JPS62275047A - 砂の性状改良方法及び装置 - Google Patents

砂の性状改良方法及び装置

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JPS62275047A
JPS62275047A JP61124876A JP12487686A JPS62275047A JP S62275047 A JPS62275047 A JP S62275047A JP 61124876 A JP61124876 A JP 61124876A JP 12487686 A JP12487686 A JP 12487686A JP S62275047 A JPS62275047 A JP S62275047A
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sand
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strainer
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白木 久
永久 利夫
竹田 清則
健志 原田
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Kitagawa Iron Works Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B3/00Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/04Periodical feeding or discharging; Control arrangements therefor

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分腎) 本発明は、コンクリート強度の向上を図り且つ塩害等に
よるコンクリートの経蒔劣化を未然に防止する為に、生
コンクリートやコンクリ−1・二次製品を製造する際に
使用される砂、特に海砂の性状を改良する為の装置に関
し、更に詳しくは、砂に含まれる泥分や塩分を表面水と
共に洗浄し乍ら遠心分離し、不純物が少なくて表面水分
の一定した良質な性状の砂に改良する為の装置に関する
(従来技術及びその問題点) 近年、海砂を使用した生コンクリートやコンクリート二
次製品の塩害による品質欠陥が社会問題となり、海砂を
使用する場合には脱塩を行うことが必須の条件とされて
さている。
従来、海砂は、海底から採取した後運搬船上で清水を散
水したり(船上散水方式)、陸上げ後野積して清水を散
水したり(野積散水方式)して脱塩を行っていた。
しかし乍ら、上記従来方法では、大量の砂に水を掛ける
為、散水ムラが生じて確実な除塩を行い得ないものであ
り、逆に、確実に除塩を行う為には必要以上の大量の清
水を消費することが不可欠となる。加えて、野11ia
水方式の場合には、その為の広い敷地を確保することが
必要となる。又、散水直後の砂はその表面水車が高い為
、直ちに生コン用として使用出来ず、天日乾燥処理を行
う時間が必シとなっている。
更に、生コン工場や二次製品工場においては、露天の砂
貯蔵設備が多数を占めており、風雨にさらされて常に砂
の表面水分が変化する為、砂を使用する前に絶えず表面
水分を計測して混合水量の補正をする等の余分な手間と
労力を消費していた。
この為、上記方式に代えて或いはこれに加えて、事前に
砂に一定量の清水を散水した後、回転ドラムや回転テー
ブル等により砂を噴出させて衝突板に衝突させること(
衝突板方式)が行われている。
しかし乍ら、この方法に使っても、表面水の離脱が砂の
衝突時の瞬間的な時間内でしか行われず、粗粒子のもの
に対しては成る程度の効果を挙げることが出来るものの
細粒子となると砂の表面水が広く表面水の表面張力が強
い為充分な除水効果が得られない、又、衝突板に当った
瞬間は砂と水が分離するものの、水も衝撃により飛散す
る為、分離水が空中で再び砂に付着してしまい、望まし
い効果を得ることが困難となっている。特に投入する砂
の表面水車が高い程、この傾向が顕著となる。更に、初
期表面水の量によって分離後の表面水分がばらついたり
、衝突時の衝撃で砂が粉砕されその物性が変化してしま
う等の問題点も有している。
又、脱塩効果に関しても、分離された表面水分が減少し
た分だけ比例的に塩分が減少するにすぎず、初期目的が
達せられないのが現状である。
(発明の目的) 本発明は、上記の如き事情に鑑み、脱塩及び水分m!I
!を短時間で且つ効果的に行い得る砂の性状改良装置の
提供、をその目的とするものである。
(発明の構成) 上記目的達成の為、本発明に係る砂の性状改良装置は、
一端側に開口部を有し且つ側周面に水分を;東遇する手
段を形成した中空回転体と、該回転体を回動自在に支承
する支持手段と、該支持手段に支承され前記回転体を回
転駆動させる可変速モータと、前記支持手段を上下方向
に傾動させる手段とから4I成されており1回転体内に
収容した砂に含まれる表面水や、砂に含まれる塩分と洗
外液と共に、回転体の回転により生ずる遠心力を利用し
て分離しようとするものである。
(発明の実施例) 第1図示atは、軸受アーム4に回転自在に支承された
筒状回転体1と、該回転体lを回転駆動する為の可変速
モータ9と、軸受アーム4を回転体1と共に傾動させる
為のエアシリンダ12とを有している。
筒状回転体1の先端側には、砂の受入れ及び排出の為の
開口部2が形成されていると共に、後端側に回転軸3が
取付けられている。
又、回転体1の側周部には、内部に導入された砂から分
離される水や液分を外部へ流出させる為の複数の流出孔
8・・・が形成されている。
軸受アーム4には、回転体lを回転自在に支承するため
の回転軸軸受部5と、最下部に放出口18を備え回転体
重の流出孔8・・・より流出した水や液分を収集する収
集枠16とが取付けられていると共に、左右一対の枢軸
6・6を中心として上下方向傾動可攬に基台7に支承さ
れている。
可変速モータ9は、軸受アーム4に固定されると共に、
無端ベルト10を介して回転体lを回転駆動するように
なっている。尚、この可変速モータ9の回転速度は、回
転速度制御装置11によって任意に設定rif能となっ
ている。
エアシリンダ12は、その基端側が枢軸13により基台
7上に、ロッド側が枢軸14により軸受アーム4に夫々
枢支されており、そのロッド伸縮により回転体1が軸受
アーム4と共に傾動乃至復動するようになっている。
回転体1の回転軸3内部は中空状となっており1図示し
ない洗浄液供給涼から洗浄液等を回転体l内に供給する
為の供給管15が相対回転可能に貫通設置されていると
共に1回転体1内の供給管15の側面に形成した多数の
噴出孔15a・・・から回転体1内周面方向に液を噴射
するようになっている。
尚、回転体l内への砂供給は、開口部2内へ先端を移動
可能なシュート17により行われる。
上記の如く構成した装置では、回転体1を低速回転させ
乍ら、塩分や泥分を含んだ表面水を有する砂をシュート
17から回転体lの内部に供給した後、可変速モータ9
の回転数を徐々に上げて回転体1を高速回転とすること
により、回転体l内の砂に遠心力が作用して表面水が分
離され、該表面水は回転体l側周の流出孔8・・・から
外部へ流出される。所定時間経過後に、洗浄液を供給管
15より回転体l内へ所定I供給し、砂に噴射してこれ
を洗浄するものであるが、この洗浄液も最終的には遠心
力により砂と分離され、流出孔8・・・から外部へ流出
されて分離工程が完了する。
尚、砂と分離されて流出孔8・・・から流出した表面水
及び洗浄液等は、収集枠16で収集され、放出口18か
ら本装置外へ放出される。
上記分離工程が完了すると、エアシリンダ12を作動さ
せて回転体1を傾動させ且つ可変速モータ9の回転数を
徐々に下げて回転体1を低速回転とすることにより、該
回転体1内の砂が遠心力を失って開口部2より回転体l
外へ排出される。
この回転体l外への排出工程が終了すると、エアシリン
ダ12を復動させて傾転していた回転体1を原位置に復
帰させることにより1サイクルの作業が終了する。
上記の如く、砂の供給時から徐々に回転体1の回転数を
上昇させるので、砂が回転体1内周面に均等に分散され
ながら遠心力により回転体1内周面に押し付けられる為
1重量のアンバランスにより生ずる高速回転体特有の異
常振動を発生させることなく、回転体lをスムーズに回
転させることができる。
又、所定時間砂と表面水を分離して、塩分や泥分の少な
い砂へと改良された状態で、更に回転体1内に洗浄液を
供給し、砂に噴射して洗浄すると共に、継続的に洗浄液
分を分離させることにより、含水率の一定した不純物の
少ない良質な砂を少量の洗浄液で、且つ短時間に効率的
に得ることができる。
更に、砂の初期性状によっては、洗浄液量を増減したり
、仝〈供給しないようにしたり、又、洗浄液を清水とし
たり、化学的な薬剤を加えたものにしたりして、砂を用
途目的に合致させた性状に自在に改良することが可能と
なる。
又、遠心力で砂と水や液分を分離する為、砂の粉砕も極
めて少なく、二次的な弊害を防止することが出来る。
尚、上記実施例では、軸受アーム4に回転軸3を支持す
る41i成としたが、装置を大型化する場合等には、回
転体1の外周をローラ等で支持する所謂両端支持構造と
してもよく、又、洗浄液等の供給v15は、回転軸3の
軸内部に貫通設置することなく、シュート17に付設し
てもよい。
第2図は、第1図示装置を2合同時に使用する場合の実
施例であり、二股状シュート170を中央にして各装置
の開口部2・2を向い合せに設置し、シュート170の
供給方向を切換プレート170aにより交互に切換え、
2つの回転体1−1内に交互に砂を供給するように構成
したものである。
而して、このように構成したものでは、砂の性状改良工
程のスピードアップを図り得るのは勿論のこと、2台の
装置の内の一方が砂の排出工程に入り回転体1の回転を
減速し始めると同時に他方の装置の分離工程を開始させ
て回転体lの回転を増速させるような運転となすことに
より、減速中の四転エネルギ−をモータ11から電力と
して回生し、増速中のモータに供給する省エネ運転を行
うことが可能となる。
第3及び4図は、本発明の別の実施例を示す0本実施例
に於いては、第1図示実施例の洗浄液供給管15に代え
て、固定軸32を回転体lの回転軸3内に相対回動可能
に貫通設置すると共に、回転体1が回転しても固定軸3
2が回転しないようその外端側を軸受アーム4に固定し
たものである。
固定軸32の回転体l内突出部には、衝撃板和装fi2
1のケーシング22が固定され、衝!!緩和装置21に
は、固定軸32と平行な軸23が相対回転可能に貫通設
置されている。この軸23は2通常時には第4図示位訝
にあるが、回転体lが第4図示矢印a方向に回転を開始
し、導入砂によって第4図矢印す方向への抑圧付勢力が
加わると、スプリング23aの弾発付勢力に抗して回転
し、抑圧付勢力が解除されると、スプリング23aの反
発力により所定位置に復帰するようになっている。又、
軸23のケーシング外突出両端部には、アーム25.2
6が夫々固着されており、該両アーム25.26により
、回転体lの内周面と砂収容に必要な隙間を隔てて位ユ
する固定板24が支承されている。
固定板24の回転体先端側には、移動板27の一端が枢
軸28にて回転自在に支持されており、該移動板27は
、基端がアーム26に枢軸30で枢支され且つロッド先
端が移動板27に枢軸31で枢支された流体シリンダ2
9により、枢軸28を中心として回転体1内周而方向に
往復採動可走となっている。又、移動板27は1回転体
l内周而に近接する側を回転体1内周面の断面形状と−
・致するように形成されており、該移動板27が回転体
内周面方向へ最大移動した位2?cにては、回転体1内
周面との隙間が一定量となるようになっている。
流体シリンダ29は1図示しない配管により、固定軸3
2の中空部を介して回転体1外部の油圧乃至空気圧変換
装置と連結されている。又、洗浄液も、この固定軸32
中空部を介して導入され、固定軸32の回転体l内外周
に形成した図示しない噴出孔から噴射されるようになっ
ている。
尚、上記実施例では、移動板27を固定板24に支点支
持されて揺動回転する構成としているが、移動手段を複
数個設は或いは直進移動用ガイドを設けることにより、
回転軸32と平行な状態にて移動板29が回転体1内周
面との間を直進往復動するような構成としても良い。
上記の如く構成されたものでは1回転体lの回転軸方向
を水平面に対し傾斜させ、該回転体の先端が所定角度上
向きになるように保持した状態で、砂が遠心力作用によ
り回転体l内周面に付着する程度の低速回転とし、塩分
や泥分を含む表面水を有する砂を、図示しない振動フィ
ーダ、スクリュウコンベア等の7酸供給手段により、回
転体1内へ連続的に供給する。供給された砂の層厚は回
転体1の円周方向、軸方向ともに一定しておらず、砂層
内側表面は凹凸状態となるが、該凹凸状態の内凸部が固
定板24に接触し、そのかきならし作用により砂層面が
全周−7化されることとなる。又、接触により回転体l
の回転抵抗が増加し、それに応じて可変速モータ9の電
流が増加することとなるので、図示しない電流検出装置
にて検出される電源値が所定値を越えた時点で定酸供給
手段に供給停止信号を送ることにより、供給量を一定に
することができる。
砂層厚さの一定化がなされた後、可変速モータ9の回転
数を増速させて回転体を高速回転とし、砂の遠心分離を
なさしめる。
遠心分離工程が完了すると、回転体l先端を下方へ傾転
させ、且つ可変速モータ9の回転数を徐々に減速させて
回転体を低速回転となさしめることにより、該回転体内
の砂は遠心力を消失させられ、回転体外へ排出される。
この時、回転体内周面に付着した砂は、流体シリンダ2
9により移動板27を内周面付近迄揺動させることによ
り、かき落とすことができる。
排出工程が完了すると、傾転していた回転体lを所定位
置に復帰させると共に移動板27を所定位置に復帰させ
て1サイクルの工程を終了する。
従って、上記実施例構成に依れば、固定板24の作用に
より、円周方向均等な層厚となるよう砂を回転体内に導
入出来るので、回転体1が重量的な不釣り合いによる高
速回転体特有の異常振動を発生させることなく、非常に
バランス良く回転させることができる。
又、排出時においても、移動板27により回転体l内に
砂を残すことなく、短時間且つ確実に砂の排出を完了さ
せることが可能となる。
又、固定板24及び移動板29に回転体1の回転方向に
対する衝撃緩和装置121を付設したことにより、砂と
の接触時の*aを吸収することが出来、装置の損傷を防
止することができる。
更に、可変速モータの電流値と油圧、空気圧変換装置の
油の変化量から移動板の移動量を検出し、回転体内に供
給された砂量を知ることも可使となる。
上記第3及4図示実施例vcatを用いて砂の性状改良
作業を自動処理する場合の好ましい処理パターンは第5
v!J示の通りである。
即ち。
第1ステツプ 遠心分離時の約20%の回転数に達した時点で図示しな
い砂供給手段(ベルトコンベア・振動フィーダースクリ
ューコンベア等)に制御信号を送って砂の投入を開始し
、第2ステツプ 回転体内に付設された固定板レベル迄砂が投入され、砂
と固定板長手方向全面に亘る接触が生じるレベル(モー
タの電流値がピークに達したレベル)に達すると、砂供
給手段に制御信号を送って砂の投入を停止し、 第3ステツプ 回転数が100%に達した時点で所定時間遠心分離を行
った後、 第4ステツプ 減速を開始すると共に回転体を傾転させ、回転数10%
レベルで移動板を移動させて砂の排出を行うものである
砂排出時の回転数は、砂が遠心力作用により回転体内周
面に留まって回転体と共に回転する限界域であり、砂投
入時の回転数は、投入された砂が確実に回転体内周面に
留まり且つ局部的に多量の砂が位置して不釣合が生ずる
のを防止する為、砂排出時より高回転としている。
又、モータの電流値がピークに達する際には1回転体内
の砂がその内周面に平均的に分布された状態となってお
り、一方、砂供給停止後にも回転体が増速されるので砂
が回転体内周面により圧密されることとなり、固定板と
砂表面との間に隙間が生ずる。従って、両者がいつまで
も接触してモータに不要な負荷を掛は続けることはない
以上の如く、砂の投入量検出にはモータの電流値検出、
その他の工程はタイマ制御により自動制御することによ
り、上記遠心分離作業を全自動化することが出来る。
尚、第6図は、上記実施例装置を第2図示実施例の如く
2台組合せて使用する場合の運転パターンを示し、一方
の減速時に他方を増速させるタイムサイクルとすること
により、一方の減速エネルギーを他方のに?I速エネル
ギーに転化する省エネ運転が可能となる。
第7及8図は、本発明の更に別の実施例を示し、固定板
を設けず移動板270のみの構成とし、該移動板270
を同期駆動される2つの流体シリンダ51・52にて回
転体1内周面方向に直進往復動させる構成とし。
砂供給時のかきならし及び砂排出時のかき落としを共に
この移1肋板270で行う構成としたものである。而し
て、本実施例装置では、この移動板270を、砂突入時
をb位置とし、満量を電流検出した時点でa位置に戻す
と同時に砂供給を停止することにより、シュート内に残
存する落差分の砂を受入れた後、再度移動板270をb
方向へ移動させて砂壁表面のかきならしを行うものであ
る。尚、砂排出時にはC位置に移動して、残存砂のかき
落としを行う、従って、砂層表面のかきならしが確実に
行えると共に、b位置を変化させることにより砂の導入
量を変化させることが可能となる。尚、移動板270の
移動子役として流体シリンダ51・52を用いているが
、モータシリンダ等の電動シリンダとしてもよい。
第9及び10図は、本発明の更に別の実施例を示し、移
動板370を回転体lの内周方向に、往復!fi動させ
るよう構成したものである。而して、本実施例装置の移
動板370は、固定軸32に固着された固定アーム37
1拳371に支軸372・372を中心として揺動可能
に支承された一対の揺動アーム、373・373に固定
されており、同じく固定軸32に固着された固定アーム 211・・・の上端に取付けられた衝撃緩和装置210
・・・を介して支承された流体シリンダ510.520
により1回転体1内周方向に往復動されるようになって
いる。尚、本実施例装置も、移動板370をa、  b
、  c位置に夫々移動させることにより、第7及8図
示実施例装置と同様の機部を果すこととなる。
第11図は、本発明に使用する回転体構造の別の実施例
を示すものであり、回転体lの中央部1aのみを円筒状
とすると共に、その両側を先細円錐台状1belcとし
て構成したものである。而して、円筒状中央部1aの側
周面には、分離水流出孔8・・・が複数形成され、その
内側にネット状7ペーサ81を介してストレーナ82を
取付けたものである。
尚、このスペーサ81とストレーナ82とは、押え金8
3@83にて円筒状中央部1a内周面に着脱可脂に取付
けられている。
又、このネット状スーペーサ81は、遠心脱水時にスト
レーナ82が流出孔8・・・より外にはみ出ることを防
止すると共に、回転体l内周とストレーナ82の間にス
ペースを設けて分離水の流出を助長する為のものである
尚、ストレーナ82としては弾性力のある素材を採用す
ることが好ましい、蓋し、遠心分離時には遠心力作用に
よりストレーナの目開き間隔が広がり、一方、遠心力が
解除されると、目開きが原状に復帰し、その際の弾力に
より引掛っていた砂が内方に押し戻されて目詰まりを防
止することが出来る故である。
このように構成するものでは、第12図示の如く、円錐
台状部1b−1c域においては、砂粒子自体が一種のス
トレーナとしてのa俺を果す為、当該域の分離水のみが
一旦円錐台状部Lbalcの内周面に達し、次いでその
内周面傾斜によって円筒状中央部1aに収集され、スト
レーナ82を介して流出孔8・・・より流出することと
なる。従って1回転体1内周面全域に亘って多数の流出
孔を高密度で設ける必要がなく、回転体lの強度が向上
すると共に分離水の飛散を防止出来、且つ目詰まり時の
洗浄作業が容易となると共に、ストレーナ交換により洗
n−回数を大幅に減少することが出来る。ちなみに、流
出孔8・・・は、円筒状中央部1の内周面面積に対し、
開孔率10%程度とすれば充分である。
第133t 14図は、ストレーナの別の実施例を示し
、第11図示実施例に於ける円筒状中央部1aの内周に
沿って数分割した大きさの二二ッ)100として構成し
たものである。このユニット100は、単繊維を用い平
織した通気度20〜100 c c/ctsl −5e
cのナイロン布又は10O〜200メツシュのステンレ
ス長金劇から成るストレーナ102と、目開き5〜10
mmの金属製乃至樹脂製のネット状スペーサ101を重
ね合わせ、周囲を縁金103にて囲繞して構成されてい
る。而して、縁金部103に形成した複数の貫通孔10
4を介して回転体中央部1a内閘にボルト締め固定され
るようになっている。
尚、縁金103の下半分をゴム等の弾性部材で構成し、
ストレーナ102を取り外し自在とすることにより、ス
トレーナを交換可能なユニットとすることも出来る。
第15及16図は、ストレーナユニットの他の実施例を
示し、多数のスリット120・・・を全域に亘って形成
したスリ、)付プレート121とその同辺下部に取付け
たスペーサ部材122・122及び中央下部に取付けた
補強リブ123とから構成されている。この構成のもの
では、第17図示の如く砂同志が重なり合い、砂自体が
一種のストレーナの役目を成し、分離水は砂の空隙間を
通り、スリット120から外部へ排出される。
i18及19図は、ストレーナユニットの別の実施例を
示し、断面形状が逆台形の楔形をした線材151・・・
を、隙間が0 、1 mm、is!度になるように多数
並べ補強板152・・・を交差方向に配置して、分割ユ
ニットとしたものであり、ユニットの内面より外面側の
方が線材151の間隔が広くなっている為、肉厚部への
砂の引っかかりがなく目詰まりが極めて少ないと共に逆
洗浄も容易である。
尚、上記第15乃至18図示実施例のものでは、回転体
1の円筒状中央部1aとストレーナの121−151と
の間のスペースは補強材121−152により確保され
るのでスペーサ部材は不要である。
第20図示のものは、本発明に係る別のストレーナ構造
を示すものであり1回転体の円筒部1a内径を円錐筒部
1b、lcの内径より大きくした形状とし、取付枠17
1・171を円錐筒部1b・lc内周面のテーパ傾斜に
一致させる断面形状としたものである。これにより1分
離水のたまりがなくなり、確実な分離が可1をとなる。
第21図は上記の如き回転体のストレーナ洗浄を行う装
置を付設した実施例を示す。
洗浄装置は、回転体1に設けられた分離水流出孔8・・
・の回転軸方向の個数と一致する数の岐管181・・・
をその木管182から分岐させ、その先端にノズル18
3・・・を取付けて成るものである。岐管181・・・
は収集枠16に固定され、高圧洗浄水の供給手段として
の高圧水ポンプ184に接続されている。而して、遠心
分離工程数パッチ完了毎に、砂の排出工程に引続いて、
排出時の低速回転状態にて高圧水ポンプ184を起動さ
せ1回転体1外側より高圧水を矢印a方向に噴射させて
ストレーナ洗浄を行うものである。尚、洗浄手段として
は、高圧水に代えて高圧エアを使用してもよい。
このような洗浄機構を備えることにより、ストレーナ乃
至ストレーナユニットを取り外して洗浄したり、交換し
たりする手間が不要となり、又、回転体lの外側から内
側へ向けて高圧水又は高圧エアを噴射するため、ストレ
ーナの網目に引掛った砂や付着した砂を容易且つ確実に
取り除くことが可能である。更に、低速回転にて洗浄を
行う為、ストレーナに付着した砂の遠心力の影響を受け
ることがない為、付着した砂が取除き易い、尚、洗浄後
、回転体1に残った砂は排出することなく次の砂投入工
程で投入された砂と一緒に遠心分離を行えばよい為、ロ
ス酸が発生しないと同時にロス酸の回収設備、手間が不
要であり、砂の性状改良装置周辺を汚すこともない。
(発明の効果) 上記の如き本発明に係る砂の性状改良装置に依れば、脱
塩及び水分調整を短時間で且つ効果的に行い得ると共に
、回転体内の回転方向に対面する位置に固定板乃至移動
板を設けた場合には、砂供給時に回転体内周面に砂を均
等に分布させて遠心分離時の回転体の異常振動を防止せ
しめると共に、排出時には移動板を移動させて回転体内
の砂の付着を防止し、排出時間を短縮することができる
。又、回転体の一部にストレーナユニットを脱着可雀に
取付けた場合には、ストレーナ管理が筒単に行えるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る砂の性状改良装置の実施例を示す
部分切欠斜視図、第2図は他の実施例を示す部分断面側
面図、第3図は別の実施例を示す内部構造図、第4図は
第3図の要部左側面図、第5及6図は本発明?を置の運
転サイクルを示すタイムチャート図、第7図は本発明の
更に別の実施例を示す内部構造、第8図はその要部左側
面図、第9図は本発明の更に別の実施例を示す内部構造
略図、第10図はその要部左側面図、第11及12図は
回転体の他の実施例を示す説[51図、第13Ui!J
はストレーナの分割ユニット実施例を示す斜視図、第1
4図はそのA−A断面図、第15図はストレーナユニッ
トの他のχ雄側を示す斜視図、第16図はそのA−A断
面図、第17図はその拡大説明図、3818図はストレ
ーナユニットの更に別の実施例を示す斜視図、第19図
はそのA−A縦断面図、第20図はストレーナユニー/
 )の更に別の実施例を示す説明図、第21図はストレ
ーナ洗浄機構を示す説明図である。 FIG、6 回転数 ^ FIG、7 FIG、8 FIG、9 FIG、20 FIG、+5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一端側に開口部を有し且つ側周面に水分を瀘過す
    る手段を形成した中空回転体と、該回転体を回動自在に
    支承する支持手段と、該支持手段に支承され前記回転体
    を回転駆動させる可変速モータと、前記支持手段を上下
    方向に傾動させる手段とから構成したこと、を特徴とす
    る砂の性状改良装置。 (2)前記水分瀘過手段が複数の穿孔である特許請求の
    範囲第(1)項に記載の砂の性状改良装置。 (3)前記中空回転体を、その開口部を対向した状態で
    一対設置し、分岐点位置に切換プレ ートを設けた二股状シュートから、前記一対の回転体に
    交互に砂を供給するよう構成し た、特許請求の範囲第(1)項に記載の砂の性状改良装
    置。 (4)前記支持手段に、前記回転体の周囲を囲繞すると
    共に下方に放出口を形成した水収集枠が取付けられた特
    許請求の範囲第(1)項に記載の砂の性状改良装置。 (5)前記傾動手段が流体シリンダである特許請求の範
    囲第(1)項に記載の砂の性状改良装置。 (6)前記回転体が中空回転軸を有すると共に、前記支
    持手段が該回転軸用の軸受部を有し、前記回転軸の中空
    部を介して洗浄液供給管が回転体内に挿入されている特
    許請求の範囲 第(1)項に記載の砂の性状改良装置。 (7)前記回転体が回転軸を有すると共に、前記可変速
    モータの回転駆動力が無端ベルトを介して前記回転軸に
    伝達される特許請求の範囲第(1)項に記載の砂の性状
    改良装置。 (8)前記回転体が中空回転軸を有すると共に、該回転
    軸の中空部を貫通して固定軸が回転体内に突出し、該固
    定軸突出部に衝撃緩和装置を介して支持される固定板と
    、該固定板に支持され回転筒内周面方向に自在に移動す
    る移動板とを設置した特許請求の範囲第(1)項に記載
    の砂の性状改良装置。 (9)前記回転体が中空回転軸を有すると共に、該回転
    軸の中空部を貫通して固定軸が回転体内に突出し、該固
    定軸突出部に衝撃緩和装置を介して移動板が支持され、
    該移動板が回転体内周面に向けて往復動する特許請求の
    範囲第(1)項に記載の砂の性状改良装置。 (10)前記回転筒の中央部分を円筒状となし、該円筒
    状の両側に円筒側を大径とする円錐筒を接合させて筒体
    を形成させると共に、前記瀘過手段として、該筒体の円
    筒部にストレーナを内設した特許請求の範囲第(1)項
    に記載の砂の性状改良装置。 (11)前記ストレーナと前記円筒状中央部内周面間に
    スペーサを介装した請求の範囲第(10)項に記載の砂
    の性状改良装置。 (12)前記ストレーナとスペーサを、前記円筒状中央
    部内周面の周方向に分割し、前記円筒状中央部内周面に
    着脱可能とした複数のユニットから成る特許請求の範囲
    第(11)項に記載の砂の性状改良装置。 (13)前記ストレーナが、前記円筒状中央部内周面の
    周方向に分割されたスリット付プレートから成り、該ス
    リット付プレートの下方周囲にスペーサを形成すると共
    に、下方中央部周方向に補強リブを取付けて成る特許請
    求の範囲第(10)項に記載の砂の性状改良装置。 (14)前記ストレーナが、断面楔状の複数の縁材から
    成り、両側部下方周方向に形成したスペーサと、軸方向
    に取付けた補強リブとにより支承される分割ユニットか
    ら構成される特許請求の範囲第(10)項に記載の砂の
    性状改良装置。 (15)前記円筒状中央部の内径を、前記円錐筒部の最
    大内径より大きくし、且つストレーナの取付枠を円錐筒
    部内周面のテーパ傾斜に一致させる断面形状とした特許
    請求の範囲 第(10)項に記載の砂の性状改良装置。 (18)前記回転筒外部から内部のストレーナに向けて
    高圧水を噴射可能なように前記収集枠に洗浄水噴射ノズ
    ルを設置し、高圧水供給手段を該洗浄水噴射ノズルに接
    続して、回転筒内の分離水の流出方向とは逆方向に高圧
    水を噴射させるストレーナ洗浄機構を備えた特許請求の
    範囲第(1)項に記載の砂の性状改良装置。
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DE3620616A1 (de) 1987-01-02
GB2178332A (en) 1987-02-11
JPH0651587B2 (ja) 1994-07-06

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