JPS62272126A - ラベルプリンタの定額発行方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、秤部に接続されて一定売価の商品に使用する
ラベルを発行する定額発行を行う機能を有するラベルプ
リンタの定額発行方法に関するものである。

従来の技術 一般に定額発行を行う場合には、商品の重量を予め測定
して重量の揃った商品を準備しておき、その商品の売価
のみを印字した定額ラベルを発行して商品に貼付してい
る。

また、他の手段としては、計量手動発行モードにしてお
いて、オペレータが希望する重量になるように商品の重
量を調整して希望重量に達したならば、発行キーを操作
して計量・値付ラベルを発行している。

発明が解決しようとする問題点 前述の従来の前者の手段によると、定額ラベルを使用す
る場合には、予め商品を計量する必要があるために、商
品の重量測定と商品に対するラベル貼付とを行う時点が
異なり、二度手間になるものである。

また、後者の手段による場合には、希望する重量になる
ように調整する作業がきわめて大変であり、作業上その
操作性が悪いものである。

問題点を解決するための手段 秤部で重量測定を行ってその重量が所定値に達したとき
に印字データが固定されたラベルを発行する定額発行時
に、予め被測定物の基準重量を設定し、この基準重量に
対して上限及び下限の一定の重量範囲を設定し、この重
量範囲に達すると予め定められている売価の値付がなさ
れたラベルを発行するようにする。また、重量をオーバ
すると警告音を発生させる。

作用 これにより、基準重量に対して上限及び下限の一定の重
量範囲があるので、その重量測定が容易であり、しかも
、その重量範囲に達したことを条件にラベル発行がなさ
れるので、操作も容易であり、さらに、重量をオーバす
ると警告音を発生させるので、オペレータが重量オーバ
に神経を使うことなく被測定物の重量測定を行うことが
できるものである。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、ラベルプリンタ１は第１図に見られるようにその
正面側の前方に受皿２を備えた秤部３を有し、その本体
ケース４の正面には、上方から表示部５、多数の操作キ
ー６を備えた操作部７、ラベル発行口８に連通ずる印字
部９が順次設けられている。

そして、前記ラベルプリンタ１の電気的接続は第２図に
見られるように、内部のＣＰＵ　（中央処理装置）１０
に前記秤部３とプログラムメモリ１１と前記操作部７と
が接続され、そのＣＰＵｌ０は前記表示部５と前記印字
部９とに接続されている。

また、第３図に示すものは前記表示部５で表示される一
例を示すものであり、品番（ｏｌｏＯ）、発行日（６０
，２，２６）、時刻（ＡＭ　　１１：５８）、品名（サ
クランボ）、基準重量（２００ｇ　）、範囲（±２０ｇ
）、加工日（６１，２，２６）、有効日（６１，２，２
８）、重さく２１０ｇ）、値段（３００円）等のデータ
が表示されているものである。但し、単価（１００ｇ当
りの値段）は特に表示されてはいないが、「１５０円」
に設定されているものである。

このような構成において、第４図に示すフローチャート
に基づいてその動作を説明する。まず、発行モードにな
ると、各商品毎の単価が記憶されているＰＬＵ（プライ
スルックアップ）からのその商品の単価の呼出を行う。

そして、基準重量を算出し、そのデータを記憶させる。

ここで、基準重量の算出を行う一例を示すと、ＰＬＵに
は「単価」とその商品の「値段」とが記憶されており、
値段を単価で除すことにより「基準重量」が算出される
ものである。すなわち、ＰＬＵには、単価と値段とが記
憶されているだけであり、基準重量は記憶されてはいな
い。

このような定額発行は、例えば「沢庵」のような商品に
適用されるものであり、ビニール袋等に一定の重量を目
標としてパックされているものであるが、個々のパック
においては当然その重量が相違する。しかしながら、一
つのパックの値段は一定であるため、定額発行時の重量
測定は一定の重量が現実にあるか否かの確認に相当する
ものである。

したがって、前述の手順により基準重量が設定されると
、その基準重量と売価とを表示部５で表示させ、ついで
、その基準重量に対する上限及び下限の重量範囲を設定
する。前述の例では、「±２０ｇ」である。

ついで、実際に商品を秤部３で計量するが、このときに
実際の重量は表示部５で表示される。そして、重量が前
述の基準重量に基づく重量範囲に達するまでは、各部は
なんの動作もせず、その重量範囲に達すると重量オーバ
をしていないことを条件にしてラベル１２を自動的に発
行する。このラベル１２に印字されている内容は、固定
されたものであり、第５図に示すように、品名（サクラ
ンボ）、加工日（６Ｌ、２．２５）、有効日（６１，２
，２８）、値段（３００円）、基準重量（２００ｇ　）
等である。

また、この際に、重量オーバになっていると、重量オー
バブザーが動作し、ラベル発行を行わない。

このようにして、基準重量に対して一定の重量範囲の重
量を備えた商品のみにラベル１２が発行され、そして、
そのラベル１２が貼付されるために、重量の一定した商
品群が得られる。

発明の効果 本発明は、上述のように秤部で重量測定を行ってその重
量が所定値に達したときに印字データが固定されたラベ
ルを発行する定額発行時に、予め被測定物の基準重量を
設定し、この基準重量に対して上限及び下限の一定の重
量範囲を設定し、この重量範囲に達すると予め定められ
ている売価の値付がなされたラベルを発行するようにし
たので、基準重量に対して一定の重量範囲の重量を備え
た商品のみにラベルが発行され、そして、そのラベルが
貼付されるために、重量の一定した商品群が得られ、そ
のラベル発行操作が容易であり、しかも、重量オーバの
場合にはその警告を与えるので、オペレータの操作がよ
り一層容易になるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はラベル
プリンタの斜視図、第２図は内部回路のブロック図、第
３図は表示部の表示内容を示す正面図、第４図はフロー
チャート、第５図はラベルの印字内容を示す平面図であ
る。 ３・・・秤部、１２・・・ラベル 出　願　人　　　東京電気株式会社 −一一一一、−寸 代　理　人　　相　　木　　　明、し゛−二〜−一、す

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 秤部に接続されて被測定物の重量データを受けてＰＬＵ
   メモリに記憶された単価データとともに必要なデータを
   作成してラベルに印字するラベルプリンタにおいて、前
   記秤部で重量測定を行つてその重量が所定値に達したと
   きに印字データが固定されたラベルを発行する定額発行
   時に、予め前記被測定物の基準重量を設定し、この基準
   重量に対して上限及び下限の一定の重量範囲を設定し、
   この重量範囲に達すると予め定められている売価の値付
   がなされたラベルを発行し、重量オーバの時には警告音
   を発生させるようにしたことを特徴とするラベルプリン
   タの定額発行方法。