るように構成
されている場合が多く、また同一種類の加工食品を充填
対象とする場合に於いても、充填量の変化に応じてカッ
プ状容器の供給条件あるいは充填装置や密封装置の作動
条件を開整することが容易でなく、自動充填ラインの稼
動効率を向上せしめる上に大きな制約が認められていた
。このような実情にも拘らず食生活の多様化に伴なって
自動充填ラインに投入される食品材料の種類は激増の一
途をたどっており、このような市場環境の変化に対応し
得る仕掛銘柄や充填量の切替機能を向上せしめた自動充
填装置乃至は自動充填ラインの提供が強く要望されてい
る。このような要請に答えるため、本発明の出願人は、
無端搬送ベルトによって構成されたカップ状容器の移送
経路に配設すべきカップ状容器の供給装置、内容物の充
填装置、カップ状容器の密封装置とその付属装置、なら
びにカップ状容器の送り出し装置として、実願昭59−
171991号(カップ充填装置に於′tす、るカフブ
受はコンベア)、実願昭59−176475号(カップ
供給装置)、実願昭59−176477号(カップ充填
装置のノズル)、特願昭59−245287号(カップ
充填機に於けるノズル交換装置)、特願昭58−166
945号(カップシール装置)、特願昭59−2452
88号(カップ充填器に於けるシール供給装置)、実願
昭59−176476号(カップ充填器に於けるトップ
シールの受渡し装置)、実廓昭59−184768号(
カップ充填機に於けるシール受金交換装置)、特願昭5
9−252262号(カップ充填機に於けるソースなら
びに外蓋の供給装置)、ならびに実願昭58−1395
06号(カップ送り出し装置)等を提案している。しか
しながら、これらの装置は、本来、それぞれが異なった
機能を有し、別゛々に作動するように構成されているか
ら、無端搬送ベルトによって構成されたカップ状容器の
移動経路に沿ってこれらの装置を順次配設しただけでは
、仕掛品または充填容量の切替えに即応し得る自動充填
ラインの完全自動化を達成することは不可能である。即
ち、上記装置によって構成される充填ラインに、これら
の装置を単独運転と半自動運転もしくは自動運転に切替
えるためのコンピュータを内蔵した制御装置を設けるこ
とによって、初めて仕掛品または充填容量の切替えに迅
速に対応し得る自動充填ラインの運転制御システムが確
立される。
しかしながら、在来の自動充填ラインに於いては、個々
の装置は勿論のこと、上記制御装置にも仕掛品または充
填容量の変更があった場合の運転モードの切替え手段に
関して充分な考慮が払われておらず、このため仕掛品や
充填容量の切替えに際しては充填ラインを停止して個々
の装置を段取り換えし、運転モードを補正した後でなけ
れば充填ラインの運転を再開できないという不都合が認
められた。この段取り換えには長時間を要するから、充
填ラインの稼動効率が大幅に低下し、更に仕掛品の種類
や充填容量の聞整範囲も大幅に制約される。
本発明の主要な目的は、在来の自動充填ラインに認めら
れた上記の如き問題点を解消し得る自動充填ラインの運
転制御システムを提供することにある。
μ 占 ”′ るための 斯かる目的に鑑みて本発明は、無端微速ベルト(1)に
よって構成されたカップ状容器(2)の移送経路に沿っ
て、カップ状容器の供給装置(3)、内容物の充填装置
(4)、カップ状容器の密封装置(5)、該密封装置に
連設された付属装置(6)およびカップ状容器の送り出
し装置(7)を順次配設してなる自動充填ライン(L)
に於いて、該自動充填ラインの綜合操作盤として機能す
る主操作盤(MP)と、咳主操作盤に接続され前記各装
置(1)および(3)乃至(7)用の個別操作盤として
機能する第1乃至第3の副操作盤(SPl)、(SP2
)および(SP3)とによって運転モードの制御システ
ムを構成し、第1の副操作盤(SP、)によって無端搬
送ベル) (1) 、カップ状容器の供給装置(3)な
らびに充填装置(4)の運転モードを制御し、第2の副
操作盤(SP2)によってカップ状容器の密封装置(5
)の運転モードを制御し、また第3の副操作盤(SPa
)によって前記カップ状容器の密封装置(5)に連設さ
れた付属装置(6)およびカップ状容器の送り出し装置
(7)の運転モードを制御し得るように構成した自動充
填ライン(L)の運転制御システムを要旨とするもので
ある。
詐訓 主操作盤(MP)ならびに第1乃至第3の副操作盤(S
Pl )、(SP2 )および(SPa)のキイボード
上に配置されたスイッチ類の選択操作によって、無端搬
送ベルl−(1) 、カップ状容器(2)の供給装置(
3)、充填装置(4)、カップ状容器の密封装置(5)
、付庇装置(6)およびカップ状容器の送り出し装置(
7)の運転モードを、手動運転モード、段取り換え運転
モード、装置別自動運転モードおよび自動運転モードに
切替え、仕掛品もしくは充填量の切替えに適合した運転
条件を作り出す。
」」1阿 第1図および第2図は、本発明に係る自動充填ラインの
全体的なレイアウトを示す平面図および正面図であり、
第3図乃至第6図は主操作盤および副操作盤のキイボー
ド上に配置されたスイッチ類の平面図である。また第7
図乃至第14図は、主操作盤および副操作盤のキイボー
ド上に配置された前記スイッチ類の操作要領を説明する
フローダイアダラムであり、第15図乃至第33図は、
自動充填ラインに配設された各種装置の概略構造を例示
する説明図である。
本発明に係る自動充填ラインの運転制御システムの説明
に先立って、主操作盤(MP)ならびに副操作盤(SP
り、  (SP2 )および(SP3)によって運転モ
ードを切替えられる無端搬送ベル) (1) 、カップ
状容器(2)の供給装置(3)、充填装置(4)、カッ
プ状容器の密封装置(5)、付属装置(6)ならびにカ
ップ状容器の送り出し装置(7)についてそれぞれの機
能の概略を説明する。
自圧    ゛ ベル カップ供給装置から切り出されたカップ状容器(2)を
移送するための無端搬送手段であって、コンベアベルト
はその上面に載置されたカップ状容器(2)をコンベア
ベルトの走行方向(F)およびコンベアベルトの幅方向
から押圧挟持する2組のカップ状容器(2)の支持機構
(SI)、  (32)を備えており、カップ状容器(
2)の容量を変更する際のカップ状容器(2)の挟持寸
法の変換装置として、前記支持機構(Sl)、  (5
2)は、先端にカム従動子(24a)、  (24b)
を装着しコンベアベルトの走行方向CF)と直交する方
向に変位するロンド(25) 、  (26)と、前記
カム従動子(24a)、  (24b)を介してロンド
(25) 、  (26)を押圧駆動するカム(27a
)、  (27b)と、ギヤボックス(28)を介して
前記カム(27a)、  (27b)を駆動するモータ
(Ms )、  (M2)を備えている。このようなカ
ップ状容器(2)の支持機構を使用することによって、
無端搬送ベルト上に送り出されたカップ状容器(2)は
、その外形寸法に適合した整列姿勢を確保することがで
きる。
■、カー   ヨ     、18 定速移動するコンベアベルト(1)上にカップ状容器(
2)を間歇的に供給するための装置であって、周壁面(
20)にカップ状容器(2)のフランジ(21)を支持
する螺旋溝(22)を形成した複数個のカップ状容器の
取出しカム(23)、  (23)・・・と、これらの
複数(Hのカップ取出しカム(23) 、  (23)
・・・相互間で螺旋溝(22)の相対配設位置を個別的
に調整するクラッチ機構(CL)とを備えている。この
クラッチ機構(CL)によってカップ状容器(2)の取
出しカム(23) 、  (23)・・・の相対位置を
調整することによって、カップ状容器(2)は、その外
形寸法に適合したコンベアベルト(1)上へ(7)供給
姿勢を確保することができる。
■、  −イ  (19’−21央昭 前記カップ供給装置の下流側には、カップ状容器(2)
内に液状もしくは半固形状に調合された内容物を定量充
填するためのノズル群からなる充填装置が配設されてい
る。該充填装置(4)には、所定の配設ピッチ(P)を
維持して装着された複数個の使用済みノズル(29) 
(29)・・・と、ノズルストフカ−(30)に所定の
配設ピッチを維持して装着された複数制の使用予定ノズ
ル(31) 、  (31)・・・とを交換するため、
所定個数の使用予定ノズル(31)を同心円上に略等間
隔に着脱自在に装着し、使用予定ノズル(31)の配設
ピッチに対応して間歇回転するノズルストッカー(30
)と、充填装置(4)とノズルストフカ−(30)との
間に位置して使用済みノズル(29)と使用予定ノズル
(31)との交換動作を行う回転アーム機構(32)と
からなるノズル交換装置が設けられている。回転アーム
機構(32)は、使用済みノズル(29)および使用予
定ノズル(31)をノズルス)7カー(30)および充
填装置(4)から着挽する受渡し手段(33)と、充填
装置(4)とノズルストッカー(30)との間にノズル
の移動経路を形成する可逆回転式の割出し手段(34)
と、充填装置の進行方向と平行する方向(A)に該回転
アーム機構(32)自身とノズルストフカ−(30)と
を、充填装置(4)上で隣り合うノズル(29) 。
(29)間の距離づつ同時に水平移動させる駆動手段を
備えている。充填装置(4)には前記ノズル交換装置の
ほかに、カップ状容器(2)内に充填する加工食品を切
替えるときに、ノズルを始めとする液状もしくは半固形
状の加工食品の流路を洗浄するための集中循環洗浄装置
ならびに切替え洗浄装置(何れも図示省略)が設けられ
ている。集中循環洗浄装置は弱酸性の洗浄液や中和液と
して使用する弱アルカリ液および洗浄水の供給装置と、
上昇位置に於いてこれらの洗浄用液体の流路を切替える
ための弁機構とによって構成されている。
ノズル(35)は、どのような構造のものでも使用可能
であるが、例えば有底円筒状を為すノズル本体(36)
と、第1の圧縮バネ(37a)を介して該ノズル本体の
外周面に嵌装された外筒(37)と、下端部をノズル本
体(36)の上部周壁面と外筒(37)の上部内周面と
の間に滑動可能に嵌装し上部に充填装置(4)の嵌着座
(38)に嵌まり込む鋼球(39)を嵌装支持してなる
内筒(40)と、前記外筒の上端部に座着する第2の圧
縮バネ(41)を介して外筒(37)ならびに円筒(4
0)の外周面に対し滑動可能に嵌装された溝(42)付
きスリーブ(43)とによって構成され、前記ノズル本
体く36)の底壁面に、下方に向って放射状に開いた複
数本の注液口(44)を同心円状に穿設したものが好適
である。
■、・・4(22° 27詔 第1図および第2図に見られるように充填装置の下流側
には、密封装置の本体構造に、シール供給装置、トンブ
シールの受渡し装置、シール受金の交換装置等の関連装
置を同調自在に連設してなる密封装置が配設されている
。密封装置の本体構造は、カップ状容器(2)と同一速
度でコンベアベルト(1)の移動経路に沿って往復移動
するヒータ(45)と、該ヒータの水平往復動機構(4
6)と、カップ状容器(2)の上面開口部のシール域に
於いてヒータ(45)にカップ状容器(2)の上縁部(
21)を圧着させる受金機構(47)から構成されてお
り、この受金機構(47)には、カップ状容器(2)の
上面開口部のシール域に於いて、カップ状容器(2)に
前記コンベアベルト(1)の移動経路に対して直交方向
への上昇ならびに下降運動を生じさせる複合カム機II
 (48)ならびに受金機構(47)をカップ状容器(
2)と同一速度で前記コンベアベルト(1)の移動経路
に沿って移動させる無端搬送手段(49)が連設されて
いる。
シール供給装置は、コンベアベルト(1)上に載置され
た状態で定速移動するカップ状容器(2)の上面開口部
に装着するトフブシール(50)をカップ状容器(2)
と同調送りするための装置であって、アルミニューム等
の金属箔と合成樹脂フィルムとのラミネート構造を有す
る長尺シール部材(51)または合成樹脂フィルム製の
長尺シール部材(52)を攪取ったリール(53)の回
転支持機構(54) 、リール(53)の回転支持機構
(54)から巻戻された前記長尺シール部材(51)ま
たは(52)の走行経路に沿って配設されたレジスタマ
ークの検出機構(55)、該レジスタマーク検出機構の
下流側に位置して長尺シール部材(51)または(52
)の種類に応じて作動状態と非作動状態とに切替えられ
るトップシールの切断ならびに受は渡し機構(56)か
ら構成されている。
一方、トップシールの受渡し装置は、定速移動するコン
ベアベルト(1)上に載置されたカップ状容器(2)に
トップシール(50)を供給するための受渡し装置であ
って、複数個のトップシール支持パッド(57)を略同
−の配設ピッチで同一円周面上に配設してなる回転ドラ
ム(58)と、この回転ドラム(58)に間歇回転運動
を生起させるためのバレルカム機構(59)を備えた回
転駆動装置と、トップシール支持パッド(57)上に送
り込まれた長尺シール部材(51)からトップシール(
50)を打ち抜く切断機構(60)と、この切断機構(
60)と同調して打ち抜かれたトップシール(50)を
吸引支持し、トップシールの位置がカップ状容器(2)
の上面開口部の位置と一致したとき、回転ドラム(58
)内の空気流路を負圧から正圧に切替えてトップシール
(50)をカップ状容器(2)上に移転させるトップシ
ール(50)の気送機構とによって構成されている。
またシール受金の交換装置は、カップ状容器(2)搬送
用のコンベアベルト(1)と同調しながら所定個数の受
金(47)をカップ状容器(2)との係合位置へ順次送
り出す水平コンベア機構(61)と、受金(47)のス
トッカーとして機能する垂直コンベア機構(62)と、
前記水平コンベア機構(61)と垂直コンベア機構(6
2)との間に位置してこれらのコンベア機構上に整列し
た受金(47)を2個1組で前記コンベア機構間に於い
て同時交換する受金(47)の自動交換機構(63)と
によって構成されており、この受金(47)の自動交換
機構(63)は、垂直コンベア機構(62)ならびに水
平コンベア機構(61)上に受金(47)を装着するた
めの受金挟持機構(64)と、譲受全挟持機構の回転駆
動手段(65)と、前記垂直コンベア機構(62)なら
びに水平コンベア機構(61)に対して前記2傷1組の
受金(47)を同時に上下動させる流体圧シリンダ機構
(66)と、前記受金挟持機構(64)に保持された2
個の受金(47)に同時前進ならびに同時後退運動を生
起させる流体シリンダ装置(67)とによって構成され
ている。
y−別m、工掴刈図万工」上図11叱り前記密封装置の
付属装置として自動充填ラインには、ソースならびに外
蓋の供給装置が付設されている。この装置は、カップ状
容器(2)の上面開口部に爆着されたトップシール(5
0)の上にソース封入袋体(68)と外蓋(69)とを
順次に供給するための自動送り出し装置であって、トッ
プシール(50)のフランジ前端部を下向きに折り曲げ
るためのバネ板を対向配置し、このバネ板の間にカップ
状容器(2)の通路を形成してなるトップシールの仮折
り機構(70)と、ソース封入袋体(68)の端縁部に
所定のピッチでプリントされたレジスタマークを検出す
る非接触型検出器(71)と、この非接触型検出器(7
1)の検出信号によって間歇駆動されるフィードローラ
(72)とを有するソース供給機構(73)と、カップ
状容器(2)の移動面に対して傾斜したスライド面(7
4)を形成すると共に、このスライド面の先端に外蓋(
69)の係止バネ(75)を装着し、この係止バネ(7
5)の下流側に外蓋(69)の押えローラ(76)を配
設してなる外蓋供給機構とによって構成されている。
■、  ・          ≧         
 9             ・ 2.Fr@L内容
物を充填された任意の外径寸法を有するカップ状容器〈
2〉を自動充填ラインから送り出すための装置であって
、自動先議ラインのコンベアベルト(1)上に支持され
た力、プ状容器(2)を、前記コンベアベルト(1)に
よる支持面(78)からカップ送り出し位置(79)に
向けて押し上げる傾斜した走行経路を形成してなる無端
搬送手段(80)と、カップ送り出し位置(79)に到
達したカップ状容器(2)を抱持するポケット(81)
を円周方向に沿って所定ピッチで配設してなる回転送り
機構(82)と、この回転送り機構の回動経路に沿って
配設された半径方向に調整可能な可動ガイド部材(83
)と、固定ガイド部材(84)からなるカップ状容器(
2)のガイド機構(85)とによって構成されており、
前記無端搬送手段(80)は揺動自在なカップ支持部位
(86)を有する所定個数のチェーン・リンク(87)
の接合体から構成されている。
上記無端搬送ベルト(1)、カップ状容器(2)の供給
装置(3)、内容物の充填装置(4)、カップ状容器の
密封装置(5)、付属装置(6)およびカップ状容器の
送り出し装置(7)は、主操作盤(MP)ならびに第1
乃至第3の副操作fli (SPt ) 、  (SF
3 )および(SF3)のキイボード上に配設されたス
イッチ類を選択的に操作することによって、それぞれの
運転モードを、手動運転モード、段取り換え運転モード
、装置別自動運転上・・−ドおよび全自動運転モードに
切替えるこ々ができ&o、、E記運転モードは本発明に
於いては下記の如く定義し得るものである。先づ、手動
運転モードは、制御対象とする装置を他の装置から完全
に切り離した状態で押しボタンスイッチや切替えスイッ
チの操作によってその装置だけを手動運転する運転モー
ドである。また、段取り換え運転モードは、カップ状容
器(2)の寸法や咳カップ状容器内に充填すべき内容物
の種類を切替える際の運転モードであって、自動充填ラ
インを構成するそれぞれの装置を他の装置から完全に切
り離した状態で、該対象装置のみを、自動充填ライン(
L)に新たに投入されようとしているカップ状容器(2
)の寸法もしくは該カップ状容器内に充填される内容物
の種類に適合するように個別的に調整する運転モードで
ある。これに対して装置別自動運転モード(以下、単口
運転モードと呼称する)は、第1乃至第3の副操作盤(
SPr )、  (SF3 )および(SF3)別にそ
れぞれの装置が無端搬送ベルト(1)上に投入された新
たな寸法規格(以下カップナンバーと呼称する)を有す
るカップ状容器(2)に対してウオーミングアツプ動作
を実行する運転モードである。即ち、単口運転モードは
、全自動運転の開始に先立って各装置に於いて個別的な
態様で自動運転を実行し、自動充填ライン(L)の運転
を再開したとき該自動充填ラインを構成している何れの
装置にも調整不良に起因するトラブルが発生しないよう
にチェ7りする運転モードである。また自動運転モード
は、自動充填ライン(L)を構成している前記無端搬送
ベルト(1)、カップ状容器(2)の供給装置(3)、
内容物の充填装置(4)、カップ状容器の密封装置(5
)、付属装置(6)ならびにカップ状容器の送り出し装
置を単一の充填機として同調下に連動させ、全自動的な
運転条件に従って内容物の充填動作ならびにカップ状容
器(2)のシール動作を実行する運転モードである。自
動充填ライン(L)の運転モードをカップナンバーの切
替えに際して上記の如く選択的に変更するため、主操作
盤(MP)および第1乃至第3の副操作盤(SPI )
、  (SPI )、  (SF3)には、運転モード
選択用の切替えスイッチが設けられており、主操作盤(
MP)および副操作盤(SPI)、(SF3 )。
(SF3)は共通のコンピュータ(図示省略)に接続さ
れることによって自動充填ライン(L)の運転操作回路
を形成している。
第3図は主操作盤(MP)のキイボード(10)の平面
図である。キイボード(10)には下記の機能を有する
押しボタンスイッチおよび切替えスイッチが配設されて
いる。
・操作電源 入/切: 自動充填ライン(L)の操作電源をON、OFF制御す
る。
・運転準備 入: 運転準備体制に入る。
・生産準備 一括/IF!J別: 生産準備人の一括/個別を選択する。
・生産準備 −招入: 上記生産準備 一括/個別の選択に於いて生産準備一括
を選択した場合、この押しボタンを押すことによって生
産準備体制に入る。
・モード選択: 運転モードを手動、段取り換え、単1および自動運転モ
ードに選択的に切替える。
・メインコンベアクラッチ 入: 手廻しハンドル用のクラッチを起動状態にする。
・グループ選択: このディジタルスイッチによって、カップナンバーに対
するデータの選択を行う。
・データ設定: このディジタルスイッチによってカップナンバーに対応
してグループ選択されたデータの設定を行う ・書込み: 自動充填ライン(L)がコンピュータにより制御されて
いないとき、データの書込みをおこなう。
・ランプチェック 入/切: 表示灯の点灯テストを行う。
・ブザー 人: ブザーが鳴る。
・異常リセット: 異常リセットを行う。
・データ表示(6セグメント): カップナンバーおよび該カップナンバーに対応するグル
ープ選択されたデータを表示する。
・コンピュータ制御 有/無: コンピュータ制御の有無を選択する。
・非常停止: 事故や故障等の非常時に自動充填ラインを一斉に停止さ
せる。
また、主操作盤(MP)の2面のキイボード(10)、
  (10)には、上記押しボタンスイッチおよび切替
えスイッチのほかにコンピュータ用の操作スイッチとし
て下記10個の押しボタンスイッチがそれぞれ配設され
ており、更にキイボード(10)に隣接して2面のデー
タ表示画面(14) 、  (14”)が配設されてい
る。
これらの操作スイッチの機能は下記の如くである。
・初期設定: 第1画面(14)にはカップナンバーおよび該カップナ
ンバーに対応する生産データが表示され、また第2画面
(14°)にはカップナンバーに対応する段取り換え状
況が表示される。
・生産準備: カップナンバーに対応して自動運転を行うための準備状
況をモニタする。
・データ R/W: カップナンバーに関連するデータの読出しと書込みを行
う。
・洗浄: 洗浄処理を施すべき充填装置の選択ならびに洗浄方法を
セットする。
・生産管理: カップナンバーに基き日報および月報をモニタする。
・警告・警報: 自動充填ラインに対する内容物およびカップ状容器(2
)の供給不足および供給不良箇所の表示と対策を表示す
る。
・異常: 自動充填ラインの異常箇所の表示と対策を表示する。
・リスト: 異常、警告・警報の内容を一覧表として表示する。
□ ・トラッキング: 自動充填ライン(L)に於けるカップ状容器(2)の状
態を各工程別に表示する。
・リセット: 第1画面および第2画面を初期設定状態に復帰させる。
第4図は第1の副操作盤(SPりのキイボード(11)
の平面図である。キイボード(11)には下記の機能を
有する押しボタンスイッチおよび切替えスイッチが配設
されている。
・手動/自動: 第1の副操作m (spt )によって制御される装置
の運転モードを手動と自動とに切替える。
・手動部段取り換え完了: 第1の副操作盤(SPI)によって制御される装置の段
取り換え準備が完了したとき、手動部の段取り換えを行
う。
・メインコンベア連続運転: 単向運転もしくは自動運転モードに於いて、カップナン
バーによって設定された走行速度でメインコンベア(1
)を駆動する。
・メインコンベアピンチ運転: 自動運転モードもしくは単口運転モートニあるメインコ
ンベア(1)をカップ状容器(2)の1ピッチ分づつ低
速で駆動する。
また、この押しボタンスイッチは、連続運転状態にある
メインコンベア(1)をカップ状容器(2)の1ピッチ
分だけ低速で駆動した後、停止させる機能をも備えてい
る。
・メインコンベア停止: メインコンベア(1)を停止させる。
・オーバーラン一時無効ニ オーバーラン・リミットスイッチの機能を一時的に無効
にする。
・カップ供給 入: 単口運転モードまたは自動運転モードにあるメインコン
ベア(1)上にカップ状容器(2)を供給する。
・カップ殺菌灯 入: 第1の副操作1(SPt)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
の殺菌灯を点灯する。
・充填物供給 入: 第1の副操作1i(SPt)によって制御される装置が
自動運転モードに置かれているとき、充填物の液面高さ
を制御する。
・第1充填機 入: 自動先議ライン(L)が単口運転モードに置かれている
とき、第1の充填装置がカップ状容器(2)に対して充
填動作を行う。
・第2充填機 入: 自動充填ライン(L)が単口運転モードに置かれている
とき、第2の充填装置がカップ状容器(2)に対して充
填動作を行う。
・第3充填機 入: 自動充填ライン(L)が単口運転モードに置かれている
とき、第3の充填装置がカップ状容器(2)に対して充
填動作を行う。
・メインコンベア部 入: 段取り換え準備が完了したとき、カップナンバーに対応
してメインコンベア部を段取り換えする。
・カップ供給部 入: 段取り換え準備が完了したとき、カップナンバーに対応
してカップ供給部を段取り換えする。
・ノズル交換 入: 段取り換え準備が完了したとき、カップナンバーに対応
するように内容物の充填ノズルを交換する。
一ノズルセント完了: 上記充填ノズルのセットを行う。
・切替え洗浄 入: 充填装置(ノズルユニット)を切替洗浄する。
第5図は第2の副操作盤(SP2)のキイボード(12
)の平面図である。キイボード(12)には下記の機能
を有する押しボタンスイッチおよび切替えスイッチが配
設されている。
・手動/自動: 第2の副操作盤(SP2)によって制御される装置の運
転モードを手動と自動とに切替える。
・手動部段取り換え完了: 第2の副操作盤(SPs+)によって制御される装置の
段取り換え準備が完了したとき、手動部の段取り換えを
行う。
・カップ供給 入: 自動充填ライン(L)が単口運転モードもしくは自動運
転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)をメ
インコンベア(1)上に供給する。
・ヒータ 入: 第2の副操作盤(SF3)によって制御される装置が自
動運転モードで運転されているとき、カップナンバーに
対応して設定された所定の温度にヒータを加熱する。
・シール殺菌灯 入: 第2の副操作盤(SF3)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、シール殺菌灯を点灯
する。
・力、7ト式シール 入: 第2の副操作盤(SF3)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、バキュームモータ、
シール捺印モータおよびロール駆動装置の電源を入れる
・連続式シール 入: 第2の副操作盤cspz)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、シール用フィルムの
連続式シ−ルと、シール用フィルムの連続巻取リモータ
を起動する。
・固形物充填 入: 第2の副操作盤(SPz)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれており、且つカップ状容器(2)
の中に液状もしくは半固形状内容物(例えばアイスクリ
ーム)のほかに固形物(例えばイチゴの果実)を充填し
ようとするとき、この押しボタンスイッチを押す。
・フィルム供給 入: 第2の副操作盤(SPz)によって制御される装置が単
口運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
の上面開口部にシール用フィルムを固着するための押し
ボタンスイッチであって、この押しボタンスイッチを押
すことによってシール用フィルムの切断装置、供給装置
およびシール装置が起動する。
・シール捺印 入: 第2の副操作盤(SF3)によって制御される装置が単
口運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
の所定の壁面に対して捺印動作を行う。
・受金交換 入: 自動充填ライン(L)の段取り換え準備が完了したとき
、受金のセットが完了していれば受金の交換を行う。
・受金セット完了: 受金のセントが完了する。
第6図は第3の副操作盤(SF3)のキイボード(13
)の平面図である。キイボード(13)には下記の機能
を有する押しボタンスイッチおよび切替えスイッチが配
設されている。
・手動/自動: 第3の副操作盤(SF3)によって制御される装置の運
転モードを手動と自動とに切替える。
・手動部段取り換え完了: 第3の副操作盤(SF3)によって制御される装置の段
取り換え準備が完了したとき、手動部の段取り換えを行
う。
・カップ供給 入: 自動充填ライン(L)が単口運転モードもしくは自動運
転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)をメ
インコンベア(1)上に供給する。
・ソース供給モータ 入: 第3の副操作盤(SF3)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、ロール駆動装置の電
源を入れる。
・外蓋1 人: 第3の副操作盤(SPa)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、第1の外蓋のホッパ
ー、パーツフィーダーおよびシュートバイブレークを駆
動する。
・外蓋2 人: 第3の副操作盤(SPs)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、第2の外蓋のホッパ
ー、パーツフィーダーおよびシュートバイブレータを駆
動する。
・搬出コンベア 入: 第3の副操作盤(SPa)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、メインコンベア(1
)に連設されたカップ状容器(2)の搬出コンベアを駆
動する。
・ソース供給 入: 第3の副操作盤(SPa)によって制御される装置が単
口運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
に対してソース供給動作を行う。
・外蓋供給 入: 第3の副操作盤(SPa)によって制御される装置が単
口運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
に対して外蓋供給動作を行う。
・持上げコンベア 入: 第3の副操作盤(SPY)によって制御される装置が自
動運転モードに置かれているとき、カップ状容器(2)
をメインコンベア(1)上から排出するための持上げコ
ンベアを、カップナンバーによって設定された所定の作
動位置に移動させる。
上記主操作盤(MP)および第1乃至第3の副操作盤(
SPI )、  (SF3 )、  (SPs )のキ
イボード(10) 、  (11) 、  (12)お
よび(13)に配設された上記押しボタンスイッチと切
替えスイッチを操作することによって自動充填ライン(
L)の運転モードを手動運転モード、段取り換え運転モ
ード、単口運転モードならびに自動運転モードの中から
選択することができる。
第7図乃至第14図は、主操作盤(MP)の2面のキイ
ボード(10)上に配設されたコンピュータ用操作スイ
ッチの操作手順を工程別に説明するフローダイアグラム
である。上記第7図乃至第15図に於いて太い実線で囲
まれた部分は、主撮作1i (MP)および第1乃至第
3の副操作盤(SPr )、(SPt )、(SPa 
)に接続されたコンピュータ(図示省略)の演算動作部
分を表示している。
以下、副操作盤のキイボード(11)、  (12)、
  (13)上に配置された押しボタンスイッチならび
に切替えスイッチの操作手続を説明する。
(1)手動運転モード 第1乃至第3のそれぞれの副操作盤別に手動操作するこ
とができる。まづ手動運転モードを選択する場合には、
主操作盤のモード選択セレクトスイッチを手動に、また
副操作盤のモード選択セレクトスイッチを手動に切替え
る。このスイッチ操作により手動操作可能を表示するラ
ンプが点灯し、それぞれの副操作盤によって制御される
装置が手動操作可能な状態に切替えられる。
次に各装置の手動操作条件を選択する場合には、副操作
盤の手動部選択用ディジタルスインチと手動種類選択用
ディジタルスイッチを操作して各手動操作部を選択し、
この状態で手動入神ボタンにより希望する動作を行う、
下記第1表は、−例として第1の副操作盤(SPI)に
於ける手動選択用ディジタルスイッチの番号と動作条件
を説明するものである。
−以下余白一 (2)段取り換え運転モード 各副操作盤毎に段取り換え操作を実行することができる
。段取り換え運転モードを選択するには、自動充填ライ
ン(L)内からのカップ状容器(2)の搬出が完了した
後、主操作盤(MP)の初期設定用の第1の画面に、こ
れから切替えようとしている新たなカップ状容器(2)
のカップナンバーを設定する。この後「運転モードを段
取り換えに切替えて下さい」との指示が出た段階で、主
操作盤(MP)のモード選択セレクトスイッチを「段取
り換え」に、全副操作盤(SPs )、(SF3)、(
SPa )のモード選択セレクトスイッチを「自動」に
切替える。
この操作によりそれぞれの副操作盤の段取り換え準備完
了ランプが点灯し、段取り換え操作の可能な状態となる
。このとき、主操作盤(MP、)の初期設定用の第2の
画面を利用することによって、段取り換え状況のモニタ
リングを行うことができる。
また各部段取り換え操作を実行するには、副操作盤のそ
れぞれの段取り換え押しボタンスイッチを押し、動作中
は押しボタンランプが点灯し、段取り換え完了時には押
しボタンランプが消灯するようにする。各部段取り換え
完了ランプの点灯により段取り換えの完了を確認する。
このとき、主操作盤(MP)の初期設定用の第2の画面
によるモニタリングもrNGJから「完了」へ表示が切
替わる。
以下、第1乃至第3の副操作盤(SPI )。
(SPz )、  (SPs )について各部段取り換
え手順と動作条件を説明する。
■、第1副操作盤(SPr) ・メインコンベア部段取り換え メインコンベア(1)の前後調整と左右調整をするため
新たなカップナンバーに対応するデータ値まで自動的に
移動する。
(操作条件) サーボ系起動条件 メインコンベア前後調整前後・後退限LSOFFメイン
コンベア左右調整左行・右行限LSOFFメインコンベ
ア停止 段取り換え受金交換完了 ・カップ供給段取り換え カップ供給高さを調整するため新カップナンバーに対応
するデータ値まで自動的に移動する。
(動作条件) サーボ系駆動条件 カップ供給高さ調整、上昇、下降限LSOFFカップ供
給部カップなし メインコンベア停止 ・ノズル交換段取り換え 初期設定画面に基いて設定されたノズルの交換および取
外しを自動的に行う。
(動作条件) 交換用ノズルをストッカーにセントし、ノズルセット完
了押ボタンON ノズル交換横行および旋回原点 ノズル交換装置原位置 サーボ系駆動条件 ノズル交換横行前進、後退限LSOFFノズル交換旋回
、復帰限LSOFF ・手動部段取り換え 作業者が段取り換え手動交換部の調整完了を確認するた
め、作業終了時に、手動部段取り換え完了押ボタンスイ
ッチを押す。
・洗浄段取り換え 第1の副操作盤(SPI)で洗浄モードを選択する。
運転洗浄: 自動充填ライン(L)の運転中でも使用していない充填
装置を集中循環洗浄することができる。
洗浄: 自動充填ライン(L)の停止時に充填装置を集中循環洗
浄または切替え洗浄することができる。
洗浄方法 集中循環洗浄時: 充填装置の弁機構を解放状態に維持するため充填装置(
ノズルユニット)を上昇端に位置させる。この状態で洗
浄液タンクおよび配管を充填装置に接続する。
切替え洗浄時: 切替え洗浄時に於いては、充填装置(ノズルユニット)
を、液状内容物の充填時と同様にその下降端に位置させ
る。
集中循環洗浄および切替え洗浄に於い て上記準備動作の完了が確認されたとき、それぞれの洗
浄装置のセット完了の押しボタンスイッチを押す。次に
作業者は主操作盤(MP)に戻り洗浄画面を見ながら洗
浄に必要なデータを設定する。この状態で集中循環洗浄
に於いては洗浄用ポンプモータを起動し、また切替え洗
浄に於いては第1の副操作1(SPt)の切替洗浄入用
の押しボタンスイッチを押す。斯くして、第1の副操作
盤の表示灯が点灯し、充填装置が洗浄過程にあることを
表示する。
■、第2副操作盤(SF3) ・受金交換段取り換え 旧カップナンバーと新カップナンバーとの比較により受
金交換の有無を判断し自動的に受金交換動作を行う。
(動作条件) 交換用交合をスト7カーコンベアにセントし受金セット
完了押ボタンON 受金ストッカーコンベア定位置 受金交換装置原位置 サーボ系駆動条件 ・シールヒート/カッタ段取り換え シールヒート/カッタ段取り換え入神ボタンスイッチを
押すことによりシールヒート/カッタ装置が段取り換え
位置に移動する。
熱板・カンタを交換しシールヒート/カッタ段取り換え
情理ボタンスイッチを押すことによりシールヒート/カ
ッタ装置が原位置に復帰する。
(動作条件) メインコンベア停止 ・手動部段取り換え 作業者が段取り換え手動交換部の調整完了を確認するた
め、作業終了時に手動部段取り換え完了押ボタンスイッ
チを押す。
■、第3副操作盤(SPa) ・力γブ持上げコンベア一段取り換え 新カップナンバーに基いて自動的に移動する。
(動作条件) カップ持上げコンベア上昇・下降限LSOFFメインコ
ンベア停止 ・捺印装置段取り換え 捺印装置段取り換え入神ボタンスイッチを押すことによ
り捺印装置1.2が段取り換え位置に移動する。
日付ゴム印を交換し、捺印装置段取り換え情理ボタンス
イッチを押すことにより捺印装置1.2が原位置に復帰
する。
(動作条件) なし ・手動部段取り換え 作業者が段取り換え手動交換部の調整完了を確認するた
め、作業終了時に手動部段取り換え完了押ボタンスイッ
チを押す。
(3)単口運転モード(ウオーミングアンプ運転)副操
作盤ごとに各装置がメインコンベア(1)上に投入され
たカップ状容器(2)に対してウオーミングアツプ運転
用の動作を行う。この単口運転は、自動運転の開始に先
立って自動充填ライン(L)に配設されている各装置を
調整する目的で行うものである。
単口運転モード選択方法: 全段取り換えの完了ならびに異常のないことが確認され
たとき、主操作盤のモード選択セレクトスイッチを車内
に、また全副操作盤のモード選択セレクトスイッチを自
動に切替える。以上の操作により単口運転が可能となる
各部車内運転操作手順方法: 第1の副操作盤のメインコンベア連続運転押ボタンスイ
ッチを押し、メインコンベアを駆動スル。この状態では
メインコンベア連続運転押ボタンランプと各副操作盤の
単口運転を表示するランプが点灯する。次いで各副操作
盤のカップ供給入神ボタンスイッチを押し、カップ供給
装置からのカップの投入を開始する。この状態に於いて
はカップ供給入神ボタンランプが点灯している。斯くし
て、以後各側操作盤の車内運転押ボタンスイッチを押す
ことによってカップ状容器(2)の供給と同調した単口
運転モードを継続することができる。
以下、各装置の車内運転方法および条件を副操作盤別に
説明する。
■、第1副操作盤(SPY) ・No、1乃至No、3充填機人押ボタンスイッチON
でそれぞれの充填機が充填動作を行う。
各充填機はカップ4fli有りで充填動作を実行するが
、1つでもカップがない場合には充填動作を行わない。
(作動条件) 初期設定により選択された充填機のみ押ボタンスイッチ
で選択することができる。
■6第2副操作盤(SF3) ・初期設定により選択された固形物(例えばイチゴの果
実)の供給方法に従い固形物供給入押ボタンスイッチを
押すことによって、カップ状容器(2)の移動と同調し
た固形物供給動作を行う。
・シール供給単口運転 初期設定により選択されたシール供給方法に従いシール
供給入神ボタンスイッチを押すことによって、力7ブ状
容器(2)の移動と同刈したシール供給動作およびシー
ルヒート動作を行う。
(動作条件) カット式シール入神ボタンスイッチON(カット式バキ
ューム回転) (ロール駆動装置電源人) カット式フィルム割出し くカット式フィルム定位置セント) ・シール捺印単1運転 シール捺印入押ボタンスイッチを押すことによって前工
程に於いてシール有りが検出されたとき、シール捺印装
置がメインコンベアの走行速度と同調したシール捺印動
作を行う。
(動作条件) カット式シール入神ボタンスイッチON(シール捺印装
置モータ回転) ■、第3副装置盤(SP、) パか一ス供給車内運転 初期設定によりソース供給装置の使用が選択された時の
み単向運転ソース供給入神ボタンスイッチを押すことに
よりカーノブ状容器(2)の移動と同調したソース供給
動作を行う。
(動作条件) ソース供給モータ入 (ロール駆動装置1!源人) ソース割出し くソース定位置セント) ・外蓋供給単向運転 初期設定により外蓋供給装置の使用が選択された時のみ
単向運転外蓋供給入神ボタンスイッチを押すことによっ
てカップ状容器(2)の移動と同門した外蓋供給動作を
行う。
(動作条件) シュート内外蓋不足なし ・外蓋捺印単口運転 初期設定により外蓋捺印装置の使用が選択された時のみ
、単口運転外蓋捺印入神ボタンスイッチを押すことによ
ってカップ状容器(2)の移動と同調した外蓋捺印動作
を行う。
(4)自動運転モード 初期設定によりカップナンバーに対応して選択されたそ
れぞれの装置が新たなカップナンバーを有するカップ状
容器(2)の移動と同調しながら充填ならびにシール動
作を行う生産運転モードである。
自動運転モード選択: ・異常事態の発生なし、警告、警報の発生なし。
・主操作盤の生産準備画面により使用装置の生産準備が
rNGjまたはrWAITJか「OK」になり「生産準
備完了!」のメツセージが出たとき、主操作盤のモード
選択セレクトスイッチを自動に、また全副操作盤のモー
ド選択セレクトスイッチを自動に切替える。このスイッ
チ操作により、副操作盤の生産運転準備OKランプが点
灯し自動(生産)運転が可能となる。
光皿坐立l 主操作盤(MP)ならびに第1乃至第3の副操作盤(S
PI )、(SP2 )および(SP3)のキイボード
に設けられた押しボタンスイッチならびに切替えスイッ
チを選択的に操作することによって、無端搬送ベル)(
1)、カップ状容器の供給装置(3)、充填装置(4)
、カップ状容器の密封装置(5)、付属装置(6)およ
びカップ状容器の送り出し装置(7)の運転モードを、
手動運転モード、段取り換え運転モード、単向運転モー
ドならびに自動運転モードに切替えることができる。従
って、仕掛品もしくは充填量の切替えがあった場合にも
、自動充填ラインの作動条件を新たなカップナンバーに
対応し得るように迅速、且つ容易に調整することが可能
となり、在来の自動充場ラインに於いて実現が困難視さ
れていた、多種類の仕掛品もしくはカップ状容器(2)
に対して共用可能な、段取り換え機能を有する自動充填
装置が提供された。斯くして本発明は、自動充填ライン
の汎用性付与手段として、在来技術の水準を大幅に上進
る効果を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明に係る自動充填ラインの
全体的なレイアウトを示す平面図および正面図であり、
第3図乃至第6図は主操作盤および副操作盤のキイボー
ド上に配置されたスイッチ類の平面図である。また第7
図乃至第14図は、主操作盤および副操作盤のキイボー
ド上に配置された前記スイッチ類の操作要領を説明する
フローダイヤグラムであり、第15図乃至第33図は自
動充填ラインに配設された各種装置の概略構造を例示す
る説明図である。 (MP)−・−・主操作盤、<5PI−副操作盤、(1
) −・無端搬送ベルト、(2”) −・カップ状容器
、(3) −・カップ状容器の供給装置、(4)−・充
填装置、(5) −カップ状容器の密封装置、(6)−
付属装置、(7) −カップ状容器の送り出し装置。 第7図 第8図 第1θ図 第11B図 第12図 第13ti 第15図 第21図 第20図 赫り。 第28図 カ 第31図 第29図 ! 第30図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端搬送ベルトによって構成されたカップ状容器
    の移送経路に沿ってカップ状容器の供給装置、内容物の
    充填装置、カップ状容器の密封装置、該密封装置に連設
    された付属装置およびカップ状容器の送り出し装置を順
    次配設してなる自動充填ラインに於いて、該自動充填ラ
    インの綜合操作盤として機能する主操作盤と、該主操作
    盤に接続され前記各装置用の個別操作盤として機能する
    第1乃至第3の副操作盤とによって運転モードの制御シ
    ステムを構成し、第1の副操作盤によって無端搬送ベル
    ト、カップ状容器の供給装置ならびに充填装置の運転モ
    ードを制御し、第2の副操作盤によってカップ状容器の
    密封装置の運転モードを制御し、また第3の副操作盤に
    よって前記カップ状容器の密封装置に連設された付属装
    置およびカップ状容器の送り出し装置の運転モードを制
    御するように構成したことを特徴とする自動充填ライン
    の運転制御システム。
JP15863285A 1985-07-18 1985-07-18 自動充填ラインの運転制御方法 Granted JPS6228301A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111944U (ja) * 1983-01-18 1984-07-28 トヨタ自動車株式会社 シリンダブロツク
JPH01293205A (ja) * 1988-05-19 1989-11-27 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

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