JPS62281080A - 指紋照合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＆　発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、キーボード等により入力された暗証番号に
対応した、あらかじめ登録メモリに登録されている登録
指紋の特徴爺と、照合しようとする者が入力する入力指
紋の特徴量との一致度により、本人か否かを判定する指
紋照合装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の指紋照合装置においては、指紋照合時、本人か否
かを判定するための一致度判定レベルは画一的に決めら
れ予め適当な値に固定されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、同一指紋同志の一致度は照合時の指紋パター
ンよりまちまちで、一般にこの値が小さい指紋は他相の
指紋との一致度も小さくなる。

従って、照合の際の一致度判定レベルを画一的に決めて
しまうと、ある指は他人を受は入れにくい代りに本人の
も誤ってリジェクトし、逆に本人を受は入れ易い指に他
人のも唄って受は入れてしまう可能性があり、指紋パタ
ーンによって照合率の低下を招いていた。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、指紋パターンによる照合率の低下をなくする
ことのできる指紋照合装置を提供するものである。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 この発明に係る指紋照合装置は、登録時に、同一指紋を
所定回数くり返して入力し、各特徴量を記憶する記憶手
段と、記憶した各特徴量全全ての組合せに亘って比較し
その一致度を算出する一致判定レベル算出手段とを備え
るとともに、上記登録メモリに登録指紋の特徴量毎にこ
れに応じた判定レベルを設定して、照合時の一致度判定
レベルを、登録時の平均値と分散値に応じて、登録指紋
毎に変化させるようにしたものである。

〔作用〕

この発明の指紋照合装置によれば、同−指同志の一致度
が小さい指紋は、一致度判定レベルが小さく設定されて
いるので、照合時に本人がリジェクトされることが少な
くなる。他方同−指同志の一致度が大きい指紋は一致度
判定レベルが犬きく設定されるので、照合時に他人を受
けいれることが少なくなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図に基いて説明する。図に
おいて、（１）は暗証番号を入力するための量を抽出す
る特徴量抽出回路、（５）は書込み信号を発する起動ス
イッチ、（６）は接点（６ａ）と（Ｓｂ）’に有し、登
録モードと照合モードを切換えるためのモード切換スイ
ッチを示す。また、（γ）は登録モード時は起動スイッ
チ（５）による書込み信号を受けて特徴量を順次一時メ
モリ＋８１）　＃・・−（８ｎ）に書込み、照合モード
時は特徴量を一時メモリ（＆）に書込むための一時メモ
リセレクタ、（８）は一時メモリ（８１）、１１・・。

（８ｎ）　ｆｉ−有する一時メモリ群、（９）は各特徴
量を比較するための比較データセレクタ、叫は各特徴量
を比較してその一致度を算出する一致度算出回路、（１
２は登録モード時にモードセレクタ０１）ヲ介して得ら
れる一致度の全ての組合せに亘って平均値と分散値の算
出に基いて登録指紋の特徴蓋毎の判定レベルを算出する
判定レベル算出回路で、各登録指紋毎の判定レベルは登
録メモＩＪ　（１９）に、各登録指紋の特徴量１〜ｎ毎
に対応して設定される。さらに０→は照合モード時に所
定の判定レベルに基いて照合の判定を行う照合判定回路
を示す。

上記構成に係る登録時と照合時の動作について説明する
。

一登録時 先ず、モード切換スイッチ（ａ）′ｔ−登録モードに切
換え、モード値を６登録”にする。そして登録しようと
する人は、キーボード（１）より所定の暗証番号を入力
し、指（８）をＴＶカメラ（２）に置き、起動スイッチ
（５）ヲ押す。すると、ＴＶカメラ（２）によりその指
の指紋画像信号が出力され、これを受けた特徴−量抽出
回路（４）によりその指紋の特徴量が抽出。

出力される。しかして、一時メモリセレクタ（７）ハモ
ード値が１登録”になっているので、起動スイッチ（５
）からの書込み信号を受け、特徴量を一時メモリ（＆）
に書込む。そして、同様の処理により、登録者が所定回
数繰返して、指（８）をカメラ（２）に置き起動スイッ
チ（６）ヲ押すと、一時メモリセレクタ（γ）は、書込
み信号が送られる毎に、その時出力されている特徴量を
、順次一時メモリ−、Ｍ−・・。

（８ｎ）に書込む。

次に、登録指紋の特徴量が所定回数一時メモリ群（８）
に記憶されると、比較データセレクタ（９）が起一時メ
モリ（ａｎ−１）と一時メモリ（８ｎ）とすべての組合
せの特徴量の組が一致度算出回路叫に送られ、各々の一
致度が算出される。更に、モード値が６登録”になって
いるので、各々の一致度は判定レベル算出回路（農に送
られ、その平均値と分散値とが算出され、判定レベルと
して例えば（平均値＋（分散値×２））の値が出力され
る。そして、最後に一時メモＩＪ　（８１）に記憶され
ｔ特徴量と、前述の処理で算出された判定レベルが、暗
証番号に相当する登録メモリ０３）のアドレスに格納さ
れ、登録が完了する。

参照金時 先ず、モード切換スイッチ（５）全照合モードに切換え
、モード値全６照合″にする。そして、照合しようとす
る人は、キーボード（１）より所定の暗証番号を入力し
、指（８）をＴＶ左カメラ２）に置き、起動スイッチ（
５）を押す。すると、登録時と同様の処理により照合指
紋の特徴音が抽出される。しかして一時メモリセレクタ
（））は、モード値が“照合”の時は、起動スイッチ（
５）からの書込み信号金堂けると、その時出力されてい
る照合指紋の特徴音ｋ　一時メモＩＪ　ｆａｌ）に書込
み、動作を終了する。また、比較データセレクタ（９）
は、モード値が６照合”の時は、−回の書込み信号によ
り起動し、一時メモリ（８＋）の特徴音と、登録メモ！
Ｊ　０１１１）の暗証番号に相当するアドレスに格納さ
れている登録製微量とを選択し、一致度算出回路θ０）
に送る。

しかして、一致度算出回路０（２）は、登録指紋の特徴
音と照合指紋の特徴音との一致度全求め出力する。そし
て、モード１１照合”になっているので、その一致度は
照合判定回路０劫に入力され、照合判定回路０→は、登
録メモ！Ｊ　ＣＩＢ）の暗証番号に相当するアドレスに
格納されている登録時に求めた判定レベルと、前記の一
致度との大小を比較し、一致度の方が犬の時に判定出力
全アクティブにする。

なお、この発明は上記実施例の態様の他に次のようにし
ても実施できる。

（１）一致度の平均値、分散値を求める際、一致度が極
端に小さいデータを除くようにしてもよい。

（２）登録する特徴音を、実施例のように１回目の入力
指紋の特徴音に固定しないで、一致度が最も大きな組合
せの特徴音のうちの一方とするようにしてもよい。

（８）一致度の入力指紋の組合せによる分布を求め、大
きなもの同志類別して、複数個の特徴音を登録すること
にしてもよい。

（４）照合判定レベルを当初は従来通り一定値にしてお
き、本人照合時に得られる一致［ｋ学習することにより
、序々に各指紋に適した判定レベルに調整するようにし
てもよい。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、登録時に複数回繰返し
指紋を入力してそれらの一致度により照合時の判定レベ
ルを変化させるようにしたので、指紋パターンによる照
合率の低下を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示す構成図である。 （１）・−キーボード　　（４）・・特徴量抽出回路（
８）＠−一時メモリ群　αＯ）−・一致度算出回路（１
＠・や判定レベル算出回路 ０８）＠・登録メモリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キーボード等により入力された暗証番号に対応した、あ
   らかじめ登録メモリに登録されている登録指紋の特徴量
   と、照合しようとする者が入力する入力指紋の特徴量と
   の一致度により、本人か否かを判定する指紋照合装置に
   おいて、登録時に同一指紋を所定回数くり返して入力し
   、各特徴量を記憶する記憶手段と、記憶した各特徴量を
   全ての組合せに亘つて比較しその一致度を算出する一致
   度算出手段と、一致度の全ての組合せによる平均値と分
   散値の算出に基いて判定レベルを算出する判定レベル算
   出手段とを備えるとともに、上記登録メモリに登録指紋
   の特徴量毎にこれに応じた判定レベルを設定して、照合
   時の一致度判定レベルを、登録時の平均値と分散値に応
   じて、登録指紋毎に変化させるようにしたことを特徴と
   する指紋照合装置。