JPS62253076A - 血液予熱装置 - Google Patents

血液予熱装置

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JPS62253076A
JPS62253076A JP61303620A JP30362086A JPS62253076A JP S62253076 A JPS62253076 A JP S62253076A JP 61303620 A JP61303620 A JP 61303620A JP 30362086 A JP30362086 A JP 30362086A JP S62253076 A JPS62253076 A JP S62253076A
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JP
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tube
groove
heat exchange
temperature
blood
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JP61303620A
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English (en)
Inventor
アクセル シュティレル
ハンス−ペーテル シュティレル
ヴォルフガング タイラッケル
クルト ディートリッヒ
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SHIYUTEIRERU MEDEITSUINTEHINIT
SHIYUTEIRERU MEDEITSUINTEHINITSUKU GmbH
Original Assignee
SHIYUTEIRERU MEDEITSUINTEHINIT
SHIYUTEIRERU MEDEITSUINTEHINITSUKU GmbH
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 産業上の利用分野 本発明は血液予熱装置、なかでも、注入/輸血液の輸送
時に作用する加熱装置をもった注入/輸血溶液予熱装置
に関するものであり、この加熱装置は、外側に注入/輸
血液が流れるチューブを入れる溝がついている熱交換器
を加熱するものである。
従来の技術 この種の装置は、ヨーロッパ特許出願85−11073
7.5号により既知のものである。
そごに述べられている装置は、注入/輸血液の正確かつ
確実な加熱に使われるもので、これに関しては、何等か
の溶液を注射器へ到るまでの流れにおいて、与えられた
温度に温度をコントロールしながら加熱する口とが保証
されるという特徴が述べられている。このとき使われる
装置は、注入/輸血液の加熱に対して、特別に考案され
たチューブとかその他の設備を必要とはしない。例えば
、白液貯蔵器から注射器へつながるチューブが、加熱可
能のシリンダ・外被のまわりに溝の形で形成されたうす
巻きの中を螺旋状に巻きついている。口れにより、この
例で使用される血液は、所望の注入に適した温度に暖め
られる。更に、チューブがシリンダ側面に安定した向き
を保って接することができるように、加熱シリンダの始
めと終りでチューブをガイドし支える方法が述べられて
いる。
実用上は、本質的には、通常注入の器具では約1.90
mの長さのチューブが使われ、%I忌時の器具では約3
mから3.50aの長さのチューブが使われる。緊急時
により長いチューブが必要となるのは、その場合、多量
の液体を急速に注入または輸血する必要があるからであ
る。低い貯蔵温度から体に適した温度は多量のものを上
げるには、より長い加熱パスが必要になる。なぜなら、
通常の場合に較べて流れの率が本質的に大きいからであ
る。生理学的理由から高い流率の場合、熱交換シリンダ
の温度を任意に高めることはできない。なぜなら、温度
が高すぎると、溶液の化学変化や保存血液の凝固が起っ
たりするからである。熱交換シリンダの温度が予め与え
られた場合、高い流率で必要となる高い熱伝達は、従っ
て、チューブまたは溝の長さを大きくしてのみ達成され
る。
ヨーロッパ特許出願85−110737.5号に述べら
れている装置では、チューブを入れるために唯一の溝が
通されている。溝が通常時用に作られていいるとすれば
、緊急時には使えないことになる。なぜなら、その場合
、溝の熱交換面は大きな流率のために十分ではないから
である。反対に溝の長さが緊急時用に長くしであるとす
れば、通常時に使用するときはチューブはあるところで
溝から引出さなければならなくなる。しかし、これは折
れ曲りの防止策がないので不都合である。チューブと熱
交換シリンダが密に装着されたスリーブによって熱絶縁
されているときなどは、早めにチューブを引出すことは
一般に不可能である。このほか2つの熱板の間に配置さ
れたはめ込みポケットを通して注入/輸血が行なわれる
装置が知られている(DE−O32802993、DE
−O83023416、DE−O31954019、ヨ
ーロッパ特許出願0012123)。この装置では、連
続的注入器が使えないのが不利である。更にまた、作り
方から高い流れ抵抗を示す特製のはめ込みポケットを通
って血液が流れるため、場合によっては保存血液の残部
がもはやはめ込みポケットを通過しなくなるという不都
合がある。
この装置では圧力損失が高くなり、単位時間当りに多量
の液体を注入することができなくなる。
更に、注入l′輸血液を装置内の発熱化学反応のもとに
加熱することが知られている(DE−O3251588
9)。この場合も連続注入器の使用は不可能である。そ
のうえ、発熱化学反応をコントロールするには非常に金
がかかる。
更に、注入l′輸血液を水浴に通すという装置が知られ
ている。この種の設備(tls −PS3G29552
 )では、20以上の巻きをもったチューブが、2つの
U字型枠材で形成された組桁のうえに螺旋状に巻きつけ
られ、これと−緒にスチール容器に浸される。そして、
この中には持続的に暖められている液体が入っている。
別の設備(υ5−ps3G143851では、煙突管に
似た対流管の下部に電熱装置を置いている。これによっ
てタンクの中に対流ができる。煙突管状の対流管の外に
やはり螺旋状の約10巻きの巻き管があり、その中を注
入/輸血液が通っている。この方式も非常に?!雑で連
続注入器の使用は不可能である。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明は序論で述べたタイプの装置を次の通り
に形成するという問題を根底とする。
すなわち、いくつもの異なった流量の場合にも注入また
は輸血液を予め与えられた温度に正確に暖めることがで
き、しかも、場所によって温度停滞や過熱状態にならな
い口と、また、満足すべき加熱が保証されると同時に流
速をさらに上げることが可能となるように、注入/輸血
液への熱伝達をさらに改善すること。
口の問題は、本発明によると次のようにして解決される
。すなわち、溝の始めと終りの間に少なくとも1つの境
界壁のところに、少なくとも溝の内径の幅の破れ目を設
けること。
本発明による装置は従って、いろいろ異なった長さのチ
ューブを熱交換面につけることができるため、熱交換面
の加熱温度が固定的に設定されているにも拘らず、異な
った流量の溶液を同じ与えられた温度に暖めることがで
きるという本質的な利点をもっている。チューブの長さ
に応じて、溶液が流れるチューブを通す溝は、異なった
距離に破れ目があって、チューブは必要に応じてこれら
の破れ目のとごろから溝の外へ引出すことができる。口
の処置によって、チューブは溶液の流量に応じて、異な
った長さで同じ温度に加熱されることができる。このこ
とは例えば局所的な過加熱が溶液の化学組成を変化させ
るとか、その粘りに影響することなしに7例えば、摂氏
2度の溶液を急速に危険なしに、流mに関係なく、ある
体に合った温度に暖められることを保証する。
本発明では熱交換シリンダには熱絶縁性の覆いが備わっ
ている。チューブを熱交換シリンダの溝面に軽く押付け
るこの覆いによってチューブと熱交換シリンダの間の熱
移動が良くなり、他方、熱エネルギーの放射が避けられ
る。
更にまた、本発明では熱交換シリンダの外側面上に溝が
作られ、この溝は螺旋状に巻いている。
このことは高さが制限されたシリンダの側面における溝
のピッチ角をかえることによって巻き数、従って、使用
可能な加熱面をとくに簡単に変えることができるという
利点がある。巻きが多い場合でも、チューブは巻きつけ
または巻戻すだけで簡単に溝に入れたり、引出したりで
きる。加熱面を拡げても装置の幾何学的寸法は変らず、
装置を造形するコンパクトな構造法もそのまま保たれる
また、さらに1つの溝が谷溝を少なくとも1回斜めに突
き扱けるような実施形式が有利である。
これは熱交換シリンダの側面に多数の巻きがある場合、
チューブは全部の巻きを通過する必要がないという利点
をもっている。熱交換シリンダの加熱温度を一定にして
おいて適用の目的に応じて、チューブ内を流れる溶液に
対して異なった熱恐を供給することができる。従って、
1つの同じ装置を用いて、異なった流量の溶液に対して
一定の目標温度を設定することができる。
例えば、熱交換シリンダの側面に10本の螺旋巻きがあ
って、このあと5本の巻きに対して斜めに溝が突き扱け
ているとする。すると、チューブは5目巻いた慢で初め
て熱交換シリンダから引出せることになる。シリンダの
加熱温度が一定で、予め与えられた流量の液をチューブ
に通す際、熱交換シリンダからの出口で十分に暖められ
ていない場合は、6番目の巻きの溝にチューブを通して
、その侵、斜めの溝を通って引出すようにできる。それ
でも十分でないときは、更に10番目の巻きまでを使っ
て、チューブを通る溶液を所望の目標温度に加熱するこ
とができるだろう。斜めに通す溝は、半分の巻き毎にチ
ューブが熱交換器から引出せるように配置することもで
きる。
本発明のさらに別の形成では、溝と斜めの溝が共通に始
まるまたは終るようになる。このことは、巻き数が異な
っても溝を通したチューブは熱交換シリンダ上で同じ入
口および出口をもつことになるという利点をさらにもつ
。さらに、溝の始まり/終り/破れ目のところに入口ま
たは出口保持具が設けられる。これらの保持具によって
、熱交換シリンダの溝の中へのチューブの封入が容易に
なり、他方、熱交換シリンダの外側のチューブの向きが
安定する。
本発明のさらに一つの形成では、入口または出口保持具
は、溝を横切って走り、端で弓形に開いた内側に広がっ
た切欠きどなる。これは広がった切欠きを通されたチュ
ーブを折れることなく前方または横向きに容易に曲げる
ことができるという利点をもっている。
課題は他方法のようにして解決される、すなわち、チュ
ーブ内を流れる注入/輸血液に対する熱交換シリンダの
熱伝達率を改善するために、溝への入口から出口の間で
、チューブのある一定の長さにわたって、残余の部分よ
りも薄い壁厚にするということである。
同じ課題の解決のための序論で述べた装置に対するかわ
りの改善は次の通りである。すなわち、チューブ内を流
れる注入/輸血液に対する熱交換シリンダの熱伝達率を
改善するために、溝への入口から出口の間で、チューブ
のある−定の長さにわたって、その壁厚を残余の部分よ
り薄くすること、または、金属〈ずをしき詰めること。
この実施形は次の利点をもっている、すなわち、注入/
輸血液に対する装置の予め与えられた定まった加熱能力
のもとで、加熱すべき溶液の流量を、チューブと熱交換
シリンダ間の熱移動を改善するごとによって高めること
ができるということである。このことは熱交換シリンダ
領域におけるチューブの壁厚を減らすことのほかに、ま
た、注入チューブの材料として特に熱伝導性の高い材料
、例えば、シリコンを選ぶこと、または、合成樹脂材に
金凰粉を添加することによって達成される。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための 手段ならびにその作用 すなわち、本発明に係る予熱装置は、血液を暖めて予熱
する予熱装置において、注入l′輸血液の輸送において
、外側面上に注入血液又は輸血液が流動するチューブを
入れるための溝が形成された熱交換装置と、この溝の始
めと終りで少なくとも1つの境界壁を破って目通する切
欠きとを設けて成ることを特徴とする。
そこで、図面によってこれら手段たる構成ならびにその
作用について詳しく説明すると、次の通りである。
なお、第1図は本発明に係る予熱装置の一部を断面で示
す正面図であり、第2図は第1図に示す装置のII −
II綿線上断面図であり、第3図は第1図に示す装置の
上から見た平面図であり、第4図は熱交換装置の1つの
例の拡大した正面図であり、第5図は入口保持具の拡大
切口の平面図であり、第6図は本発明装置の中で実施さ
れている加熱制御a装置の一例の回路図であり、第1図
、第8図、第9図ならびに第10図は改良された形の注
入チューブの各実施例の縦断面図であり、第11図は本
発明装置の出口における血液の温度と流量との関係を示
すグラフである。
まず、第1図、第2図ならびに第3図に示す如く、本発
明の一つの実施例に係る予熱装置の容器1には、容器覆
い2がねじ締めされている。容器1と容器覆い2との間
には熱交換シリンダ3が保持される。口れは周囲の内側
に沿って配置された熱抵抗器4によって暖められる。熱
交換シリンダ3の外周に沿って螺旋状に走る!lI5が
ついている。その中に、市販の注入器の構成成分である
チューブ6が置かれる。これは例えば、血液貯蔵器と注
射器を結ぶものである。チューブ6を溝5の中に安置し
動かないように案内するために、溝5の始まりには入口
保持具7があり、溝5の終りには出口保持具8がある。
これらの保持具はチューブ6がとくに力を加える口とな
く保持具7.8へはめ込んだり引出したりする口とがで
きるようにチューブ6を保持する。
熱交換シリンダ3の外面には、溝5のほかに別の切欠き
5′が溝5に対して斜めに走っている。
図では例として、4巻きの高さを横切っている。
斜めに走る切欠き5′は1145の少なくとも1つの境
界壁を田通し、溝5の始めの方向に延びる。
他の実施形では、斜めの切欠き5′は溝5の終りの方向
へ走るとか、熱交換シリンダ3の外面の任意のところを
溝5に対して斜めに適当な傾きで走るようにできること
は自明である。
斜めの切欠き5′は、チューブ6を螺旋状の溝5上を先
の巻きを飛ばして、入口保持具のとCろへ導く。第1図
に示されるように、斜めの切欠き5′は多くの巻いた溝
5の上に延びているので、チューブ6は要求に応じて、
ある一定の巻数のあと熱交換シリンダ3から引出せるよ
うにできる。
熱交換シリンダ3は、例えば、アルミニウム製で外径1
3cm、高さ4C1にできる。溝5の中に熱移動を保障
し良くするために、チューブ6が一定の締付は作用です
べるように保持される。実施例では、溝5の深さは3.
8@で底は半径1.8mになっており、チューブ6は熱
伝達に対して可能なかぎり大きな表面で接触している。
チューブ6は通常は半径2IIIIm、従って、外径が
4mmである。従って、チューブは熱交換シリンダ3の
上に少し出る。溝5は締付けの効果をつるためにいくら
か後切れになっている、つまり、溝5の開きは、熱交換
シリンダ3の表面では3.7と3.8胴の間の幅になっ
ていて、他方、溝5の最大の内径は4關となっている。
熱放射を防止し熱伝達を高めるために、チューブ6を入
れた熱交換シリンダ3は覆い9で囲まれる。溝5や5′
にチューブを入れた優で覆11.)9が熱交換シリンダ
3の外側に装着される。これは溝5およびそれと同じ深
さの切欠き5′内にある力でチューブ6を圧しつける。
覆い9はフレキシブルで、織物材または相当の合成樹脂
組織のものが優先される。覆い9は内側がアコーディオ
ン状にひだをもったアルミ箔10でコートされている。
これは、外への熱放射を防止し、更に、溝5.5′の表
面に直接触れていないチューブGの部分に対する熱交換
シリンダ3からの熱伝達の効果をもたらす働きをする。
これはつまり、チューブ6のなかで熱交換シリンダ3の
表面から上へ出ている部分である。
アルミ箔10は覆い9が閉じたとき熱交換シリンダ3の
表面に直接つ(。このようにして、チューブ6が溝5や
5′を通る区間に沿って完全にすべての側面で一様に定
められた温度に暖められることが保障される。
更に、覆い9にはごぼう締め(に+ettenver 
−5chlussN1がついていて、覆い9が閉じたと
きチューブ6がある一定の力で溝5や5′に圧しつけら
れることが保障される。
各熱抵抗器4には温度感知器12が配されている。温度
感知器12は加熱制御装置に対する入力計測量を割出す
さらに、熱交換シリンダ3の内周に水銀温度計13が配
置されていて、これは、ある定まった温度に達すると2
つの接点の間に接触を成立させる。これは、予め与えら
れた温度を越えたとき1本発明装置のスイッチ・オフが
確実に行なわれるように働く。この機能の検査の目的で
、熱交換シリンダの内側に水銀温度計13が固定されて
いるその足のところに、外部から別に操作できる加熱器
を組込まれている。これが、例えばテスト・ボタンを通
して活動化されると、加熱制御装置のスイッチが切れ障
害が通知される。
容器1の上部域に、電気回路のコンポーネントのついた
プレート20と21がある。電気回路に対する電源への
接続が22で示されている。容器覆い2には取っ手23
がついていて、これは変圧器および電圧回路をもった吊
上げ装置に属している。この吊上げ装置によって装置全
体が患者ベッドのそばの台架に置かれる、または、患者
運搬車中に担架のそばに固定される。装置の上面に取っ
手24がある。さらに、装置の上部面には、デジタル温
度表示器27、熱抵抗器に対するコントロール灯28お
よび2つの組合わさったスタートおよび割込みキー29
および30をもった操作および表示盤25がある。
第4図には、容器1と容器覆い2の間に入れられる構成
部品として熱交換シリンダ3が示されている。熱交換シ
リンダ3の外面には螺旋状の溝5および斜めの切欠き5
′が配置されている。
溝5.5′の内径は、その中を通すチューブ6の直径に
寸法を合わせである。溝5,5′ はチューブの壁と溝
5.5′の内面との間にできるだけ大きな熱伝達面がで
きるようにチューブ6を囲んでいる。そして他方、チュ
ーブ6が溝5.5′に容易に出し入れができるような形
に作られている。
第5図は拡大された切口として示された入口保持具7の
中にチューブ6が通されている。チューブGは、ある一
定の一力で入口保持具7の内側に広がった溝の中へ抑え
られる、または、下または上から来て斜めに引き入れら
れる。入口保持具7のえん尾形の溝は方向を安定に保っ
てチューブ6を熱交換シリンダ3へ導く。入口保持具7
の内側に広がった溝は螺旋状に進む溝5に対して直角に
走り、容器1に固定されるか、それと一体に形成される
。入口保持具7の端は弓形に広がる。出口保持具8は、
入口保持具7と同じように形成され、入口保持具7に向
き合って容器覆い2上にある。
第6図には、それぞれ1つの熱抵抗から成る2つの加熱
装置に対する回路図が示されている。
加熱装置1140は熱抵抗器4から成る(例えば、22
オーム)。この加熱装置40には1つのコントロール・
スイッチ41と1つの安全スイッチ42がついている。
加熱器@40、コントロール・スイッチ41および安全
スイッチ42は全体で1つの第1加熱制御装置50を形
成する。さらに、第2の加熱制御装−@50′ が与え
られる。これは全く同じに作られる。
2つの加熱制御装置50.50′の熱抵抗器4は熱交換
シリンダ3の内面に沿って一様に分布している。それら
は、全体として必要な加熱性能が出るような大きさと動
作点にチューニングされている。それらは一定の温度(
例えば、摂氏27度)を一様に保つよう、互いに独立に
制御される。一定の温度に設定された2つの独立な加熱
制御装@50.50′ は、その一方が誤動作して温度
が高くなり過ぎた場合、他方がそれに応じて少なく加熱
するというようにして、本発明の装置の安全を計ってい
る。
加熱制御装置50.50′の動作様式は以下の通りであ
る。温度感知器12が1つのNTC抵抗器により形成さ
れる。この種の抵抗器は温度が上がると抵抗が減り、温
度が下がると上がるという特徴をもっている1NTc=
負性潟度制WJ)。温度感知器12は、さらに1つの抵
抗R7によって測定ブリッジの第2の分岐を形成する。
センタ・タップは増幅器43および44の正入力へつな
がる。測定ブリッジの第2分岐は抵抗R2,R3および
R4により形成される。ここで温度設定のために、抵抗
R3へのタップを調節することができる。増幅器43の
出力は抵抗RSを通って、2つのトランジスタから成る
ダーリントン回路45のベースへつながる。電圧増幅は
実用上無限である。従って、非常に小さな入力値でも標
準化された出力値となる。ブリッジ電圧が零より大きく
なるやいなや(予め与えられた基準湿度より温度が低く
なる)、加熱40が入り、熱抵抗4を通って加熱電流が
流れる。測定ブリッジへの給電は、整流回路47の出力
からの線46を通して行なわれるダイオード48、キャ
パシタンス49および電圧調整器51の組合わせによっ
て平滑化と安定化が得られる。
R1および温度感知器12により形成される測定ブリッ
ジの第1分岐のセンタ・タップは、また、増幅器44の
正入力へつながる。増幅器44の負入力は第2のブリッ
ジ回路の別の分岐の調節可能な定点へつながる。このブ
リッジ回路の差電圧は増幅器44へ、そして、さらに別
の抵抗器、1つのトランジスタにより形成された増幅器
のベースへ達する。堵者はリレー52の回路中にある。
そCで、温度感知器12に作用する温度が予め設定され
た値に達すると発生電圧が下がる。増幅器44は零にな
る。増幅器44の出力と接続したトランジスタの電流が
なくなり、それと共にリレー52の電流がなくなるメー
ク接点52′ が開く。
これにより、加熱器全体の給電が断たれる。この状態は
スイッチ53および54の活動化によってのみ解消され
る。始動に際しては、加熱制御装[50,50’ のス
イッチ53.54を活動化させねばならない。すると線
4Gに電流が発生し、装置が作動し始める。
更に、1つの安全回路が水銀温度計13によって保障さ
れる。予め与えられた設定可能温度が越えられると、接
触が起こり、リレー55が引く。
定位接点55′ が開く。加熱制御装[50,50′ 
に対する給電が断たれる。
このようにして注入7輸血液の温度が一定の設定された
値を越えて上昇することは、患者に著しい危険をもたら
しつるから、それを絶対の確実性をもって避けるという
ことに本発明で最大の重要性が与えられている。互いに
独立に次のシステムが統合して働く。
a)互いに独立した2つの加熱制御装置50.50’の
うちの1つが、例えば、時間が経つうちに動作点が17
2とか1直動いたとすると、他方が対応して平衡を保つ
。つまり、互いに独立に制御される2つの加熱制御装置
ll!50.50′ は、温度変化に対して相補的に働
く。
b)!:の各々の加熱制御装置50.50’ は、一定
の設定された温度値が越えられると全電圧供給を断つよ
うに働く安全スイッチ42をもっている。
C)更に、別の独立した安全対策として、水銀温度計1
3とリレー55から成る安全スイッチがある。これは、
熱交換シリンダ3の温度が一定の値を越えるとやはり電
圧供給を断つ。
第1図〜第10図にはチューブ6の実施形が溝5.5′
への入口域と溝5,5′ からの出口位置の間、つまり
、入口保持具7と出口保持具8の間の部分が示されてい
る。
第1図〜第9図によると、チューブ6はこの区域で隣合
わせのチューブ区域に較べて薄く形成されている。第7
図の実施例では、チューブ6は内側を通る部分10Gと
その上に張られた2つの部分107′ および107−
から形成される。チューブ部分107′  と107−
の間に、第1図および第4図の熱交換シリンダ3の溝お
よび切欠き5.5′の長さに相当する長さしの区間が空
いている。そして、この内側のチューブ部分1013だ
けから成る部分がちょうど熱交換シリンダ3の溝5.5
′の中にはまるようになるのである。このために、この
部分の壁厚はチューブ6の残りの部分に較べて小さくな
っている。それに応じて熱伝達は良くなるが、そのため
に低下する強さは、チューブ6が口の区域で溝5.5′
内にしっかりと保持され、外からの損傷に対しても保護
されているということによって補償される。
このようにして高い流速にあっても注入液の所望の加熱
を達成することができる。第7図のチューブの素材は透
明PvCやシリコンにすることができる。チューブ部分
106,107’ 、 107−の壁厚は0.25nm
である。
第8図および第9図はやはり長さ[の部分で壁厚を薄く
作ったチューブ6を示している。第1図の実施例との違
いは、チューブ6が製造に際して、溝5.5′に入る区
域でより強く引き延ばされる、つまり、もともと薄い壁
厚で形成され、他方外の部分108’ 、 108″は
フルの壁厚で形成されるという点にある。
第10図に表わされているチューブ6のさらに1つの実
施形では、壁厚は同じであるが、既知の注入チューブに
較べて、熱伝導性が高くなっている。高い熱伝導性は、
全体として0.5mmの同じ壁厚をもったチューブ6の
素材中に金属粉を混入する(例えば、金属粒子の埋込1
09で示唆される)ことで実現される。これは例えばア
ルミ粒子などとすることができる。従って、入口保持具
7と出口保持具8の間で熱交換シリンダ3の溝5.5′
中に入るチューブ6の区域を41i!識した色つきの不
透明の素材がそれである。当然の口とながら、金属粉の
混入はチューブ6の全長にわたって行なっても良い。
第11図は装置出口における溶液の温度と溶液の流量と
の関係を表現したものである。関数aおよびbは、本発
明装置の温度経過を記述している。これと対照して、ヨ
ーロッパ特許出願85−110737.5号に述べられ
ている装置の温度関係の開数Cが示されている。注入液
としてはモデル的に水が使われた。開数aおよびbは、
本発明装置にそれぞれ15℃(開数a)および8℃(関
数b)で入る液体の温度経過を示している。ここでは第
1図の実施例による緊急時注入器の巻き全部が使われて
いる。
これに対比して、開数Cには3巻をもったヨーロッパ特
許出願85−110737.5号に記述されている装置
の場合の温度経過が示されている。水の流入温度は11
5℃である。これによると、例えば、ヨーロッパ特許比
11.95−110737.5号の装置では流率200
0m l /hのときの出口温度は29℃となる。他方
、本発明装置では、流率3100m l /h(流入温
度8℃)または3800r* t t’M流入温度15
℃)でも同じ出口温度が保障される。
実施例 そこで、更に、上記構成に係る予熱装置の好適実施例に
ついて説明すると、次の通りである。
(1)熱交換器に熱絶縁性の覆い9が付いている。
(2)熱交換シリンダ3の外側面上に溝5があり、その
溝5が螺旋状に巻いて走っている。
(3)少なくとも1つの切欠き5′が溝5を少なくとも
1回斜めに横切っている。
(4)切欠き5′が溝5の始まりI′終りに形成されて
いる。
(5)溝5の始めや終りや破れ目のところに入口保持具
または出口保持具7.8が付いている。
(61入口保持具7または出口保持具8に溝5に直角に
走り、その端で弓形に開くところの内側に広がった溝が
ある。
(7)チューブ6内を流れる血液に対する熱交換器の熱
伝達性を改善するために、溝5への入口と出口の間で、
ある一定の長さしにわたって、チューブ6の壁厚を残余
の部分より薄くする。
(8) チューブ6がその部分区域で0.2mmから0
.3關の薄くした壁厚をもつ。
(9)熱伝達性を改善するために、溝5への入口と出口
の間で、ある一定の長さしにわたって、チューブ6に金
属粉の埋込み109がなされている。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明に係る予熱装置は、一
つの熱交換器の外側面上に溝5が形成され、この溝5の
ところにチューブ6が入れられるため、輸血や注入時に
チューブ6内の血液は適温に予熱される。
また、溝5の始めと終りで少なくとも1つの境界壁のと
ころが破れて切欠きが形成され、その破れ目の大きさは
少なくとも溝5の内径に匹敵している。溝5の中の破れ
目は、溝5中を通されるチューブ6がその全長にわたり
同じ壁厚で、または、熱交換シリンダ3の区域内で薄く
なった壁厚をもって、ある一定の溝長の後で溝5から引
出すことができるようにするものである。
これは、通常および緊急時にいろいろ違った流率での加
熱が必要となるに応じて、いろいろ異なって長さのチュ
ーブが使えるようにするためである。取外し可能の熱絶
縁性の覆い9が溝5の中のチューブ6を保護し、周囲へ
の熱放射を防止し、熱交換器とチューブ6の間の熱伝達
を良くする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る予熱装置の一部を断面で示す正面
図、第2図は第1図に示す装置のII −II棟線上断
面図、第3図は第1図に示す装置の上から見た平面図、
第4図は熱交換装置の1つの例の拡大した正面図、第5
図は入口保持具の拡大切口の平面図、第6図は本発明装
置の中で実施されている加熱制御装置の一例の回路図、
第7図、第8図、第9図ならびに第10図は改良された
形の注入チューブの各実施例の縦断面図、第11図は本
発明装置の出口における血液の温度と流量との関係を示
すグラフである。 符号1・・・・・・容器 2・・・・・・容器覆い 3・・・・・・熱交換シリンダ 5・・・・・・溝 5′・・・・・・切欠き 6・・・・・・チューブ )4−II Fig、 3 Fig、4 Fig、11 日9.6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 血液を暖めて予熱する予熱装置において、注入/輸血液
    の輸送において、外側面上に注入血液又は輸血液が流動
    するチューブを入れるための溝が形成された熱交換装置
    と、この溝の始めと終りで少なくとも1つの境界壁を破
    つて貫通する切欠きとを設けて成ることを特徴とする血
    液予熱装置。
JP61303620A 1985-12-20 1986-12-19 血液予熱装置 Pending JPS62253076A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3545338.9 1985-12-20
DE19853545338 DE3545338A1 (de) 1984-09-21 1985-12-20 Geraet zum anwaermen von infusions- und transfusionsloesungen
DE3606930.2 1986-03-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62253076A true JPS62253076A (ja) 1987-11-04

Family

ID=6289110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61303620A Pending JPS62253076A (ja) 1985-12-20 1986-12-19 血液予熱装置

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JP (1) JPS62253076A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516007A (ja) * 2003-09-17 2007-06-21 ザィサン バグ Pcbによって製造されたヒーターを有する加温装置
JP2010002209A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Horiba Ltd 体液試料分析装置
US11413403B2 (en) 2016-10-21 2022-08-16 Med-Tech Inc. Infusion system

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