JPS6227231Y2 - - Google Patents
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- JPS6227231Y2 JPS6227231Y2 JP1981170762U JP17076281U JPS6227231Y2 JP S6227231 Y2 JPS6227231 Y2 JP S6227231Y2 JP 1981170762 U JP1981170762 U JP 1981170762U JP 17076281 U JP17076281 U JP 17076281U JP S6227231 Y2 JPS6227231 Y2 JP S6227231Y2
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、静電式エアフイルターとして第1図及び
第2図示の如きものが知られている。即ち、ジグ
ザグ状に折り曲げたガラス繊維等から成る肉薄の
材Aの各折り曲げ部a,a……間に形成される
夫々の谷間空間b,b……内に肉薄のアルミニウ
ム等から成る導電性波形セパレーターC,C……
を挿入し、その一側に配列された波形セパレータ
ーC,C……を正極とし、その他側に配列された
波形セパレーターC,C……を負極とし、該材
Aを介して正極波形セパレーターCと負極波形セ
パレーターを交互に対向させ高圧電源Dよりその
各対向電極間に印加電圧を与えて、別に上流側に
設けた荷電部Fによつて荷電された塵埃を機械的
な捕集と電気的な捕集とを組み合わせて極く微細
な塵埃をも捕集するようにしたいわゆるHEPAフ
イルターGから成る塵埃捕集部が知られている。
HはHEPAフイルターGを組み込み封口剤を介し
て気密に囲繞固定した外枠、Iは、正極波形セパ
レーターC,C……列を高圧電源Dに共通に接続
する導線、Jは負極波形セパレーターC,C……
列を共通にアースに接続する導線、Kは荷電部F
の高圧電源、Lは放電線、Mは接地板、Nは外枠
を示す。
第2図示の如きものが知られている。即ち、ジグ
ザグ状に折り曲げたガラス繊維等から成る肉薄の
材Aの各折り曲げ部a,a……間に形成される
夫々の谷間空間b,b……内に肉薄のアルミニウ
ム等から成る導電性波形セパレーターC,C……
を挿入し、その一側に配列された波形セパレータ
ーC,C……を正極とし、その他側に配列された
波形セパレーターC,C……を負極とし、該材
Aを介して正極波形セパレーターCと負極波形セ
パレーターを交互に対向させ高圧電源Dよりその
各対向電極間に印加電圧を与えて、別に上流側に
設けた荷電部Fによつて荷電された塵埃を機械的
な捕集と電気的な捕集とを組み合わせて極く微細
な塵埃をも捕集するようにしたいわゆるHEPAフ
イルターGから成る塵埃捕集部が知られている。
HはHEPAフイルターGを組み込み封口剤を介し
て気密に囲繞固定した外枠、Iは、正極波形セパ
レーターC,C……列を高圧電源Dに共通に接続
する導線、Jは負極波形セパレーターC,C……
列を共通にアースに接続する導線、Kは荷電部F
の高圧電源、Lは放電線、Mは接地板、Nは外枠
を示す。
然し乍ら、かゝる静電式エアフイルターは、
材Aの各折り曲げ部の両側面を挾持する正極並に
負極波形セパレーターC,Cはその各多数の山形
頂部に於てその各折り曲げ部に圧接対向している
ため、材Aにピンホール、摩耗等の絶縁の弱い
部分が生じたときはこれを通じて容易に絶縁破壊
されてその対向する特に山形頂部間に於て正負極
波形セパレーター間の絶縁性が失なわれ、火花放
電による短絡を発生する欠点があつた。
材Aの各折り曲げ部の両側面を挾持する正極並に
負極波形セパレーターC,Cはその各多数の山形
頂部に於てその各折り曲げ部に圧接対向している
ため、材Aにピンホール、摩耗等の絶縁の弱い
部分が生じたときはこれを通じて容易に絶縁破壊
されてその対向する特に山形頂部間に於て正負極
波形セパレーター間の絶縁性が失なわれ、火花放
電による短絡を発生する欠点があつた。
本考案は、かゝる静電式エアフイルターに、使
用し、上記のように、材にピンホールが生じて
も、これを通じて火花放電による短絡を防止する
波形セパレーターを提供するもので、ジグザグ状
に折り曲げた導電性波形芯材1の少くとも片面に
電気絶縁性被膜2を1体に形成すると共に芯材1
の1部を外面に露出する電極端子部3として成
る。
用し、上記のように、材にピンホールが生じて
も、これを通じて火花放電による短絡を防止する
波形セパレーターを提供するもので、ジグザグ状
に折り曲げた導電性波形芯材1の少くとも片面に
電気絶縁性被膜2を1体に形成すると共に芯材1
の1部を外面に露出する電極端子部3として成
る。
第3図は本考案実施の1例を示し、1は、正極
又は負極として作用する金属製の例えばアルミニ
ウム箔の断面三角形のジグザグ状の波形芯材を示
し、2,2は、該波形アルミニウム芯材1の両面
全面に、ポリエチレン等の合成樹脂フイルムを熱
融着等で1体に結着したり、合成樹脂その他の電
気絶縁性塗料を薄く塗布する等より、1体に形成
された電気絶縁性被膜を示す。本考案波形セパレ
ーターSの厚さは例えば0.1mm程度、被膜2の厚
さは10〜20ミクロンの範囲が好ましい。被膜2,
2形成は平担なアルミニウム箔芯材1に施され、
次で波形に形成することが一般で好ましい。又本
考案波形セパレーターSは、そのアルミニウム芯
材1の四周端面が外面に露出したものとして得ら
れるが、波に平行する両端面のいづれか1方を電
極端子部3として撰択使用できる。
又は負極として作用する金属製の例えばアルミニ
ウム箔の断面三角形のジグザグ状の波形芯材を示
し、2,2は、該波形アルミニウム芯材1の両面
全面に、ポリエチレン等の合成樹脂フイルムを熱
融着等で1体に結着したり、合成樹脂その他の電
気絶縁性塗料を薄く塗布する等より、1体に形成
された電気絶縁性被膜を示す。本考案波形セパレ
ーターSの厚さは例えば0.1mm程度、被膜2の厚
さは10〜20ミクロンの範囲が好ましい。被膜2,
2形成は平担なアルミニウム箔芯材1に施され、
次で波形に形成することが一般で好ましい。又本
考案波形セパレーターSは、そのアルミニウム芯
材1の四周端面が外面に露出したものとして得ら
れるが、波に平行する両端面のいづれか1方を電
極端子部3として撰択使用できる。
導電性芯材としては、金属の他、合成樹脂シー
トの両面に導電性塗膜面を1体に被膜したものも
使用できる。
トの両面に導電性塗膜面を1体に被膜したものも
使用できる。
上記本考案の波形セパレーターSは、前記した
従来の前記静電式エアフイルターの捕集部を構成
するHEPAフイルターGに使用される全ての従来
の金属波形セパレーターC,C……に代えて使用
することが一般である。その使用状態を第4図に
示す。これから明らかなように、そのジグザグ状
材Aの各折り曲げ部aを挾んで対向する本考案
の正極並に負極波形セパレーターS,Sはその各
絶縁性被膜2,2を有するので、その折り曲げ部
aに小孔や傷があつても、その対向するセパレー
ターS,S間の放電による短絡は生ぜず、安全良
好な静電エアフイルターを提供する。上記から明
らかな通り、各折り曲げ部aを挾み対向する正
極・負極波形セパレーターの対向面の少くとも1
方に電気絶縁性被膜2を有するよう配置すれば足
りるので、例えば、第4図示のHEPAフイルター
を構成する本考案波形セパレーターS,S……の
うち、その半数を従来のアルミニウム等の導電性
波形セパレーターCに代え、各折り曲げ部a、を
挾んで本考案セパレーターSと従来の波形セパレ
ーターCとが対向するよう交互に配置して使用で
きる。又、本考案波形セパレーターは、その被膜
2を介して材Aの各折り曲げ部aに接するの
で、その当りを柔かくし、摩耗、損傷を減少でき
る。尚、図示しないが、正極波形セパレーター
S,S……及び負極波形セパレーターS,S……
に夫々共通の接続は、その各芯材1下縁の電極端
子3,3……に弾性の導電性ゴムの長尺物を弾性
圧接する等により行なわれる。
従来の前記静電式エアフイルターの捕集部を構成
するHEPAフイルターGに使用される全ての従来
の金属波形セパレーターC,C……に代えて使用
することが一般である。その使用状態を第4図に
示す。これから明らかなように、そのジグザグ状
材Aの各折り曲げ部aを挾んで対向する本考案
の正極並に負極波形セパレーターS,Sはその各
絶縁性被膜2,2を有するので、その折り曲げ部
aに小孔や傷があつても、その対向するセパレー
ターS,S間の放電による短絡は生ぜず、安全良
好な静電エアフイルターを提供する。上記から明
らかな通り、各折り曲げ部aを挾み対向する正
極・負極波形セパレーターの対向面の少くとも1
方に電気絶縁性被膜2を有するよう配置すれば足
りるので、例えば、第4図示のHEPAフイルター
を構成する本考案波形セパレーターS,S……の
うち、その半数を従来のアルミニウム等の導電性
波形セパレーターCに代え、各折り曲げ部a、を
挾んで本考案セパレーターSと従来の波形セパレ
ーターCとが対向するよう交互に配置して使用で
きる。又、本考案波形セパレーターは、その被膜
2を介して材Aの各折り曲げ部aに接するの
で、その当りを柔かくし、摩耗、損傷を減少でき
る。尚、図示しないが、正極波形セパレーター
S,S……及び負極波形セパレーターS,S……
に夫々共通の接続は、その各芯材1下縁の電極端
子3,3……に弾性の導電性ゴムの長尺物を弾性
圧接する等により行なわれる。
第5図は、本考案の他例を示し、その電気絶縁
性被膜2を芯材1の片面に1体に形成したもので
ある。この場合は、その未被膜面の波に平行の両
縁も電極端子3として役立つ。
性被膜2を芯材1の片面に1体に形成したもので
ある。この場合は、その未被膜面の波に平行の両
縁も電極端子3として役立つ。
この本考案波形セパレーターSのみで、HEPA
フイルターを構成する場合は、その全てを同じ向
きで配列し、材Aの各折り曲げ部aを挾み対向
する正極波形セパレーターSと負極波形セパレー
ターSとの対向面の1方は、その被膜2面で対向
するように使用する。
フイルターを構成する場合は、その全てを同じ向
きで配列し、材Aの各折り曲げ部aを挾み対向
する正極波形セパレーターSと負極波形セパレー
ターSとの対向面の1方は、その被膜2面で対向
するように使用する。
このように本考案によるときは、波形導電性芯
材1の少くとも1方の面に、電気絶縁性被膜2を
1体に形成し、その芯材1の露出部を電極端子3
とした波形セパレーターSに構成したので、これ
を静電式エアフイルターの波形材Aの各折り曲
げ部a間の空間bに挿入しその各折り曲げ部を挾
み対向するセパレーターS,Sを正極及び負極と
して使用した場合、材Aにピンホール等の小孔
を生じても、正負極間に火花放電による短絡を生
ずることが防止され、良好安全な静電用エアフイ
ルターを提供する効果を有する。
材1の少くとも1方の面に、電気絶縁性被膜2を
1体に形成し、その芯材1の露出部を電極端子3
とした波形セパレーターSに構成したので、これ
を静電式エアフイルターの波形材Aの各折り曲
げ部a間の空間bに挿入しその各折り曲げ部を挾
み対向するセパレーターS,Sを正極及び負極と
して使用した場合、材Aにピンホール等の小孔
を生じても、正負極間に火花放電による短絡を生
ずることが防止され、良好安全な静電用エアフイ
ルターを提供する効果を有する。
第1図は従来の波形セパレーターを使用した静
電式エアフイルターの分解斜面図、第2図はその
電気接続図、第3図は本考案実施の1例の斜面
図、第4図は、本考案波形セパレーターを使用し
た静電式エアフイルターの横断面図、第5図は他
例の斜面図を示す。 1……導電性波形芯材、2……電気絶縁性被
膜、3……電極端子部。
電式エアフイルターの分解斜面図、第2図はその
電気接続図、第3図は本考案実施の1例の斜面
図、第4図は、本考案波形セパレーターを使用し
た静電式エアフイルターの横断面図、第5図は他
例の斜面図を示す。 1……導電性波形芯材、2……電気絶縁性被
膜、3……電極端子部。
Claims (1)
- ジグザグ状に折り曲げた導電性波形芯材1の少
くとも片面に電気絶縁性被膜2を1体に形成する
と共に芯材1の1部を外面に露出する電極端子部
3として成る静電式エアフイルター用波形セパレ
ーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17076281U JPS5878155U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 静電式エアフイルタ−用波形セパレ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17076281U JPS5878155U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 静電式エアフイルタ−用波形セパレ−タ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5878155U JPS5878155U (ja) | 1983-05-26 |
JPS6227231Y2 true JPS6227231Y2 (ja) | 1987-07-13 |
Family
ID=29962708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17076281U Granted JPS5878155U (ja) | 1981-11-18 | 1981-11-18 | 静電式エアフイルタ−用波形セパレ−タ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5878155U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5873359U (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-18 | 日立プラント建設株式会社 | 空気浄化装置 |
-
1981
- 1981-11-18 JP JP17076281U patent/JPS5878155U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5878155U (ja) | 1983-05-26 |
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