JPS6226925Y2 - - Google Patents

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JPS6226925Y2
JPS6226925Y2 JP8839481U JP8839481U JPS6226925Y2 JP S6226925 Y2 JPS6226925 Y2 JP S6226925Y2 JP 8839481 U JP8839481 U JP 8839481U JP 8839481 U JP8839481 U JP 8839481U JP S6226925 Y2 JPS6226925 Y2 JP S6226925Y2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は相手側端子との嵌合時の信頼性が高
く、更にコネクタの組立時にハウジングへ同時組
込みを行なうことが可能であるような圧接形コン
タクトに関する。
コネクタ用のコンタクトにおいて、該コンタク
トに電線を接続するための構造としては従来から
半田付け又は圧着(クリンプ)方式のものがある
が、これらの方式はいずれも予め電線の端部の絶
縁被覆を一定寸法のみ取除く処理が必要であり作
業が繁雑である。そこで最近はコンタクトに電線
の導体直径よりもやや小さい巾の圧入溝を設けて
おき、該溝に絶縁被覆を付したまま電線を圧入す
ることにより溝の両端面で該端面に接する絶縁被
覆を破断して導体を露出し、上記端面と導体とを
圧接状態とさせて従来の方法に比べて簡単かつ確
実に電気的接続が得られるような構造としたいわ
ゆる圧接形コンタクトが用いられている。圧接形
コンタクトは通常帯状の金属板素材よりプレスに
て連続して打抜き成形されて作られるが、第1図
及び第2図にその完成品の斜視図及び成形前の形
状を展開図として示す。第1図のコンタクト10
は対向するほぼ長方形の2枚の板片11及び12
を連結片13にて一体に連結したもので、各板片
の一端には圧入溝14が並列して設けられて電線
の圧接部を形成し、一方板片12はその中間付近
から板片11に接近する方向に曲げられたのち先
端部15は再びやや外方に曲げられて斜面を形成
し、嵌合される相手側端子に対する接触バネを形
成する。コンタクト10は第1図bの形状に打ち
抜かれた後、連結片13と各板片11及び12の
連続個所にて曲げられて同図aの完成品となる。
また第2図のコンタクト20はほぼ長方形の基体
片21と、基体片21の中間付近にて基体片と連
続しかつ基体片21と平行に延びる一対の接触バ
ネ22,22′からなつている。基体片21の中
間には同図bの如く予め空所23と圧入溝24,
24′が打抜かれており、この部分を溝24と2
4′が平行するように一方に折り曲げ成形するこ
とにより第1図aと同様の電線圧接部が形成され
る。接触バネ22及び22′は完成状態において
互いに接近する方向に曲げられた後、先端部2
5,25′はやや外方に曲げられて斜面を形成
し、嵌合される相手側端子が上記斜面によつて接
触バネ22,22′間に導入されるようになつて
いる。上記の各コンタクトのうち第1図のコンタ
クト10においては相手側ピン端子がやや傾いて
嵌入されたような場合、ピン端子の先端が接触バ
ネを形成する板片12の先端15の斜面に当たつ
てこれを押圧すると、板片12が板片11から離
れるように変形してしまうことがあり、するとコ
ンタクト10は接触バネが1個のみであるため相
手端子との接触機能を失うこととなる。一方第2
図のコンタクト20においては接触バネが対向す
る2個で構成されているのでコンタクト10に比
して信頼性は増すが、やはり相手側ピン端子が嵌
入時に何れかの接触バネの先端の斜面部に当つた
ような場合には、その接触バネ全体が上方にずれ
て動いたり又は曲がり変形を生じ、その結果同じ
く接触機能が損われてしまう。次に以上の各コン
タクトは何れも長い帯状の素材から打ち抜かれ、
小部分にて素材の一部である帯状のキヤリア部に
つながつた状態のまま第1図又は第2図aのごと
き完成品となるが、このコンタクトをハウジング
のコンタクト孔に組込んでコネクタを組立てる場
合にコンタクトを予めキヤリアより切り離し単体
ごとに組込むのではなく、複数のコンタクトをキ
ヤリアに取付けたまま同時にハウジングに組込む
方法をとることができれば、組立作業の迅速化従
つて価格の低減の面から極めて好ましい。しか
し、この同時組込みを実施するには上記のキヤリ
アにつながつたコンタクト完成品の配列ピツチ、
云いかえればコンタクトの打抜き状態におけるそ
の配列ピツチが、組込むべきコネクタハウジング
のコンタクト孔の配列ピツチと一致するように構
成する必要がある。しかるに最近は装置類の小型
化のためにコネクタの形状も小型化しそのコンタ
クトの配列ピツチも小さい寸法となりつつある
が、第1図又は第2図のごとき形状のコンタクト
は何れもその展開状態における全巾Aをあまり小
さくすることができず、従つて成形後の完成品の
配列ピツチを上記の小型化されたコネクタのコン
タクト配列ピツチと同程度にすることは困難であ
り、前記の如きハウジングへのコンタクトの同時
組込は不可能である。更に第1図又は第2図のコ
ンタクトはその形状上、素材よりコンタクトを打
抜いた時に切り落される素材の量が多く従つて素
材の消費が多くなり価格上昇の一因となつてい
た。
本考案は従来のコンタクトにおける上述のごと
き諸欠点を解決するためになされたものであつ
て、接触バネを2個で構成して接触の信頼性を高
め、かつ2個の接触バネの上端部等にそれぞれ抑
止部を配設することにより相手側ピン端子との嵌
合時にピン端子で押圧されても上記抑止部にて抑
止されて接触バネが上方にずれて動くことがな
く、しかもその展開状態の形状を長いストリツプ
状に構成することによりその全巾を小さくするこ
とができ切り落される素材の量が少なくなるとと
もに、コンタクト完成状態におけるキヤリアへの
配列ピツチをハウジングのコンタクト孔ピツチと
一致させてハウジングへのコンタクトの同時組込
みが可能となるような圧接形コンタクトを提供す
ることを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
第3図は本考案にかかる圧接形コンタクト(以
下本コンタクトという)の完成状態の斜視図であ
つて、更に第4図は同じく正面図a側面図b及び
側面図bのB−B′断面図cを示し、また第5図は
展開図として素材から打抜いた状態を示したもの
である。第5図のごとく本コンタクト30は展開
状態において巾の狭いストリツプ状をなしてお
り、該ストリツプのほぼ中心部には連結片31,
31′、テーパ部32,32′及び圧入溝33,3
3′で形成される空所34が透設されている。ス
トリツプの両端には接触バネ35,35′が形成
され、接触バネ35の基端部35bに連続してス
トリツプ中心部方向に突出する押え片36が設け
られているほか、接触バネ35と平行して基体部
37があり、該基体部37の中間付近には切り込
みにより一辺のみにて基体部37につながるラン
ス38が形成される。なお基体部37はストリツ
プ中心部と反対側の一端において、巾の狭いブリ
ツジ51にて素材の一部である帯状のキヤリア5
0につながつている。次に接触バネ35′はその
ストリツプ中心部側の基部に切り込み39があ
り、また接触バネ35′と平行して接触バネ3
5′よりも短い抑止片40が設けられている。ま
たストリツプの各側端面には2対計4個の圧入突
起41,41′,42,42′があるが、このうち
41,41′はそれぞれ隣接するコンタクトスト
リツプの圧入突起41′,41と連結した状態で
打ち抜かれたのち成形加工中に適宜切断分離され
る。本コンタクトは第5図における斜線で区分し
た個所において適当な曲げ半径をもつて曲げるこ
とにより成形されるが、ランス38の斜線部Cを
除いてすべて同一の側に各面がほぼ直交するよう
に曲げられる。但し接触バネ35及び35′は斜
線部d及びd′において先ず外側方向に鈍角をなし
て曲げられたのち互いに接近する方向にやや曲げ
られ、更に先端に近づくに従つて再び外側に曲げ
られる。このように成形されたコンタクト30
は、第3図のごとく連続してキヤリア50にそれ
ぞれブリツジ51にてつながつた状態で完成品と
なる。第3図及び第4図に示すように完成状態で
はテーパ部32,32′及び圧入溝33,33′の
部分は連結片31,31′により互いに平行しか
つ同一線上にあるように形成されて電線圧接部を
構成する。そして圧入溝33,33′の下方にお
いて接触バネ35,35′はその基部35a,3
5a′が対向してほぼ密接し次に互いに離れるよう
に湾曲した後接近する方向に曲げられ、先端付近
において再び外方にやや湾曲して突条43,4
3′及び受入れ斜面44,44′を形成する。この
場合突条43及び43′は互いに密接するかまた
は極めて接近した位置であることを要する。次に
押え片36及び抑止片40は、前記のごとくほぼ
直角に曲げられているため第4図cの断面図にて
示すように押え片36は接触バネ35′の基端部
35b′(第5図にて示した切り込み39により形
成された端面)に当接し、また抑止片40は接触
バネ35の曲がり部分35c(第5図にて斜線部
dで示した個所)の直上に密接し、接触バネ3
5′とで接触バネ35を挾持する。なおランス3
8は基体部37に対し接触バネ35,35′と反
対の側にやや突出するように斜めに曲げられる。
このコンタクト30をコネクタハウジングに組込
む手順は次の通りである。先ず第3図のごとくキ
ヤリア50に連結されて配列するコンタクト30
にコンタクト保持構造を内部に有するマガジン6
0をかぶせて必要数のコンタクト30を保持し、
マガジン60を揺動させると、コンタクト30と
キヤリア50を連結するブリツジ51には切り込
み52が設けてあるため該切り込み52にて容易
に切断し、各コンタクトは当初のピツチで配列し
たままキヤリア50から分離される。次に第6図
のごとくマガジン60を組立てるべきコネクタハ
ウジング70上方に移動し、マガジン内に保持さ
れたコンタクトをハウジング70の各コンタクト
孔71の位置と正しく一致させつつマガジンを下
降させ、各コンタクトをコンタクト孔71に挿入
し更にマガジン60の内部機構(図示せず)によ
り下方にコンタクト30を押圧する。するとコン
タクト30はコンタクト孔71の内壁面にて先ず
ランス38が押されて内側にやや弾性変形し、ま
たコンタクト30の各端面に突出して設けられて
いる圧入突起41,41′,42,42′が同じく
コンタクト孔内壁面に圧接しつつ下降する。そし
て第6図にコンタクト30を含むハウジングの断
面で示したように、コンタクト30の基体部37
の先端がコンタクト孔71の底面に当接した位置
でコンタクトは停止し、同時にランス38がハウ
ジング下部に外部に開孔して設けた係止窓72に
達しその先端が上記係止窓72内に弾性復帰して
突出するから、上記の圧入突起41〜42′の内
壁面との圧接と協働してコンタクト30をコンタ
クト孔71内に係止する。また接触バネ35,3
5′の各受入れ斜面44,44′は、コンタクト孔
71底面に開設された端子孔73と対向するよう
に位置する。そしてこのコネクタが相手側ピン端
子と嵌合する場合には、上記端子孔73より導入
されるピン端子(図示せず)が接触バネ35,3
5′の突条43,43′間に嵌入し接触バネ即ちコ
ンタクト30とピン端子との間に電気的接触がな
される。この場合、受入れ斜面44,44′と端
子孔73の関係位置がややずれていたり、もしく
はピン端子がやや傾斜して導入されることにより
ピン端子の先端がコンタクト30の一方の受入れ
斜面44又は44′に垂直に近い角度に当つて押
圧した場合、その受入れ斜面と一体の接触バネは
上方に押し上げられようとする。しかし接触バネ
35はその曲り部分35cの直上に密接して抑止
片40がありまた接触バネ35′の基端部35
b′には押え片36があつてそれぞれ接触バネの上
方への動きを止めているため、各接触バネは上記
の相手ピンに押圧されても十分にその位置を保
ち、上方に動いて永久変形しそれにより相手ピン
端子との接触機能が不良となることはない。その
他、コネクタ内に配設された各コンタクト30に
電線を接続する場合は、絶縁被覆を有する電線を
単独にて又は各コンタクト同時にコンタクトの上
部のテーパ部32,32′に押圧すると、テーパ
部32,32′と圧入溝33,33′との間の肩部
で絶縁被覆が破断されてその部分の内部導体が露
出しつつ圧入溝33,33′内に圧入され、導体
と圧入溝の両端面とが圧接状態となつて十分な電
気的接続が得られる点は従来の圧接形コンタクト
と全く同じである。
以上説明したように本考案によれば、圧接形の
コンタクトにおいて一対の接触バネの一方に他方
の接触バネの基端部に当接する押え片を、他方に
一方の接触バネの曲り部分の直上に密接する抑止
片をそれぞれ設けて接触バネの主として上方への
動きを抑止するように構成したので、相手側ピン
端子の嵌入時にピン端子が接触バネの受入れ斜面
に当つて接触バネが上方に押されることがあつて
も容易に動くことがなく、従つて接触バネが永久
変形を生じて相手端子との接触状態が不良となる
ような事態を防止して常に高い信頼性を保ちう
る。またコンタクトの成形前の展開状態の形状を
長いストリツプ状に構成したので、加工時に切り
落される素材の量が少くなるとともにコンタクト
の成形状態における配列ピツチをコンタクト孔の
ピツチと一致させることができ、従つてハウジン
グへのコンタクトの同時組込みが可能となりコネ
クタ組立の迅速化及び価格の低減に極めて有効で
ある等幾多の優れた効果が得られる。なお本考案
の趣旨を逸脱しない範囲においてコンタクトの形
状には多くの変形が可能であることはいう迄もな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は圧接形コンタクトの従来例
の斜視図及び展開図、第3図は本考案にかかる圧
接形コンタクトの完成品の斜視図、第4図は同じ
く完成品の外観図及び断面図、第5図は打抜き状
態を示す展開図、第6図はコネクタハウジングと
組込まれたコンタクトとの一部断面による斜視図
である。 30……コンタクト、35,35′……接触バ
ネ、35b,35b′……基端部、35c,35
c′……曲り部分、36……押え片、40……抑止
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にテーパ部を有する圧入溝を対向して設
    け、他端に一対の接触バネを有する圧接形コンタ
    クトにおいて、一方の接触バネの基端部に一体に
    形成され他方の接触バネの基端部に当接するよう
    に折り曲げられた押え片と、他方の接触バネと一
    体に形成され一方の接触バネの曲り部分の直上に
    密接し他方の接触バネとで挾持した抑止片とを設
    けたことを特徴とする圧接形コンタクト。
JP8839481U 1981-06-16 1981-06-16 Expired JPS6226925Y2 (ja)

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JP8839481U JPS6226925Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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JP8839481U JPS6226925Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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JPS57199969U JPS57199969U (ja) 1982-12-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6435697B2 (ja) * 2014-08-06 2018-12-12 株式会社デンソー ターミナル及びそれを用いた雑音防止装置を備えたポンプ装置
US10003138B2 (en) 2014-03-31 2018-06-19 Asmo Co., Ltd. Pump device and terminal member

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JPS57199969U (ja) 1982-12-18

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