JPS62264235A - 柱の接合方法 - Google Patents
柱の接合方法Info
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- JPS62264235A JPS62264235A JP10494886A JP10494886A JPS62264235A JP S62264235 A JPS62264235 A JP S62264235A JP 10494886 A JP10494886 A JP 10494886A JP 10494886 A JP10494886 A JP 10494886A JP S62264235 A JPS62264235 A JP S62264235A
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分計〕
本発明は、内面突起付き鋼管の内部にあらかじめコンク
リートが充填してある柱、すなわちコンクリート充填型
の鋼管柱を使用する場合の柱の接合方法に関するもので
ある。
リートが充填してある柱、すなわちコンクリート充填型
の鋼管柱を使用する場合の柱の接合方法に関するもので
ある。
第３図は従来の接合方法による柱の接合部の正面図、第
４図はその接合部の詳細断面図である。
４図はその接合部の詳細断面図である。
図において、１及び２はいずれも角形鋼管からなる上下
の柱、３及び４はそれぞれ柱１，２の接合部５の周辺外
周上にあらかじめ溶接で仮付けされた連結支持片、６は
再連結支持片３，４をポルト・ナツト７により連結する
連結板、８は柱１，２の接合部５を本溶接するときの裏
当金で、いずれか一方の柱の内面にあらかじめ溶接で固
着されている。
の柱、３及び４はそれぞれ柱１，２の接合部５の周辺外
周上にあらかじめ溶接で仮付けされた連結支持片、６は
再連結支持片３，４をポルト・ナツト７により連結する
連結板、８は柱１，２の接合部５を本溶接するときの裏
当金で、いずれか一方の柱の内面にあらかじめ溶接で固
着されている。
次に上記の柱の接合方法を説明する。
まず、柱１，２を接合部５で突合せしたのち連結支持片
３，４に連結板６を当てがいポルト・ナツト７により締
結し、柱１，２を強固に連結する。
３，４に連結板６を当てがいポルト・ナツト７により締
結し、柱１，２を強固に連結する。
次に、その接合部５を本溶接し、柱１，２の内部にコン
クリ−１・９を打設して両者を一体化する。
クリ−１・９を打設して両者を一体化する。
その後、連結板６、連結支持片３，４を取り外し柱１，
２の外装を行う。
２の外装を行う。
従来の柱の接合方法は上記のようにして行われていた。
そのため、接合作業の殆どが現場作業であり、特に上下
の柱を現場で溶接後コンクリ−１・を充填するので、工
期が長期化すると共に、接合部の溶接精・度及び柱部材
の精度をある程度厳密に維持管理しなければならないと
いう問題点がある。
の柱を現場で溶接後コンクリ−１・を充填するので、工
期が長期化すると共に、接合部の溶接精・度及び柱部材
の精度をある程度厳密に維持管理しなければならないと
いう問題点がある。
そこで、上記の問題点を解消するため、あらかじめ工場
にて鋼管内にコンクリ−１・を充填した柱を使用するこ
とが考えられる。しかし、この場合には柱の接合部にお
いて注入したコンクリ−１・と最初から充填してあるコ
ンクリートとが不連続となり、鋼管とコノクリ−１・と
の付着が殆どないためコンクリ−１・間の応力伝達がで
きない。そのため、接合部の鋼管を全周にわたり厳密に
突合せ溶接しなければならない。ボルト接合の場合は接
合部の高力ボルトの本数が多くなるなどの問題点がある
。
にて鋼管内にコンクリ−１・を充填した柱を使用するこ
とが考えられる。しかし、この場合には柱の接合部にお
いて注入したコンクリ−１・と最初から充填してあるコ
ンクリートとが不連続となり、鋼管とコノクリ−１・と
の付着が殆どないためコンクリ−１・間の応力伝達がで
きない。そのため、接合部の鋼管を全周にわたり厳密に
突合せ溶接しなければならない。ボルト接合の場合は接
合部の高力ボルトの本数が多くなるなどの問題点がある
。
したがって、本発明では、コンクリ−１・充填型の鋼管
柱の利点を活かすために内面突起付きの鋼管とファイバ
コンクリートを使用して強力な接合強度が得られるよう
にした柱の接合方法を提供することを目的とする。
柱の利点を活かすために内面突起付きの鋼管とファイバ
コンクリートを使用して強力な接合強度が得られるよう
にした柱の接合方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段ｊ
本発明に係る柱の接合方法は、コンクリ−１・充填型の
鋼管柱を接合する場合において、鋼管として内面突起付
きの鋼管を使用し、その鋼管同士を突合せた状態で上下
の凹部の接合部内にファイバコンクリ−１・を注入して
接きするものである。
鋼管柱を接合する場合において、鋼管として内面突起付
きの鋼管を使用し、その鋼管同士を突合せた状態で上下
の凹部の接合部内にファイバコンクリ−１・を注入して
接きするものである。
ファイバコンクリートとじては、スチールファイバ、カ
ーボンファイバ、グラスファイバ等を使用する。
ーボンファイバ、グラスファイバ等を使用する。
鋼管の内面には上記のファイバコンクリ−１、との付着
強度を増大させるために多数の突起ないし突条が設けら
れている。
強度を増大させるために多数の突起ないし突条が設けら
れている。
鋼管の溶接は全周溶接は必要でなくコーナ一部分を除く
辺部分のみの部分突合せ溶接又は点溶接で良い。或いは
、場合によってはこれらの溶接を全く行わなくても良い
。また、簡単な添文板による連結でも良い。
辺部分のみの部分突合せ溶接又は点溶接で良い。或いは
、場合によってはこれらの溶接を全く行わなくても良い
。また、簡単な添文板による連結でも良い。
本発明においては、内面突起付き鋼管を使用し、これら
の鋼管を突合せた状態で上下の四部の接合部内にファイ
バコンクリ−１・を注入することにより、そのファイバ
コンクリートと鋼管の内面突起とが強力に付着し、ファ
イバコンクリ−１・の圧縮・引張強度の大きさとも相俟
って強力な接合強度を得ることができる。
の鋼管を突合せた状態で上下の四部の接合部内にファイ
バコンクリ−１・を注入することにより、そのファイバ
コンクリートと鋼管の内面突起とが強力に付着し、ファ
イバコンクリ−１・の圧縮・引張強度の大きさとも相俟
って強力な接合強度を得ることができる。
以下、本発明方法による柱の接合構造を図により説明す
る。
る。
第１図はその実施例の断面図で、第２図（よ第１図ｍ−
ｎｌにおける断面図である。図において、１０及び１１
はそれぞれ接合すべき上下の柱で、それぞれ内面突起１
２付きの鋼管１３の内部にあらかじめコンクリ−１・１
４を工場にて充填したものが１吏用される。鋼管１３は
一般に、中空角形断面からなるが、その他の多角形又は
円形断面のものを用いてもよい。１５は上方の柱１０の
下端に形成された接合部で、鋼管１３の突合せ端１３ａ
より上方へ凹んだ空所に形成され、その天井１５ａは内
部の空気の排出を良好にするため傾斜させである。１６
はその傾斜した天井１５ａの上部位置に設けられた空気
抜き穴である。１７は下方の柱、１１の上端に形成され
た接合部で、平らな凹部となっている。１８は両液合部
１５，１７内に必要に応じて介在された鉄筋で、異形鉄
筋が用いられる。鉄筋１８は使用しなくともよい。１９
（よ接合部１７の側面に設けられたファイバフックリ−
１，２ｏの注入孔である。注入孔１９には開閉用のンヤ
゛ツタ−（図示せず）が設けられる。コンクリ−１・注
入孔１９ば上方の接合部１５の側面に設けてもよい。
ｎｌにおける断面図である。図において、１０及び１１
はそれぞれ接合すべき上下の柱で、それぞれ内面突起１
２付きの鋼管１３の内部にあらかじめコンクリ−１・１
４を工場にて充填したものが１吏用される。鋼管１３は
一般に、中空角形断面からなるが、その他の多角形又は
円形断面のものを用いてもよい。１５は上方の柱１０の
下端に形成された接合部で、鋼管１３の突合せ端１３ａ
より上方へ凹んだ空所に形成され、その天井１５ａは内
部の空気の排出を良好にするため傾斜させである。１６
はその傾斜した天井１５ａの上部位置に設けられた空気
抜き穴である。１７は下方の柱、１１の上端に形成され
た接合部で、平らな凹部となっている。１８は両液合部
１５，１７内に必要に応じて介在された鉄筋で、異形鉄
筋が用いられる。鉄筋１８は使用しなくともよい。１９
（よ接合部１７の側面に設けられたファイバフックリ−
１，２ｏの注入孔である。注入孔１９には開閉用のンヤ
゛ツタ−（図示せず）が設けられる。コンクリ−１・注
入孔１９ば上方の接合部１５の側面に設けてもよい。
次に上記柱の接合方法について説明する。
常法により下方の柱１１を垂直に立設する。柱１１の接
合部１７内には必要に応じて所要数の鉄筋１８を立てて
おく。
合部１７内には必要に応じて所要数の鉄筋１８を立てて
おく。
次に、この柱１１の上端に上方の柱１０をその鋼管１３
同士を突合せ、必要に応じてその突合せ端１３ａの辺部
分のみを突合せ溶接して垂直に接合し支持する。
同士を突合せ、必要に応じてその突合せ端１３ａの辺部
分のみを突合せ溶接して垂直に接合し支持する。
その後、コンクリ−１−ポンプ（図示せず）を用いて接
合部１７の側面に設けられたコンクリート圧入孔１９よ
りファイバコンクリ−）・２０を注入する。接合部１５
，１７内はファイバコンクリー１・２０によって充填さ
れる。これによって、鋼管１３の内面突起１２とファイ
バコンクリ−１・２０とが強力に付着し強固な接合部が
形成され、鋼管１３に作用する応力はファイバコンクリ
−１・を介して鋼管１１に伝達される。また、ファイバ
コンクリ−１・２０は普通コンクリートより付着強度が
高いので充填高さＨが小さくてすむ。
合部１７の側面に設けられたコンクリート圧入孔１９よ
りファイバコンクリ−）・２０を注入する。接合部１５
，１７内はファイバコンクリー１・２０によって充填さ
れる。これによって、鋼管１３の内面突起１２とファイ
バコンクリ−１・２０とが強力に付着し強固な接合部が
形成され、鋼管１３に作用する応力はファイバコンクリ
−１・を介して鋼管１１に伝達される。また、ファイバ
コンクリ−１・２０は普通コンクリートより付着強度が
高いので充填高さＨが小さくてすむ。
本発明によれば次のような効果がある。
（１） コンクリート充填型のＷ４管柱を使用するこ
とによる利点は十分に活かされている。すなわち、柱部
材は均質であり、施工が簡単で、工期の短縮ができる。
とによる利点は十分に活かされている。すなわち、柱部
材は均質であり、施工が簡単で、工期の短縮ができる。
（２）柱の接合部内に注入されたファイバコンクリ−１
−は普通コンクリ−１・よりも引張り及び圧ｍ強度が大
きいので、柱を構成する鋼管の内面突起とファイバコン
クリートとが強力に付着し強力な接合強度が得られる。
−は普通コンクリ−１・よりも引張り及び圧ｍ強度が大
きいので、柱を構成する鋼管の内面突起とファイバコン
クリートとが強力に付着し強力な接合強度が得られる。
したがって、柱の接合を極めて簡単かつ迅速に行うこと
ができる。
ができる。
第１図は本発明方法による柱の接合構造の実施例お断面
図、第２図は第１図ＩＩ−Ｉ線における断面図、第３図
は従来法による柱の接合部の正面図、第４図はその接合
部の詳細断面図である。 １０．１１：柱、１２：内面突起、１３：鋼管、１４：
充填コンクリ−１・、１５，１７：接合部、２０：ファ
イバコンクリート。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第１図 第２図 第３図 第４図
図、第２図は第１図ＩＩ−Ｉ線における断面図、第３図
は従来法による柱の接合部の正面図、第４図はその接合
部の詳細断面図である。 １０．１１：柱、１２：内面突起、１３：鋼管、１４：
充填コンクリ−１・、１５，１７：接合部、２０：ファ
イバコンクリート。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 鋼管口の内部にあらかじめコンクリート（１４）を充填
してある柱（１０）、（１１）を上下に接合する場合に
おいて、前記鋼管に内面突起（１２）付きの鋼管を使用
し、前記柱の突合せ端の内部に形成された凹部の接合部
（１５）、（１７）内にフアイバコンクリート（２０）
を注入して接合することを特徴とする柱の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10494886A JPS62264235A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 柱の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10494886A JPS62264235A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 柱の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62264235A true JPS62264235A (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=14394317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10494886A Pending JPS62264235A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 柱の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62264235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041738A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 鋼管コンクリート複合ポール及び鋼管コンクリート複合ポールの製造方法 |
| JP2015028290A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-02-12 | 清水建設株式会社 | 柱同士の接合構造及び建築物 |
| JP2016011509A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 清水建設株式会社 | 柱同士の接合構造及び建築物 |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP10494886A patent/JPS62264235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041738A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Dainichi Concrete Kogyo Kk | 鋼管コンクリート複合ポール及び鋼管コンクリート複合ポールの製造方法 |
| JP2015028290A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-02-12 | 清水建設株式会社 | 柱同士の接合構造及び建築物 |
| JP2016011509A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 清水建設株式会社 | 柱同士の接合構造及び建築物 |
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