JPS62241675A - ピンセツト - Google Patents

ピンセツト

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Publication number
JPS62241675A
JPS62241675A JP28970685A JP28970685A JPS62241675A JP S62241675 A JPS62241675 A JP S62241675A JP 28970685 A JP28970685 A JP 28970685A JP 28970685 A JP28970685 A JP 28970685A JP S62241675 A JPS62241675 A JP S62241675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tweezers
base material
clamping
tweezers according
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP28970685A
Other languages
English (en)
Inventor
潔 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Japax Research Inc
Original Assignee
Inoue Japax Research Inc
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Publication date
Application filed by Inoue Japax Research Inc filed Critical Inoue Japax Research Inc
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Publication of JPS62241675A publication Critical patent/JPS62241675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は物品を挟持するピンセットに関する。
〔従来の技術〕
従来のピンセットは第1図(a )に正面図と、その側
面図(b )とに示すように挟持する物品の材質、形状
に対応して選定した板材を、挟持する物品の形状に対応
して複雑な形状に加工した挾持部材1.2を用意する。
この挾持部材1,2は互いに勝手反対に作られており、
両者を組合せたときには同図(a ’)に示すように基
端部3を溶接やリベット止め等でgA看し、先端部が開
くように夫々勝手反対に湾曲している。図では挾持部材
1.2が先端部4に向かって一様に薄くなるように加工
しているが、実際には図示していないが、基端部3は薄
く、中程は厚くそして先端部4が再び薄くなるというよ
うに複雑な形状をしていて、指で押して開閉するに当た
って程よい弾力を有するようにし、先端部は物品を挟持
し易いように極めて念入りに工夫がなされていて、更に
焼入れ等の熱処理が施されて仕上げられているものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、ピンセットは物品を挟持して作業をするも
のであるから、その良否は直ちに作業能率に影響を及ぼ
すものである。従って多くの場合、熟練した者の手作業
によって仕上げられているから、作業能率が悪く、しか
も物品の形状と材質と、挟持圧力とからコンピュータ出
力による設計に基づく複雑な形状のものは多量に作るこ
とができないのが実情である。又、板材から荒加工をし
て焼入れ等の熱処理を施した後に仕上加工をしなければ
ならないことから、焼入れによって硬度が高くなったと
ころを仕上げるのには自ずから制限があり、先端部分に
必要な硬度を持たせたり、異なる材質のものを接合して
形成することは困難である。
又、溶接等した一対の挾持部材の先端部4はずれること
が多く、常に合致するように作るのは手間のかかる作業
であった。そして、一対の挾持部材1.2を溶着した基
端部3は狭いすま間が楔状にできるから、そこに汚物が
たまりやすく、掃除がしにくいことから不純物の混入を
嫌うものを取扱うピンヒツトを作ることは極めて困難で
あった。
本発明は前述の欠点を除いたビンセラミ−等を一筆書き
様に、しかも多数個を同時に作るピンセットを提供する
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はピンセットを作るのにワイヤカット放電加工で
、一体の母材からの共通の基端部に連なる任意の形状と
任意の厚さとを有する挾持部とを一筆書き様に連続して
加工形成するようにしたものである。その挾持部の形状
は基端部で狭い楔状のすき間を有しない丸味を持たせ、
一対の挾持部は同一の形状のものを対称的に形成する外
、一方の挾持部は厚くして動かないようにし、他方の挾
持部のみを薄くして可動状態にし物品を挟持するように
形成したり、或いは手の指の大きさ等に応じて左右異な
る形状にすることが任意にできるものである。一方母材
の方は予め熱処理を施しておくことも可能であり、物品
を挟持する先端部になるところをニッケルを主体にした
耐熱耐蝕性合金のハステロイ(商品名)、ハイス、wc
、r+ 1Re 、AノTiV、Fe Cr Co 、
又はl”eNiCr等の各合金、或いはこれ等各合金を
各々結合させた母材から複数個のピンセットを連続して
加工形成することもできる。その加工形成するにあたっ
て先ず共通の形状を有する側面部分のX方向の加工をワ
イヤカット放電加工で、まとめて加工形成し、次いで挾
持部分のY方向を夫々の形状に応じたピンセットごとに
加工形成して分離する。
その際一部を接続させておき最後に切離すか、使用時に
切離してピンセットとして用いるようにしてもよい。
しかして、このような加工方法で形成できるのはピンセ
ットに限らず、プライヤ、ハサミ、チャック、フォーク
等の食器具や医療器具等を挙げることができる。
〔作用〕
熱処理を施した母材、或いは異なる素材を組合ゼた母材
から一筆書き様に加工形成したものであるから、一対の
挾持部の形状は全く一致して加工形成することができ、
従来のようにプレス、鍛造、或いはコンタ−マシン等で
別々に加工形成した一対の挾持部を基端部で溶接等した
ときに生じる先端部がずれて合致しないというような不
良品を作ることが無(なり、しかも本発明のピンセット
は先端部に異なる素材を組合せて設けることができ、基
端部の形状も、従来溶接したときにできる楔状のすき間
を無くして丸味を持たせることができたから、この部分
を完全に掃除をし、消毒をすることができることで、汚
れがあってはならない医療器具等には極めて有利であり
、フォークのような食器具等にも用いることができる。
又、プライヤ、ハサミ、チャック等を作る場合も従来の
ように一対の挾持部を曲げ加工して組立てるようなこと
は無く、全て熱処理後の母材をワイヤカット放電加工し
たものを組合せるので極めて精度のよいものができるよ
うになった。
C実施例〕 本発明を例示した図に基づいて説明する。第2図(d 
)に鎖線で示す母材5から挾持部の1.2の側面を一筆
書ぎ様にワイヤカット放電加工機でX方向の加工をする
。その際くり央部6を設けてピンセットの軽量化と適度
の弾力性とをもたせるようにすることもできる。次に同
図(C)に示すように基端部3は丸味Rを持たせて消毒
や、掃除を容易にし、先端部4は撓まないように肉厚に
形成した空間部7を同じくワイヤカット放電加工機でY
方向の加工をする。この加工をするのには第5図のよう
にワイヤ電極21をセットし得る長さの範囲内で大きな
母材5を用意し、その母材5から複数個のピンセットを
まとめてX方向の加工をし、Y方向の加工は個々に形成
するように加工すると極めて能率的である。その際第6
図に示すように連結部8で接続しておいて最後に切離す
か、使用するときに折り取るようにするとピンセットの
整理保管が容易となる。
第5図に示すように母材5に他の素材、例えばハステロ
イ、ハイス、Wc、Ti、Re、AJTi V、 Fe
 Cr Co 、Fe Ni Cr 、等の異なる素材
9を組合せて接合したものを用いると、第3図(e )
  (r )に示すように先端部4に挾持部1.2と異
なる素材9を有するピンセットができる。
そして、この先端部4を永久磁石材、磁性材で構成して
おいて着磁することもできる。
第4図に例示したものは挾持部1は厚くすることによっ
て剛性をもたせて動かないようにし、挾持部2の方だけ
薄クシて弾力性をもたせて動くようにしたものであるか
ら、挾持部1の先端を物品にあてて動かないようにし、
挾持部2の先端部を動かして挟持することができる。又
、挾持部1,2は手の指の大きさ等に応じて左i異なる
形状に加工形成するともできる。第7図に示す挟持具は
柄10と柄11とは夫々別々に加工形成し、開閉できる
ようにビン12をカシメるのであるが、頭部13.14
が合致するように切欠15を設けることと、指環16.
11が合致するように柄10.itを、図示していない
が湾曲した構造にすることは、全て母材を前処1した後
にワイヤカット放電加工又は型彫放電加工により加工形
成したものであるから、極めて精密に仕上げることがで
きる。第8図に示す食器18はフォーク19の溝状基部
20に丸味Rをもたせて任意の形状のものを一つの母材
から加工形成することができるのであり、Y方向の加工
をする際にはワイヤ電極21の径、例えば0.2111
とすると、加工拡大代を含めた約0.21〜0.31の
間隔で密着した状態で生産することができるものである
〔発明の効果〕
本発明によると、ピンセットを一つの母材、或いは異な
る素材を組合せた一つの母材に、予め熱処理等を施して
おき、それを−筆書き様に加工形成したものであるから
基端部は丸味を持たせて掃除、消毒を完全にすることが
でき、挾持部は溶接したものと異なり完全に合致するよ
うに加工形成することができる。しかもその挟持面は放
電による梨地面を有しているから、従来のピンセットの
ように凹凸の筋目を設けないでもよく、又、凹凸の筋目
を設けることができないような形状のものであっても物
品を滑らせないで挟持することができる。このようなピ
ンセット又はピンセットに限らず、プライヤ、ハサミ、
チャック、フォーク等の製品を任意の高硬度材、耐蝕性
材、耐振性材を母材とし、この一つの母材がら±10μ
100極めて高精度で、ワイヤ電極の間隔に加工拡大代
を加えた間隔で連続して成形加工をすることができるこ
とから無駄な(生産をすることができる。更にワイヤカ
ット放電加工によるときは成形に要する型を必要としな
いから価格的にも安価に製作することができる。
尚、本発明に於ける加工形成は、加工形成部のできるだ
け多くを好ましくはワイヤカット放電加工により、そし
て必要ならば、ラム型放電加工機による放電加工によっ
て行なうことが好ましいものであるが、例えば外周部の
角取り加工や研磨を各種の機械加工や電解加工或いは化
学加工により行なったり、又先端部4の挟持面を使用目
的等に応じ筋目、七子目の他ナイフ、エツジ状にワイヤ
カット放電加工による他各種の手段により仕上げ研磨加
工すること等があること当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のピンセットの図、第2図(a )(b)
、第3図(C)(d)、第4図((1) (h )は本
発明のピンセットを例示した図、第5図、第6図は母材
を示した図、第7図は挟持具を示した図、第8図はフォ
ークを示した図である。 1.2・・・・・・・・・挾持部 3・・・・・・・・・基端部 4・・・・・・・・・先端部 5・・・・・・・・・母材 9・・・・・・・・・素材 特  許  出  願  人 株式会社井上ジャパックス研亨所、 −1′−多2 、t 61n (1)明細書の特許請求の範囲の記載を別紙の通手  
わ℃  ネ甫  正  袈」(自発)1、事件の表示 昭和60年   特許願第289.706号2、発明の
名称 ピンセット 3、補正する者 事flとの関係    特許出願人 任 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地別紙 り補正する。 (2)同第5頁第6行の「各合金、或いは」を「Tiを
母材とした場合には媒体ガスや粉末中とか、拡散固体電
極を用いて、レーザ処理とか部分放電とかその他通貨の
熱処理により炭化、窒化の処理を行ない、Ti C,T
i N等の層を表面より0.01〜0.1mm程度の深
さで得るようにする。又、或いは」と補正する。 (3)同第4頁第2行の「すま間Jを1°すき間」と補
正する。 (4)同第8頁第5行の「ピンヒツトができる。」の後
に[特にTiを母材とした場合には媒体ガスや粉末中と
か拡散固体電極を用いて、レーザ処理とか部分放電とか
、その他通貨の熱処理により炭化、窒化の処理を行ない
、Ti C,Ti N等の層を表面より0.01〜0,
11IIIIl程度の深さまで得るようにすることかで
きる。」を挿入する。 「(1)一体のffl材と、この母材から基端部とこの
基端部に連なる任意の形状と任意の厚さとからなる一対
の挾持部とを連続して加工形成するピンセット。 (2)一対の挾持部が丸みをもって基端部に連なる特許
請求の範囲第1項記載のピンセット。 (3)母材が熱処理を済ませた母材である特許請求の範
囲第1項記載のピンセット。 (4)母材が複数の素材を接合して一体とした複合材で
ある特許請求の範囲第1項記載のピンセット。 (5)加工がワイヤカット放電加工である特許請求の範
囲第1項記載のピンセット。 (6)加工するのが母材の一方のX方向は共通に加工し
、それと直角のY方向は個々に加工する特許請求の範囲
第1項記載のピンセット。 (7)母材から連続して加工するのが同一形状のものを
複数個並列してなる特許請求の範囲第1項記載のピンセ
ット。 (8)母材がTiであり硬度を必要とげる部分に炭化、
窒化処理した特許請求の範囲第1項記載のピンセット。 (9)炭化、窒化が媒体ガスや粉末中でレーザ処理をし
てなされた特許請求の範囲第8項記載のピンセット。 (10)炭化、窒化が拡散固体電極を用いて部分放電処
理をしてなされた特許請求の範囲第8項記載のビンセラ
[・。」 手  続  ネrti   正  剖l(方式)1、事
件の表示 昭和60年 特 許 願 第289,706号2、発明
の名称 ビンヒツト 3、補正する者 事件との関係    特許出願人 住 所 神奈川県横浜市緑区長)上田町字通正5289
番地1、事件の表示 昭和60年 特 許 願 第289.706号2、発明
の名称 ピンセット 3、補正をする者 事f1との関係    特許出願人 柱 所 神奈川県横浜市緑区長津田町字道正5289番
地名 称 (048)株式会社井上ジャパックス研究所
代表者 井  上     潔  ′・連絡先:電話横
浜(045) 922−3121 (代) じ4、補正
命令の日付 昭和62年4月28日 (1)明細書第11頁第3〜4行の「第2図(a )(
b)、第3図(c)(d)Jを1−第2図(C)<d 
)は本発明のピンセットを例示した図、第3図(e )
  <f )は本発明のピンセットを例示した図、」と
補正する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一体の母材と、この母材から基端部とこの基端部
    に連なる任意の形状と任意の厚さとからなる一対の挾持
    部とを連続して加工形成するピンセット。
  2. (2)一対の挾持部が丸味をもって基端部に連なる特許
    請求の範囲第1項記載のピンセット。
  3. (3)母材が熱処理を済ませた母材である特許請求の範
    囲第1項記載のピンセット。
  4. (4)母材が複数の素材を接合して一体とした複合材で
    ある特許請求の範囲第1項記載のピンセット。
  5. (5)加工がワイヤカット放電加工である特許請求の範
    囲第1項記載のピンセット。
  6. (6)加工するのが母材の一方のX方向は共通に加工し
    、それと直角のY方向は個々に加工する特許請求の範囲
    第1項記載のピンセット。
  7. (7)母材から連続して加工するのが同一形状のものを
    複数個並列してなる特許請求の範囲第1項記載のピンセ
    ット。
JP28970685A 1985-12-23 1985-12-23 ピンセツト Pending JPS62241675A (ja)

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JPS62241675A true JPS62241675A (ja) 1987-10-22

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ID=17746695

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JP (1) JPS62241675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512754A (ja) * 2002-01-09 2005-05-12 フルクラム (メディカル デバイセス) リミテッド 外科手術用具

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