JPS62242410A - 弛張発振回路 - Google Patents
弛張発振回路Info
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- JPS62242410A JPS62242410A JP61085783A JP8578386A JPS62242410A JP S62242410 A JPS62242410 A JP S62242410A JP 61085783 A JP61085783 A JP 61085783A JP 8578386 A JP8578386 A JP 8578386A JP S62242410 A JPS62242410 A JP S62242410A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 3
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- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、3角波の発振信号を出力する弛張発振回路に
関するものである。
関するものである。
従来の弛張発振回路を第5図、第6図に示す。
電圧比較器を用いた弛張発振回路としては、一般に、1
電圧比較器方式の回路と2電圧比較器方式の回路とがあ
る。第5図は1電圧比較器方式の回路を示し、第6図は
2電圧比較器方式の回路を示す。
電圧比較器方式の回路と2電圧比較器方式の回路とがあ
る。第5図は1電圧比較器方式の回路を示し、第6図は
2電圧比較器方式の回路を示す。
第5図において、Ql−Q9はトランジスタ、×1〜X
3は節点、Iaは定電流源、Ra、Rhは抵抗、CTは
充放電コンデンサ、T1は電圧■6.の電源が供給され
る電源端子、T2は接地に接続される接地端子、T3は
3角波の発振信号を外部へ出力するための出力端子であ
る。
3は節点、Iaは定電流源、Ra、Rhは抵抗、CTは
充放電コンデンサ、T1は電圧■6.の電源が供給され
る電源端子、T2は接地に接続される接地端子、T3は
3角波の発振信号を外部へ出力するための出力端子であ
る。
次にこのように構成された弛張発振回路の動作を第7図
の動作波形を用いて説明する。まず、C5、C7がオン
状態にあり、第7図(C)に示す節点X2の電位(第7
図(C1の点線は節点X1の電位を示す)が第7図(a
)に示す節点X1の電位より高い場合を考える。この状
態で充放電コンデンサCTの電荷は抵抗Rbを通って放
電されるため、節点X2の電位は時間と共に下がる。節
点X2の電位が節点x1の電位より低くなると、定電流
源1a、トランジスタQl−Q4で構成される電圧比較
器は第7図(b)に示す節点X3の電位を低レベルにす
るように働く。
の動作波形を用いて説明する。まず、C5、C7がオン
状態にあり、第7図(C)に示す節点X2の電位(第7
図(C1の点線は節点X1の電位を示す)が第7図(a
)に示す節点X1の電位より高い場合を考える。この状
態で充放電コンデンサCTの電荷は抵抗Rbを通って放
電されるため、節点X2の電位は時間と共に下がる。節
点X2の電位が節点x1の電位より低くなると、定電流
源1a、トランジスタQl−Q4で構成される電圧比較
器は第7図(b)に示す節点X3の電位を低レベルにす
るように働く。
これによりトランジスタQ5.Q7はオフし、節点Xl
の電位は上昇し、充放電コンデンサCTの放電パスはな
くなるために充放電コンデンサCTには抵抗Raからの
充電電流のみが流れる。このため、節点X2の電位は時
間と共に上昇する。
の電位は上昇し、充放電コンデンサCTの放電パスはな
くなるために充放電コンデンサCTには抵抗Raからの
充電電流のみが流れる。このため、節点X2の電位は時
間と共に上昇する。
節点X2の電位が節点XIの電位より高くなると、定電
流源Ia、Ql〜Q4で構成される電圧比較器は節点X
3の電位を高レベルにするように働く。
流源Ia、Ql〜Q4で構成される電圧比較器は節点X
3の電位を高レベルにするように働く。
これによりトランジスタQ5.Q7はオンし、節点XI
の電位は下がり、最初の状態に戻る。
の電位は下がり、最初の状態に戻る。
次に、第6図の弛張発振回路の構成について説明する。
第6図において、QIO−Q18はトランジスタ、Y1
〜Y6は節点、Ibは定電流源、Rcは抵抗である。第
6図において第5図と同一部分又は相当部分には同一符
号が付しである。
〜Y6は節点、Ibは定電流源、Rcは抵抗である。第
6図において第5図と同一部分又は相当部分には同一符
号が付しである。
次に、このように構成された弛張発振回路の動作を第8
図の動作波形を用いて説明する。まず第8図(d)に示
す節点Y2の電位(第8図(dlに示す点線L2は節点
Y1の電位、点線L3は節点Y3の電位を示す)が節点
Y1と節点Y3の電位の中間にあり、第8図(a)に示
す節点Y5の電位が低レベル、第8図(blに示す節点
Y6の電位が高レベルの状態にある場合を考える。節点
Y2の電位が節点Ylと節点Y3の電位の中間にある場
合、トランジスタQ3.Q16は共にオフの状態にある
。トランジスタQ16.Q18.抵抗Rct’構成され
る回路はRSラッチを構成しているため、トランジスタ
Q3.Q16が共にオフの場合、前の状態を維持してい
る。
図の動作波形を用いて説明する。まず第8図(d)に示
す節点Y2の電位(第8図(dlに示す点線L2は節点
Y1の電位、点線L3は節点Y3の電位を示す)が節点
Y1と節点Y3の電位の中間にあり、第8図(a)に示
す節点Y5の電位が低レベル、第8図(blに示す節点
Y6の電位が高レベルの状態にある場合を考える。節点
Y2の電位が節点Ylと節点Y3の電位の中間にある場
合、トランジスタQ3.Q16は共にオフの状態にある
。トランジスタQ16.Q18.抵抗Rct’構成され
る回路はRSラッチを構成しているため、トランジスタ
Q3.Q16が共にオフの場合、前の状態を維持してい
る。
節点Y5の電位が低レベルの時、第8図(C)に示す節
点Y4の電位も低レベルにあり、トランジスタQ5はオ
フ状態にある。この状態では充放電コンデンサCTへ抵
抗Raを通して充電電流が流れるため、節点Y2の電位
は時間と共に上昇する。
点Y4の電位も低レベルにあり、トランジスタQ5はオ
フ状態にある。この状態では充放電コンデンサCTへ抵
抗Raを通して充電電流が流れるため、節点Y2の電位
は時間と共に上昇する。
節点Y2の電位が節点Y3の電位より高(なると、定電
流源1a、トランジスタQl−Q4で構成される電圧比
較器が働き、トランジスタQ3がオンする。これにより
、節点Y5の電位が高レベル、節点Y6の電位が低レベ
ル、節点Y4の電位が高レベルとなり、トランジスタQ
5はオンする。トランジスタQ5がオンすると、充放電
コンデンサCTから抵抗Rbを通して放電電流が流れる
ため、節点Y2の電位は時間と共に下降する。節点Y2
の電位が節点Ylの電位より低くなると、定電流源1b
、トランジスタQIO〜Q15で構成される電圧比較器
が働き、トランジスタQ16がオンする。これにより、
節点Y5の電位は低レベル、節点Y6の電位は高レベル
となり、最初の状態に戻る。
流源1a、トランジスタQl−Q4で構成される電圧比
較器が働き、トランジスタQ3がオンする。これにより
、節点Y5の電位が高レベル、節点Y6の電位が低レベ
ル、節点Y4の電位が高レベルとなり、トランジスタQ
5はオンする。トランジスタQ5がオンすると、充放電
コンデンサCTから抵抗Rbを通して放電電流が流れる
ため、節点Y2の電位は時間と共に下降する。節点Y2
の電位が節点Ylの電位より低くなると、定電流源1b
、トランジスタQIO〜Q15で構成される電圧比較器
が働き、トランジスタQ16がオンする。これにより、
節点Y5の電位は低レベル、節点Y6の電位は高レベル
となり、最初の状態に戻る。
第9図は、第5図、第6図の弛張発振回路では高周波で
発振周波数精度が得られなくなることを説明するための
波形図である。発振周波数精度が得られなくなる理由は
、充放電コンデンサCTの充放電波形が電圧比較器の基
準電圧を通過してから充放電用トランジスタQ5が感応
するまでに応答遅れがあるからである。この応答遅れの
各ケースを第9図(al、 (b)に示す。第9図(a
)に示すケースは、充放電コンデンサCTの充放電波形
が電圧比較器の基準電圧を通過してから充放電用トラン
ジスタQ5が感応し始めるまでに遅延tsがある場合で
ある。この遅延は波形のオーバシュートosをもたらす
。第9図(blに示すケースは、充放電用トランジスタ
Q5は感応し始めているがオンとオフの中間状態にとど
まっている場合である。この場合、第9図(b)に示す
ように、中間状態にとどまる時間ts分のフラットネス
FNを生じる。
発振周波数精度が得られなくなることを説明するための
波形図である。発振周波数精度が得られなくなる理由は
、充放電コンデンサCTの充放電波形が電圧比較器の基
準電圧を通過してから充放電用トランジスタQ5が感応
するまでに応答遅れがあるからである。この応答遅れの
各ケースを第9図(al、 (b)に示す。第9図(a
)に示すケースは、充放電コンデンサCTの充放電波形
が電圧比較器の基準電圧を通過してから充放電用トラン
ジスタQ5が感応し始めるまでに遅延tsがある場合で
ある。この遅延は波形のオーバシュートosをもたらす
。第9図(blに示すケースは、充放電用トランジスタ
Q5は感応し始めているがオンとオフの中間状態にとど
まっている場合である。この場合、第9図(b)に示す
ように、中間状態にとどまる時間ts分のフラットネス
FNを生じる。
第5図、第6図の弛張発振回路は、信号のパスの中に横
方向PNP トランジスタを含んでいること、および充
放電用トランジスタQ5に飽和動作を行なわせているた
め、第9図(a)、 (b)に示すような応答遅れが生
じ易い。
方向PNP トランジスタを含んでいること、および充
放電用トランジスタQ5に飽和動作を行なわせているた
め、第9図(a)、 (b)に示すような応答遅れが生
じ易い。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、高周波においても発振周波数が
安定である弛張発振回路を得ることにある。
の目的とするところは、高周波においても発振周波数が
安定である弛張発振回路を得ることにある。
このような目的を達成するために本発明は、エミッタが
第1の定電流源に接続された第1のNPNトランジスタ
と、エミッタが第1のNPN トランジスタのエミッタ
に接続された第2のNPNトランジスタと、第1のNP
N トランジスタのコレクタ・電源間に接続された第1
の抵抗と、第2のNPN トランジスタのコレクタ・電
源間に接続された第2の抵抗と、ベースが第1のNPN
トランジスタのコレクタにコレクタが電源に接続された
第3のNPN トランジスタと、ベースが第2のNPN
トランジスタのコレクタにコレクタが電源に接続された
第4のNPN トランジスタと、エミッタが第2の定電
流源に接続された第5のNPN トランジスタと、エミ
ッタが第2の定電流源にコレクタが第2のNPNトラン
ジスタのベースに接続された第6のNPN トランジス
タと、第3のNPNトランジスタのエミッタ・第5のN
PN トランジスタのベース間に接続された第3の抵抗
と、第4のNPNトランジスタのエミッタ・第6のNP
Nトランジスタのベース間に接続された第4の抵抗と、
第3のNPN トランジスタのエミッタ・第5のNPN
トランジスタのコレクタ間に接続された第5の抵抗と、
第5のNPN トランジスタのコレクタ・第6のNPN
トランジスタのコレクタ間に接続された第6の抵抗と
、コレクタが第5のNPNトランジスタのベースにベー
スが第6のNPNトランジスタのベースに接続された第
7のNPNトランジスタと、コレクタとベースとが第6
のNPN トランジスタのベースに接続された第8のN
PN トランジスタと、第7のNPN トランジスタの
エミッタ・接地間に接続された第1の電圧レベルシフト
手段と、第8のNPN トランジスタのエミッタ・接地
間に接続された第2の電圧レベルシフト手段と、エミッ
タが第3の定電流源にベースが第3のNPN トランジ
スタのエミッタにコレンタが接地に接続された第1のP
NP トランジスタと、エミッタが第3の定電流源にベ
ースが第4のNPN トランジスタのエミッタにコレク
タが第1のNPN トランジスタのベースに接続された
第2のPNP トランジスタと、第2のPNP トラン
ジスタのコレクタ・接地間に接続された第4の定電流源
と、第2のPNP トランジスタのコレクタ・接地間に
接続された充放電コンデンサとを設けるようにしたもの
である。
第1の定電流源に接続された第1のNPNトランジスタ
と、エミッタが第1のNPN トランジスタのエミッタ
に接続された第2のNPNトランジスタと、第1のNP
N トランジスタのコレクタ・電源間に接続された第1
の抵抗と、第2のNPN トランジスタのコレクタ・電
源間に接続された第2の抵抗と、ベースが第1のNPN
トランジスタのコレクタにコレクタが電源に接続された
第3のNPN トランジスタと、ベースが第2のNPN
トランジスタのコレクタにコレクタが電源に接続された
第4のNPN トランジスタと、エミッタが第2の定電
流源に接続された第5のNPN トランジスタと、エミ
ッタが第2の定電流源にコレクタが第2のNPNトラン
ジスタのベースに接続された第6のNPN トランジス
タと、第3のNPNトランジスタのエミッタ・第5のN
PN トランジスタのベース間に接続された第3の抵抗
と、第4のNPNトランジスタのエミッタ・第6のNP
Nトランジスタのベース間に接続された第4の抵抗と、
第3のNPN トランジスタのエミッタ・第5のNPN
トランジスタのコレクタ間に接続された第5の抵抗と、
第5のNPN トランジスタのコレクタ・第6のNPN
トランジスタのコレクタ間に接続された第6の抵抗と
、コレクタが第5のNPNトランジスタのベースにベー
スが第6のNPNトランジスタのベースに接続された第
7のNPNトランジスタと、コレクタとベースとが第6
のNPN トランジスタのベースに接続された第8のN
PN トランジスタと、第7のNPN トランジスタの
エミッタ・接地間に接続された第1の電圧レベルシフト
手段と、第8のNPN トランジスタのエミッタ・接地
間に接続された第2の電圧レベルシフト手段と、エミッ
タが第3の定電流源にベースが第3のNPN トランジ
スタのエミッタにコレンタが接地に接続された第1のP
NP トランジスタと、エミッタが第3の定電流源にベ
ースが第4のNPN トランジスタのエミッタにコレク
タが第1のNPN トランジスタのベースに接続された
第2のPNP トランジスタと、第2のPNP トラン
ジスタのコレクタ・接地間に接続された第4の定電流源
と、第2のPNP トランジスタのコレクタ・接地間に
接続された充放電コンデンサとを設けるようにしたもの
である。
本発明においては、充放電を制御しているトランジスタ
は飽和動作を行なわない。
は飽和動作を行なわない。
本発明に係わる弛張発振回路の一実施例を第1図に示す
。第1図において、11〜I4は定電流値11〜i4の
第1〜第4の定電流源、N1〜N8は第1〜第8のNP
N トランジスタ、Plは第1の−PNP トランジス
タ、R2は充放電を制御するための第2のPNP トラ
ンジスタ、R1−R6は抵抗値r1〜r6の第1〜第6
の抵抗、R7は第1の電圧レベルシフト手段をなす抵抗
値r7の抵抗、R8は第2の電圧レベルシフト手段をな
す抵抗値r8の抵抗、CTは充放電コンデンサ、BTは
電圧■。の直流電源、T1は電圧v’ccの直流電源が
供給される電源端子、T2は接地と接続されている接地
端子、T3は3角波の発振信号が出力される出力端子、
A−Fは節点である。
。第1図において、11〜I4は定電流値11〜i4の
第1〜第4の定電流源、N1〜N8は第1〜第8のNP
N トランジスタ、Plは第1の−PNP トランジス
タ、R2は充放電を制御するための第2のPNP トラ
ンジスタ、R1−R6は抵抗値r1〜r6の第1〜第6
の抵抗、R7は第1の電圧レベルシフト手段をなす抵抗
値r7の抵抗、R8は第2の電圧レベルシフト手段をな
す抵抗値r8の抵抗、CTは充放電コンデンサ、BTは
電圧■。の直流電源、T1は電圧v’ccの直流電源が
供給される電源端子、T2は接地と接続されている接地
端子、T3は3角波の発振信号が出力される出力端子、
A−Fは節点である。
次に、このように構成された弛張発振回路の動作につい
て第4図の動作波形を用いて説明する。
て第4図の動作波形を用いて説明する。
まず、第4図(f)に示す節点Fの電位(点′41AL
4は節点Aの電位を示す)が第4図(a)に示す節点A
の電位より高い場合を考える。この時、NPN トラン
ジスタN1はオン、NPN トランジスタN2はオフ状
態にあるため、第4図中)に示す節点Bの電位をVB、
第4図(C)に示す節点Cの電位をVC1第4図(d)
に示す節点りの電位をVD、第4図(Q)に示す節点E
の電位をVEとすると、次の関係が成立する。
4は節点Aの電位を示す)が第4図(a)に示す節点A
の電位より高い場合を考える。この時、NPN トラン
ジスタN1はオン、NPN トランジスタN2はオフ状
態にあるため、第4図中)に示す節点Bの電位をVB、
第4図(C)に示す節点Cの電位をVC1第4図(d)
に示す節点りの電位をVD、第4図(Q)に示す節点E
の電位をVEとすると、次の関係が成立する。
VB<VC・・・・(1)
VD<VE・・・・(2)
したがって、NPN トランジスタN5はオフ、NPN
トランジスタN6はオン状態にある。この場合の節点A
の電位VAは次式のようになる。
トランジスタN6はオン状態にある。この場合の節点A
の電位VAは次式のようになる。
VA−V、e−r 1 ・i 1− (r5+r6)
Hi 2−Vlt3・・・・(3) ここで、V IIIはNPN トランジスタN3のベー
ス・エミッタ間電圧である。(l)式に示すようにVB
<VCであるから、PNP トランジスタpiはオン、
PNPトランジスタP2はオフであり、充放電コンデン
サCTから14の放電電流が流れ、節点Fの電位は時間
と共に下がる。節点F点の電位が節点Aの電位より低く
なると、NPNトランジスタNlはオフし始め、節点B
の電位は上昇し始め、節点Aの電位も上昇し始めるため
、さらにNPNトランジスタN1のオフの程度が大きく
なる。この正帰還現象により、NPNトランジスタN1
は完全にオフ、NPNトランジスタN’2は完全にオン
の状態に至る。
Hi 2−Vlt3・・・・(3) ここで、V IIIはNPN トランジスタN3のベー
ス・エミッタ間電圧である。(l)式に示すようにVB
<VCであるから、PNP トランジスタpiはオン、
PNPトランジスタP2はオフであり、充放電コンデン
サCTから14の放電電流が流れ、節点Fの電位は時間
と共に下がる。節点F点の電位が節点Aの電位より低く
なると、NPNトランジスタNlはオフし始め、節点B
の電位は上昇し始め、節点Aの電位も上昇し始めるため
、さらにNPNトランジスタN1のオフの程度が大きく
なる。この正帰還現象により、NPNトランジスタN1
は完全にオフ、NPNトランジスタN’2は完全にオン
の状態に至る。
NPN トランジスタN1が完全にオフ、NPNトラン
ジスタN2が完全にONの状態で、次の関係が成立して
いる。
ジスタN2が完全にONの状態で、次の関係が成立して
いる。
VB>VC・・・・(4)
VD>VE・・・・(5)
したがって、NPNトランジスタN5はオン、NPNト
ランジスタN6はオフ状態にある。この場合、節点Aの
電位VAは次式のようになる。
ランジスタN6はオフ状態にある。この場合、節点Aの
電位VAは次式のようになる。
VA=Vcc−r 5 ・i 2 Vliz・・・1
6)この場合の節点Aの電位は、(3)式の値に比べ、
rl−i 1+r6・12だけ高くなっている。
6)この場合の節点Aの電位は、(3)式の値に比べ、
rl−i 1+r6・12だけ高くなっている。
(4)式に示すようにVB>VCであるから、PNPト
ランジスタPiはオフ、PNP トランジスタP2はオ
ンである。i 3 > i 4であるとすると、充放電
コンデンサCTには13−T4の充電電流が流れ、節点
Fの電位は時間と共に上昇する。節点Fの電位が節点A
の電位より高くなると、NPNトランジスタN1はオン
し始めるため、節点Bの電位は下降し始め、節点Aの電
位も下降し始め、さらにNPNトランジスタNlのオン
の程度が大きくなる。この正帰還現象により、NPN
トランジスタNlは完全にオン、NPN トランジスタ
N2は完全にオフの状態に至り、最初の状態に戻る。
ランジスタPiはオフ、PNP トランジスタP2はオ
ンである。i 3 > i 4であるとすると、充放電
コンデンサCTには13−T4の充電電流が流れ、節点
Fの電位は時間と共に上昇する。節点Fの電位が節点A
の電位より高くなると、NPNトランジスタN1はオン
し始めるため、節点Bの電位は下降し始め、節点Aの電
位も下降し始め、さらにNPNトランジスタNlのオン
の程度が大きくなる。この正帰還現象により、NPN
トランジスタNlは完全にオン、NPN トランジスタ
N2は完全にオフの状態に至り、最初の状態に戻る。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。第
2図の回路は第1図の抵抗R7,R8をNPN トラン
ジスタN9で一体化したものであり、第1の実施例と同
様の効果を奏するものである。
2図の回路は第1図の抵抗R7,R8をNPN トラン
ジスタN9で一体化したものであり、第1の実施例と同
様の効果を奏するものである。
第3図は本発明の第3の実施例を示す回路図である。第
3図の回路は第1図の抵抗R7,R8とNPN トラン
ジスタN7.N8との配置を入れ替えたものであり、第
1の実施例と同様の効果を奏するものである。
3図の回路は第1図の抵抗R7,R8とNPN トラン
ジスタN7.N8との配置を入れ替えたものであり、第
1の実施例と同様の効果を奏するものである。
以上説明したように本発明は、第1〜第4の定電流源と
第1〜第8のNPNトランジスタと第1、第2のPNP
トランジスタと第1〜第6の抵抗と第1.第2の電圧
レベルシフト手段と充放電コンデンサとを設けることに
より、正帰還のルートにおいて第1.第2のPNP ト
ランジスタのベース入力までをすべてスピードの速いN
PNトランジスタとすることができ、充放電を制御して
いる第2のPNP トランジスタを飽和動作させる必要
がなく、ベース拡散容量の大きいPNP トランジスタ
のベースを出力インピーダンスの低いエミッタフォロワ
で制御してベース拡散容量を速く充放電できるため、従
来の回路と比べて応答遅れを極めて少なくすることがで
き、高周波でも精度のよい弛張発振回路を得ることがで
きる効果がある。
第1〜第8のNPNトランジスタと第1、第2のPNP
トランジスタと第1〜第6の抵抗と第1.第2の電圧
レベルシフト手段と充放電コンデンサとを設けることに
より、正帰還のルートにおいて第1.第2のPNP ト
ランジスタのベース入力までをすべてスピードの速いN
PNトランジスタとすることができ、充放電を制御して
いる第2のPNP トランジスタを飽和動作させる必要
がなく、ベース拡散容量の大きいPNP トランジスタ
のベースを出力インピーダンスの低いエミッタフォロワ
で制御してベース拡散容量を速く充放電できるため、従
来の回路と比べて応答遅れを極めて少なくすることがで
き、高周波でも精度のよい弛張発振回路を得ることがで
きる効果がある。
第1図は本発明に係わる弛張発振回路の一実施例を示す
回路図、第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図、
第3図は本発明の第3の実施例を示す回路図、第4図は
第1図の回路の動作を説明するための波形図、第5図、
第6図は従来の弛張発振回路を示す回路図、第7図は第
5図の回路の動作を説明するための波形図、第8図は第
6図の回路の動作を説明するための波形図、第9図は従
来の回路における発振周波数精度を説明するための波形
図である。 11〜■4・・・・定電流源、N1−N3・・・・NP
N トランジスタ、Pi、R2・・・・PNPトランジ
スタ、R1−R8・・・・抵抗、CT・・・・充放電コ
ンデンサ、BT・・・・直流電源、T1・・・・電源端
子、T2・・・・接地端子、T3・・・・出力端子、A
−F・・・・節点。
回路図、第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図、
第3図は本発明の第3の実施例を示す回路図、第4図は
第1図の回路の動作を説明するための波形図、第5図、
第6図は従来の弛張発振回路を示す回路図、第7図は第
5図の回路の動作を説明するための波形図、第8図は第
6図の回路の動作を説明するための波形図、第9図は従
来の回路における発振周波数精度を説明するための波形
図である。 11〜■4・・・・定電流源、N1−N3・・・・NP
N トランジスタ、Pi、R2・・・・PNPトランジ
スタ、R1−R8・・・・抵抗、CT・・・・充放電コ
ンデンサ、BT・・・・直流電源、T1・・・・電源端
子、T2・・・・接地端子、T3・・・・出力端子、A
−F・・・・節点。
Claims (1)
- エミッタが第1の定電流源に接続された第1のNPNト
ランジスタと、エミッタが第1のNPNトランジスタの
エミッタに接続された第2のNPNトランジスタと、第
1のNPNトランジスタのコレクタと電源との間に接続
された第1の抵抗と、第2のNPNトランジスタのコレ
クタと電源との間に接続された第2の抵抗と、ベースが
第1のNPNトランジスタのコレクタに接続されコレク
タが電源に接続された第3のNPNトランジスタと、ベ
ースが第2のNPNトランジスタのコレクタに接続され
コレクタが電源に接続された第4のNPNトランジスタ
と、エミッタが第2の定電流源に接続された第5のNP
Nトランジスタと、エミッタが第2の定電流源に接続さ
れコレクタが第2のNPNトランジスタのベースに接続
された第6のNPNトランジスタと、第3のNPNトラ
ンジスタのエミッタと第5のNPNトランジスタのベー
スとの間に接続された第3の抵抗と、第4のNPNトラ
ンジスタのエミッタと第6のNPNトランジスタのベー
スとの間に接続された第4の抵抗と、第3のNPNトラ
ンジスタのエミッタと第5のNPNトランジスタのコレ
クタとの間に接続された第5の抵抗と、第5のNPNト
ランジスタのコレクタと第6のNPNトランジスタのコ
レクタとの間に接続された第6の抵抗と、コレクタが第
5のNPNトランジスタのベースに接続されベースが第
6のNPNトランジスタのベースに接続された第7のN
PNトランジスタと、コレクタとベースとが第6のNP
Nトランジスタのベースに接続された第8のNPNトラ
ンジスタと、第7のNPNトランジスタのエミッタと接
地との間に接続された第1の電圧レベルシフト手段と、
第8のNPNトランジスタのエミッタと接地との間に接
続された第2の電圧レベルシフト手段と、エミッタが第
3の定電流源に接続されベースが第3のNPNトランジ
スタのエミッタに接続されコレクタが接地に接続された
第1のPNPトランジスタと、エミッタが第3の定電流
源に接続されベースが第4のNPNトランジスタのエミ
ッタに接続されコレクタが第1のNPNトランジスタの
ベースに接続された第2のPNPトランジスタと、第2
のPNPトランジスタのコレクタと接地との間に接続さ
れた第4の定電流源と、第2のPNPトランジスタのコ
レクタと接地との間に接続された充放電コンデンサとを
備え、第2のPNPトランジスタのコレクタから3角波
の発振信号を出力することを特徴とする弛張発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085783A JPS62242410A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 弛張発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61085783A JPS62242410A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 弛張発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62242410A true JPS62242410A (ja) | 1987-10-23 |
JPH0315369B2 JPH0315369B2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=13868480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61085783A Granted JPS62242410A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 弛張発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62242410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6791405B2 (en) * | 2002-03-28 | 2004-09-14 | Yamaha Corporation | Triangular wave generating circuit used in a Class-D amplifier |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP61085783A patent/JPS62242410A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6791405B2 (en) * | 2002-03-28 | 2004-09-14 | Yamaha Corporation | Triangular wave generating circuit used in a Class-D amplifier |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315369B2 (ja) | 1991-02-28 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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