JPS62279620A - コンデンサ用蒸着フイルムの製造方法 - Google Patents

コンデンサ用蒸着フイルムの製造方法

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JPS62279620A
JPS62279620A JP12429286A JP12429286A JPS62279620A JP S62279620 A JPS62279620 A JP S62279620A JP 12429286 A JP12429286 A JP 12429286A JP 12429286 A JP12429286 A JP 12429286A JP S62279620 A JPS62279620 A JP S62279620A
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Japan
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vapor
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film
laser
capacitor
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和芳 遠藤
鴨川 治三郎
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Marcon Electronics Co Ltd
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Marcon Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はコンデンサ用蒸着フィルムの製造方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、フィルムコンデンサ用の蒸着プラスナックフィル
ムは第4図に示すようにプラスチックフィルム21に所
望の幅の蒸着22および非蒸着部23(以下マージンと
いう)を形成するために、前記マージン23幅に相当す
る位置にテープ24を置くか、またはオイルを塗布しそ
の上から金属蒸着を行い、前記テープ24あるいはオイ
ルでマスクされた部分をマージン23とする。しかるの
ち、蒸着22部の中央とマージン23の中央にレーザ光
線あるいはシャーを当ててフィルム21をスリットし、
マージン23をはさんだ一対のロールを単位として巻取
り、コンデンサ用蒸着フィルムとしていた。しかしなが
ら、このような方法ではマージン幅に相当する狭いテー
プ24の製作が困Mなだめ、特に低圧機では不必要に広
いマージンを設番プることになり小形化の障害となって
いた。また狭い幅の蒸着フィルムの製造には多数のテー
プ24が必要となり、そのセットに長時間を要するので
生産性が著しく低下するほか、高精度のスリットが要求
されるので歩留が悪化する問題点もあった。さらにテー
プ24は蒸着時の熱で収縮したり、位置が移動したりす
るために、テープ24に材質として耐熱性に優れたポリ
イミドフィルムなどの高価なフィルムを用いているが、
2〜3回の蒸着で使用できなくなるので、蒸着フィルム
コストが高くなる欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したように、従来の蒸着フィルムにおいてマージン
幅の狭いテープを製造することは、生産性の低下、マー
ジンを形成するためのテープが高価、かつ耐用性が低い
こともあって安価な蒸着フィルムを提供できない。
そこで、本発明は以上の欠点を除去するもので狭いマー
ジン幅を有する蒸着フィルムを安価に提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] (発明が解決しようとする問題点) この発明になるコンデンサ用蒸着フィルムの製造方法で
は、金属蒸着フィルムに陽極を、レザーの一方に陰極を
それぞれ印加し、陰極を印加したレザーを蒸着金属に接
触させることにより蒸着金属をバーンオフするので、片
側にのみマージン部を設けてスリットしたコンデンサ用
蒸着フィルムの製造方法を提供できる。
(作用) 本発明のコンデンサ用蒸着フィルムの製造方法ではレザ
ー刃先が蒸着金属層と点接触しているので印加された電
流は該点接触部で放電を起こして蒸着金属をバーンオフ
しながらスリットされる。したがって、バーンオフされ
た部分をマージン部とする所定幅の金属蒸着フィルムを
得ることができ、従来別工程で行われていたマージン部
形成とスリットとを同時に行うことが可能となった。
(実施例) 実  施  例  1 第1図に正断面図、第2図に平面図を示すように2μm
厚X500m幅のポリエステルフィルムの片面全面に2
.5Ω/口の抵抗値でアルミを蒸着し、蒸着金属層2を
形成した。このスリットされた側から金属蒸着フィルム
1をスリッターに取付け、該蒸着金属層2に電源3の陽
極に接続されたカーボンローラーを接触さVてこれを陽
(船とし、所定幅たとえば4#に設定された一対のレザ
ー4および5のうら、マージン部を形成する側のレザー
、たとえば5に前記電源3から陰極を接続する。この一
対のレザー4゜5を複数対設置してもよく、この場合は
マージン部を設けた所定幅の蒸着フィルムを複数個同時
に得ることができる。前記の如き陽極を印加した蒸着金
属層2とレザー5に200Vの高周波電圧を印加しなが
らレザー4および5を金属蒸着フィルム1に進入させる
と、蒸着金属層2はレザー5との接触部でバーンオフさ
れ0. 1Mのマージン6がレザー5の両側に形成され
ながらスリットされ、またレザー4によって金属蒸着フ
ィルム1もスリットされるので4 mm幅で片側に0.
1mmのマージン部が形成された蒸着フィルムを得るこ
とができる。言うまでもなく複数対のレザーを使用すれ
ば対応した数のスリン1〜された蒸着フィルムを1qる
ことができる。
このスリットおよびバーンオフを詳細に述べればレザー
4は金属蒸着フィルム1に接触・食い込んでスリットす
るだけであるが、レザー5の刃先は蒸着金f1層2に点
接触するが、電源3がら給電されているので電流は前記
点接触部に集中し、高周波の電圧によって放電を生じる
。この放電によって蒸着金属層2はバーンオフされると
ともにレザー5の進行によって金属蒸着フィルム1はス
リットされ、さらに進行しながら給電されているレザ−
5側面に接触し、ここでも放電を行いながらバーンオフ
を完全化するものである。
よって本発明になる製造方法を用いれば2′00■の高
周波電圧を印加した場合0.1#のマージン6が形成さ
れた金属蒸着フィルムを得ることができる。本実施例の
如く2μm厚X4M幅の場合、従来の金屈然肴フィルム
のマージンは0.5mmであり、したがって、これらの
フィルを使用して同容量のコンデンサを製作したところ
、体積を従来の70%とすることができた。
そして発明者の実験によれば2μm厚程度の薄いフィル
ムの破壊電圧は150VDC〜250VDCで市るから
マージン幅0.18で十分であり、マージン6での放電
による破壊電圧の低下は観測されず、両者ともフィルム
自体の破壊電圧に等しい値を示した。
なおレザー5に対する印加電圧を500V記すると、バ
ーンオフされることによって得られるマージン幅は0.
2mmとなりフィルムの破壊電圧には十分耐え得るもの
である。
上記実施例において給電の方法としてまだスリットされ
ていないフィルムの側から給電することも考えられるが
、この場合レザー前方から給電されるためスリット部の
前方に電流集中しフィルムの収縮が起こり、収縮後スリ
ットされることとなり、収縮の大きいフィルムなどの場
合は寸法精度が不十分な場合がある。このためレザー先
端の両側から給電され電流集中と同時にスリットできる
よう、スリット側からff1W金属層に給電するように
するとフィルム収縮する間もなくスリットされ寸法が均
一なスリッ1〜を行うことができる。
実  施  例  2 前記実施例1と同じ方法により蒸着金属をZnとした金
属蒸着フィルムについて実施した。
この場合レザー5に印加する電圧はアルミの場合と同じ
であるが、坩流泣はアルミの1/2〜3/4の範囲で良
好な結果を得ることができる。
実  施  例  3 第3図に平面図を示すようにレザー14゜15には交互
に陽極(+)・陰極(=)の電圧を印加し、金属蒸着フ
ィルム11の蒸着金属層12にも同じように陽極(+)
・陰極(−)の電圧を印加しスリットすると、同じ側に
マージン16を形成した所定幅の金属蒸着フィルムを得
ることができる。前記フィルムを得るにはスリットされ
た側から蒸着金属層12に交互に(+)  (−)を印
加しなければならないことは明らかである。
[発明の効果] この発明によればマージン幅の小さい金属蒸着フィルム
を歩留よく安価に得ることができ、コンデンサの小形化
に寄与できる効果を得られる。またスリット方法が簡単
であるのでスリットぼ械を安価に提供でき、ランニング
コストも低額で済む効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるフィルム製造方法を説明するため
の正断面図、第2図は同じく平面図、第3図は本発明の
他の実施例になるフィルム製造方法を説明するだめの平
面図、第4図は従来のフィルム製造方法を説明するため
の正断面図である。 1・・・・・・・・・金属蒸着フィルム2・・・・・・
・・・蒸着台li1層 3・・・・・・・・・電源 4.5・・・・・・レザー 特  許  出  願  人 マルコン電子株式会社 フィルム製造方法の正断面図 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面全面に金属蒸着したプラスチックフィルムを
    非蒸着部を設けて所定幅にスリットするコンデンサ用蒸
    着フィルムの製造方法において、前記蒸着金属層と所定
    幅に設定されたレザーとに電圧を印加し、該レザーを前
    記金属蒸着プラスチックフィルムに接触させスリットす
    ることを特徴とするコンデンサ用蒸着フィルムの製造方
    法。
  2. (2)蒸着金属層にはスリット側から一極を印加し、レ
    ザーには他極を印加したことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載のコンデンサ用蒸着フィルムの製造方
    法。
  3. (3)蒸着金属層に陽極を印加し、レザーの一方に陰極
    を印加したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    または第(2)項記載のコンデンサ用蒸着フィルムの製
    造方法。
  4. (4)所定幅に設定されたレザーに陽極・陰極を交互に
    印加するとともに、該レザーによって区分された蒸着金
    属層に陽極・陰極を交互に印加したことを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項〜第(3)項のいずれかに記載
    のコンデンサ用蒸着フィルムの製造方法。
  5. (5)所定幅にスリットされた蒸着金属層部分に電圧印
    加したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項〜第
    (4)項のいずれかに記載のコンデンサ用蒸着フィルム
    の製造方法。
JP12429286A 1986-05-28 1986-05-28 コンデンサ用蒸着フイルムの製造方法 Granted JPS62279620A (ja)

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JPS62279620A true JPS62279620A (ja) 1987-12-04
JPH0528890B2 JPH0528890B2 (ja) 1993-04-27

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441450A (en) * 1977-09-08 1979-04-02 Nitsuko Ltd Method of making metalized film condenser
JPS57155720A (en) * 1981-02-27 1982-09-25 Illinois Tool Works Capacitor and method and device for producing same
JPS60183717A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 松下電器産業株式会社 金属化誘電体の電極マ−ジン形成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5441450A (en) * 1977-09-08 1979-04-02 Nitsuko Ltd Method of making metalized film condenser
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JPS60183717A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 松下電器産業株式会社 金属化誘電体の電極マ−ジン形成方法

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JPH0528890B2 (ja) 1993-04-27

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