JPS62250470A - 耐摩耗性原紙の現像方法 - Google Patents

耐摩耗性原紙の現像方法

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JPS62250470A
JPS62250470A JP62086708A JP8670887A JPS62250470A JP S62250470 A JPS62250470 A JP S62250470A JP 62086708 A JP62086708 A JP 62086708A JP 8670887 A JP8670887 A JP 8670887A JP S62250470 A JPS62250470 A JP S62250470A
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サリー エス ゲイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光肌公互量 本発明は一般に像を得る方法に関し、さらに詳細には、
本発明は摩耗のないおよび/または耐摩耗性である像を
有する原稿の形成に関し、この原稿はその後静電写真像
形成および複写方法において使用できるものである。即
ち、本発明の1つの実施態様においては、像が例えば、
照射またはフラッシュ定着法により永久的に定着され、
かつ得られた原稿を長時間に亘って使用できそれよりす
ぐれた解像力の追加のコピーを形成できる静電写真像形
成または複写方法からの原稿が提供される。
従って、本発明方法は、1つの実施態様においては、あ
る種の現像剤組成物によって原像を形成させた原稿の形
成を可能にし、この原稿はその後、例えば、静電複写像
形成装置において該原稿からのコピーを得るのに用いら
れ、また該原稿は実質的に摩耗性のないものであり、ト
ナー片が循環原稿上に付着しないものである。さらにま
た、本発明の方法によれば、耐汚染性像、即ち、有効な
受は入れ可能な定着性を有する像を得ることができ、さ
らに、使用する現像剤組成物は、ある場合には、像形成
装置に存在するコロトロンのような機械要素の汚染も防
止する。さらにまた、耐摩耗性像の原稿および後述する
ような他の望ましい特性が本発明方法により、特に、低
分子量ワックス状化合物を含有する原稿現像剤組成物を
用いたときに得ることができる。本発明の方法に用いる
1つの現像剤組成物は樹脂粒子特にポリエステルポリマ
ー、任意のマグネフィト粒子を包含する顔料粒子、低分
子量ワックス成分、およびコロイド状シリカおよび/ま
たは脂肪酸の金属塩の添加剤粒子、並びにキャリヤー成
分とを含むものである。
現在、特に照射およびフラッシュ定着像においては、静
電写真像形成装置または複写装置の自動原稿取扱い装置
によるサイクル操作が像の表面を例えばレジストレーシ
ョンガイドにより損傷せしめている。この損傷作用はレ
ジストレーションガイド上に望ましくないトナー片の蓄
積をもたらし、また原稿取扱いにおける像のサイクル操
作をさらに続行するとレジストレーションガイド上に蓄
積したトナー片は像に移行する結果となる。従って、例
えば、ゼロックスコーポレーション9700(登録商標
)を含む静電複写装置から像形成させた原稿をこの原稿
から追加のコピーを得る目的で静電写真像形成方法でさ
らに使用するときには、これらのコピーは望ましくない
暗帯域(dark band)を含む像欠陥を増大させ
ている。原稿から形成されたこれらの暗帯域は一般に最
初の照射またはフラッシュ定着原稿の約5〜10回のサ
イクル操作において観察される。従って、さらに詳しく
は、ある場合においては、静電写真像形成法用の原稿と
して、最初に静電複写装置特にレーザープリンターを含
む装置内で形成し、そのトナー像を祇基層に照射または
フラッシュ定着システムによって定着させた欠陥のない
像形成原稿またはコピーを使用することが望ましい。し
かしながら、上述したように、殆んどの場合、静電写真
像形成および複写装置内の原稿取扱い装置でサイクル操
作するときの原稿はレジストレーションガイドを含む原
稿取扱い装置の要素による摩耗即ち損傷をこうむり、そ
れによって上記ガイドおよび他の機械部品上に望ましく
ないトナー片の付着がもたらせる。
原稿取扱い装置におけるさらなるサイクル操作において
は、循環原稿上に集積するトナー片の転写が生じ、か(
して原稿から形成されたコピーは上述の増大した像欠陥
を含むいくつかの望ましくない特性を有する。この問題
および後述する他の問題は本発明方法により特に原稿形
成用にポリエチレンまたはポリプロピレンのような低分
子量ワックスを含むトナー組成物を用いてトナー像をワ
ックス状表面としたときに実質的に解決される。理論に
よっ′て拘束することは望まないけれども、暗帯域およ
び耐摩耗性は原稿として使用する照射またはフラッシュ
定着像原稿表面をすべり性外観としそれによって像を例
えばレジストレーションガイドを含む機械要素上で損傷
するよりはむしろすべらせることにより解決できると信
じている。このことはレーザーを有し照射およびフラッ
シュ定着法を用いるプリンターに特に適用し得るもので
ある。
磁性組成物を含む現像剤組成物およびその像形成方法は
公知である。米国特許第3.345,294号には、例
えば、樹脂、その大部分が約り0℃〜約165℃の範囲
の鋭敏融点を有するポリアミド物質であるものを包含す
る特定の成分からなる現像剤組成物が記載されている。
該米国特許の第4欄、34行よりに記載されているよう
に、小量の微分割磁性物質が現像剤粒子に加えられて現
像剤粉末またはトナーが得られるプリントの背影に付着
する傾向を低減させている。該米国特許に記載されてい
る磁性物質の例は磁性酸化鉄、強磁性酸化物粉末、磁性
金属物質または合金である。この磁性物質は一般に5〜
25重量%の量で存在している(該米国特許第4欄、3
8行よりの記載参照)。
さらに、米国特許第4.082.681号には、伝導性
カーボンブラック粒子のような微分割固形物質を含む樹
脂バインダー中に分散させた磁性物質からなる静電複写
像形成装置用の磁性現像剤が開示されている。この米国
特許は現像剤組成物における磁性材料の使用を開示する
いくつかの特許の代表的なものである。さらに、米国特
許第4,288,519号には、熱可塑性樹脂、微分割
磁性顔料、および固定化伝導性顔料との混合物を含み、
樹脂物質として軟化点約り0℃〜約130℃を有する芳
香族ジオールと不飽和脂肪族二塩基酸との縮合生成物か
らなる線状ポリエステルおよびエチレン−酢酸ビニルコ
ポリマーを使用できる特定の2重目的単−成分伝導性磁
力吸着トナーが開示されている。
さらにまた、トナー成分としてのポリエステル樹脂の使
用が米国特許第3.590.000号に包括的に記載さ
れている。
さらにまた、米国特許第3.239.465号には、特
定の樹脂粒子とマグネタイトからなる2成分現像剤組成
物が開示されている。この米国特許の記載(第9欄、5
6行より参照)によれば、現像剤組成物に用いられる適
当な検電性材料の例には、フェノールホルムアルデヒド
樹脂、ロジン変性フェノールホルムアルデヒド樹脂、マ
レイン酸グリセリド、ポリスチレン、ブタジェンスチレ
ンコポリマーおよび他の物質がある。米国特許第3,2
39.465号のトナーには、例えば、約20〜70%
の量のマグネタイトを含む磁性物質を混入している(第
1O欄、41行より参照)。使用できる粒状キャリヤー
粒子の例は該米国特許の第12欄、18行よりにお−よ
そ開示されている。
さらにまた、“ディペロッパーコンポジションズ(De
veloper Compositions)”なる名
称の米国特許出願筒713.975号には、マグネタイ
ト、ポリエステル樹脂、およびキャリヤー樹脂からなる
2成分現像剤組成物が開示されている。この米国特許出
願は現像剤組成物への低分子量ワックス成分の添加を何
ら開示してなく、また循環使用耐摩耗性原稿上のトナー
片の集積を防止することに関する教示も含んでいない。
また、米国特許第4.460.672号には、樹脂粒子
、顔料粒子、低分子量ワックス物質、および有機スルホ
ン酸塩化合物およびアルキルピリジニウムハライドを包
含する帯電促進添加剤とからなる正帯電型トナー組成物
が開示されている(該米国特許の記載はすべて参考とし
て本明細書に引用する)。
さらに、この米国特許には、トナー組成物中に単一の顔
料として存在し得るあるいはカーボンブラックのような
他の顔料と組合せて使用できる磁性粒子の使用も開示さ
れている。マピコブラック(Mapico Black
)のような磁性顔料は、該米国特許の教示によれば、一
般にトナー組成物中に約lθ〜約60重量%の■で存在
させている。
さらに、米国特許第4.211,248号には、マグネ
タイト材料とポリエステルからなる磁性トナーによる磁
性像の現像方法が開示されており、その記載はすべて参
考として本明細書に引用する。また、米国特許第4.2
72.600号には、例えばスチレンブタジェンコポリ
マーと約40〜約70重量%の量のマピコブラックのよ
うなマグネタイトとを含む磁性トナーが例示されており
、その記載も参考としてすべて本明細書に引用する。
特許性調査の結果としては、本発明に引用されるような
磁性トナーに関する文献は何ら存在しない。背影的興味
のあるものは、磁性現像剤のカテゴリーに属するものお
よび磁性トナーに属するものがいくつか挙げられる。な
お、前述の米国特許第4,460.672号は、本発明
の組成物と同様であるがさらに帯電促進剤を含む正帯電
型トナー組成物を例示している。
さらに、1985年5月に発行されたリサーチディスク
ロシャージャーナルアブストラクト(Research
  Disclosure  Journal  Ab
stract)第25317号には、複写法における原
稿として、あらかじめ原稿から作製したコピーを用いる
ことがしばしば望ましいが、多くの場合、これらのコピ
ーは像欠陥を有しがちであることを示唆している。この
アブストラクトによれば、この問題は、解決できないま
でも、ポリエチレンまたはポリプロピレンワックスのよ
うなワックス様物質を含むトナーを用いることによって
最小にし得る。このアブストラクトは原稿取扱い装置の
要素による原稿の摩耗または槓傷、即ち、本出願におい
て述べまた本発明によって克服した問題に言及している
このことは上記アブストラクトに開示されたものと同様
なワックス状トナーを用い耐摩耗性原稿を得ることによ
る本発明に関係している。
−■の解ンしようとする4 、つ 従来技術の方法はその意図する目的には十分であるけれ
ども、これらの方法のいくつかにおいては、静電複写像
形成装置の構成要素を汚染する傾向がある。例えば、ト
ナー粒子は例えば、光導電性部材上の潜像と接触する前
にキャリヤー粒子がら分離する傾向を有する。分離した
トナー粒子はそのとき遊離して機械要素に付着して機械
周辺を汚染しそれによって低解像力の現像を与えるがあ
るいは現像すらも与えずまた潜在的な環境問題を引き起
す。さらに、トナー粒子の付着は内部機械要素の取り替
えまたは洗浄を行う必要性を生じ、これによりメンテナ
ンス費用も加算され得る。例えば、未使用トナー粒子が
電子写真装置内に存在する光学装置に付着したときには
、コピーすべき原稿に相応する潜像はすべて形成された
としても感光体表面上に十分には形成されずそれによっ
て極めて低品質の最終定着像しか得られず、ある場合に
は付着したトナー粒子の量にもよるが判読できないもの
となる。さらに、ある場合には、得られる像は最終基層
に十分に定着されず望ましくない汚染を引き起す。汚染
は、ある場合には本発明方法により実質的に消去される
。その主な理由は磁性トナー粒子が例えば潜像と接触す
る前にキャリヤー粒子から分離することが妨げられるか
らであり、トナー粒子はキャリヤー粒子から、現像剤組
成物中に含まれるトナー粒子およびキャリヤー粒子と電
子写真像形成装置の構成要素との衝突の結果として、分
離するものである。
従って、トナー粒子による内部機械要素の汚染を防止す
る像形成および複写方法が求められている。さらにまた
、静電複写像形成装置の汚染を防止し、汚染抵抗性のあ
る像を可能にし、適切な定着特性およびすぐれた。帯電
特性を与入る改良された像形成および複写方法が求めら
れている。
さらにまた、静電写真像形成または複写装置で形成させ
た原稿上のトナー片の集積を防止する像形成および複写
方法が求められている。さらに詳細には、特に、原稿取
扱い装置を有する像形成装置におけるサイクル操作にお
いて、原像の表面が細片しかないまま、即ち、はげ落ち
てサイクル操作する原稿上にまた原稿取扱い装置の種々
の移送機構例えばレジストレーションガイド上に連続的
に再付着しない像形成および複写装置が求められている
。さらに、静電写真像形成および複写装置内で長時間に
亘って像形成に用いることのできる耐摩耗性原稿が求め
られている。また、使用する原稿が使用する原稿取扱い
装置の形状の反映するパターンにはげ落ちたトナー粒子
により摩損することを防止する像形成および複写方法が
求められている。トナー粒子による上記汚染は得られた
原像から例えばゼロックスコーポレーション9700の
ような高速プリンターから形成した原稿上に好ましくな
いコピー品質の欠陥をもたらす。さらにまた、形成した
原稿はその上へのはく離トナーの付着のために実際に使
用できないようになり、また静電写真像形成装置内の原
稿取扱い装置内の移送機構上に付着したトナー粒子も望
ましくない汚染作用を低減および/または削減する目的
でよりしばしばこれら取扱い装置の修理を必要にする。
さらに、単一または2成分現像剤組成物が潤滑剤を含み
、静電写真像形成および複写装置内で得られた像形成原
稿からの原稿が望ましくない暗帯域の出現がなく、さら
に原稿から形成したコピーが実質的に像欠陥のない像形
成および複写方法が求められている。
溌浬Fυ1咋 本発明の目的は上述の欠点を克服する方法を提供するこ
とである。
本発明の別の目的は耐汚染性の像の現像および形成を可
能にする現像剤組成物特に2成分磁性材料を提供するこ
とにある。
本発明の別の重要な目的はトナー粒子をキャリヤー粒子
に付着せしめかくしてこれら粒子の静電写真装置内で浸
透ないしは移動を削減する磁性現像剤による改良された
像形成方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は機械構成成分上でのトナー粒
子の望ましくない付着または汚染を防止する現像剤組成
物による像形成および複写方法を提供することである。
本発明のある種の現像剤組成物によれば、トナー材料は
遊離して機械成分を汚染することなくそれによって機械
成分の寿命を延長し、さらにこれら組成物は高品質の像
の形成と現像を可能にすると共に同時に保善維持をコス
ト的に低減させる。
本発明のさらに別の目的はポリエステル樹脂、マグネタ
イト物質、添加剤粒子およびキャリヤー粒子とからなり
、基層に適切に定着でき耐汚染性像を形成できる現像剤
組成物による方法を提供することである。
さらに、本発明の別の目的は、ワックスを含む1成分ま
た2成分現像剤組成物による方法であって耐汚染性の像
の現像および形成を可能にしかつ原稿上のトナー片の集
積を回避する像形成および複写方法を提供することであ
る。
さらにまた、本発明の別の目的は静電写真像形成および
複写方法における原稿の形成方法であって、かかる原稿
から形成したコピーが使用する原稿取扱い装置形状の示
す好ましくない画線、汚染およびバンドの存在により劣
化せず、また原稿が特にフラツクスおよび照射定着装置
内で耐摩耗性である原稿の形成方法を提供することであ
る。
さらに、本発明の別の目的は、2成分磁性現像剤組成物
による像形成および複写方法であって、耐汚染性像の形
成、かかる組成物により現像した原稿から形成したコピ
ー上のコピー品質欠陥の除去および像欠陥の実質的削減
とを同時に可能にしかつ原稿の摩耗を防止する方法を提
供することである。
さらにまた、自動原稿取扱い装置を装備し得るゼロクラ
ス コーポレーション8200およびゼロクラス コー
ポレーション9500 ヲ含ム静電写真像形成装置中で
のコピーの形成に用いる、照射またはフラッシュ定着技
術を用いた複写装置から形成した耐摩耗性原稿が特に求
められている。
現在のところ、上述の複写機から形成した原稿を追加の
コピーの形成に用いるときは、原稿像のはげ落ちまたは
摩損が発生し得、また発生したトナー片は原稿取扱い装
置の種々の領域に集積して連続使用時に形成するコピー
に転写している。この問題は本発明の像形成および複写
方法により実質的に削減される。
溌」I11戊 本発明の上記および他の目的は例えば、使用する原稿が
耐摩耗性である像形成および複写方法を提供することに
よって達成される。さらに詳細には、本発明の1つの実
施態様によれば、像形成および複写装置から原稿を得、
この原稿を続いて複数のコピーの形成に用いることから
なり、その原稿が耐摩耗性を保持したま\である現像方
法が提供される。これらの方法は低分子量のワックスを
含むトナーを使用することによって達成される。
さらに、本発明によれば、使用する現像剤組成物は、耐
摩耗性の縁取外に、例えばトナー組成物のはげ蕗ち防止
を可能にしそれによって機械部品上にトナー組成物が付
着するのを防止しメンテナンスコスト特に使用する像形
成装置の維持コストを低減させる。さらに、本発明の像
形成および複写方法によれば、原稿から暗帯域および他
の像欠陥のない多数のコピーを形成することができる。
本発明の1つの特定の実施態様においては、その方法は
原稿を複写装置内でワックス含有トナー粒子からなる現
像剤組成物によって調製すること、この原稿を好ましく
は照射またはフラッシュ定着法により定着させること、
続いてこの原稿を静電写真像形成装置に導入すること、
この原稿からコピーを形成すること、およびこの原稿が
耐摩耗性を有することからなる。追加のコピーもまた低
分子量ワックス成分含有トナー樹脂粒子からなる現像剤
組成物によって現像できる。また、上記コピーはワック
スを含まないトナーを包含する他のトナーによって現像
してもよい。
かくして、本発明の方法用の好ましい現像剤組成物とし
ては、単−成分現像剤即ちキャリヤー成分は含まないが
例えば磁性種は含む現像剤、およびトナーとキャリヤー
成分からなる2成分現像剤組成物の両方を使用でき、こ
れら現像剤はいずれも低分子量ワックス化合物を含むも
のである。
トナー組成物に関しては、トナー樹脂は種々の適当な有
効物質例えば公知のビニル樹脂、スチレンブタジェンコ
ポリマーからなり得(例えば米国特許第4.460.6
72号参照、その記載はすべて参考として本明細書に引
用する)、好ましいのは枝分れまたは枝分れしていない
樹脂を包含するポリエステル樹脂である。本発明の現像
剤組成物に用いるポリエステル樹脂の例はジカルボン酸
と次式:を有するジフェノールからなるジオールとの高
分子エステル交換生成物である。上記式中、Rは約2〜
約12個の炭素原子を有する置換または非置換アルキレ
ン基、1〜約12個の炭素原子を有するアルキリデン基
、および3〜約12個の炭素原子を有するシクロアルキ
リデン基より選ばれ;R′およびR′は2〜約12個の
炭素原子を有する置換または非置換アルキレン基、8〜
約12個の炭素原子を有するアルキレンアリーレン基お
よびアリーレン基から選ばれ;XおよびX′は水素また
は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基より選ばれ;
さらにnはそれぞれO〜4の数である。Rが2〜4個の
炭素原子を有するアルキリデン基を示し、R′およびR
#が3〜4個の炭素原子を有するアルキレン基を示すジ
フェノールがより大きい耐ブロッキング性、静電複写キ
ャラクタ−の増大した形成性、およびトナー像のより完
全な転写を達成できるので好ましい。最適の結果はRが
イソプロピリデン基であり、R′およびR#がプロピレ
ンおよびブチレン置換基からなる群から選ばれ、nが1
であるジオールによって得られる。これらジオールから
形成された樹脂は高耐凝集性を有し紙質受入れシート中
に極めて急速に浸透するからである。
典型的に有用なジフェノールは2,2′−ビス(4−ベ
ータヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン、2.2
−ビス(4−ヒドロキシイソプロポキシフェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−ベータヒドロキシエトキシフ
ェニル)ペタン、2゜2−ビス(4−ベータヒドロキシ
エトキシフェニル)−ブタン、2.2−ビス(4−ヒド
ロキシ−プロポキシ−フェニル)−ブタン、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−プロポキシ−フェニル)プロパン
、1.1−ビス(4−ヒドロヰシーエトキシーフェ二ル
)−ブタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシイソプロポ
キシ−フェニル)へブタン、2゜2−ビス(3−メチル
−4−ベーターヒドロキシエトキシ−フェニル)プロパ
ン、1.1−ビス(4−ベータヒドロキシエトキシフェ
ニル)シクロヘキサン、2.2’−ビス(4−ベータヒ
ドロキシエトキシフェニル)ノルボルナン、2.2’−
ビス(4−ベータヒドロキシエトキシフェニル)ノルボ
ルナン、2.2−ビス(4−ベータヒドロキシスチリル
オキシフェニル)プロパン、両フェノール性ヒドロキシ
基がオキシエチル化されモル当りのオキシエチレン基の
平均数が2.6であるイソブロピリデンジフェーノルの
ポリオキシ−エチレンエーテル、両フェノール性ヒドロ
キシ基がオキシアルキル化されモル当りのオキシプロピ
レン基の平均数が2.6である2−ブチリデンジフェノ
ールのポリオキシプロピレンエーテル等である。
上述のジオールと反応させて上述のポリエステルトナー
樹脂を形成することのできる適当なジカルボン酸または
その無水物であって、その酸が置換、非置換、飽和また
は不飽和であるものには、次式: %式% を有するものがあり、式中R#は1〜約12個の炭素原
子を有する置換または非置換アルキレン基およびlO〜
約12個の炭素原子を有するアIJ−レンまたはアルキ
レンアリーレン基から選ばれる。
代表的なジカルボン酸にはシμつ酸、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピマール酸、スペリン酸
、アゼライン酸、スペチン酸、フタル酸、メサコン酸、
ホモフタル酸、イソフタル酸、チルフタルfL o−フ
ェニレン酢酸−ベータプロピオン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、ト
ラウマチン酸、シトラコン酸および同様な等価の酸があ
る。3〜5個の炭素原子を有するジカルボン酸が得られ
るトナー樹脂が再使用性像形成表面上でのフィルム形成
に対して大きい抵抗性を有するので好ましい。
最適の結果はフマル酸、マレイン酸または無水マレイン
酸のようなアルファー不飽和ジカルボン酸によって得ら
れる。それはトナー劣下に対する最大の抵抗性および急
速溶解特性が得るからである。
完全に明らかにはできないけれども、アルファ不飽和ジ
カルボン酸反応物中の不飽和結合の存在が定着および汚
染性に悪影響を及ぼさないである程度の強度を有する樹
脂分子を与えるものと信じている。本発明の方法に使用
できる好ましい特定のポリエステル材料の1つは2.2
−ビス(4−ヒドロキシイソプロポキシフェニル)プロ
パンとフマル酸の反応生成物からなる。
本発明で使用するトナー組成物に使用できる磁性材料の
具体的例には、例えば、Feze3、Fe504、商業
的に入手できる材料であるマビコブラック、二ニーヨー
ク州二ニーヨークのファイザーピグメント社より商業的
に入手できるマグネタイトであるMO−4232、カナ
ダのオンタリオ州 トロントのノーサーン ピグメント
 コーポレーションより商業的に人手できるマグネタイ
トであるに−378のようなマグネタイトがある。マピ
コブラックがその粒子が黒色であり、低コストでありま
たすぐれた磁力特性を与える点で好ましい。
使用する磁性顔料の量は変り得るが、本発明の1つの好
ましい実施態様においては、約20〜約40重量%が使
用される。また、存在する磁性顔料の量は、本発明の目
的が達成される限り、約15〜約60重量%または任意
の他の有効量であってもよい。存在するポリエステルの
量は、例えば、約50〜約85重量%好ましくは約70
〜約80重量%である。磁性顔料の好ましい量により、
トナー粒子は極めてわずかしかキャリヤー粒子から分離
しない。
トナー組成物に混入させるワックス材料は一般には約5
00〜約20.000の分子量好ましくは約1,000
〜約6.000の分子量を有する。本発明の範囲に包含
される低分子■ワックス材料の具体的例にはアライドケ
ミカルアンドペトロライトコーポレーションより商業的
に入手できるポリエチレン、イーストマンケミカルプロ
ダクツ社より商業的に入手できるエポレンN−15、サ
ンヨー力セイに、に、より入手できる低分子量ポリプロ
ピレンであるビスコール550−Pおよび同様な物質が
ある。これら商業的に入手できるポリエチレンは約1.
 OOO〜約1.500の分子量を有し、また本発明の
トナー組成物に混入する商業的に入手できるポリプロピ
レンは約4.000〜約6,000の分子量を有する。
本発明において使用できるポリエチレンおよびポリプロ
ピレン化合物の多くは英国特許第1,442,835号
に例示されており、その記載は参考としてすべて本明細
書に引用する。ワックス成分はトナー組成物に種々の適
当な有効量で混入できるが、一般には、これらワックス
は約2〜約20重量%の■で存在し、好ましくは約5〜
約10重量%の量で存在する。
本発明の現像剤組成物に任意成分として加える外部添加
剤には、エアロジルのようなコロイド状シリカ、ステア
リン酸亜鉛のような脂肪酸の金属塩等がある(米国特許
第3.983.045号および第3.320.169号
参照、これらの記載はすべて参考として本明細書に引用
する)。上記エアロジル材料は荷電源または摩擦材料と
して機能し、一方潤滑剤として機能する金属塩は好まし
くはブレードクリーニング装置と共に使用する。トナー
成分の重量基準で約0.2〜約1.0%好ましくは約0
.5〜約0.8%のコロイド状シリカをドナー組成物中
に混入する。外部金属塩添加剤は約0.lO〜約1.0
%の量好ましくは約0.3〜0.5%の量で存在する。
これら以外のパーセントも本発明の目的が達成される限
り使用できる。
他の添加成分としては、ブラックパールスLル−ガル3
30、パルカンおよびこれらの混合物等のカーボンブラ
ンクのような顔料を本発明の現像剤組成物に混入できる
。カーボンブランクはトナー成分の重量基準で一般に約
1〜約10重量%の量で好ましくは約2〜約5重量%の
量で存在する。また、本発明の方法によれば、マグネタ
イトを含まず、唯一の顔料としてカーボンブランクだけ
を含むトナー組成物も使用できる。さらにまた、カーボ
ンブラックとマグネタイトの混合物も使用できる。
本発明の2成分現像剤組成物を形成するのに使用できる
代表的なキャリヤー材料にはトナー粒子の極性と反対極
性の電荷を摩擦電気的に得ることのできる材料が含まれ
る。キャリヤーの例には塩化カリウム、ロッシェル塩、
硝酸ナトリウム、硝酸アルミニウム、塩素酸カリウム、
粒状ジルコン、粒状ケイ素、メチルメタクリレート、ガ
ラス、ニッケル、鉄フェライト、二酸化ケイ素等がある
好ましいのは、使用するキャリヤー粒子がその上にポリ
メチルメタクリレート、およびスチレン、メタクリレー
トおよびオルガノシランとのターポリマーのコーティン
グ(米国特許第3 、526 、533号参照、その記
載はすべて参考として本明細書に引用する)および同様
な等価のコーティングを含むことである。また、米国特
許第3.847.604号および第3,767.598
号に記載されているようなニッケル果粒状キャリヤーも
使用できる。これらのキャリヤーは比較的大きい外表面
積を与える再生性の凹凸表面を有する房状ニラゲルビー
ズからなる。
コーティングしたキャリヤー粒子の直径は約50〜約5
00ミクロンでありキャリヤーに十分な密度と慣性を与
えて現像工程中の静電像への付着を凹避せしめる。好ま
しいキャリヤーはポリメチルメタクリレート樹脂または
米国特許第3,526.533号および第3,467.
634号のターポリマー樹脂でコーティングされたスチ
ールコアからなる。
また、キャリヤー成分はトナー組成物中に種々の有効な
適当な組合せで混合できるが、最良の結果は100〜2
00重景部のキャリヤーに対し約0、5〜約10部のト
ナー、好ましくは100ffi量部のキャリヤー当り約
3部のトナーを用いたときに得られる。
本発明の組成物は静電写真装置好ましくは無定形セレン
;セレンアンチモン、セレンテルル、セレンアンチモン
テルルおよびセレンひ素のようなセレン合金゛を包含す
る種々の無機感光体を含む装置を像を現像するのに用い
ることができる。使用できる有機感光体の例にはポリビ
ニルカルバゾール、4−ジメチルアミノベンジリデン、
ベンズヒドラジド、2−ベンジリデン−アミノ−カルバ
ゾール、ポリビニルカルバゾール、バラブロモアニリン
、2,4−ジフェニルキナゾリン、1,2゜4−トリア
ジン、l、  5−ジフェニル3−メチルピラゾリン、
2− (4’−ジメチルアミノフェニル)−ベンゾオキ
サゾール、3−アミノ−カルバゾール、およびポリビニ
ル−カルバゾール−) IJニトロフルオレノン電荷移
送コンプレックスカする。また、米国特許第4.265
.990号(その記載は参考としてすべて本明細書に引
用する)に記載された多層型感光体も、そのトナー組成
物が例えばセチルピリジニウムクロライドのような帯電
促進添加剤によって正帯電させ得る限り、使用できる。
スプレー乾燥法、噴霧法等を含む多くの種々の公知方法
が本発明のトナーおよび現像剤を調製するのに使用でき
るが、1つの好ましい調製方法はトナー樹脂とマグネタ
イトをバンバリーゴムミル法を用いて熱溶融形成混練を
行い次いで平均で25ミクロン以下のトナー粒径を得る
よう摩砕することである(米国特許第4.293.62
7号参照、その記載はすべて参考として本明細書に引用
する)。
本発明の現像剤を静電写真像形成法において使用すると
きには、実質的に機械構成成分の汚染がなくあるいは汚
染はわずかであって形成させる像の品質に何ら悪影響を
与えない。このことは本発明のトナーを用いたときの機
械構成成分上に付着したトナーの量を従来技術のトナー
組成物を使用したときと比較することにより示された。
従って、本発明の組成物は静電複写または磁力像形成方
法において極めて有用である。これらの方法においては
、本発明の現像剤組成物は像を可視像とし次いで適当な
基層に転写しその後基層に像を永久的に定着させるのに
使用される。特に、本発明の現像剤による静電複写法に
おいては、優れた品質の像が、長時間に亘って、上述し
たような機械構成成分トへの望ましくないトナー付着が
実質的になしに連続して形成された。
さらにまた、本発明の像形成方法においては、上述した
ワックス性トナー組成物により現像した原稿が用いられ
、この原稿は実質的に無限回数の例えばある場合にはs
o、ooo回を越えるコピーサイクルに亘って耐摩耗性
であり、追加のコピーを形成するのに用いる場合、実質
的に暗帯域を生じない。これらのコピーはまた増大した
像欠陥を実質的に含まず、またワックス性トナー組成物
を用いるときは耐摩耗性であり得る。
本発明の像形成および複写方法に用いる1つの特に好ま
しい現像剤組成物は約70〜75重量%の線状または枝
分れポリエステル樹脂、約15〜約21重量%のマグネ
タイト、約5〜約8重量%のカーボンブラック、および
約1〜約5重量%の低分子量ワックスとからなる。好ま
しいキャリヤー成分はポリメチルメタクリレートまたは
前述のスチレン、メチルメタクリレートおよびオルガノ
シランとのターポリマーのコーティングを表面に有する
酸化スチールコアを含む。さらに、添加剤として、約0
.1〜1重量%のステアリン酸亜鉛および約0.1〜1
重量%好ましくは0.55重量%のコロイド状シリカと
が存在する。
2成分現像剤組成物においては、上述のトナーを種々の
有効量のキャリヤー成分と混合する。キャリヤーとして
は鉄、スチール、フェライト等のコアからなるものを含
む種々の適当な材料を使用できる(例えば、米国特許第
3.839.029号、第3.847.604号、第3
.849.182号、第3,929.657号および第
3,914.181号参照。)。さらに、キャリヤーコ
アはその上にフルオロポリマー、スチレンポリマー、タ
ーポリマー、ポリマー混合物、ポリメチルメタクリレー
ト等を包含する各種ポリマーの連続または半連続コーテ
ィングを含み得る(例えば、米国特許第3,467.6
34号、第3.526.533号、第3.627,52
2号、第3.819.182号および第3.923,5
03号参照、これら米国特許の記載はいずれも参考とし
てすべて本明細書に引用する)。他の公知のコーティン
グしたまたはコーティングしてないキャリヤーも本発明
の目的が達成される限り使用できる。さらに、2成分現
像剤組成物に関しては、キャリヤー粒子はトナー組成物
と種々の適当な有効な組合せで、例えば約200重量部
のキ+’Jヤーに対して約1重量部のトナー好ましくは
約100重量部のキャリヤー粒子当り約1〜約5重量部
のトナーで混合できる。さらに、本発明の他の実施態様
においては、キャリヤーコーティング中にカーボンブラ
ックのような各種伝導性顔料を例えば約15〜約30重
量%の量で混合することも適切であり得る。
以下、本発明を特定の好ましい実施態様に関連して具体
的に説明するが、これらの実施例は単に例示を目的とす
るものであることに注意されたい。
本発明は実施例中で示した特定の材料、プロセスパラメ
ーター等に限定するものでなく、その等漬物も本発明に
属する。すべての部およびパーセントは特に断わらない
限り重量による。
尖嵐桝土 2,2−ビス(4−ヒドロキシイソプロポキシフェノー
ル)プロパンとフマル酸の反応生成物でありIC1社よ
り商業的に入手できるポリエステル樹脂77.5重量%
、マビコブラックとして商業的に入手できるマグネタイ
ト酸化鉄20重量%、サンヨーコーポレーションよりビ
スコール550−Pとして入手できる分子量約4〜5.
000のワックスポリプロピレン2.5重量%、および
外部添加剤としての(樹脂ブレンドの1部ではない)エ
アロジルR972,0,6重量%とステアリン酸亜鉛0
.35重量%とを含むトナー組成物を溶融混合し次いで
機械的に摩砕することによって調製した。
上記で調製したトナー組成物3重量部を0.125%の
コーテイング量のポリメチルメタクリレート樹脂でコー
ティングしたスチールコアからなるキャリヤー粒子10
0重量部とを一緒に混合して2成分現像剤組成物を得た
。このものは、ゼロックスコーポレーション3100と
して商業的に入手できる静電複写像形成装置内で磁性ブ
ラシ現像法により用いたとき、すぐれた解像力を有し約
25.000像形成サイクルにおいて実質的に背影のな
い高品質コピーを形成した。光学装置を含む3100装
置の機械構成成分を観察しても、トナー粒子の付着ある
いは他の汚染は実質的にみられなかった。
第2の現像剤組成物を上記の手順を繰返すことによって
調製したが、キャリヤーコーティングとして、ポリメチ
ルメタクリレートの代りにスチレン、メチルメタクリレ
ートおよびビニルトリエトキシシランのターポリマーを
用いた(米国特許第3、467、634号および第3.
526.533号参照、これらの記載は参考としてすべ
て本明細古に引用する)。
実質的に同様な結果がこの現像剤組成物をゼロックスコ
ーポレーション3100装置で使用したとき得られた。
その後、原稿を9700複写装置内で形成させ、上記で
調製した第1のトナー組成物で現像した。
また、原稿を9700複写装置で形成させ上記の第2現
像剤組成物で現像した。第1のトナー組成物で現像した
約50%の像形成原稿と第2のトナー組成物で現像した
50%の像形成原稿を含むこれらの原稿をゼロックスコ
ーポレーション9500像形成装置内で25.000回
のコピー形成に用いた。
すぐれた解像力を有し、背影付着物のない現像が6ジユ
一ル/平方インチ(38,7ジユール/C−)と9ジユ
一ル/平方インチ(58,1ジユール/cj)の照射ま
たはフラッシュ定着により得られ、また暗帯域の不存在
が25.000回すべてに亘って見られた。さらにまた
、像欠陥の不存在も25.000回のコピーすべてに亘
ってみられ、原稿は実質的に摩耗ないま\であった。ま
た、像破壊も25,000回の像形成サイクルで原稿上
に存在しなかった。即ち原稿は耐摩耗性であった。
刀1殊l トナー組成物を実施例1の手順を繰返すことによって調
製したが、6重量%のカーボンブラック粒子と約71.
5重量%の上記ポリエステル樹脂を上記で示した他の成
分に加えた。実質的に同様な結果が、この現像剤組成物
によりゼロックスコーポレーション3100で像を形成
させたとき得られた。さらに詳しくは、P550ワック
スを含まない点を除いては同じ現像剤組成物による約5
〜lO回のサイクルでの欠陥に比較したとき、25.0
00回のサイクルにおいて自動原稿取扱い装置内でコピ
ー欠陥はなかった。
さらに、原稿は実質的に摩耗のないま\であり、即ち、
原稿上の像は25,000回の像形成サイクルにおいて
いかなる形でも破壊されておらず、また原稿から形成し
た25.000枚のコピーすべてにおいて暗帯域はみら
れなかった。これに対し、P550ワックスを含まない
ことを除いては同じ現像剤組成物は3100装置内で約
10回の像形成サイクル後に暗帯域を有する像を形成し
、しかもP550ワックスを含まない同じトナー組成物
で現像した原稿はその上の像が破壊され約18回の像形
成サイクル後に形成したとき原稿と一致しなかった点で
耐摩耗性であった。また、ワックスを含むトナー組成物
で現像した原稿から得られる像はP550ワックスを含
まない以外は同じ現像剤&、■成物による原稿から得ら
れた像よりも低いグロス特性を示した。
実施例1および2で示したのと同様な結果は上記した量
の同じ成分からなりキャリヤー粒子を含まない単一成分
トナー組成物によっても得られた。
本発明の他の変形は本明細書の記載から当業者にとって
容易であろう。これらの変形およびその等傷物は本発明
の範囲に属するものとする。

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その上に像を有する原稿を用意すること、この像
    は樹脂粒子、顔料粒子、低分子量ワックス成分および添
    加剤粒子とからなる組成物によって現像すること、その
    後上記原稿から像を形成すること、および現像後の上記
    原稿が耐摩耗性であることからなる像の形成方法。
  2. (2)上記原稿を静電写真像形成または複写装置中で形
    成する特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)上記原稿をこれより像を形成させる前に静電複写
    像形成装置に導入する特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
  4. (4)上記原稿が多数回の像形成サイクルに亘って耐摩
    耗性を保持している特許請求の範囲第(1)項記載の方
    法。
  5. (5)樹脂粒子がスチレンポリマーからなる特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。
  6. (6)樹脂粒子がポリエステルからなる特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。
  7. (7)顔料粒子がマグネタイトおよびカーボンブラック
    からなる群から選ばれる特許請求の範囲第(1)項記載
    の方法。
  8. (8)ワックスが約1,000〜約20,000の分子
    量を有する特許請求の範囲(1)項記載の方法。
  9. (9)ワックスがポリエチレンおよびポリプロピレンか
    らなる群より選ばれる特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
  10. (10)ワックスの分子量が約6,000以下である特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  11. (11)添加剤粒子がコロイド状シリカ、脂肪酸の金属
    塩、および金属塩よりなる群から選ばれる特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
  12. (12)現像剤組成物がさらにキャリヤー成分を含む特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  13. (13)キャリヤー成分が表面にコーティングを有する
    コアからなる特許請求の範囲(12)項記載の方法。
  14. (14)1)静電写真像形成または複写装置中で形成さ
    せた像を有する原稿を用意すること、この像をトナー樹
    脂粒子、顔料粒子、低分子量ワックスおよび添加剤粒子
    とからなる組成物で現像すること;2)続いて上記原稿
    を静電複写像形成装置に導入すること;および3)その
    後上記原稿より実質的に暗帯域のない像を形成すること
    、上記原稿が耐摩耗性を有して最初形成したまゝの像を
    多数回の像形成サイクルに亘って保持することからなる
    原稿からの改良された像形成方法。
  15. (15)上記原稿上の像を基層に照射またはフラッシュ
    定着法により永久的に定着させる特許請求の範囲第(1
    4)項記載の方法。
  16. (16)上記原稿より形成させた像を照射またはフラッ
    シュ定着法により永久的に定着させる特許請求の範囲第
    (14)項記載の方法。
  17. (17)樹脂粒子がスチレンポリマーよりなる特許請求
    の範囲第(14)項記載の方法。
  18. (18)樹脂粒子がスチレンメタクリレート、スチレン
    ブタジエンまたはポリエステルからなる特許請求の範囲
    第(14)項記載の方法。
  19. (19)顔料粒子がカーボンブラックである特許請求の
    範囲第(14)項記載の方法。
  20. (20)顔料粒子がマグネタイトである特許請求の範囲
    第(14)項記載の方法。
  21. (21)ワックスが約1,000〜約20,000の分
    子量を有する特許請求の範囲第(14)項記載の方法。
  22. (22)ワックスが分子量約6,000以下のポリエチ
    レンおよびポリプロピレンからなる群より選ばれる特許
    請求の範囲第(14)項記載の方法。
  23. (23)添加剤粒子がコロイド状シリカよりなる特許請
    求の範囲第(14)項記載の方法。
  24. (24)添加剤粒子がステアリン酸亜鉛からなる特許請
    求の範囲第(14)項記載の方法。
  25. (25)上記原稿が25,000回の像形成サイクルに
    亘って耐摩耗性を保持する特許請求の範囲第(14)項
    記載の方法。
  26. (26)上記原稿より形成させた像が25,000回の
    像形成サイクルに亘って暗帯域を含まない特許請求の範
    囲第(14)項記載の方法。
  27. (27)組成物がさらにキャリヤー粒子を含む特許請求
    の範囲第(14)項記載の方法。
  28. (28)キャリヤーコアがスチールからなる特許請求の
    範囲第(27)項記載の方法。
  29. (29)キャリヤーコアが表面にコーティングを有する
    スチールからなる特許請求の範囲第(27)項記載の方
    法。
  30. (30)コーティングがポリメチルメタクリレート、お
    よびスチレン、メチルメタクリレートおよびオルガノシ
    ランのターポリマーからなる群より選ばれる特許請求の
    範囲第(29)項記載の方法。
  31. (31)顔料が約20重量%〜約50重量%の量で存在
    するマグネタイトである特許請求の範囲第(14)項記
    載の方法。
  32. (32)樹脂粒子が約40重量%〜約80重量%の量で
    存在する特許請求の範囲第(14)項記載の方法。
  33. (33)樹脂が2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキ
    シフェニル)プロパンとフマール酸の反応より得られる
    ポリエステルである特許請求の範囲第(14)項記載の
    方法。
  34. (34)添加剤粒子が約0.2重量%〜約0.8重量%
    の量で存在するコロイド状シリカである特許請求の範囲
    第(14)項記載の方法。
  35. (35)添加剤粒子が0.1重量%〜約0.6重量%の
    量で存在する脂肪酸である特許請求の範囲第(14)項
    記載の方法。
  36. (36)添加剤粒子が約0.65重量%の量で存在する
    コロイド状シリカと約0.35重量%の存在するステア
    リン酸亜鉛である特許請求の範囲第(14)項記載の方
    法。
  37. (37)ワックス成分が約1重量%〜約10重量%の量
    で存在する特許請求の範囲第(14)項記載の方法。
  38. (38)像を光導電性部材上に形成させること、次いで
    像を現像剤組成物によって可視像にすること、その後像
    を適当な基層へ転写すること、像を基層に永久的に定着
    させること、現像剤組成物がトナー樹脂粒子、顔料粒子
    、添加剤粒子およびワックス成分よりなること、それに
    よって後で像の形成用に用いることのできる耐摩耗性原
    稿を得ることからなる現像方法。
  39. (39)現像剤組成物がさらにキャリヤー粒子を含む特
    許請求の範囲第(38)項記載の方法。
  40. (40)キャリヤー粒子が表面にコーティングを含む特
    許請求の範囲第(39)項記載の方法。
  41. (41)上記原稿上の像を照射またはフラッシュ定着法
    により基層に永久的に定着させる特許請求の範囲第(3
    8)項記載の方法。
  42. (42)原稿より形成した像を照射またはフラッシュ定
    着法により永久的に定着させる特許請求の範囲第(38
    )項記載の方法。
  43. (43)樹脂粒子がスチレンポリマーよりなる特許請求
    の範囲第(38)項記載の方法。
  44. (44)樹脂粒子がスチレンメタクリレート、スチレン
    アクリレート、スチレンブタジエンまたはポリエステル
    よりなる特許請求の範囲第(43)項記載の方法。
  45. (45)顔料粒子がカーボンブラックである特許請求の
    範囲第(38)項記載の方法。
  46. (46)顔料粒子がマグネタイトである特許請求の範囲
    第(38)項記載の方法。
  47. (47)ワックスが分子量約1,000〜約20,00
    0を有する特許請求の範囲第(38)項記載の方法。
  48. (48)ワックスが分子量約6,000以下のポリエチ
    レンおよびポリプロピレンからなる群より選ばれる特許
    請求の範囲第(38)項記載の方法。
  49. (49)添加剤粒子がコロイド状シリカ、脂肪酸の金属
    塩、および金属塩からなる群より選ばれる特許請求の範
    囲第(38)項記載の方法。
  50. (50)添加剤粒子がコロイド状シリカよりなる特許請
    求の範囲第(38)項の方法。
  51. (51)添加剤粒子がステアリン酸亜鉛からなる特許請
    求の範囲第(38)項記載の方法。
  52. (52)原稿が25,000回の像形成サイクルに亘っ
    て耐摩耗性を保持する特許請求の範囲第(38)項記載
    の方法。
  53. (53)原稿から形成された像が25,000回の像形
    成サイクルに亘って暗帯域を含まない特許請求の範囲第
    (38)項記載の方法。
  54. (54)組成物がさらにキャリヤー粒子を含む特許請求
    の範囲第(38)項記載の方法。
  55. (55)ポリエステル樹脂がジカルボン酸と次式:▲数
    式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは約2〜約12個の炭素原子を有する置換ま
    たは非置換アルキレン基、1〜約 12個の炭素原子を有するアルキリデン置換基、および
    3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキリデン基か
    ら選ばれ;R′およびR″は2〜12個の炭素原子を有
    する置換または非置換のアルキレン基、8〜12個の炭
    素原子を有するアルキレンアリーレン基、およびアリー
    レン基より選ばれ;XおよびX′は水素または1〜約4
    個の炭素原子を有するアルキル基より選ばれ;nは各々
    0から4までの数である。) を有するジオールとからなる特許請求の範囲第(14)
    項記載の方法。
  56. (56)形成させた像上に暗帯域のない特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。
  57. (57)形成させた像上に暗帯域のない特許請求の範囲
    第(38)項記載の方法。
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