JPS62271099A - 防災用監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 Ｅ産業上の利用分野〕 この発明は火災に伴う熱、煙、ガス等の物理的現象の変
化をアナログ的に検出する複数の子機と、この子機から
のアナログ情報を共通の伝送線路を介して親機で受信し
て火災を判断し、警報制御を行うようにした防災用監視
制御装置に関する。

〔従来の技術］ 従来の火災報知設備としての防災用監視制御装置は、火
災による温度あるいは煙濃度が所定の敷居値を越えたと
き、スイッチオンして受信機に火災信号を送出するオン
・オフ型の火災感知器を使用していたが、近年このオン
・オフ型火災感知器に代え、火災に伴う温度、あるいは
煙濃度をアナログセンサで検出して受信機へ送り、受信
機側で火災を判断するようにした、いわゆるアナログ式
火災報知装置が提案されている。

このようなアナログ式火災報知装置にあっては、各火災
感知器にアドレスを持たせ、受信機からのアドレスポー
リングによって各火災感知器のアナログ情報を取り込む
ように構成されている。

［５Ｆ、明が解決しようとする問題点コこのようなアナ
ログ式火災報知装置は、各火災感知器と受信機間を共通
の伝送線路によって接続され１時分割多重信号を用いて
各感知器と受信機との間で信号の授受を行っているため
、伝送線路、伝送回路、あるいは受信機のＣＰＵ等から
成る演算処理回路などに異常が発生すると、各感知器は
もちろん全ての装置が作動不能となり、重大な失報の恐
れがあった。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、火災に伴う熱、煙、ガス等の物理的現象の
変化をアナログ的に検出するアナログセンサと、該アナ
ログセンサのアナログ情報を親機からの呼び出し時に伝
送線路を介してｉ機へ伝送する情報信号伝送回路とを備
えた子機と、該子機からのアナログ情報が予め定められ
た火災条件を満足したとき、火災判断出力を生ずる親機
とから成る防災用監視制御装置において、上記子機にア
ナログセンサの所定の出力で火災信号を発生する少なく
とも一個の比較器を設け、該比較回路の出力を上記伝送
線路とは異なる他の信号線路に接続するための出力端子
を設けたことによって上記問題点を解決したものである
。

［実施例］ 次に、図面に基すいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図はこの発明の装置の全体概略構成図、第２図は第
憂図の子機部の回路構成を示すブロック図をそれぞれ示
し、各図において同一部分は同一記号を用いて表す。

まず、第１図において、１０（ｉ組品を示し、この親器
１０からは共通の伝送線路２０が伸び、複数個の子機４
０−１〜４０−ｎが接続されている、なお図示していな
いが伝送線路２０と共に電源線路も設けられているもの
とする。

更に各子機４０からは、後述する比較回路６からの出力
が引き出され、共通の信号線路３０に接続された線路が
伸び、この信号線路３０は伝送線路２０とは別個に親器
１０に引き込まれている。

第２図に示された子ｆｉ４０には、親機１０と信号の送
受信を行う伝送回路１と熱、煙、ガスなどの火災に伴う
物理的現象のアナログ量を電気的なアナログ信号に変換
するアナログセンサ３と、このアナログセンサ３のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するＡ／ＤｙＲ換器２と
、伝送回路１の伝送信号からコマンドの種類を識別する
コマンド検出器４と、コマンドの種類が自己の子機４ｏ
に設定された固有の設定アドレスと比較し、一致した場
合に一致信号をコマンド検出器４に出力するアドレス比
較器５と、アナログセンサ３に接続され、所定の基準値
Ｅと比較する比較回路６と、該比較回路６の出力端子と
を備えている。

このように構成された防災用監視制御装置において、そ
の動作を説明すると、ｆｆｌ？１１０は順次子機４０の
固有のアドレスとコマンド等から成る伝送信号を伝送線
路２０に出力する。子機４０は、この伝送信号を伝送回
路１で受信する。受信された伝送信号のうち、アドレス
信号をアドレス比較器５に出力し、自己の設定アドレス
と比較する。

不一致の場合は何ら応答せず、この子機４０は受信動作
だけで終わる。一致の場合にはアドレス比較器５は一致
信号をコマンド検出器４に出力する、コマンド検出器４
は、一致信号に基づいて伝送信号のコマンドの分析を行
う。コマンドの種類がデータ収集のコマンドである場合
、Ａ／Ｄ変換器２にトリガを欠ける。Ａ／Ｄ変換器２は
トリガされるとアナログセンサ３のアナログ信号を所定
のビット数のデジタル信号に変換し、伝送回路１に出力
する。

伝送回路１はＡ／Ｄ変換器２でデジタル信号が準備され
ると受信モードに切り換え、デジタル信号のデータなど
からなる伝送信号を伝送線路２０に出力する。

親機１０は送信の後、一定時間受信モードに切り換え、
この間に子機から応答がある場合に、この情報を取り入
れる。このデータはＮ１機１０内で所定値と比較判別さ
れ、異常のある場合には８１機１０の表示灯、ベル等に
より警報を出すと共に、図示しない防災用の機器を親機
１０からの信号に基づき駆動させる。この一連の動作が
終わると、別の子機４０を呼び出し同様の動作を行い、
このようにして順次各子機の監視が行われる。

更に子機４０の比較回路６には、アナログセンサ３から
の出力（この実施例においては煙濃度の上昇にしたがっ
て電圧上昇となる）が印加されており、他方の入力端子
に接続された所定の基準値Ｅと比較され、この基準値Ｅ
を越えたとき、比較回路６から出力信号が発生する。基
準値ＥとしてはＡ／Ｄ変換器２で変換されるアナログ信
号の最大値あるいはそれ以上に設定される。

各子機４０−１〜４０−ｎの比較器６の出力は、伝送線
路２ｏとは別個に設けられた線路３０に接続されて親機
１０と接続され、伝送線路２０あるいは親機１０内のＣ
ＰＵなどが故障したときにおいても所定の煙濃度となっ
たことを検知し、親機１ｏへ信号を送ることが出来る。

この信号線路３０は必ずしも親機１０に接続することに
限定されず、池の場所の受信機などに接続することも出
来る。

口発明の効果〕 この発明の防災用監視制御装置は、上述のように構成し
たことによって、伝送線路の断線あるいは子機、親機内
の伝送線路、ＣＰＵなどの演算処理回路に万一異常が発
生したときにも最低限火災発報動作は得られ、建物内の
何れかの火災発生を感知することができ、特にこのよう
な２系統の信号受信装置を設けることは、フェイルセー
フ効果が極めて大となり、またそのための構成も簡ｉｐ
−なもので良いなどの特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

１０・・・ｍ機　　４０・・・子機 ２０・・・伝送線路　　３０・・・信号線路３・・・ア
ナログセンサ　６・・・比較回路特許出願人　　　ニッ
タン株式会社 第１図 第２図 手続ネ市了Ｅ書 昭和６２年６月ｔＤ日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 火災に伴う熱、煙、ガスなどの物理的現象の変化をアナ
   ログ的に検出するアナログセンサと、該アナログセンサ
   のアナログ情報を親機からの呼び出し時に伝送線路を介
   して親機へ伝送する情報信号伝送回路とを備えた子機と
   、該子機からのアナログ情報が予め定めた火災条件を満
   足したとき、火災判断出力を生ずる親機とから成る防災
   用監視制御装置において、上記子機にアナログセンサの
   所定の出力で火災信号を発生する少なくとも一個の比較
   回路を設け、該比較回路の出力を上記伝送回路とは異な
   る他の信号線路に接続するための出力端子を設けたこと
   を特徴とする防災用監視制御装置。