JPS62263859A - スクロ−ルの製造方法 - Google Patents
スクロ−ルの製造方法Info
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- JPS62263859A JPS62263859A JP10390786A JP10390786A JPS62263859A JP S62263859 A JPS62263859 A JP S62263859A JP 10390786 A JP10390786 A JP 10390786A JP 10390786 A JP10390786 A JP 10390786A JP S62263859 A JPS62263859 A JP S62263859A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はスクロール圧縮機に使用される軽量。
高強度のスクロールの製造方法に関する。
スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロール
を組み合わせて、旋回スクロールを電動機によって、旋
回運動させて、流体を吸入、圧縮。
を組み合わせて、旋回スクロールを電動機によって、旋
回運動させて、流体を吸入、圧縮。
吐出、するものである。
この固定スクロール、及び旋回スクロールは第５図に示
す外観形状と第６図に示す縦断面図で明らかなように、
スクロール鏡板４とラップ３及びフランジ部５から構成
されている。このようなスクロールを加工する方法とし
て、従来は鋳鉄鋳物又はアルミニウム合金鋳物によって
一体鋳造し、二次加工で機械加工する方法、又は鏡板４
とラップ３を別々にプレス成形、放電加工等によって加
工し二次加工で締結一体化する方法が提供されている。
す外観形状と第６図に示す縦断面図で明らかなように、
スクロール鏡板４とラップ３及びフランジ部５から構成
されている。このようなスクロールを加工する方法とし
て、従来は鋳鉄鋳物又はアルミニウム合金鋳物によって
一体鋳造し、二次加工で機械加工する方法、又は鏡板４
とラップ３を別々にプレス成形、放電加工等によって加
工し二次加工で締結一体化する方法が提供されている。
又通常の鍛造法により鏡板とラップ部を一体化成形する
方法も考えられている。
方法も考えられている。
鋳鉄鋳物を用いた場合比重が７．８で重量が重くなり、
一方アルミニウム合金鋳物の場合は軽量化は計れるもの
の強度不足のため固定スクロールと旋回スクロールの相
互の耐摩耗性が問題となっている。
一方アルミニウム合金鋳物の場合は軽量化は計れるもの
の強度不足のため固定スクロールと旋回スクロールの相
互の耐摩耗性が問題となっている。
また鏡板とラップを別々に加工し、二次加工で一体化す
る方法は、加工工程が複雑になると共に一体化後の寸法
精度の確保が困難である。
る方法は、加工工程が複雑になると共に一体化後の寸法
精度の確保が困難である。
また高強度を得るために強化繊維やセラミック粒子を含
有した難成形材を後者の通常鍛造法で一体化成形した場
合、割れ等が発生し成形が困難である。
有した難成形材を後者の通常鍛造法で一体化成形した場
合、割れ等が発生し成形が困難である。
本発明は、前述したような従来技術の問題を解消するた
め、アルミ合金中に強化繊維やセラミック粒子を含んだ
難成形素材を用い、金型と素材を等温に保持した状態で
ラップ部に一定の拘束力を与えながら鍛造により一体成
形する。
め、アルミ合金中に強化繊維やセラミック粒子を含んだ
難成形素材を用い、金型と素材を等温に保持した状態で
ラップ部に一定の拘束力を与えながら鍛造により一体成
形する。
金型と素材を等温に保持し拘束力を負荷する事により、
成形品の割れを防止出来る。
成形品の割れを防止出来る。
これにより従来難しいとされていた難成形材の加工が可
能になる。
能になる。
第１図乃至第４図において、１は円柱素材、２は円柱素
材１に含有された強化繊維及びセラミック粒子、３は円
板状の鏡板４の一方の側面に突設された渦巻状のラップ
部、５は鏡板４の他方の側面に突設された環状の７ラン
ジ、６はフラップ部３と鏡板４の接合部、７は鍛造成形
機の上型、８は下型、９は背圧ピン、１０はノックアウ
トピン、１２は上型７のヒーター、１３は下型８のヒー
ターである。
材１に含有された強化繊維及びセラミック粒子、３は円
板状の鏡板４の一方の側面に突設された渦巻状のラップ
部、５は鏡板４の他方の側面に突設された環状の７ラン
ジ、６はフラップ部３と鏡板４の接合部、７は鍛造成形
機の上型、８は下型、９は背圧ピン、１０はノックアウ
トピン、１２は上型７のヒーター、１３は下型８のヒー
ターである。
第２図は強化繊維セラミック粒子２を含有したアルミニ
ウム合金円柱素材１を示すもので、中実の丸棒に鋳造や
押出しによって製造された材料から切り出したものを示
す。この円柱素材ｌの縦断面組織を第３図に示した。ア
ルミニウム合金円柱素材１に含有された強化繊維及びセ
ラミック粒子２は鍛造成形前は第３図のように繊維方向
がばらばらの状態でアルミニウム合金中に転住している
。
ウム合金円柱素材１を示すもので、中実の丸棒に鋳造や
押出しによって製造された材料から切り出したものを示
す。この円柱素材ｌの縦断面組織を第３図に示した。ア
ルミニウム合金円柱素材１に含有された強化繊維及びセ
ラミック粒子２は鍛造成形前は第３図のように繊維方向
がばらばらの状態でアルミニウム合金中に転住している
。
このようなアルミニウム合金円柱材を、第１図に示すよ
うな上型７と下型８を結合した鍛造型内でスクロール形
状に成形する。９はラップ部３に拘束力Ｆを負荷する背
圧ピンを示す。
うな上型７と下型８を結合した鍛造型内でスクロール形
状に成形する。９はラップ部３に拘束力Ｆを負荷する背
圧ピンを示す。
成形に際しては、第２図に示したアルミニウム合金円柱
材１を半溶融域に加熱し、ヒーター１２゜１３によって
素材と同温度５００〜６００℃に加熱された上型７及び
下型８の間に挿入し、上型７を下降させる事によって、
円柱素材１をスクロール形状に成形する。この時上型７
を下降させると同時にラップ部３に一定の拘束力Ｆを与
えながら成形する。
材１を半溶融域に加熱し、ヒーター１２゜１３によって
素材と同温度５００〜６００℃に加熱された上型７及び
下型８の間に挿入し、上型７を下降させる事によって、
円柱素材１をスクロール形状に成形する。この時上型７
を下降させると同時にラップ部３に一定の拘束力Ｆを与
えながら成形する。
このようにして、ラップ部３の高さを所定寸法に成形す
ると同時に、アルミニウム合金中に含有された強化繊維
及びセラミック粒子２を鍛造時の急激な変形によって破
壊すること、並びに通常の鍛造加工で発生する割れ等を
防止する、その後、上型７を取外し、所定のラップ３、
鏡板４及び７ランジ５に一体成形された製品をノックア
ウトピン１０を上昇させて下型８より取り出せば良い。
ると同時に、アルミニウム合金中に含有された強化繊維
及びセラミック粒子２を鍛造時の急激な変形によって破
壊すること、並びに通常の鍛造加工で発生する割れ等を
防止する、その後、上型７を取外し、所定のラップ３、
鏡板４及び７ランジ５に一体成形された製品をノックア
ウトピン１０を上昇させて下型８より取り出せば良い。
このようにして成形された圧縮機用スクロールを第４図
に示す。第４図は成形スクロールの縦断面組織を示した
ものである。
に示す。第４図は成形スクロールの縦断面組織を示した
ものである。
アルミニウム合金中に含有された強化繊維及びセラミッ
ク粒子２は鍛造成形によって、繊維方向が材料フローに
沿って転住するようになり、特に加工の厳しいラップ３
と鏡板４の接合部６は繊維２が成形方向に沿って転住す
る為、鋳造品等に比較して強度の向上が図られる。
ク粒子２は鍛造成形によって、繊維方向が材料フローに
沿って転住するようになり、特に加工の厳しいラップ３
と鏡板４の接合部６は繊維２が成形方向に沿って転住す
る為、鋳造品等に比較して強度の向上が図られる。
ここで、セラミック粒子はアルミナ、炭化ケイ素、また
はその他の粒子でもよく、強化繊維は炭素繊維、ウィス
カーまたはその他の繊維でもさしつかえない。
はその他の粒子でもよく、強化繊維は炭素繊維、ウィス
カーまたはその他の繊維でもさしつかえない。
強化繊維及びセラミック粒子を含有したアルミニウム合
金素材等の難成形材を使用し、鍛造によってスクロール
と鏡板及び７ランジを同時一体成形することにより、繊
維組織が鏡板からラップに流れるように分布し、ラップ
の根元部に割れを発生することなく、高強度で且つ軽量
のスクロール製造が出来、高速回転及び靜しゆく性のあ
るスクロールコンプレッサーを提供できる。
金素材等の難成形材を使用し、鍛造によってスクロール
と鏡板及び７ランジを同時一体成形することにより、繊
維組織が鏡板からラップに流れるように分布し、ラップ
の根元部に割れを発生することなく、高強度で且つ軽量
のスクロール製造が出来、高速回転及び靜しゆく性のあ
るスクロールコンプレッサーを提供できる。
第１図は本発明スクロールの製造方法を実施するための
鍛造成形機の縦前面図、第２図は円形素材の斜視図、第
３図は第２図に示した素材の縦断面図、第４図は本発明
により製造されたスクロールの縦断面図、第５図は一般
的なスクロールの斜視図、第６図は従来製品の縦断面図
である。 １・・・円形素材、２・・・強化繊維及びセラミック粒
子。 ３・・・ラップ部、 ４・・・鏡板、 ７・・・
上型。 ８・・・下型、 ９・・・背圧ピン、 １２．１３・・
・ヒーター復代理人 弁理士 岡 本 １ 文 外２名 第１図
鍛造成形機の縦前面図、第２図は円形素材の斜視図、第
３図は第２図に示した素材の縦断面図、第４図は本発明
により製造されたスクロールの縦断面図、第５図は一般
的なスクロールの斜視図、第６図は従来製品の縦断面図
である。 １・・・円形素材、２・・・強化繊維及びセラミック粒
子。 ３・・・ラップ部、 ４・・・鏡板、 ７・・・
上型。 ８・・・下型、 ９・・・背圧ピン、 １２．１３・・
・ヒーター復代理人 弁理士 岡 本 １ 文 外２名 第１図
Claims (1)
- 繊維又はセラミツク粒子を分散含有したＡｌ又はＡｌ
合金を半溶融状態に加熱し、略同温度の金型中でラツプ
部に拘束力を負荷しながら加圧成型することを特徴とす
るスクロールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10390786A JPS62263859A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | スクロ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10390786A JPS62263859A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | スクロ−ルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62263859A true JPS62263859A (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=14366496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10390786A Pending JPS62263859A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | スクロ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62263859A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0668433A1 (en) * | 1994-02-22 | 1995-08-23 | Carrier Corporation | Lightweight scroll element and method of making |
| JP2007278271A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-10-25 | Daikin Ind Ltd | スクロール部材およびそれを備えたスクロール圧縮機 |
| JP2007309146A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
| JP2008095677A (ja) * | 2006-03-01 | 2008-04-24 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機の摺動部品、摺動部品基体、スクロール部品、スクロール部品基体、シリンダブロック、シリンダブロック基体、ピストン、ピストン基体、ローラー、ローラー基体、および圧縮機 |
| US8167596B2 (en) | 2006-03-03 | 2012-05-01 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor and manufacturing method thereof |
| US8366425B2 (en) | 2006-02-28 | 2013-02-05 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor slider, slider preform, scroll part, and compressor |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP10390786A patent/JPS62263859A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0668433A1 (en) * | 1994-02-22 | 1995-08-23 | Carrier Corporation | Lightweight scroll element and method of making |
| US5478219A (en) * | 1994-02-22 | 1995-12-26 | Carrier Corporation | Lightweight scroll element and method of making |
| CN1065948C (zh) * | 1994-02-22 | 2001-05-16 | 运载器有限公司 | 轻型涡旋构件及其制造方法 |
| US8366425B2 (en) | 2006-02-28 | 2013-02-05 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor slider, slider preform, scroll part, and compressor |
| JP2008095677A (ja) * | 2006-03-01 | 2008-04-24 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機の摺動部品、摺動部品基体、スクロール部品、スクロール部品基体、シリンダブロック、シリンダブロック基体、ピストン、ピストン基体、ローラー、ローラー基体、および圧縮機 |
| US8167596B2 (en) | 2006-03-03 | 2012-05-01 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor and manufacturing method thereof |
| US8690558B2 (en) | 2006-03-03 | 2014-04-08 | Daikin Industries, Ltd. | Compressor and manufacturing method thereof |
| JP2007278271A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-10-25 | Daikin Ind Ltd | スクロール部材およびそれを備えたスクロール圧縮機 |
| JP2007309146A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
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