JPS622654Y2 - - Google Patents

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JPS622654Y2
JPS622654Y2 JP3634980U JP3634980U JPS622654Y2 JP S622654 Y2 JPS622654 Y2 JP S622654Y2 JP 3634980 U JP3634980 U JP 3634980U JP 3634980 U JP3634980 U JP 3634980U JP S622654 Y2 JPS622654 Y2 JP S622654Y2
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JP
Japan
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pressure
setting spring
pressure receiving
receiving chamber
diaphragm
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JP3634980U
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JPS56140814U (ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたとえば都市ガスなどの流体供給管の
途中に介在され、2次圧が所定の圧力になるよう
にするための自力式減圧弁に関する。
第1図を参照して、従来からの自力式減圧弁は
流体たとえば都市ガスの供給管1の途中に介在さ
れる弁体2と弁座3とを有し、弁体2はダイヤフ
ラム4に連結される。ダイヤフラム4は駆動室5
を規定し、圧力設定ばね6はダイヤフラム4を弁
体2の開度が大となる方向に弾発的に付勢する。
駆動室5は供給管1の2次側に連通されており、
この駆動室5内の圧力と圧力設定ばね6のばね力
とがバランスし、それによつて弁体2の開度が制
御される。このような自力式減圧弁において圧力
設定ばね6のばね力を調整するためには自力式減
圧弁が設けられた場所に人が赴いてばね力を変更
しなければならず、設定圧力を毎日変更しなけれ
ばならないような場合には多大な労力を必要とす
る。
本考案は上述の技術的課題を解決し、圧力設定
ばねのばね力を遠隔操作によつて、またはタイマ
等を用いて自動的に変更することができ、しかも
圧力設定ばねの初期設定ばね力を自在に変更する
ことができる自力式減圧弁を提供することを目的
とする。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例の系統図である。
都市ガスの供給管11の途中には減圧弁12が介
在されており、この減圧弁12は制御手段13の
働きによつて制御される。減圧弁12は弁体14
と弁座15とを有し、弁体14は減圧弁12の駆
動部12aによつて駆動される。
第3図は減圧弁12の駆動部12a付近の拡大
断面図である。駆動部12aは供給管11の2次
側に連通するダイヤフラム室16を規定しかつ弁
体14が弁棒14aを介して連結されるダイヤフ
ラム17と、一端部がダイヤフラム17に連結さ
れダイヤフラム17を開弁動作方向(第3図の下
方)に付勢する圧力設定ばね18と、圧力設定ば
ね18の他端部を支持するとともに圧力設定ばね
18の伸縮方向(第3図の上下方向)にのみ移動
自在な受け部材19と、受け部材19に関して圧
力設定ばね18の反対側で減圧弁12の本体20
に固定され受圧室21を規定する受圧体としての
補助ダイヤフラム22と、補助ダイヤフラム22
の中央部に固定され受圧室21の圧力が下限値の
ときに第3図のごとく受圧室21の補助ダイヤフ
ラム22と反対側の第1当り面23に当接される
第1阻止体24と、一端部が受け部材19に螺合
されるとともに第1阻止体24を回転自在にかつ
軸線方向に沿う相対位置を一定にして貫通し他端
部が本体20を回転自在に貫通して外方に延びる
調整棒25と、調整棒25の他端部に軸線方向の
位置を調整自在にして固定され受圧室21内の圧
力が上限値のときに本体20の第2当り面26に
当接する第2阻止体27とを含む。
受け部材19は、本体20の内面に形成された
上下に延びる案内溝28に嵌合されており、した
がつて受け部材19はその案内溝28に案内され
て上下方向にのみ進退自在である。受け部材19
には軸線を同一にして内ねじ29が形成されてお
り、調整棒25にはその内ねじ29に螺合する外
ねじ30が形成される。調整棒25の途中におい
て、受け部材19と補助ダイヤフラム22との間
には、外鍔31が形成されており、第1阻止体2
4はテフロンなどの滑り部材32を介して外鍔3
1に支持される。第1阻止体24は、調整棒25
が回転自在に挿通されている。筒部材33の外周
段差面に、補助ダイヤフラム22を固定部材34
で挾みつけることによつて、補助ダイヤフラム2
2に固着される。第1阻止体24の外鍔31と反
対側において、調整棒23には抜け止めリング3
5が嵌合されており、それによつて第1阻止体2
4の調整棒25の軸線に沿う位置が固定される。
調整棒25の本体20よりも外方の他端部には外
ねじ36が形成されており、この外ねじ36にナ
ツト37および留めナツト39から成る第2阻止
体27が螺合される。
受圧室21は管路40を介して供給管11の1
次側に連結される。制御手段13は、管路40の
途中に備えられる制御弁たとえば電磁弁41と、
その電磁弁41を予め定めた時間帯のパターンに
応じて開閉制御するタイマ42とを含む。受圧室
21は途中に絞り43を備える管路44を介して
供給管11の2次側に連結される。
第4図を参照してタイマ42は破線で示すガス
使用量Qが1日のうちで最も大となる時間帯たと
えば16時〜20時の間だけ電磁弁41を開弁するよ
うに設定されている。都市ガスの使用量Qが比較
的小である時間帯たとえば0時〜16時においては
電磁弁41は閉弁されている。この場合には受圧
室21内には管路44を介して供給管11の2次
側の圧力が作用している。しかもダイヤフラム室
16内には2次側の圧力が作用しているので補助
ダイヤフラム22は、圧力設定ばね18のばね力
によつて、調整棒25および第1阻止体24を介
して上方に変位され、第1阻止体24が第1当り
面23に当接される。それによつて圧力設定ばね
18は伸張され、したがつてばね力は比較的低く
抑えられる。そのため2次圧が第4図の実線で示
すごとく比較的低い値P2aに保たれる。
都市ガスの使用量Qが比較的大となる時間帯、
たとえば第4図に示すごとき16時〜20時において
はタイマ42の働きによつて電磁弁41が開弁さ
れる。そのため受圧室21には管路40を介して
1次側の圧力が作用し、補助ダイヤフラム22は
第5図の下方に押し下げられる。この補助ダイヤ
フラム22の下方への変位は、第5図のごとく第
2阻止体27が第2当り面26に当接するまでで
あり、調整棒25の下方への変位に応じて、受け
部材19が下方に移動され、したがつて圧力設定
ばね18が縮小される。それに応じて圧力設定ば
ね18のばね力が増大され、このため2次圧が第
4図に示すごとく比較的高い値P2bに保たれる。
なお、電磁弁41の開弁時において供給管11
の1次側は管路40を介して2次側に連通してい
るが、管路44の途中には絞り43が設けられて
いるので、減圧弁12をバイパスして2次側に流
れる都市ガスはごく小量に抑えられ、しかもこの
時間帯の流量は大であるのでこれによる悪影響は
ない。
都市ガス使用量Qが比較的大となる時間帯16時
〜20時を経過したときには電磁弁41は閉弁され
る。このとき受圧室21内に作用していた1次側
の圧力は絞り43を備える管路44を介して2次
側に抜け、受圧室21には2次側の圧力が作用す
るようになる。それによつて、前述と同様にし
て、2次圧が比較的低い値P2aに保たれる。
次に、圧力設定ばね18の初期設定圧力を変更
するときの操作について述べる。圧力設定ばね1
8の初期設定圧力を変更する場合には、調整棒2
5の他端部に突出された突起45にスパナなどを
係合し、調整棒25を回転駆動する。この調整棒
25の回転動作によつて受け部材19は螺進ある
いは螺退され、受け部材19とダイヤフラム17
との間隔が大小に変化され、それに応じて圧力
設定ばね18が伸縮されて、圧力設定ばね18の
ばね力が調整される。
このように圧力設定ばね18の初期設定ばね力
を調整した後で、前述のごとく受圧室21に流体
圧を作用させることにより、広い範囲で2次圧力
を調整することができる。
前述のタイマ42の制御パターンは第4図に限
定されず、都市ガスの使用状態に応じて一週間あ
るいは10日などの一定期間において定められた所
定の時間帯に電磁弁41を開弁するように設定し
ておけばよい。
本考案の他の実施例として受圧室21に圧縮空
気あるいは圧油を供給して圧力設定ばね18のば
ね力を調整するようにしてもよい。
上述のごとく本考案によれば受圧室に流体を供
給して大小の圧力を作用させ受圧体を変位させる
ことによつて圧力設定ばねのばね力を調整するよ
うにしたので減圧弁の圧力設定ばねのばね力を遠
隔操作によつて、あるいはタイマ等を用いて自動
的に変更することができる。しかも調整棒を回転
駆動操作することによつて圧力設定ばねの初期ば
ね力を減圧弁の本体の外方から容易に調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自力式減圧弁の簡略化した断面
図、第2図は本考案の一実施例の系統図、第3図
は駆動部12aの拡大断面図、第4図は制御手段
13の制御パターンを示す図、第5図は第3図に
対応した駆動部12aの拡大断面図である。 11……供給管、13……制御手段、14……
弁体、17……ダイヤフラム、18……圧力設定
ばね、19……受け部材、22……補助ダイヤフ
ラム、24……第1阻止体、25……調整棒、2
7……第2阻止体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流体を輸送する管路の途中に介在される弁体、 弁体に連結され弁体を開閉動作方向に駆動する
    ダイヤフラム、 一端部がダイヤフラムに連結されダイヤフラム
    を前記開閉動作方向に付勢する圧力設定ばね、 圧力設定ばねの他端部を支持するとともに圧力
    設定ばねの伸縮方向にのみ移動自在な受け部材、 受け部材に関して圧力設定ばねの反対側に固定
    され受圧室を規定するとともに前記圧力設定ばね
    の伸縮方向に変位自在な受圧体、 受圧体の中央部に固着され受圧室の圧力が下限
    値のときに受圧室の受圧体と反対側の第1当り面
    に当接される第1阻止体、 一端部が受け部材に螺合されるとともに、第1
    阻止体を回転自在にかつ軸線方向に沿う相対位置
    を一定にして貫通し、他端部が減圧弁本体を回転
    自在に貫通して外方に延びる調整棒、 調整棒の他端部に軸線方向の位置を調整自在に
    して固定され、受圧室内の圧力が上限値のときに
    本体上部の第2当り面に当接する第2阻止体、な
    らびに 受圧室に流体を供給して大小の圧力を作用させ
    る制御手段を含むことを特徴とする自力式減圧
    弁。
JP3634980U 1980-03-18 1980-03-18 Expired JPS622654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3634980U JPS622654Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3634980U JPS622654Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56140814U JPS56140814U (ja) 1981-10-24
JPS622654Y2 true JPS622654Y2 (ja) 1987-01-22

Family

ID=29631950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3634980U Expired JPS622654Y2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18

Country Status (1)

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JP (1) JPS622654Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123014A (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 Osaka Gas Co Ltd 整圧器

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Publication number Publication date
JPS56140814U (ja) 1981-10-24

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