JPS62258210A - 位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばステッピングモータを取付けるために
使用する位置決め機構に関する。

（従来の技負ｉ） 従来、例えばフロッピーディスク装置に使用されるステ
ッピングモータをフレーム等に取付ける際、第３図に示
すような取付は器具が使用されている。この取付は器具
は、ステッピングモータ１０を取付は用螺子１２により
固定するための取付は器具本体ＩＩ及びこの取付は器具
本体１１をフレーム１３に周定するための螺子止め部１
４からなる。

ステッピングモータｌＯを取付ける際には、ステッピン
グモータ１０を取付は器具本体１１に取付は用螺子１２
で固定し、この後に固定用螺子１５で螺子止め部１４を
固定することによりステッピングモータＩＯをフレーム
１３に固定することになる。ところで、ステッピングモ
ータ１Ｇを取付ける際、予め決定された位置に取付ける
ように位置調整を行なう必要がある。このため、螺子止
め部１４は、第３図に示すように、長穴からなる螺子穴
ＩＧを備えている。

゛これにより、先ず、取付は器具本体１１をフレーム１
３の所定の位置に半固定状態で螺子止めし、この状態で
取付は器具本体１１を直線方向（矢印１７）に微少移動
して位置調整を行なう。この後に、固定用螺子１５を完
全に締付けて、取付は器具本体１１をフレーム１３に固
定することになる。

しかしながら、前記のような位置調整方式では、固定用
螺子１５の締付は度により、位置調整後に取付は器具本
体１１の位置ずれが発生することがある。

また、固定用螺子１５を半固定状態にした状態で位置調
整し、この後に完全に固定するため、位置調整作業が１
！雑であり、多くの作業時間を要する欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点） 前記のように、従来の取付は器具では、位置調整後に位
置ずれが発生し、また位置調整作業が１（雑で、多くの
作業時間を要する問題がある。

本発明の目的は、簡単な位置調整作業でしかも短時間に
、ステッピングモータ等の位置決め対象装置の直線方向
に対する位置決めを高い精度で行なうことができる位置
決め機構を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段と作用）本発明は、（Ｉ
γ置決め対象装置を固定するための固定器具手段、固定
器具手段を移動させるための移動調整手段及び移動を制
限するための弾性制限手段を備えた位置決め機構である
。移動調整手段は、固定器具手段の一方端に対する直線
方向からの螺子締めによる押圧力に応じて、位置決め調
整の必要な直線方向へ固定器具手段を移動させる。

弾性■１限手段は、固定器具手段の他方端に接触する弾
性部材を備えており、固定器具手段の直線方向に対する
移動を制限する。

このような構成により、移動調整手段の螺子締め操作で
、簡単にしかも高精度に位置決め対象装置の位置決めを
行なうことが可能となる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は
同実施例の構成を示す斜視図である。

第１図において、固定器具２０は、例えばステッピング
モータＩＯを取付は用螺子１２でフレーム１３上に固定
するための位置決め機構本体である。螺子止め部２１は
、固定器具２０の一方端に接続されており、調整用螺子
２２の先端を支持するための凹部２３を備えている。こ
の螺子止め部２１及び調整用螺子２２の雌螺子部を何す
る螺子支持部２４は、調整用螺子２２の螺子締め度に応
じて固定器具２０の直線方向への移動を調整するための
移動調整機構を構成する。

螺子支持部２４はフレーム１３の所定の位置に固定され
ている。

一方、固定器具２０の他方端には、直線方向への移動を
ガイドする移動用ビン２５及び移動制限用スプリング２
Ｇからなる移動制限機構が設けられている。

次に、同実施例の動作を説明する。先ず、第１図に示す
ように、位置決め対象であるステッピングモータ１０を
、取付は用螺子１２により固定器具２０に固定する。こ
の固定器具２０を位置決めすべきフレーム１３の所定の
位置に設定する。この場合、固定器具２０は、移動用ビ
ン２５によりガイドされた直線方向（矢印２７）へ移動
可能な状態である。移動制限用スプリング２Ｂは、移動
用ビン２５に巻かれて取付けられており、反発力により
一方向への固定器具２０の移動を制限している。

次に、調整用螺子２２を螺子支持部２４の雌螺子部に挿
入して、直線方向（矢印２７ａ）へ螺子締め操作を行な
う。これにより１．調整用螺子２２は、螺子支ｔｊｊ部
２４に支持された状態で回転進行し、先端が螺子止め部
２１に接触する。ここで、螺子止め部２１は、第２図（
側面断面図）に示すように、凹部２３を備えており、こ
の凹部２３で調整用螺子２２の先端を支持する。さらに
、調整用螺子２２の螺子締め操作を続行すると、螺子止
め部２１を通じて固定器具２０を直線方向へ押圧する。

これにより、固定器具２０は一調整用螺子２２の締め付
は度に応じて微少距離だけ移動することになる。

このとき、移動制限用スプリング２Ｂの反発力により、
固定器具２０には移動方向とは反対方向（矢１：１１２
７１））へ力が作用する。固定器具２０が所定の微少距
離だけ移動した後に、調整用螺子２２の螺子締め操作を
停止すると、固定器具２０は調整用螺子２２と移動制限
用スプリング２Ｂにより停止した位置に保持されること
になる。

このようにして、ステッピングモータ１０を取付けた固
定２＝具２０を所定の位置に設定した後に、移動方向で
ある直線方向から調整用螺子２２を螺子締め操作する。

これにより、固定器具２０は：Ｊ３整用螺子２２の螺子
締め度に応じて微少移動し、必要な位置まで移動調整さ
れることになる。このような方式であれば、調整用螺子
２２を移動方向へ螺子締め操作するだけで、その螺子締
め度に応じて微少移動調整し、固定器具２０を所定の位
置に位置決めすることができる。このため、従来のよう
に調整用螺子２２を半固定状態の後に螺子締めを行なう
必要はなく、簡単な操作で固定器具２０の移動調整を行
なうことができる。さらに、移動制限用スプリング２６
の作用により、調整用螺子２２の螺子締めを停止１・し
た時点で、固定器具２０は確実に移動を停止し、その停
止位置で位置ずれすることなく位置決めされることにな
る。したがって、従来のように移動調整した後に位置ず
れが発生するような事態を防１１、することができる。

［発明の効果］ 以、に詳述したように本発明によれば、位置決め対象装
置を直線方向へ移動調整して位置決めする機構において
、その直線方向への螺子締め度に応じて位置決め対象装
置の移動調整を行なうことができる。このため、簡単な
移！ｌＪ、″ｌ！ｌ整作業により、位置決め対象装置を
所定の位置に確実に位置決めすることができる。さらに
、螺子締め操作を停止することで、位置決め対象装置が
所定の位置に位置決めされるため、移動調整後に位置ず
れを起こすような事態を防止することができる。

したがって、簡単な位置調整作業でしかも短時間に、ス
テッピングモータ等の位置決め対象装置の直線方向に対
する位置決めを高い精度で行なうことができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わる位置決め機構の構成を
示す斜視図、第２図は第１図の螺子止め部の側面断面図
、第３図は従来の位置決め機構のｈｓ’を成を示す斜視
図である。 ｌＯ・・・ステッピングモータ、２０・・・固定器具、
２１・・・螺子止め部、２２・・調整用螺子、２３・・
・凹部、２４・・・螺子支持部、２５・・・移動用ビン
、２Ｂ・・・移動制限用スプリング。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ｊ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直線方向に位置決め調整を必要とする位置決め対象装置
   を固定するための固定器具手段と、この固定器具手段の
   一方端に対する直線方向からの螺子締めによる押圧力に
   応じて前記位置決め調整の必要な直線方向へ前記固定器
   具手段を移動させるための移動調整手段と、前記固定器
   具手段の他方端に接触する弾性部材を備えており前記固
   定器具手段の前記直線方向に対する移動を制限するため
   の弾性制限手段とを具備したことを特徴とする位置決め
   機構。