JPS6227443Y2 - - Google Patents

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JPS6227443Y2
JPS6227443Y2 JP1723583U JP1723583U JPS6227443Y2 JP S6227443 Y2 JPS6227443 Y2 JP S6227443Y2 JP 1723583 U JP1723583 U JP 1723583U JP 1723583 U JP1723583 U JP 1723583U JP S6227443 Y2 JPS6227443 Y2 JP S6227443Y2
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JP
Japan
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compressor
temperature
air
mix door
set level
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JP1723583U
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JPS59122908U (ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用空気調和装置の制御装置、特に
コンプレツサをオンオフ制御する制御装置の動作
レベルを調整するとともにエアミツクスドアの開
度を制御して省動力化を図るものに関する。
従来、特開昭51−27245号に示すようにコンプ
レツサを、ヒータモード時とベンチユレートモー
ド時において作動させないようにして省動力化を
図るようにしたものが公知である。
しかしながらこのようにヒータモード時におい
てコンプレツサを停止した場合には、車室内の除
湿を図るときにコンプレツサを駆動することがで
きず、このため窓ガラス内面の曇りを晴らすこと
ができない。また、外気が低温から高温に移ると
きのベンチユレートモード時にコンプレツサを停
止した場合、この時コンプレツサを全く駆動する
ことができず、従つて冷風の吹き出しが行われな
いために快適性を損なうという欠点を有してい
た。
本考案の目的はエバポレータ側の温度と設定レ
ベルとを比較してエバポレータ側の温度が設定レ
ベルまで降下したときに、コンプレツサを停止す
るようにした制御装置において、上記設定レベル
を一定値だけ上昇するようにしてコンプレツサが
オフする割合を増加するようにして省動力化を図
り、従来のようにコンプレツサが完全に停止され
ることによる不具合を除去するものであり、以下
実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案による車両用空気調和装置の制
御装置の一実施例を示すブロツク図であり、同図
において1は演算回路であり、これは図示しない
温度コントロールパネルに設けられた温度設定器
2の設定温度TDに相当する信号と、車室内温度
センサ3により検出される車室内温度trに相当す
る信号と、外気センサ4により検出される外気温
度taに相当する信号と、日射センサ5により検出
される日射温度tsに相当する信号を演算すること
により総合信号Tを演算する。この総合信号Tは
例えばT=−TD+(tr+ta+ts)として表わさ
れ、車室内温度TDに反比例するもので、この温
度TDが低くなると大きくなり、車室内温度tr、
外気温度ta、日射温度tsに比例するもので、これ
等温度が低くなると小さくなるように変化する。
この演算回路1の総合信号Tに対応する出力信号
は加算器6を介してエアミツクスドア制御回路7
に供給され、エアミツクスドア制御回路7はエア
ミツクスドア8の開度θを制御するためのアクチ
ユエータ9を制御する。また演算回路1からの上
記総合信号Tに対応する出力信号は減算器10を
介してコンプレツサ制御回路11に供給される。
コンプレツサ制御回路11はスイツチ回路12を
介してコンプレツサ13を制御する電磁クラツチ
14をオンオフ制御する。上記スイツチ回路12
は制御器15により制御されるもので、制御器1
5は温度設定器2からの設定温度TDに対応する
信号と、センサ3の車室内温度trに対応する信号
との差Sを検出し、この差Sが設定値Pよりも小
さいときに、スイツチ回路12をオフしてコンプ
レツサを停止し、設定値Qより大きいときに上記
スイツチ回路12をオンしてコンプレツサをオン
モードとする。但しP<Qである。
上記エアミツクスドア制御回路7は、例えば温
度設定器2の設定温度TDが低温方向に制御され
て総合信号が大きくなると、第2図aの特性Fに
示すように、エアミツクスドア8の開度θを小さ
く制御し、これによりエアミツクスドア8はヒー
タモードからクーラモード方向に制御されて、エ
バポレータ側からの冷風の混合割合をヒータコア
の暖風に対して大きくするように制御する。コン
プレツサ制御回路11は第2図bに示すようにエ
バポレータ側の温度teを検出するセンサ16から
の信号と、設定レベルL1とを比較して、上記温
度teが設定レベルL1まで低下したときに電磁ク
ラツチ14をオフとし、コンプレツサ13を停止
し、設定レベルL1より若干大きい設定レベルL
2よりも上記温度teが高くなるとコンプレツサ1
3を再びオンする。すなわち、このようなオンオ
フ制御を行う。この場合、コンプレツサ制御回路
11における上記設定レベルL1,L2は上記総
合信号Tが次第に大きくなると、その値が次第に
小さくなるように制御されるもので、これにより
総合信号Tが小さくなるとコンプレツサの稼動率
が小さくなり、省動力化が図れるように構成され
ている。
17はエコノミースイツチ18により駆動され
る制御器であり、総合信号Tが設定値mとnとの
範囲にある場合において、信号TBを加算器6に
出力してエアミツクスドア制御回路7に出力され
る総合信号Tに、この信号TBを加算し、また、
補正回路19を介して減算器10にこの信号TB
を出力する。この場合、上記信号TBは補正回路
19によつて補正されて信号TCとなる。減算器
10によつてコンプレツサ制御回路11に供給さ
れる総合信号Tよりこの信号TCの分だけ減算さ
れる。すなわちエアミツクスドア制御回路7に例
えば総合信号TAが出力されたとすると、エアミ
ツクスドア制御回路7には加算器6の働きによつ
てTA+TBが入力され、また、減算器10の働き
によつてコンプレツサ制御回路11にはTA−
TCが入力される。ここで上記設定値mはエアミ
ツクスドアの開度が中間領域の上限値θmに相当
する総合信号nは上記中間領域における下限値θ
nに相当する総合信号である。上記エアミツクス
ドアが中間領域θmないしθnの間に設定された
場合には、冷風と暖風との混合割合がほぼ等しい
バイレベルモードに設定される。
以上の構成による車両用空気調和装置の制御装
置の動作について第2図、第3図を用いて説明す
る。
いま、エコノミースイツチ18がオンしている
と制御器17によつて総合信号Tの大きさが判定
される。ここで、エアミツクスドア8が冷風と暖
風との混合割合をほぼ等しい状態に設定するよう
なバイレベルモードに設定されているときは総合
信号Tがmとnとの範囲内にあるので、制御器1
7から信号TBが出力される。このとき演算回路
1により演算される総合信号Tの大きさをTAと
すると、加算器3によつてこの総合信号TAに上
記信号TBが加算されて、エアミツクスドア制御
回路7に出力され、これによりエアミツクスドア
8の開度θはθAよりもθBだけ小さく設定され
て、エアミツクスドア8はクーラモード側に若干
補正される。これによつて冷風の混合割合が若干
増加される。一方制御器17からは信号TBが補
正回路19を介して信号TCとして出力され、こ
の信号TCは減算器10に供給されて総合信号
TAは信号TCの分だけ減算されて、コンプレツ
サ制御回路11に供給される。このためコンプレ
ツサ制御回路11の設定レベルL1,L2がLA
からLBまで引き上げられるので、コンプレツサ
の稼動率が小さくなる。すなわちコンプレツサが
オフする割合が増加する。このようにコンプレツ
サのオフとなる割合を増加することにより省動力
化を図ることが可能となる。また、コンプレツサ
のオフとなる場合が増加された分だけ冷風の混合
割合が増加されるので、車室内の温度上昇を、こ
れである程度抑えるることができ、快適性を損な
うおそれがなくなる。なお、本実施例においては
車室内温度trと設定温度TDとの差Sが設定値P
以下の場合にコンプレツサを停止するようにした
ので、これによつても省動力化が図れる。上記差
SがQ以上と大きくなつておれば、コンプレツサ
はオンモードに設定されるので、これによつて車
室内の温度trを設定温度TDまで近づけることが
可能となる。
以上説明したように本考案による車両用空気調
和装置の制御装置によれば、エアミツクスドアが
冷風と暖風との混合割合をほぼ等しい状態に制御
する開度に設定されたときに、エアミツクスドア
の開度をクーラモード方向に補正するとともに、
コンプレツサの稼動率を低下させたので快適性を
維持しつつ省動力化を図ることが可能となる。そ
して従来のようにヒータモード時或いはベンチユ
レートモード時にコンプレツサが完全に停止され
ることがないのでヒータモード時において除湿が
図れかつベンチユレートモード時において快適性
を損なうおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用空気調和装置の制
御装置の一実施例を示すブロツク図、第2図a、
bは本考案による制御装置の動作を説明するため
の特性図、第3図は本考案による車両用空気調和
装置の制御装置の動作を説明するためのフローチ
ヤートである。 1……演算回路、2……温度設定器、3……車
室内温度センサ、4……外気センサ、6……加算
器、7……エアミツクスドア制御回路、8……エ
アミツクスドア、10……減算器、11……コン
プレツサ制御回路、12……スイツチ回路、1
5,17……制御器、18……エコノミースイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも車室内温度と温度設定器の設定温度
    とを算出することにより、総合信号を演算する演
    算手段と、エバポレータの近傍に設けられた温度
    センサにより検出されるエバポレータの温度と設
    定レベルとを比較し、上記エバポレータの温度が
    設定レベルまで低下したときにコンプレツサをオ
    フとし、設定レベル以上となるとコンプレツサを
    オンするとともに上記設定レベルを上記総合信号
    の増加に伴い次第に低下させるコンプレツサ制御
    手段と、上記総合信号の増加に伴い暖風に対する
    冷風の混合割合を増加するようにエアミツクスド
    アを制御するエアミツクスドア制御手段と、上記
    総合信号が設定範囲内にあるときに、上記コンプ
    レツサ制御手段を制御し、コンプレツサ制御手段
    における上記設定レベルを一定割合増加してコン
    プレツサの稼動率を低下させるとともに、上記エ
    アミツクスドア制御手段を制御してエアミツクス
    ドアの開度が冷風の混合割合を増加するような開
    度となるように補正する補正手段を設けるように
    した車両用空気調和装置の制御装置。
JP1723583U 1983-02-08 1983-02-08 車両用空気調和装置の制御装置 Granted JPS59122908U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1723583U JPS59122908U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 車両用空気調和装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1723583U JPS59122908U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 車両用空気調和装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122908U JPS59122908U (ja) 1984-08-18
JPS6227443Y2 true JPS6227443Y2 (ja) 1987-07-14

Family

ID=30148465

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1723583U Granted JPS59122908U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 車両用空気調和装置の制御装置

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JPS59122908U (ja) 1984-08-18

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