JPS62279960A - ドツトプリンタ用印字ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野コ 本発明はドツトプリンタ用印字ヘッドに係り、特にノー
ズとソレノイドベースの位置決め及びソレノイドベース
とアーマチュアベースの位置決め構造に関する。

［従来の技術］ ドツトプリンタ用印字ヘッドは、複数のワイヤが配設さ
れたノーズと、複数のコアが円周状に固定され、これら
のコアにソレノイドボビンが装着されたソレノイドベー
スと、複数のアーマチュアが回転自在に配設されたアー
マチュアベースとを備えている。

従来、ノーズとソレノイドベースの位置決めは、ソレノ
イドベースの中心部に中心穴及び切欠き部を設け、ノー
ズに前記中心穴に嵌挿される円筒部及びこの円筒部の外
周に前記切欠き部に嵌挿される突起部を設けて行ってい
た。またソレノイドベースとアーマチュアベースの位置
決めは、ソレノイドベースの外周の側壁に円穴又は溝等
の装着決め穴を設け、アーマチュアベースに前記位置決
め穴に嵌挿される突起を設けて行っている。

［発明が解決しようとする問題点コ ノーズとソレノイドベースとの位置決めは、前記したよ
うに中心部で行なわれるので１回転方向について見た場
合、周辺部分は精度誤差が拡大し、回転方向の位置決め
精度が悪い、ノーズとソレノイドベースとに回転方向の
位置ずれが生じると、ワイヤと７マーチユアとが別体に
形成されたものは、ワイヤとアーマチュアとの当接位置
関係が悪くなり、ワイヤに固定されたワイヤピンとアー
マチュアとが片当りするものが生じ、摩耗し易くなる。

ソレノイドベースとアーマチュアベースとの位置決めは
、前記したようにソレノイドベースとアーマチュアベー
スとで行っているので、コアとアーマチュアとは間接的
に位置決めされることになり、位置決め精度が悪い、こ
の位置決めが慈いと、アーマチュアから突出したプラン
ジャとソレノイドポビンとの干渉が生じ、−アーマチュ
アの動作が不安定になる。またソレノイドベースの側壁
に形成する位置決め用切欠部は、ソレノイドベースを絞
り加工後に別工程で穴抜きしなければならないので、コ
スト高になる。

本発明の目的は、ノーズとソレノイドベースの位置決め
精度を向上させることができるドツトプリンク用印字ヘ
ッドを提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記問題点は、複数のワイヤが摺動自在に配設されたノ
ーズと、複数のコアが円周状に固定され、これらのコア
にソレノイドポビンが装着されたソレノイドベースと、
複数のアーマチュアが回転自在に配設されたアーマチュ
アベースとを備えたドツトプリンタ用印字ヘッドにおい
て、前記ノーズには、前記ソレノイドベース側に突出し
たノーズ位置決め突起が外周側に設けられ、前記ソレノ
イドベースには、前記ノーズ位置決め突起が嵌挿される
ノーズ位置決め穴が設けられた構成により解決される。

［作用］ ノーズのノーズ位置決め突起をソレノイドベースのノー
ズ位置決め穴に挿入することにより、ノーズとソレノイ
ドベースとは高精度に位置決めされる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図により説明
する。ノーズ１には、複数のワイヤ２が摺動自在にガイ
ドされ、かつ先端が直線状で、後端が楕円状に配設され
ている。また複数のワイヤ２の後端は、アーマチュア３
の先端に固定されている。またノーズ１には、外周近傍
にソレノイドベース４側に突出したノーズ位置決め突起
１ａが２個設けられている。なお、本実施例においては
、ワイヤ２とアーマチュア３とを一体に形成した場合を
図示したが、ワイヤ２とアーマチュア３とが別体よりな
り、ワイヤ２の後端にワイヤピンを固定し、かつノーズ
１とワイヤピン間にワイヤリターンバネを配設し、この
ワイヤリターンバネでワイヤ２を後方側に付勢してもよ
い、またワイヤ２とアーマチュア３とを一体に形成した
場合でも、ワイヤリターンバネを設けてもよい。

カップ状のソレノイドベース４の底面には円柱状のコア
５が前記複数のワイヤ２に対応して楕円状に固定されて
いる。前記コア５にはそれぞれソレノイド６が巻回され
た両端に鍔を持つ円筒形のツレ／イドポビン７が装着さ
れている。前記ソレノイドベース４の前記コア５と反対
側にはインシュレータ８を介してフレキシブルプリント
板９が配設されており、前記ソレノイドベース４及び前
記インシュレータ８には前記ソレノイドポビン７のソレ
ノイド端子７ａが挿入されるコイルボビン位置決め穴４
ａ、８ａが設けられ、またフレキシブルプリント板９に
は前記ソレノイド６の端部が挿入される穴が設けられて
いる。そして、ソレノイドポビン７のソレノイド端子７
ａは前記ソレノイドベース４の位置決め用穴４ａ、イン
シュレータ８のコイルボビン位置決め穴８ａ及びフレキ
シブルプリント板９の穴に挿入され、ソレノイド６の端
部はフレキシブルプリント板９に半田付は固定されてい
る。これにより、ソレノイドポビン７、インシュレータ
８及びフレキシブルプリント板９はソレノイドベース４
に位置決めされて一体に組立られる。ソレノイドベース
４、インシュレータ８及びフレキシブルプリント板９に
は、前記ノーズ１のノーズ位置決め突起１ａに対応した
箇所にそれぞれノーズ位置決め穴４ｂ、８ｂ、９ａが設
けられている。

アーマチュアベース１０の中心部側には前記複数のコア
５にそれぞれ対応して設けられたアーマチュア３の先端
側をガイドするアーマチュア先端ガイド突起１０ａが設
けられている。またアーマチュアベース１０の外周側に
は前記アーマチュア３にそれぞれ対応してアーマチュア
位置決め突起ｔａｂが設けられており、前記アーマチュ
ア３にはアーマチュア位置決め突起１０ｂに挿入される
アーマチュア位置決め穴３ａが設けられている。

更ニアーーｒｆニアベース１０のアーマチュア３間には
、隣接するソレノイドポビン７の外周に係合するように
アーマチュアベース位置決め突起１０Ｃが設けられてい
る。このアーマチュアベース位置決め突起１０ｃはアー
マチュア３の外周をガイドするアーマチュアパイロット
ガイドを兼ねており、前記アーマチュア位置決め突起ｔ
ａｂより高く設けられ、前記アーマチュア３には前記ア
ーマチュアベース位置決めｌＯｃに対応した部分に７−
マチユアパイロツトガイド切欠き溝３ｂが設けられてい
る。またアーマチュア３には前記したように先端にワイ
ヤ２が固定され、前記コア５に対応した部分にはプラン
ジャ１１が固定されている。

前記アーマチュアベースｌＯにはアーマチュア３が当接
する部分にアーマチュアベース１０の摩耗を防止するた
めの金属よりなるアーマチュアストッパ１２が配設され
ている。また前記アーマチュアベース１０とアーマチュ
ア３間には、アーマチュアスプリング１３が配設され、
このアーマチュアスプリング１３によりアーマチュア３
の内側端がアーマチュアストッパ１２に当接するように
付勢されている。前記アーマチュアスプリング１３を前
記アーマチュアベース１０に固定させるために、アーマ
チュアベース１０には複数個（実施例は３個）のアーマ
チュアスプリング係止穴１０ｄが設けられ、アーマチュ
アスプリング１３には前記アーマチュアスプリング係止
穴ＩＱｔ４に挿入されてアーマチュアベース１０に弾性
的に係合するアーマチュアベース保合部１３ａが形成さ
れている。更にアーマチュアスズリング１３には、アー
マチュアストッパ１２をアーマチュアベースｌＯに弾性
力によって固定させるためのアーマチュアストッパ押え
部１３ｂが複数個（実施例は３個）形成されている。

ソコテ、アーマチュアベース１Ｇにアーマチュアストッ
パ１２を配設し、次にアーマチュアスプリング１３のア
ーマチュアベース保合部１３ａをアーマチュアベース１
０のアーマチュアスプリング係止穴１０ｄに挿入すると
、そのアーマチュアベース係合部１３ａのバネアクショ
ンによりアーマチュアスプリング１３はアーマチュアベ
ース１０に固定される。またアーマチュアストッパ１２
はアーマチュアスプリング１３のアーマチュアストッパ
押え部１３ｂのバネアクションによってアーマチュアベ
ース１０に固定される。

なお、図中、１４はソレノイドベース４及びアーマチュ
アベース１０の外周に嵌合される冷却フィン、１５はプ
リンタ装置に取付けられた印字ヘッド取付部を示す。

次に全体の組立について説明する。前記したように、ソ
レノイドベース４にはコア５、ソレノイド６が巻回され
たソレノイドボビン７、インシュレータ８及びフレキシ
ブルプリント板９が一体的に取付けられている。またア
ーマチュアベース１０にはアーマチュアストッパ１２及
びアーマチュアスプリング１３が一体的に取付けられて
いる。

ノーズ１のノーズ位置決め突起１ａをフレキシブルプリ
ント板９及びインシュレータ８のノーズ位置決め穴９ａ
、８ｂを通してソレノイドベース４の７−ズ位置決め穴
４ｂに挿入する。このよう　　　　−に、ノーズ１とソ
レノイドベース４とは外周側に形成されたノーズ位置決
め突起１ａとノーズ位置決め穴４ｂとで位置決めされる
ので、ノーズ１とソレノイドベース４とは精度良く位置
決めされる。

次にアーマチュア３に固定されたワイヤ２をノーズｌに
途中まで挿入する。その後、アーマチュアベース１０を
ソレノイドベース４に接近させ、アーマチュア３の内側
部分をアーマチュアベースｌＯのアーマチュア先端ガイ
ド突起１０ａ間に挿入し、アーマチュア３の外側部をア
ーマチュア先端ガイド突起１０ｃ間に挿入する。これに
より、アーマチュア３はゆとりを持った位置決めがなさ
れ、アーマチュア３のアーマチュア位置決め穴３ａはア
ーマチュア位置決め突起１０ｂ上の近傍に位置する。そ
こで、アーマチュア位置決め突起ｌｏｂにアーマチュア
位置決め穴３ａを挿入すると、アーマチュア３は精度良
い位置決めがなされる。続いてアーマチュアベース１０
のアーマチュアベース位置決め突起１０ｃに隣接するソ
レノイドボビン７の外周が係合するように、７−−Ｆチ
ユアベース１０をソレノイドベース４に載置スる。

これにより、コア５とアーマチュア３、即ちプランジャ
１１との相対位置が精度良く位置決めされる。

最後に冷却フィン１４をソレノイドベース４及びアーマ
チュアベースｌＯに嵌合させ、図示しないファスナーを
用いてノーズ１の外周と冷却フィン１４の外周をはさみ
込む、　次に作動について説明する。ソレノイド６が励
磁されていない場合は、アーマチュアスプリング１３の
付勢力によってアーマチュア３はアーマチュアストッパ
１２に当接している。ソレノイド６が励磁されると、＝
７５によってプランジャ１１が引かれ、アーマチュア３
はアーマチュアベースｌＯのアーマチュア位置決め突起
ｔａｂを中心として回動し、ワイヤ２が７−ズ１の前面
より突出し、図示しないインクリボンを介して紙をプラ
テンに押付けてドツト印字を行なう、ソレノイド６の励
磁が切れると。

アーマチュア３はアーマチュアスプリング１３の付勢力
によって前記と逆方向に回動復元し、アーマチュアスト
ッパ１２に当接する。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ノー
ズには、ソレノイドベース側に突出したノーズ位置決め
突起が外周側に設けられ、ソレノイドベースには、前記
ノーズ位置決め突起が嵌挿されるノーズ位置決め穴が設
けられているので、ノーストソレノイドベースの位置決
め及びソレノイドベースとアーマチュアベースの位置決
め精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるドツトプリンタ用印字へラドの一
実施例を示す断面図、第２図はアーマチュアガイド部分
の説明図、第３図はアーマチュアスプリング部分の説明
図である。 ｌ：ノーズ。 １ａ：ノーズ位置決め突起、 ２：ワイヤ、 ３：アーマチュア、 ４：ソレノイドベース、 ４ｂ二ノーズ位置決め穴、 ５：コア、 ７：ソレノイドボビン、 １０：アーマチュアベース。 第１図 に　ノース１ １Ｑ：　ノース”イ庄１Ｋまめり８ ２：ワイヤ ３ニア−マチ１７ ４：ワレ２イドベーλ ４ｂ：　ノーズ°°イ立４ぎ３受めダ（５；つ７ ７：　ソレノイＶ′木′ヒ′°ン・ １ｏ：アーマ子１７ベース 第２図 １０：　　ノース°゛イ立、１式にめ・突・、逢旦３：
７−マ子ニア ４：　％ノし７作゛ベース ４ｂ：　ノー又゛イｉＬ置ヲ丈め穴、 ７：ソレノ４トポ゛ビン 第３図 ５：コ１ ７：ソレノイドホ゛ビン １ｏ：７−マ予ユアベ゛−ス 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １　事件の表示 昭和６１年特許願第１２３９８０号 ２　発明の名称　ドツトプリンタ用印字ヘッド３　補正
をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　東京都新宿区西新宿２丁目１番１号名称　（１９
６）　　シチズン時計株式会社代表者　山崎六哉 ４　代理人 住所　東京都渋谷区代々木２丁目２０番２号美和プラザ
新宿２０４号（電話３７０−０２４４番）明細書の発明
の詳細な説明の欄 ６、補正の内容 （１）明細書第５頁第７行目から第１５行目に「なお、
木実流側・φ・（中略）・・・を設けてもよい、」とあ
るを「ワイヤ２とアーマチュア３とは固着されており、
アーマチュア３とノーズｌとの間にワイヤリターンバネ
が配設されている。」に訂正する。 （２）　　図面において、第１図を別紙のように訂正す
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のワイヤが摺動自在に配設されたノーズと、複数の
   コアが円周状に固定され、これらのコアにソレノイドボ
   ビンが装着されたソレノイドベースと、複数のアーマチ
   ュアが回転自在に配設されたアーマチュアベースとを備
   えたドットプリンタ用印字ヘッドにおいて、前記ノーズ
   には、前記ソレノイドベース側に突出したノーズ位置決
   め突起が外周側に設けられ、前記ソレノイドベースには
   、前記ノーズ位置決め突起が嵌挿されるノーズ位置決め
   穴が設けられていることを特徴とするドットプリンタ用
   印字ヘッド。