JPS62261Y2 - - Google Patents

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JPS62261Y2
JPS62261Y2 JP1979020859U JP2085979U JPS62261Y2 JP S62261 Y2 JPS62261 Y2 JP S62261Y2 JP 1979020859 U JP1979020859 U JP 1979020859U JP 2085979 U JP2085979 U JP 2085979U JP S62261 Y2 JPS62261 Y2 JP S62261Y2
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cabinet
pole
pole group
telescopic pole
stopper
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JP1979020859U
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JPS55121506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2つの異つた周波数帯域を受信、或
いは送信する際に、いずれの周波数にもマツチン
グできるアンテナ装置を提供するものである。
従来の受信機の中には、中波、短波及びFM等
の異つた2種以上の周波数帯域を受信できる種類
のものが見うけられている。この複数の周波数帯
域を受信するために、受信機には1本のアンテナ
を固着し、このアンテナでいずれの周波数帯域も
受信できるよう共用していた。この場合、共用す
るアンテナの長さはFMの周波数帯域の波長にマ
ツチングして決められていた。これは、中波、短
波の波長は長いので、アンテナの長さが短くても
充分受信できるが、FMの波長は短くて、かつ、
波長を充分考慮してマツチングしなければFMの
周波数帯域を良好に受信できないからである。ま
た、トランシーバに用いられるアンテナは、用い
られる波長がFMの周波数帯域に比べ長いもので
はあるが、中波、短波の波長より短く、かつ、送
信動作もあるために、送受信する周波数の波長に
マツチングした長さでなければ効率が悪くなるも
のであり、波長を考慮してアンテナ長さが決定さ
れている。
近年において、中波、短波、FM等の複数の周
波数帯域を受信できるとともに、トランシーバと
しても用いることができる複合機能を有する受信
機が開発されている。この複合型の受信機で、
FMの周波数帯域も、トランシーバの周波数帯域
もいずれも充分マツチングするアンテナを設けよ
うとするには、FMの波長にマツチングするアン
テナと、トランシーバの周波数の波長にマツチン
グするアンテナの二種の長さの異つたものを単一
の受信機に設けなければならないことになる。こ
れでは、受信機の容積が大きくなり、携帯に不便
なものであり、使用上においてもいずれかのアン
テナを伸縮させなければならず煩しいものであ
る。
このため、第1図に示す様に、一つのアンテナ
装置で、異つた周波数帯域のいずれもの波長にマ
ツチングできるものも案出されている。ここで、
1はマイク2、スピーカ3、周波数目盛り4、ツ
マミ5等を有するトランシーバの機能を持つた受
信機で、受信機1の上面には上下に伸縮できるア
ンテナ装置6が設けてある。アンテナ装置6は複
数本の径の異なる金属パイプを同心円状に挿通し
た、いわゆるロツドアンテナで、第1の伸縮ポー
ル群7と第2の伸縮ポール群8、及び両者を回
動、傾斜自在に連結する接続具9より構成されて
いる。このアンテナ装置6では、FMを受信する
際には第1の伸縮ポール群7を受信機1より引き
出し、FMの周波数帯域の波長にマツチングさせ
る。トランシーバとして用いる場合には、第1の
伸縮ポール群7とともに第2の伸縮ポール群8も
受信機1から引き出してアンテナ長さを長くし、
トランシーバの周波数帯域の波長にマツチングさ
せる。(第1図はトランシーバとして用いている
状態を示し、全伸長時である。一般にトランシー
バの周波数帯域はFMの周波数帯域より低く、ト
ランシーバに用いる際はアンテナ長は長くな
る。)そして、FMを受信する時は、接続具9が
受信機1の上面より突出しており、第1の伸縮ポ
ール群7は回転、傾動が自由にできる。トランシ
ーバとして用いる際には、マイク2を用いるため
に、受信機1自体を傾斜させれば良く、アンテナ
装置6は直伸状態で使用する。(しかし、必要に
応じて、第2の伸縮ポール群8の下端に回動、傾
斜できる傾動金具を設けることも可能である。) 上述の様な、第1と第2の伸縮ポール群7,8
を連結したアンテナ装置6では、第1の伸縮ポー
ル群7だけ使用してFM放送を受信するものであ
るが、この第1の伸縮ポール群7を使用している
際にはその回動、傾動は接続具9によつて規制さ
れ、所定の位置、角度に固定できる。しかし、接
続具9は第2の伸縮ポール群8の最小径のポール
に固着してあるので、最小径のポールを何らかの
手段で固定しなければ伸長した第1の伸縮ポール
群7は一定の位置に固定できず、勝手に回動して
しまうものであつた。
本考案は上述の点に鑑み、第1の伸縮ポール群
のみを使用している際は第2の伸縮ポール群中の
最小径のポールを固定して、第1の伸縮ポール群
を所定の位置で保持できるアンテナ装置を提供す
るものである。
以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
受信機等のキヤビネツト10にはアンテナ固定
孔11と通孔12が同一軸線上になるよう形成し
てあり、通孔12はキヤビネツト10の上面に開
口している。アンテナ固定孔11と通孔12の間
は順次内径を大きくして、段部13,14が形成
してあり、段部13の位置にバネ室15、段部1
4の位置にはワツシヤ室16が設けてある。この
バネ室15内には付勢手段としてのスプリング1
7が挿入してあり、ワツシヤ室16内にはリング
状のワツシヤ18が挿入してある。前記アンテナ
固定孔11には、第1、第2の伸縮ポール群7,
8を収納する基ポール19が挿入してあり、基ポ
ール19はその上端がキヤビネツト10より下方
でバネ室15付近に位置するようにキヤビネツト
10に固着してある。基ポール19上端には第2
の伸縮ポール群8中の最小径のポール20が突出
してあり、この最小径のポール20は他のポール
が基ポール19内に収納された状態でもキヤビネ
ツト10の上面より少し突出する長さに形成して
ある。この最小径のポール20の上端外周にはス
トツパ21が固着してあり、このストツパ21の
下半分の外径は前記通孔12の内径よりやや小さ
くしてあり、このストツパ21の下端外周には4
本の係合突起22が放射状に突出させてある。前
記通孔12の内周には、90度の角度づつ挿入孔2
3がその軸方向に形成してあり、挿入孔23の形
状は係合突起22の断面形状と同一にしてある。
この挿入孔23はワツシヤ室16に連通している
が、キヤビネツト10の上面より離れた挿入孔2
3の側面には45度の角度で円周方向に進む通路2
4が形成してあり、通路24の最奥部にはキヤビ
ネツト10の上方に向つて少し突出したメクラ孔
25が形成してある。つまり、挿入孔23、通路
24、メクラ孔25で鍵状の空間が形成されたこ
とになる。また、第1の伸縮ポール群7は最小径
のポール20に収納され、第1の伸縮ポール群7
中最小径ポール先端にはトツプ26が固着してあ
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
第2図は第1、第2の伸縮ポール群7,8をキ
ヤビネツト10内に収納した状態を示すもので、
FM放送を受信する場合には、トツプ26を指で
摘み上方に引き出す。トツプ26に続いて第1の
伸縮ポール群7が引き出され、接続具9は最小径
のポール20の上部に位置し、第1の伸縮ポール
群7は接続具9によつて回動、傾動が自由にでき
る。接続具9を挾持した最小径のポール20は、
ストツパ21がメクラ孔25に係合していること
から回動せず、第1の伸縮ポール7の回動、傾動
した位置を保持している。そして、第1の伸縮ポ
ール群7を全伸長させたとき、その長さがFMの
周波数帯域にマツチングしている。
次に、トランシーバとして用いる場合には、第
1の伸縮ポール群7を全伸張させたまま、ストツ
パ21を指で摘み、ストツパ21に圧接している
ワツシヤ18、スプリング17の付勢力に逆い少
し下方に押し下げ、係合突起22とメクラ孔25
の係合を解除する。そのまま、ストツパ21を45
度回転して、通路24内を摺動させながら係合突
起22をメクラ孔25の位置から挿入孔23の位
置まで移動させる。次いで、ストツパ21を上方
に引き出せば係合突起22は挿入孔23から引き
抜かれ、第2の伸縮ポール群8はキヤビネツト1
0から伸長する。この第1、第2の伸縮ポール群
7,8の長さが、トランシーバに用いる周波数帯
域にマツチングする。
第2の伸縮ポール群8を縮小させようとすると
きは、ストツパ21を下方に押し下げ、係合突起
22を挿入孔23に挿入し、ワツシヤ18を介し
たスプリング17の付勢力に逆つてストツパ21
を押し下げ、係合突起22が通路24内を摺動す
るようにストツパ21を45度回転する。そのま
ま、ストツパ21から指を離せばストツパ21は
スプリング17によつて押し上げられ、係合突起
22がメクラ孔25に嵌合してストツパ21は固
定できる。第1の伸縮ポール群7については、ト
ツプ26を下方に押し下げ、最小径のポール20
内に第1の伸縮ポール群7を折畳んで収納する。
なお、本実施例では通路24を水平に形成して
あるが、通路24の面を挿入孔23側で持ち上る
ように傾斜させて形成してもよい。この形状では
通路24に接触するストツパー22は、スプリン
グ17の付勢力で通路24の傾斜面に従つて摺動
して自動的に抜け出ることができる。
本考案のアンテナ装置は、上述のように構成し
たので、第1の伸縮ポール群のみ、あるいは第2
の伸縮ポール群も同時に全伸長させた状態で使用
できることはもとより、第1の伸縮ポール群を使
用状態にし、第2の伸縮ポール群を収縮状態にし
て送受信機のキヤビネツト内に収納した場合にお
いては、第1の伸縮ポール群を支持する第2の伸
縮ポール群中の最小径のポールは、ストツパがキ
ヤビネツトに嵌合されて確実に固定され、第2の
伸縮ポール群中の最小径のポールは勝手に回動す
ることがなく、第1の伸縮ポール群は接続具によ
つて回動調整された位置に確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は受信機に取付けたアンテナ装置を示す
斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す断面
図、第3図は同上のストツパをキヤビネツトから
外した状態を示す斜視図、第4図は同上のキヤビ
ネツトの通孔付近を示す平面図、第5図は同上の
通孔付近のキヤビネツトの断面図である。 6……アンテナ装置、7……第1の伸縮ポール
群、8……第2の伸縮ポール群、9……接続具、
10……キヤビネツト、17……付勢手段として
のスプリング、19……基ポール、20……最小
径のポール、21……ストツパ、22……係合突
起、23……挿入孔、24……通路、25……メ
クラ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の伸縮ポール群の下端に第2の伸縮ポール
    群の上端を接続具で回動、傾動自在に連結し、第
    1の伸縮ポール群だけ、或いは第1と第2の伸縮
    ポール群の両方を用いて、異つた少くとも2つの
    周波数帯域のいずれの周波数ともマツチングさせ
    ることができるようにし、第1と第2の伸縮ポー
    ル群を収納する基ポールを送受信機のキヤビネツ
    ト内に固着し、基ポールの上端をキヤビネツト上
    面より下位に位置させるとともに、第2の伸縮ポ
    ール群中の最小径のポールの上端がキヤビネツト
    より少し上方に位置する長さにし、この最小径の
    ポール上端外周にはストツパを固着し、このスト
    ツパの下部にはその外周方向に突出する複数の係
    合突起を設け、キヤビネツトには、軸方向に係合
    突起が進退できる挿入孔を形成し、キヤビネツト
    内部に挿入孔に連通して係合突起を摺動させる通
    路と、この通路の終端に位置したメクラ孔とを形
    成し、キヤビネツト内に係合突起が位置したとき
    ストツパを上方に付勢する付勢手段をキヤビネツ
    ト内に設けたことを特徴とするアンテナ装置。
JP1979020859U 1979-02-20 1979-02-20 Expired JPS62261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979020859U JPS62261Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20

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JP1979020859U JPS62261Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121506U JPS55121506U (ja) 1980-08-28
JPS62261Y2 true JPS62261Y2 (ja) 1987-01-07

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ID=28852635

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JP1979020859U Expired JPS62261Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20

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