JPS6226431Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226431Y2 JPS6226431Y2 JP2653683U JP2653683U JPS6226431Y2 JP S6226431 Y2 JPS6226431 Y2 JP S6226431Y2 JP 2653683 U JP2653683 U JP 2653683U JP 2653683 U JP2653683 U JP 2653683U JP S6226431 Y2 JPS6226431 Y2 JP S6226431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive sheet
- polyethylene
- present
- sheet
- polyethylene layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 20
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、接着用シートに関するものである。
更に詳しく説明すれば、第1図に示すように、メ
ルトインデツクス(以下M.Iという)が10以下の
ポリエチレン層1を中芯基材とし、その両側に
M.Iが10以上のポリエチレン層2,2′を設けて
なる接着用シートに関するものである。
更に詳しく説明すれば、第1図に示すように、メ
ルトインデツクス(以下M.Iという)が10以下の
ポリエチレン層1を中芯基材とし、その両側に
M.Iが10以上のポリエチレン層2,2′を設けて
なる接着用シートに関するものである。
かかる構成からなる本考案の接着用シートは、
例えば、各種の不織布、ニードルパンチ布、ニツ
ト等のポーラスな素材同志を貼り合わせるために
有用な接着用シートであり、中芯基材としてM.I
の低いポリエチレン層とその両側に位置するM.I
が10以上のポリエチレン層との溶融による粘度差
を利用して接着用シートとしての有用な効果を奏
するものである。すなわち、本考案の接着用シー
トは、第2図に示すように、本考案の接着用シー
トAにその一方の面に例えばナイロンタフテツト
様編み物3を、他方の面にポリエステルニードル
パンチ布4を重ね合わせて、加熱加圧下で貼り合
わせることにより、中芯基材としてのポリエチレ
ン層1とその両側のポリエチレン層2,2′とが
溶融し、その粘度差により、M.Iの高い両側のポ
リエチレン層2,2′のポリエチレンがポーラス
な素材に目的の厚みだけ低粘度に溶融して入り込
み素材と一体化し、強固に接着した複合製品を製
造し得るものである。
例えば、各種の不織布、ニードルパンチ布、ニツ
ト等のポーラスな素材同志を貼り合わせるために
有用な接着用シートであり、中芯基材としてM.I
の低いポリエチレン層とその両側に位置するM.I
が10以上のポリエチレン層との溶融による粘度差
を利用して接着用シートとしての有用な効果を奏
するものである。すなわち、本考案の接着用シー
トは、第2図に示すように、本考案の接着用シー
トAにその一方の面に例えばナイロンタフテツト
様編み物3を、他方の面にポリエステルニードル
パンチ布4を重ね合わせて、加熱加圧下で貼り合
わせることにより、中芯基材としてのポリエチレ
ン層1とその両側のポリエチレン層2,2′とが
溶融し、その粘度差により、M.Iの高い両側のポ
リエチレン層2,2′のポリエチレンがポーラス
な素材に目的の厚みだけ低粘度に溶融して入り込
み素材と一体化し、強固に接着した複合製品を製
造し得るものである。
尚、本考案においては、第3図に示すように、
接着用シートとして単に、ポリエチレンの単体シ
ートBを使用する場合には、ポリエチレンの単体
シートが溶融してポーラスな素材のどちらか一方
により多く入る事により、目的とする複合製品を
得ることができにくいものであつて、好ましくな
かつた。
接着用シートとして単に、ポリエチレンの単体シ
ートBを使用する場合には、ポリエチレンの単体
シートが溶融してポーラスな素材のどちらか一方
により多く入る事により、目的とする複合製品を
得ることができにくいものであつて、好ましくな
かつた。
上記の本考案において、M.Iが10以下のポリエ
チレン層を構成するポリエチレン、およびM.Iが
10以上のポリエチレン層を構成するポリエチレン
としては、公知のものを使用することができる。
チレン層を構成するポリエチレン、およびM.Iが
10以上のポリエチレン層を構成するポリエチレン
としては、公知のものを使用することができる。
而して、本考案において、ポリエチレン層の各
層の厚さとしては、種々の値を取り得るが、各々
約30〜100μ位の厚さを取り得る。
層の厚さとしては、種々の値を取り得るが、各々
約30〜100μ位の厚さを取り得る。
次に本考案の接着用シートを製造するには、
種々の方法で製造し得るが、例えば、三層共押出
し積層法、フイルムを熱溶融ないし、接着剤でラ
ミネートするラミネート法、或はフイルムに樹脂
液をコートするコート法等によつて製造し得る。
種々の方法で製造し得るが、例えば、三層共押出
し積層法、フイルムを熱溶融ないし、接着剤でラ
ミネートするラミネート法、或はフイルムに樹脂
液をコートするコート法等によつて製造し得る。
次に本考案について、実施例により更に説明を
加える。
加える。
ポリエチレンシート50μ(昭和電工(株)製ミユー
レツクス、L−131、M.I3.5)の両面に、ポリエ
チレンを押出しコートにより40μのポリエチレン
層(住友化学工業(株)製、スミカセンG−804、M.
I3.0)を作成した。こうして、総厚み130μの接
着用シートを作成した。
レツクス、L−131、M.I3.5)の両面に、ポリエ
チレンを押出しコートにより40μのポリエチレン
層(住友化学工業(株)製、スミカセンG−804、M.
I3.0)を作成した。こうして、総厚み130μの接
着用シートを作成した。
このシートを用い、ナイロンタフテツト様編み
物とポリエステルニードルパンチ布を熱により貼
り合せ加工を行なつた。貼り合せは、平板の熱プ
レス機を使用し150℃、100g/cm2にて20秒間のプ
レスを行なつた。ただし熱板は片方だけであつ
た。こうして得られた貼合せ布は、接着用シート
がニードルパンチ布とタフテツト様編み物に強固
に貼り合わされたものであつた。すなわち、上下
のポーラスな布に接着用シートは溶けこみ一体化
し、ポリエチレン単体シートを接着用シートとし
た場合のようにポーラスなシートの一方にのみ厚
く溶けこみ強固な貼り合せ物とはなつていないも
のであつた。
物とポリエステルニードルパンチ布を熱により貼
り合せ加工を行なつた。貼り合せは、平板の熱プ
レス機を使用し150℃、100g/cm2にて20秒間のプ
レスを行なつた。ただし熱板は片方だけであつ
た。こうして得られた貼合せ布は、接着用シート
がニードルパンチ布とタフテツト様編み物に強固
に貼り合わされたものであつた。すなわち、上下
のポーラスな布に接着用シートは溶けこみ一体化
し、ポリエチレン単体シートを接着用シートとし
た場合のようにポーラスなシートの一方にのみ厚
く溶けこみ強固な貼り合せ物とはなつていないも
のであつた。
第1図は、本考案の接着用シートの構成を示す
断面図、第2図は、本考案の接着用シートを使用
してポーラスな素材を貼り合わせた一例を示す断
面図、第3図は、従来の接着用シートを使用例を
示す断面図である。 1……M.Iが10以下のポリエチレン層、2,
2′……M.Iが10以上のポリエチレン層。
断面図、第2図は、本考案の接着用シートを使用
してポーラスな素材を貼り合わせた一例を示す断
面図、第3図は、従来の接着用シートを使用例を
示す断面図である。 1……M.Iが10以下のポリエチレン層、2,
2′……M.Iが10以上のポリエチレン層。
Claims (1)
- メルトインデツクス(M.I)が10以下のポリエ
チレン層で中芯基材を構成し、更に該中芯基材の
両側にメルトインデツクス(M.I)が10以上のポ
リエチレン層を設けてなる接着用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653683U JPS59133638U (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 接着用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653683U JPS59133638U (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 接着用シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133638U JPS59133638U (ja) | 1984-09-07 |
JPS6226431Y2 true JPS6226431Y2 (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=30157450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2653683U Granted JPS59133638U (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | 接着用シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133638U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528062Y2 (ja) * | 1988-07-30 | 1993-07-19 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP2653683U patent/JPS59133638U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59133638U (ja) | 1984-09-07 |
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