JPS6227897Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6227897Y2 JPS6227897Y2 JP1981141819U JP14181981U JPS6227897Y2 JP S6227897 Y2 JPS6227897 Y2 JP S6227897Y2 JP 1981141819 U JP1981141819 U JP 1981141819U JP 14181981 U JP14181981 U JP 14181981U JP S6227897 Y2 JPS6227897 Y2 JP S6227897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hairspring
- holder
- adhesive
- outer end
- hair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 13
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テンプ式腕時計のヒゲゼンマイ固定
機構に関するものである。
機構に関するものである。
従来の接着剤によるヒゲゼンマイ固定方法は、
第１図と第２図のように、ヒゲゼンマイと平行に
ミゾ又は、穴を設けて、そこに接着剤を流し込ん
で固定している。第１図のような方法では、時計
にシヨツクが加わつた場合、ヒゲ持の斜面部Id、
又はミゾ部１ｅにヒゲゼンマイが引掛り、もとに
もどらないという欠点が生じる。第２図のような
場合は、ヒゲ持の斜面１ａが三段階の面取りにな
つておりヒゲゼンマイは引掛りにくくなつている
が、接着剤を流入させるためのミゾ１ｆがＶミゾ
１ｃとつながつてしまうので、接着剤はＶミゾ１
ｆを伝つて、ヒゲ持受の方まで流れ出してしま
う。このため、ヒゲ持ネジをはずしても、ヒゲ持
受とヒゲ持が接着されているため、ヒゲ持を分解
出来ないという欠点がある。
第１図と第２図のように、ヒゲゼンマイと平行に
ミゾ又は、穴を設けて、そこに接着剤を流し込ん
で固定している。第１図のような方法では、時計
にシヨツクが加わつた場合、ヒゲ持の斜面部Id、
又はミゾ部１ｅにヒゲゼンマイが引掛り、もとに
もどらないという欠点が生じる。第２図のような
場合は、ヒゲ持の斜面１ａが三段階の面取りにな
つておりヒゲゼンマイは引掛りにくくなつている
が、接着剤を流入させるためのミゾ１ｆがＶミゾ
１ｃとつながつてしまうので、接着剤はＶミゾ１
ｆを伝つて、ヒゲ持受の方まで流れ出してしま
う。このため、ヒゲ持ネジをはずしても、ヒゲ持
受とヒゲ持が接着されているため、ヒゲ持を分解
出来ないという欠点がある。
この考案は、前記二つの例のもつ欠点を同時に
除去するもので、ヒゲゼンマイの引掛りと接着剤
のヒゲ持受への流出を防止出来る、ヒゲゼンマイ
の固定機構を得ることを目的としている。
除去するもので、ヒゲゼンマイの引掛りと接着剤
のヒゲ持受への流出を防止出来る、ヒゲゼンマイ
の固定機構を得ることを目的としている。
次に、この考案を実施例にもとずいて詳細に説
明する。１はヒゲ持で、４のヒゲ持受に５のヒゲ
持ネジで固定されている。このヒゲゼンマイは、
３の接着剤をヒゲ持１の下部に設けられた軸方向
の接着剤流入穴１ｂを通して流入させて固定され
る。従つて、ヒゲ持の斜面部Iaは、ヒゲゼンマイ
が引掛りにくい三段階の面取りに出来て、新たに
設けた接着剤流入穴１ｂは、Ｖミゾに通じていな
いので、接着剤がＶミゾを伝つてヒゲ持受のとこ
ろまで流れてゆくのも防止出来る。
明する。１はヒゲ持で、４のヒゲ持受に５のヒゲ
持ネジで固定されている。このヒゲゼンマイは、
３の接着剤をヒゲ持１の下部に設けられた軸方向
の接着剤流入穴１ｂを通して流入させて固定され
る。従つて、ヒゲ持の斜面部Iaは、ヒゲゼンマイ
が引掛りにくい三段階の面取りに出来て、新たに
設けた接着剤流入穴１ｂは、Ｖミゾに通じていな
いので、接着剤がＶミゾを伝つてヒゲ持受のとこ
ろまで流れてゆくのも防止出来る。
以上に説明したように、この考案は、ヒゲゼン
マイがヒゲ持に引掛ることを防止し、同時に、ヒ
ゲゼンマイを固定する接着剤がヒゲ持受の方に流
れ出すことを防止出来るヒゲゼンマイの固定機構
である。
マイがヒゲ持に引掛ることを防止し、同時に、ヒ
ゲゼンマイを固定する接着剤がヒゲ持受の方に流
れ出すことを防止出来るヒゲゼンマイの固定機構
である。
１Ａ図、１Ｂ図は、従来例の側面図とその底面
図、２Ａ図、２Ｂ図および２Ｃ図は、さらに従来
の側面図、底面図及び２Ａ図のＸ−Ｘ線断面図、
３Ａ図、３Ｂ図、３Ｃ図は本考案の一実施例を示
す側面図、底面図および第２図ＡのＹ−Ｙ線断面
図である。 １……ヒゲ持、２……ヒゲゼンマイ、３……接
着剤、４……ヒゲ持受、５……ヒゲ持ネジ。
図、２Ａ図、２Ｂ図および２Ｃ図は、さらに従来
の側面図、底面図及び２Ａ図のＸ−Ｘ線断面図、
３Ａ図、３Ｂ図、３Ｃ図は本考案の一実施例を示
す側面図、底面図および第２図ＡのＹ−Ｙ線断面
図である。 １……ヒゲ持、２……ヒゲゼンマイ、３……接
着剤、４……ヒゲ持受、５……ヒゲ持ネジ。
Claims (1)
- ヒゲゼンマイの外端部を固定するヒゲ持を有す
るテンプ式腕時計において、前記ヒゲ持はヒゲ持
下部に複数の大きな斜面部を有し、該斜面部に前
記ヒゲゼンマイの外端部を固定するヒゲゼンマイ
案内穴を有し、前記ヒゲ持の最下端から前記ヒゲ
ゼンマイ案内穴へ貫通して設けられ前記ヒゲゼン
マイの外端部を固定する接着剤を流入する接着剤
流入穴を有することを特徴とする腕時計における
ヒゲゼンマイの固定機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14181981U JPS5846184U (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 腕時計におけるヒゲゼンマイの固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14181981U JPS5846184U (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 腕時計におけるヒゲゼンマイの固定機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5846184U JPS5846184U (ja) | 1983-03-28 |
| JPS6227897Y2 true JPS6227897Y2 (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=29934883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14181981U Granted JPS5846184U (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 腕時計におけるヒゲゼンマイの固定機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846184U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017026601A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム | 接着剤接合による時計用ゼンマイの固定 |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP14181981U patent/JPS5846184U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017026601A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム | 接着剤接合による時計用ゼンマイの固定 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5846184U (ja) | 1983-03-28 |
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